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魔法科高校の劣等生 36
- 624 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で@\(^o^)/:2014/05/20(火) 00:51:11.30 ID:Kskx82ry0.net
- 「おっと、お呼びが掛かったか。 じゃあ、行ってくる」
「あ、はい、お気をつけて」
──見送りの言葉は、美月のみ。 残る二人に、その余裕は無かった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
──途中で深雪と合流し、放送室へと向かう。しかし、その足取りは、それほど速いものではなかった。
「これは、ブランシュの仕業でしょうか?」
「団体は特定できないが、その手の輩の仕業には違いないだろうね」
──悪い予想が的中した割には、達也の表情には何処と無く安堵感が漂っている。
「いや、あの間抜けな放送をしたヤツが、知り合いじゃなくて良かったな、と」
──視線の問い掛けを感じて、言い訳するように達也は答えた。
「壬生先輩、でしたよね?」
「ああ。あんな放送をしたヤツと知り合いだなんて思われるのは恥ずかしすぎるからな」
「確かに、スリー・ハーブズという名称は滑稽ですが、要求自体は結構真面目なようですよ」
「バカをやっているという自覚無しに、真面目にバカをやるヤツの方が救い難い……っと」
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