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魔法科高校の劣等生は恒星級糞アニメ144

112 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で@\(^o^)/:2014/09/09(火) 02:03:40.81 ID:BK9MljOe0.net
>>111

>摩利は協会で調達した得物の三節刀――彼女の隠し武器の元になった武装デバイス――を構えた。左手に三節刀を持ち右手は左手首のCADに添えている。腰には柄の短い小刀二本と
様々な薬品のシリンダー容器を挿したベルト。身に纏うは、これまた協会で借りた女性用の戦闘スーツ。摩利の武装も万全だが、全能力を発揮する呂剛虎に果たして何処まで対抗できる
ものか――それは、摩利自身が最も良く理解していた。
>摩利の姿しか目に入っていなかった呂剛虎に、横合いからエリカが斬り掛かった。
>山津波。
>そのスピードは、さすがの呂剛虎も回避不能。いや、最初からエリカの姿が目に入っていれば回避も可能だったかもしれないが、視野狭窄に陥っていた呂には躱せなかった。
>呂は袈裟斬りに迫ってくる長大な刃に向かい合い、両腕を掲げて大蛇丸(オロチマル)を受け止めた。呂の足元で舗装された路面がめくれ上がる。山津波の威力に押し流されながら、
呂の鋼気功は圧壊の刃を受け切った。
>「せやぁ!」
>呂の背後で雄叫びが上がる。
>レオが咆哮と共に薄羽蜻蛉を振り回す。狙いは下段、呂剛虎の両足を刈り取る斬撃。
>それが正面からの真っ向振り下ろしなら、無に等しい厚みの刃を呂は視認できなかったかもしれない。しかし水平に振られたカーボンナノチューブの帯は黒い影を呂の眼に映す。
>呂の身体が宙を舞う。砲弾のような跳び蹴りがレオに襲い掛かる。レオは水平斬りを斬り上げに変化させて呂の身体を追うが、間に合わない。
>「グォッ?」
>短い声は空中の呂から発せられた。
>レオへ向かって飛ぶ軌道の途中で、真由美の魔法が呂剛虎を捉えたのだ。一発一発はわずかな重量でもそれがほぼ同時に何百と撃ち込まれれば人の身体を弾き飛ばす威力となる。呂の飛び蹴りは
狙いを外し、レオの横を通り過ぎる。着地の直後、絶好の攻撃機会。――とはならなかった。
>「甲冑(パンツァー)!」
>レオが音声入力コマンドを唱えた直後、呂の双手突きがレオの胸に突き刺さる。
>目にも止まらぬ速さで立ち上がり放たれた虎形拳。
>レオの身体が水平に飛んでバリケードの車両に激突する。
>「このっ!」
>エリカが大蛇丸を振り下ろす。
>呂は真っ向からの斬り下ろしを、今度は鮮やかに躱してみせる。

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