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魔法科高校の劣等生は自己愛性人格障害者に捧ぐメルヘンな糞アニメ100

622 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で@\(^o^)/:2014/07/10(木) 23:44:37.89 ID:YnOOHUCE0.net
>>599
桐「壬生……お前はやっぱり後ろに下がってくれないか」
壬「桐原君、あたしだって剣士よ。あたしにも真剣勝負に望む心構えくらいある」
桐「止せよ! 壬生、お前が軽々しく真剣勝負なんて口にしないでくれ!」
壬「……桐原君?」
エ「桐原先輩……なに怒ってるの?」
桐「俺は……壬生の剣を血でよごしたくないんだよ」
壬「でも……剣って元々」
桐「分かってるよ、そんなことは!」
桐「剣は人と戦うための道具。槍や弓矢と違って、最初から人を斬るために作り出された武器だ。
 だから剣を使うものがいつか人の血に塗れることを覚悟するのは間違っちゃいねえよ」
桐「でもよ、『剣道が』真剣を使う技術である必要は無いんじゃねえか?
 人斬りの技術からスポーツが生まれても良いんじゃねえか?」
桐「俺は……中学の頃、壬生の剣を見てすっげえ良いな、って思ったんだよ。
 剣を振る技術がこれ程洗練された、これ程綺麗なものになるのかってな。
 人を斬る禍々しさの無い、ただ己を高める為の技術としての剣術……いや、剣道か。俺には真似のできない、綺麗な剣。
 俺はあん時、コイツの剣はこのまま綺麗であって欲しい、綺麗なままで高みに上って欲しいって思ったんだ。
 だから……ああ、クソッ、上手く言えねえな!」
エ「分かるよ、先輩。
 新入部員勧誘演舞でさーやの剣は『正しい』方向に進歩していたけど、桐原先輩はそう思わなかったんだね。
 剣のあり方としては正しいけど、『剣道としては』間違っている。
 ――あたしは先輩以上に人を斬る剣しか知らないから、そんな風には思えなかったけど」
壬「エリちゃん……」
エ「でも先輩、決めるのはさーやだよ。確かに実戦は一緒に稽古するのとは訳が違う。
 桐原先輩がさーやの手を、剣を、血で汚したくないと願うのもきっと間違ってない。
 だけど、さーやが好きな人だけに危ない思いをさせたくない、好きな人と一緒に戦いたいって思うのも、同じくらい間違いじゃないんだよ」

 紗耶香も桐原も顔を赤くしている。


実戦を前にして、高周波先輩も色々と気遣ってるみたいですね(棒)

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