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漢方薬(メンタルヘルス板用)Part2
- 425 :優しい名無しさん:2021/11/29(月) 09:03:38.92 ID:3CW0i5XI.net
- >>424
図3 フレイルに対する漢方併用療法
フレイルは多彩な症状を有する心身のシンドロームである。
人参養栄湯を基剤としながら、その効果の増強を図る場合、抑肝散・抑肝散加陳皮半夏(認知周辺症状)、半夏厚朴湯(誤嚥症状)、
八味(地黄)丸・牛車腎気丸(泌尿生殖器症状や痛み)を重ね合わせることになる。
消化器症状を有する例には、抑肝散より抑肝散加陳皮半夏が望ましい。補腎剤は、がんの緩和医療にも汎用されてきたが、消化器症状の発現に注意する必要がある。
長期投与の場合は、附子の量の少ない八味丸を少量用いるのが無難であろう。
フレイルの発症には、食欲不振が引き金になることも多い。人参養栄湯などを用いる場合、服薬アドヒアランスの観点からは分2製剤が望ましい。
経管栄養としては細粒剤が適応である。軽度体重減少のみられた認知障害・要介護例において、人参養栄湯の眠前半量投与により、体重やサルコペニアの改善を認めた報告もある14)。
フレイルと人参養栄湯─健康長寿に向けて | 新潟市医師会
https://www.niigatashi-ishikai.or.jp/newsletter/academic/201909273089.html
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