魔法科高校の劣等生は番組表でﾆｭｰｽﾊﾞｰﾄﾞに負けた糞ｱﾆﾒ95

書き起こしてみた

――達也というキャラクターはどのようにして生みだされたのですか？
　魔法科高校のキャラクターにモデルとなった人物やキャラクターはいません。むしろ自分の知っているヒーローやヒロインとはなるべく別のキャラクターとして造形しようと考えていました。
もっとも、それが完全に成功しているとは思いません。全くの新しいキャラクターというのはおそらく不可能で、意識しないところで何かしら影響を受けている部分があると思います。
　それを踏まえた上で、「司波達也」は「魔法」「高校」「劣等生」というキーワードと、「非凡なヒーロー」「波乱の日常」というコンセプトから生み出したキャラクターです。
達也というキャラクターが出来上がって、どんなエピソードをどう進めていくかが決まりました。ですから彼は「魔法科高校の劣等生」という物語を創り出す基礎であり、
「魔法科高校の劣等生」があって達也がいるのではなく、達也がいて「魔法科高校の劣等生」が生まれたと言えるでしょう

――魔法や戦闘に関すること以外で、達也が好きなものと苦手なものは何でしょうか？
　魔法に限らず技術書を読むのが好きです。学課も魔法学以外では数学と自然科学系各教科を得意としています。身体を動かすのも好きで、団体競技よりも一人で取り組む種目を好みます。
　苦手な科目はありませんが、子供の頃は読書感想文が唯一の弱点でした。他の子供たちと同じように考えることができなかった為です。
　小さな子供は今でも苦手にしています。理屈が通じないからです。