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極黒のブリュンヒルデ 19

409 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で@\(^o^)/:2014/05/21(水) 22:49:11.63 ID:BWFSvnRZ0.net
>>378
分子量の小さいな化合物なら結晶の形や光を透過する屈折率の違いで
なんとなく物質を特定できる。
合成も比較的楽にできる。

作中で時間がかかるといっていたのは、分子構造って言うのは実際、
形を見ることができないからすべて検証実験をしていかなきゃいけない。
これがとにかく手間がかかる。

この薬の成分が何かわからない→成分を調べる→合成法を考える→本当に目的のものが合成できたか調べる→完成

こう書くと簡単だけど、実際矢印の部分にありえないほど手間がかかってる。
莫大な実験を繰り返し、ABCという成分であることをつきとめる。。
やはり莫大な実験を繰り返し、その成分の原料がAとBとCであることを突き止める。
AとBとCを混ぜれば完成しそうなものだが、実際はここからが大変。
運よく1段階で合成できたとしても、合成した試薬には
AAA AAB AAC ABB ACC ABA ACA ABC ACB 
BBB BBA BBC BAA BCC BAB BCB BAC BCA
CCC CCA CCB CAA CBB CAC CBC CAB CBA
のいずれか、あるいは全部が混ざってる。
ここから目的のABCを精製、あるいは単一に合成する方法を見つけなければならない。
これはすべて、目で見て判断できないので同定するには検証実験するしかない。
ちなみに検証実験の結果を照らし合わせるデータも自分で作成しなければならない。
もちろん実験よって。

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