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--ウンチ統一スレッド-- U

1 :Now_loading...774KB:2014/03/12(水) 02:58:40.01 ID:HLIxCqLt.net
            >>1
             ↓                _人
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 L_ `ー / /   /           \_―― ̄ ̄::::::::::\
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  し'  し'                \__::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ



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   し'   し' と∨ ̄∨       \__::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ

340 :Now_loading...774KB:2014/11/26(水) 08:22:03.38 ID:34O4pb2Y.net
・ハニモフのスイーツショップ

Flashも含めハニモフの可愛さは異常です。あの、モフモフ+蜜蜂のデザインの組み合わせが、相性良すぎて。
余談ですが、マリオギャラクシーの蜂マリオのオッサンマリオ+蜜蜂は、あれ……
嬉しかったのがモブの中のモブなんですが、ワンコが出ている? ってのが、そのさりげなさも含めツボです。


お菓子のレシピが載ってます。これってお母さん用? 子供がねだって、あら大変、みたいなのが浮かびました。
こう言うのって、ちぃさん本人が作ったり、考えたりするのかな。どことなくいやー、これは、とか、そういう不純なものが浮かぶのですが。


・スペシャルゼリーを作る

で、これでゼラチンゼリーが漫画の題材になるんですが。ここでほっと一息です、よね?
子供に「ゼリー食べたい」ってねだられても、手抜きで市販の元を使えば、楽に一緒に作ってあげれる。

今回は凄くほんわかで、とでもカラフルです。
私の知っていた少年漫画だと、背景は省略して白や単色って行きそうなところをカラフルな効果を入れていて。
そういうのが1巻から、どんどん増えていく。時系列的に著書を追っていけば、そういう変化も楽しめるんじゃないかな。
ゼリーも微笑ましいトッピングが加わっていて。
そして何といっても、丸々1ページを1コマに費やしたオチのコマです。メルヘンで素敵ですよ。


・母の日のプレゼント

みんな、とてもいいこちゃんです。
ここら辺をあざとくなく、自然体で伝えれるってのは、ほんと凄い。
ただ、母その人は、今回は出ないんですが、あのパーマ姿って如何にも昭和な母親ってイメージなんです。
わかりやすさを取ったとも言えそうなんですが、お母さんにもオシャレをさせてもとか思いました。

341 :Now_loading...774KB:2014/11/26(水) 08:23:09.35 ID:34O4pb2Y.net
こっから、白黒へ。


・モフにまかせても!

食べ物を巡る争いの解決。
これ単体はどうってこともない4コマに見えそうで、後の神エピソードの前振りとして、注目したい一作です。
バックのトーンのような模様のようなもので、さり気なく心象、空間に流れる心の動きを描いていて、それにも唸ります。
ああ、カラーで(略


・モフ、大人になるも?

これは異星人のモフのエピソードに見えて、凄く私にもコクりとしてしまう物があって。
「まだまだ子供でいたい」
子供だった私はその時の父母の年齢なんてまだまだ遠く、いつか来るものだと予感されながら、でも子供でい続けたい。
けれど否応なく身体が成長して、迫られるのも切実で。
まー、でも、大人もさいこーっすよね! さいこー!(バックコーラス さいこー!)

342 :Now_loading...774KB:2014/11/26(水) 08:25:07.67 ID:34O4pb2Y.net
・こっから海と祭りと、夏のエピソード4編

何てことない話のようで、ノスタルジーが凄いっす。
なんだろね、子供の頃の夏って夏休みで、退屈なようでキラキラして。
ノスタルジー狙ってみました演出がない分、子供そのものを純に追っている分、より自然に迫って来るんです。
オチの双子さんのセリフは、もう愛に満ち満ちていて。こういう言葉って心の底からあったかくなり。

*すっごい蛇足
ただ、ちょっと残酷とも取れる、なんだろう子供っぽい無邪気さ、みたいな。
あの、これはとても穿った見方で、ホラーギャグ的に、流して頂ければ。

夏祭りの輪投げの景品で
1等 1万円
双子にとって1等よりも大切なもの ぬいぐるみ ⇒ これはGET出来て、次のエピソードでメインの題となります
2等 金魚

で、金魚を当てて「食べ物じゃないもー」ってモフやブラモフたちが凄くがっかりしてて。
ふりかえれば1万円の賞金も、モフたちにとっては沢山の食べ物を買えるものだって認識されてるんです。
花(命)より団子(×餌 ○ご馳走)。ちょっと金魚さん、悲しいですよね。でも、それって凄く「子供らしい」感覚だなとも思うんです。


更に次のエピソードで、その景品の非生物なぬいぐるみとモフが決闘を行うわけですよ。これは正にアイデンティティーを賭けた死闘です。
更に更にそれを巡ってモフたちの大好きな食べ物というのがどん! とここでやって来るんです。凄まじいストーリーテリングですよね。
で、だからこそ、ほんとうにその後の展開とオチに救いがあって、心地いいと、素晴らしいと、きっとちぃさんの思惑とは大きく外れ、私は感慨を覚えました。
ほんと、あんまり関係ないのに、ツッコンじゃってます。そんな気にする箇所じゃないし、それまで私自身ふつーに良いエピソードだと流してましたし。

343 :Now_loading...774KB:2014/11/26(水) 08:26:09.11 ID:34O4pb2Y.net
・モフモフお月見パーティ

しみじみと好きです。


・オシャレの秋だも

木の実をアクセサリーに。子供の頃、松ボックリの首飾りとか、微妙に思い出せそうな遠い記憶。
こういうのを揺り動かせるのだから、デザイナーと言っても子供と接しているそういうバックボーンを感じるような。
そういうのは妄想なんですけど、ただものじゃないってのは、ほんと感じます。


・サンタさんに会いたい

モフモフ目覚まし時計は、ふつーにグッズ展開出来ると思います。
こういうのがあると、寒い冬に起きた時の、気力とかひと押しとかに為ってくれる、素敵アイテム。


・ワクワクおとしだま

これは言葉遊びで。
言語獲得の際に発生する、言い間違い、聞き間違い。恥ずかしくもありながら、そこから生まれる笑いとファンタジー。
ただ、このジャンルには先駆者が結構います。
ギャグマンガで言えば、クレヨンしんちゃんは壮絶。「おまたげない」⇒「おとなげないだろ、それに父ちゃんののおまたはな」 「おかえり」⇒「ただいまでしょ」
あと、言葉との相性で言えば、文字だけの小説でも、北村薫「月の砂漠をさばさばと」の(聞きまちがい)や(ダオベロマン)など。
それでやはりそう言うユーモアの塊みたいなものと比べると、そのインパクトは一つ及ばないかもです。これは私の好みからなんですが。


・きものではつもうで
微妙にキモく。この感じ、8頭身モナーに近いものがあるかも。
それだけ本作でのノーマルな頭身っぽい2等身辺りが、凄く自然で手馴れているからなのかな。
私、こういうのサッパリなんですが、思いました。

344 :Now_loading...774KB:2014/11/26(水) 08:27:37.26 ID:34O4pb2Y.net
・大好きおなべだも

これがBest of Best。
究極であって至高である鍋です。
恐らく「美味しんぼ」でも海原雄山とシロウがあれこれやっても、この料理には及ばないんじゃないかな。
この展開は、物凄く好きですし、パワーを感じます。
わずか2P、7コマ。
しかし、だからこそ。

ネタ自体は、ありふれてるかも。他の創作物や実体験でも、似たような話はあるだろうし。
でも、だからと言って、このエピソードの煌きがくすむ、衰えるって訳じゃないです。
これは1万円でこの本を買って、82、83ページだけ切り抜いて、余った95ページを燃やして、いやいやお釣りの9000円も燃やして、それでも足りないくらい。
そんなバリュー。
だからこそカラーで見たかったし、欲を言えば尺を足してパパとママにも登場して欲しかった。


・大食い大会でしょうぶ

今回、モブで男の子が出てきます。
なんだそれ? って思われるかもしれませんが、あの、私が読む限り、これまでの2冊を通して、初めて少年が出てきたんです。
男と言うと、モフ星人を除くと、出てこない、出てこない。父親だって、ニコマだけ? モフパパはけっこー出てくるんですが。
何でしょうね。身近な異性を避けている、ここまで出てこないと全く視野に入ってないのか、意図的なものなのか。極端なものを感じます。
少女漫画だと恋が中心だったり、っていうイメージを私は勝手に持ってるんですが、それとは正反対。
その分、私には合うし、このままで良いと思うし、何か人間同士の恋愛を描いたとき、このもふもふワールドは壊れてしまう、そんな予感がします。
ほんと、根拠は無いんですが。


・おわかれはさみしい

ベタでベターって感じ? この世界に結末らしい結末は不要なのかも。
安心して読了。物足りない? 私は満足ですよ。

345 :○もっふりモフ☆モフ まんが&クイズ (ぷっちぐみベスト!!):2014/11/26(水) 20:37:31.54 ID:34O4pb2Y.net
●もっふりモフ☆モフ まんが&クイズ (ぷっちぐみベスト!!) 2014/07/23

全体の感じ。
発売がつい数ヶ月前なので、とてもピチピチで。何だろう、熱がこもっているような凄いパワーがあります。
キャラは双子さんからマロンさんへとバトンタッチ。モフらも再メンテナンスされて、新編成。準ヒロインのミミちゃんが補佐。

キャラや設定よりも、表現が物凄く楽しい方向に進化していて。
等身がちょっと上がったかな。ちょっとですが。より動きが出ている気がします。(ここ、ほんと、よくわからんで、当てずっぽうで書いてます)

ストーリーは何時ものモフモフ印。
「ヘアスタイル オッケー! スマイルもばっちりで〜す♪ 今日もキュートなスイーツいっぱい作っちゃいますわ☆」
ですね。


オールカラー
ここにオールカラーへ復帰! というかこれを白黒にさせるなんて有り得ない。そうしたら編集者と出版社は、無能って言い切ってもいい。
(ほんと、前の本はどうしてああなったのかなー)
試しにゆっくりとパラパラするだけで色鮮やかに紙が舞います。
色のぬり方が変わったというか、以前はつるつるっとした部分が強くあったんだと、そこら辺が暖かくふわふわ? モフモフしてるんす。
1ページ1ページが鮮やかなパッチワークのような可愛らしさ。
余りにカラフルなのと、照れてしまうジャンルなので、最初の方はううううな抵抗があったんだけど、いつの間にかうううと感嘆が漏れてしまう。

346 :Now_loading...774KB:2014/11/26(水) 20:38:39.73 ID:34O4pb2Y.net
キャラ
人間サイドは幼児が中心で、パティシエのマロンさんとどうぶつ好きのミミさん(主に猫耳フード着用)なので、凄くキャラがわかりやすい。
結局どっちがどっちだか双子の時はわからなかったんだけど、それが新シリーズならとてもくっきりしてます。
ブラモフがちょっとヘタレっぽくなったのが唯一の不満。

ということで表現面では、シリーズで一番のオススメです。
圧倒する程のデジタルマンガの爆誕! です。

設定の伝え方も上手いです。
私はモフの設定に共感して、次いでマロンの設定を目にして、あー、自分は消費者なんだと実感。
パティシェが中心なんでお菓子の出現が必然的に多くなり、モフも物を食べてその形に変身する能力が付与。
って、これって。
星のカービィっすよね。個人的に思い入れのあるゲームだったけど、カービィ好きならハマりそうなマンガです。

347 :Now_loading...774KB:2014/11/26(水) 20:39:57.39 ID:34O4pb2Y.net
ところで、
こう、人生で体験してきたもので、でも創作物として表現するのが難しいものってあると思います。
その最たるものが、子供の時、初めてコーラーやソーダ、炭酸飲料を飲んだ時の、あの、刺激的な体験。
これを記憶も感性も新しいお子さんたちに伝える、ってどうします?
しゅわー、しゅわしゅわの擬音とか、劇画調の顔とか、「爽快!」なキャッチコピーとか。なかなかありきたりから抜け出せない。

私の場合。
この漫画の13ページを見ろ! って言います。卑怯ですか?
背景の水玉とか、色の染め方とか、デフォルメとか、さりげなくも、すげーっていう豊かな表現。ここは必見。


おまけはお得感が嬉しいです。
迷路とか絶妙な難易度で、あとファンタジー版ウォーリーをさがせ、みたいなのが3個くらいあって、これは賑やかで絵だけでも楽しい。

348 :Now_loading...774KB:2014/11/26(水) 20:42:32.06 ID:34O4pb2Y.net
ベストエピソードを選ぶとしたら、「マーメードだも」と「くらいも! こわいも! カワイイも!」の二つです。
マーメイドだもは物凄いメルヘンオーラが漂うおはなしと絵。
こわいも! はホラーのような怖いぞ怖いぞと高揚させて、ギャグで内股すかしが凄く好き。シリーズで一番笑いました。

お菓子の家。
大雑把にあまーいとするより、一つ一つ小道具を作りこんで、その上でクイズに盛り込むことで自然と楽しませる。
ミニチュア的にスイーツを構築してます。
これは発想の柔軟性を感じますし、天才パティシエって言われるのも納得な凄みを感じます。
双子さんは何処にでもいる毎日を自然と生きているのだけど、それはそれで魅力的なんですが、
まろんさんは頑張っていて、ファイトーって背中を叩きたくなり。

マロン、栗というのは愛着を感じられて、作者さんは焼き芋が好きなようで、栗も分に漏れないんでしょうか。
私もモンブラン、食べたくなっちゃいました。

お菓子だけじゃなく、食べ物も素敵でした。
オシャレにイメチェン、なんてさり気なくも、食べたくなる料理が目を楽しませてくれます。
食欲、という点で凄くパワーを感じられ、それはやっぱり私の心に触れて、それは子供からの大切な部分な気がするんです。
いや、強欲っていうのを、取り繕ってるだけかもしれませんが。夢見させてくださいよ、私!

39P、ちょっとモフモフが熱血気味な表情で。珍しと思ったんですが、たぶんわざと崩してるんでしょう。自信とか冒険心とか感じるカットでした。

モフのおまじないダンスで、二重跳びするの、表現がとてもビシッと決まっていて、どこか愛嬌のある頑張り顔が素敵でした。

ちょっと危ういのが、もふもふがお尻ダンスをして、ソフトクリームに繋げるエピソード。
あれですね、こんなスレタイのところで言う話じゃないですね。

おケツネタはうん、あのお尻ダンスなら、あれ連想しますよね、ゴールデンのテレビで何十と流され、億単位の大ヒット映画にも出てきて、、
みなを笑わせ、最後には涙までさせちゃう国民的お尻ダンス!
そう、か、き、く……ら、り、る、れ……そう! クレしんのケツだけ星人。

349 :Now_loading...774KB:2014/11/26(水) 20:43:24.24 ID:34O4pb2Y.net
バナナを取り合って喧嘩とか、誰も悪くないような良くないような、それでいて身近なこういうチョイスいいなー。
あと、サプライズパーティは、すごく楽しそうでした。読んでる私も、おー、びっくり会か、みんな楽しそうだなって。
隠しているってことをオープンにしていて、わかりずらいですね、でもこう言う秘密めいた視点って、そういうのニヤニヤします。
一方、こっちは秘密の暗黒武闘会で、ガナゲ。その憧れが伝わって頂ければ。

350 :Now_loading...774KB:2014/11/26(水) 20:44:43.24 ID:34O4pb2Y.net
パティシエになりたい、動物を沢山飼いたい、的なストレートな子供の願いっぽいのを、そのまま創作物で叶えていて。
エピソードでもお菓子の家、お化粧とか、親がいない買い物やランチとかも、そうなのかな。

あと、少し。
女子会、スイーツって言葉が出てきたのが驚きでした。
意外に新しい言葉ですよね?
それで何かマスコミとかが流行らせた、2chとかではスイーツ(藁 女子会(wとか痛いって感じで扱われたりして、
私もちゃねらーなので知らぬ間にそう思っていました。
で、こういうのネラーでもなく、若い女子校生でもOLでもない子供たちにも通じるのかな? とかあったんですが。
あの、いや、むしろこういう本で扱われることで、残っていくのかなとか。

振り返ると、「パティシエ」なんてモットモなもので。
私が子供の頃は「ケーキ屋さん」だったんです。
あー、メインに使われるくらい普及したんだー。
「ティラミス」はどうだろ? 「ナタデココ」は消えるかと思ったら、意外に頑張ってて。「生キャラメル」は、うん。
じゃ、「スイーツ」って言葉は? 何かこの本を読んでたら、自然と好感を持てる言葉になりました。

351 :Now_loading...774KB:2014/11/26(水) 20:46:11.09 ID:34O4pb2Y.net
まとまらずモヤモヤ。

この言葉って私は大事に思ってて。
しょせん漫画だよ? って言うかもしれませんが。
子供にとっては児童小説よりも先にふれるのがもはや漫画の時代、これもかなり現代的な現象、
だからブームをこう先の先まで知る、感性を鋭く鋭く、こういうのは原宿に行くよりも、2chの速報系に張り付くよりも。
ファッション的だったり、デザインだったり、ここは私は詳しくないんですが、何かクッキンアイドルとかよりもニューなのかなとか。
そう言う風にマーケティングのため、時代の先を読むんだ、とか、そう言う理由をつけて、買わせようとか、やっぱ厳しい?

グダグダになりつつ、もふもふ特集、了です。
こういうの凄く、一作に没入できて、色んな作品を連想できて楽しみがぽんぽんと出てきて、頭の中がいっぱいになる、幸せな時間でした。
ただ、やっぱりこういう作風は気軽に休日の午後におやつを食べながら、のほほんと読むのが合うと思います。
そのように楽しもうと思います。というかウンチするためにものを食べ続ける人生って我ながら、どうかと、ですし。
その意味で、この特集は大失敗。なんとかいーほうこうにあってほしいのですが。どうです、私?

それで今回ふれていない本があって、ポチリました。中古でお菓子一個くらいのお値段でした。お得お得。
新刊が出たら予約しちゃうかも。どうなんだろ。

ということで汚されていない、汚れていない、汚れない新天地へ行きたい方は、この本をどうぞ。全く読まないでオススメするって最低ですね、ほんと最低。

もっふりモフ☆モフ (ぷぷぷBOOKS)2012/8

352 :Now_loading...774KB:2014/12/03(水) 12:10:02.15 ID:DQ+1eacY.net
零刻
ttp://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/4039/zero.htm

当時の感想
今までに体験した事の無いシステムだった筈なのに、驚くほど操作がし易いのにびっくりしました。
主にマウスとボタン一つで賄えてしまう辺り、ゲームに慣れてない人でもプレイできる敷居の低さを備えていそうです。

高得点を貰える大型の敵に止めを刺すロックオンが成立するまでに、どれだけ連携を重ねられるかがミソの様で、
やり込みの要素も持っている感じです。



シューティングゲームです。
私、シューターじゃないけど、素人だからこそ、やっぱすごいと思います。
発表は古く、10年以上も前。当時も新しいと思ったんですが、今でも古びていない。

シンプルなグラフィックは、容量の限界もあったのでしょうが、大人びていて味があります。

―横糸

やはり、ロックオンシステムが素敵。
敵の配置を覚え、加えて敵の体力にも検討を付け、そういうのが進むとスコアの上昇が楽しいカーブを描きます。
私は反射神経が鈍いのですが、「覚える」ことで対処できる部分があるようで、それで何とか一番右のルートを超えることができました。
一夜漬けの勢いではまっていた発表当時は、まんなかのボスまで行けたかな? 手軽にできて、でも上達する面白味のある深さもあって。
あっ、そうです、今でも当時のプレイ感覚を覚えているっていうのが、このゲームのユニークさを物語っているようにも思います。

それでふつーのシューティングだと、敵に弾を当てる、敵の弾を回避する、の二つの要素から成り立っていると思います。
でも、このゲームだと、ロックオン爆破のみで、すいすい進むんです。
だからテンポもいいし、慣れる速度も速いし、とっつきがいい。ここは本当に凄い。
あの、つまり、敵を攻撃するっていうのがロックオンなら、敵の体当たりや敵弾を打ち落とすのもロックオン。
操作がシンプルでお手軽なんです。

353 :Now_loading...774KB:2014/12/03(水) 12:11:36.98 ID:DQ+1eacY.net
|縦糸

あと、ルート分岐システムは良です。
得点でステージやボスが変わるんですが、それによってハイスコアを目標とする流れを上手に演出しています。
上級者は高難度ステージに行きつつ、初心者でも何とか一応のクリアまで行ける幅のある楽しみ方。
その間の中級者も、たぶん私は中級の底辺だと思ってるんですが、十分に楽しめる。これが嬉しい。
一撃死じゃなくて、体力ゲージなのも、私好みでした。

あと、クリア後のランキングと、称号がすごく嬉しいです。「クリアおめでとう!」って言われてるようで。嬉しい。漢字2字に夢を見ます。

196362 転身
280178 霞光

私はこんな感じでした。


シンプルさ・単純化と、ユニークさ・新鮮さが上手いことマッチしていて。それに音楽、グラフィックが雰囲気を出していて。うん。

354 :Now_loading...774KB:2014/12/05(金) 19:18:35.70 ID:S5qrtlei.net
黄色い桜を探して
ttp://serenite.s53.xrea.com/flash/2004RW/yellowcherry.html

当時の感想&やり取り

睡眠前まで、脳にこびりついて離れない作品だった。やばー。

ぶつっと始まって、ぶつっと終るのね。
老人が突然デート(?)に誘った理由、あんなに積極的だったのにそっちから来れなくなった理由。
それらが結局わからずじまい。
女性が黄色い桜を探していた理由も曖昧気味。
なのに、それが何か凄くいい。なんとなくでも、凄くいい。
まるで女性が桜や老人へと何気なくも惹かれたかの様な、そんな後味が読後感に。
そういうのを上手く言葉に表せなくて、もどかしい。
どうも、好きみたいだ。この作品。うへー。
(みどりの日は新宿御苑は記念行事があって無料開放するのかー。さりげ無くも細かいとこ調べてるなー。)

読ませ方も、何かいい。
身辺説明付きのランチタイムのたわいの無い感じに、
一人っきりでの考え事の無防備っぷりが、殊更いじらしく思えたり。
黒基調に、キャラ絵と挿絵風の写真で見せるのも、文で勝負している感じで心強く思えた。

実在の地名、写真と、現実っぽさが濃い舞台には、まだAAは熟してないのかも。
それと最初の公園の桜のシメは、女性の方の台詞が入るのでは?
敢えてずらしたのだろうか。

75 : Now_loading...774KB[sage] 投稿日:05/01/06 15:09:23 ID:GfsnJRg2
黄色い桜をさがしては自分も妙に心に残った。

背景の説明の不足が、彼女と老人の関係の曖昧さが、
そのままリアリティーになっていて。なんだか沁みた。
こんな心の交流も、あるかもしれない。いいかもしれない。と

355 :Now_loading...774KB:2014/12/05(金) 19:19:53.79 ID:S5qrtlei.net
>>75
リアリティあるよねー。しみじみとしてしまう。桜とか、もっとちゃんと見たくなった。
そんで見返して、頭ん中で発酵させたら変になった。これは妄想に入りすぎてんなー。臭い。

黄色い桜を探して
女性が、その交流を、「どのように捉えようとしたのか」が肝なのかな、と思った。

文中では、女性は老人との会合を「毎日のコリからの気晴らし」「日常からの逃避」「口実」と考え、認知しようとしてる。
反面、読者側からは、それをそれ以上の物として女性が感覚的に受け止めているのが、垣間見える。
会話自体の朗らかな雰囲気や、音楽による心情の演出やら、一場面がやけに記憶に残るやら。
当人が思っていた以上に、その時間がずっと大きな存在に育とうとしている痕跡が、ふと見えたりする。
例えば、食べ物。
考え事をしながら胃に食物を惰性で流し込んでる感じの同僚との食事と、
ざる豆腐を追加する様な何の気なく箸の進む老人との食事って、
中身は似た様な愚痴話や世間話だったとしても、決定的に何かが違うと思った。

なんつーか、文章全体からは、女性の思考と感情の間に、誤差や矛盾が生まれているのを感じる。
でも、語り手の本人はそれに気付かぬまま、反対にそれを閉じこめる様に文を進めていく。
そこが何処かアンバランスで、とても自然に思えて、人間臭く思う。

こうした思考と感情のラグが、桜が連れたささいな偶然によって、最後に寄り添いあう。
誇張や強調によって晒されず、作品内でも二人の関係に不思議な魅力を与えた「秘密」のままに。
その魅力もまた、読後感の内に共感させられる。
だから、好きなんだ。多分。うへ〜。むしろ好きの言い訳みたい。




……
色々考えてたんですね。私。当時の感受性が羨ましい。老化している、劣化しているよ私。

356 :Now_loading...774KB:2014/12/05(金) 19:21:52.53 ID:S5qrtlei.net
この作品は転部が異常なまでに鮮やかで。
崩しが入るんですが、それは「崩した」のか「崩れてしまったのか」、そういう作者の意図はともかく、私はすんごく驚きました。

二人がもう会えない。それも老人の方から別れてしまう。
余りにも意外じゃないですか。
私は計算とか推理とかをしながら見るクセがあって、それは意識しなくても多くの方はそうだとは思うのですが。
あの、待ち合わせ場所に来る、この物語はOLさんと老人の癒し系ストーリーとしてほのぼのと続くのだなと、まるで疑ってませんでした。
なのに、何故かモノ悲しい音楽、早く来すぎたから、うんその通りだよ、と思いつつ、うおーっと。

これが凄いと思うのは、別れる伏線をこれみよがしに入れていない点。
たとえば二人との交流の不協和音や嫌な感じは全くなく、これからどうなるんだろう! ってところで関係をぶつりと断ち切る。
交通や居住地、健康問題、家族とのしこり、老人の心境の変化、と言ったそれらしい伏線は入れてない。
例えば最後のデートとなった別れ際、何かしら劇的なセリフとか用意して、とドラマ脳な私は思ったりするのですが、それも無し。
次のデートを提案したのも老人。だから、まさか老人の方から関係を絶つ、なんて予想もしませんで。

それで、「ない」という、これが本当に素晴らしい展開の仕方で大好きです。
と言うか、こういうの私は好きだったんだ、ってこの作品にふれることで発見させられた、くらいに心の使っていない部分を刺激しました。

357 :Now_loading...774KB:2014/12/05(金) 19:23:53.82 ID:S5qrtlei.net
ただ、これは何かパワー、センス?(あいまいー)みたいなのが無いと、「稚拙ぅ」「へたぁ」「失敗作」ってなるかもしれないです。
当作品でも観る人、観る環境、例えば流し見とかだと、そう思われるかもしれない。

センス。ここは踏み込みたいです。
あの、キャラに物凄く「リアル」というか「地に足のついた感」があるんです。
それは本当にあのOLさんが居そうな感じがする。わざとらしく演技するのではなく、そこに居る。
例えば愚痴をこぼしながらの同僚との会話、なんて、詰まらないものですよね、多くのFlashでは中だるみポイントとして削られる部分だと思います。
ただ、だからこそ、これを入れることで、創作物っぽさを消し、現実にありそう感を生んでいるようにも思います。
私に隣り合ってくれるキャラとして感情移入もしましたし、好ましくもありまして、あの社会に精一杯立ち向かって進んでいる、愛おしさが。

この愚痴シーンを、場面転換とともに、会話と心境を並行させて密度濃くぽんぽんと展開し、そこを決定的に退屈とは思わせないで通過した時点で、
この作品の迫って来るもの、伏線なぞなくとも伝わる説得力、みたいなのが確約されたんじゃないでしょうか。
(ただ、やっぱり愚痴はテンションが下がる場面なのは確かだと思うので、ここで閉じた方もいらっしゃるだろうとは思いますが)

と、女性側に感情移入させつつ、主観(OLが見たこと思ったことだけを描写している)視点を守り、老人側にはミステリアスさを持たせる。
更に、OLと老人の関係を、いささか怪しく互いに踏み込みきれない秘密の関係にしたことで、女性も必要以上にその謎を暴かない、暴かせない。
この二人の微妙であやふやな関係は転部の再確認でインパクトとなりますが、物語全編でもムーディに彩りを加えています。そう思う。
思えば、主題の桜だって、季節のほんの一時期に関係するものですし、和み、華やか、祭り、切ない、散ってしまうと言った印象があり、作品にマッチ。

と、そういうのが不意打ちになったのかな。

358 :Now_loading...774KB:2014/12/05(金) 19:24:58.14 ID:S5qrtlei.net
しかし、絵はちょっと。があって、表情豊かで心情を映すには映してるんですが、雑っぽさがあって。
あと写真でのフィルムのような縦線や汚れは、それほど効果的でもない?

あとは、Flashの傾向として。AAって着ぐるみ的というかマスコットっぽい感じがあります。
AA関係板なら、東京一人暮らしスレとか、実に現実的なキャラとして扱われてもいますが。
FlashだとNNSJさん512kbさんakiraさんハチミリさんらが築かれた、アニメ的なキャラの印象が強く。
それが新宿御苑などと言った現実を舞台にしたものと、少し距離があるんですね。(10年たって、それは大きくなったかも)
  ∩_∩
  ( ´ー`) おじいさんに丸耳モラーを使うなんて、AAへの愛着を感じますし、表情の表現も好きですけど、同時にAAである必然性も薄く感じ。
         人間としてのキャラを可愛らしくコーディネートすることが出来ていたら、現実感が更に足され、すんごいことになってたんじゃないかと思います。

359 :Now_loading...774KB:2014/12/06(土) 14:10:07.13 ID:FSDIqoMu.net
あぐかるまんがコンテスト優秀作品紹介
ttps://www.youtube.com/watch?v=yCG4TkvYCko
これは近年稀に見るWORST動画だと思っていて、却ってやってはいけないこと集として使えるかも、とか。
あの、うーむ。ほんと、申し訳ない。

1入口の狭さ
まずさ、イエーイ! じゃなくて。自己紹介しましょう。
出来れば、感謝の気持ちがあるなら、ここでまずそれを伝えなきゃ。
(本当は「DASHMAN’」の作者じゃなくて「なつみSTEP」の作者さんが見たかったでんすけど。たけはらさんって楽しいファンイベントの経験もありますし)
何も知らない人を全く意識してないです。清々しいくらい。
あぐかるって? 知ってて当然!
あぐかるエディタって? 知ってて当然!
あぐかるまんがコンテストって? パワーブックが貰えます(力説)
頭痛くなってきた。

2出口の狭さ
そもそも肝心の最優秀作品がわからない。どうなったんだ?

次回作(第5話)の発表の不透明さ。ここはファンイベント、宣伝イベントなんだから、予告でもしとけば盛り上がりそうなのに。非常にあいまいでいい加減な誠意を感じない、次回の配信予定。もちろん、当時の年内には間に合わず、大幅遅刻。なんだそりゃ?

3動画である意義。

トークつまんないよね。身内ウケするのか知らないけど、中身も話し方も、オシが強すぎて私はひいてしまいました。
いばらき色をみんな強く押してるけど、漂いまくりな大阪テイスト。
これはあの、動画にしなくてイラスト紹介のホームページ形式の方が気軽に見れるし、じっくり投稿イラストを中心に楽しめるし。いや、真剣に。

4パワーブック
冗談だと思いました。冗談だと思いたいです。
あの、部外者ですけど私、ファンの人とかは、あの、あぐかるが好きだから投稿したんでしょ?
だから、あの、まるでパワーブック目当てだってそのオリジナルさんから言われたら、たとえジョークでも悲しくなるんじゃないかな。
ここでの裏切りというか傲慢さ、は言いすぎかもしれないけど、デリケートのなさは、不快感が大きく残りました。
これ、酷いよね。再生回数が少ないのが、「人気ねー」じゃなくて、「被害者とかイライラする人が少なくて良かったな」、なんて思った動画ははじめてです。

360 :Now_loading...774KB:2014/12/06(土) 14:28:41.68 ID:wTp7xx/p.net
トーク動画の方が元のFLASHの100倍面白いw

361 :Now_loading...774KB:2014/12/06(土) 16:25:40.60 ID:FSDIqoMu.net
うぉつ! レス、速っ!
意外と見てる人いるのかな。このスレ。
何気ない一言に必要以上に心乱され続ける私です。

以前あぐかるを思いっきり叩いた前科がありまして。
最近のはあまり観てません。
そんな私でも、100倍は言い過ぎです。
責めて 23、8倍の7乗くらいにしましょうよ。

あなたは腹黒い厨二キャラを気取っているようですが、私こそ闇の中の闇、超絶ブラック野郎ですわよ! ぷんぷん。
てへっ(死)

362 :Now_loading...774KB:2014/12/06(土) 19:37:19.29 ID:FSDIqoMu.net
Light and shape
ttps://web.archive.org/web/20060111013048/http://muzo.jp/up/01/publish/tnktaka/index.php
表現自体は、それほど斬新! なものはなく。
うふふポエミー(はぁと)な日本語文はむずがゆく。
(あの、この手にありがちな英文にしちゃうってのは、こういう系統の場合、読まされないで済むのって効果的だったんだ。と逆算的に思いました)
空間、道あたりは、なんかしっくりこない。
各シーンでの映像の流れや関連性が薄い断片集的な趣向のためか、長さ的にもちょっと中だるみ。
まだ練り込めそうな、頑張ればもっと良くなりそうな隙を、悪い意味で感じてしまったり。

とかあるのですが。
これは速度が気持ちいいです。
マイナス要素全てを補って、この穏やかな音楽と共にシンボルや文字が流れていく速度の心地よさは、肌に合いました。
なんでしょう。こう、景色が緩急を伴って滑っていく感。実はこの手の系統で、こういうのが私好みなんでしょう。
他がうーんでも、私はこれだけで楽しめちゃう。

Flash and Shade の文字出し。
circleあたりから始まる一連の演出の速度。
どちらも快感を覚えました。

モノはわからないのですが。光感は出てると感じます。それもちょうちんの和紙に浮かぶ柔らかな光とか連想しました。

363 :Now_loading...774KB:2014/12/06(土) 20:08:28.65 ID:FSDIqoMu.net
Esher-祈りを込めて
ttp://muzo.jp/up/01/publish/truegate/mirror.php

タイトルから糞フラセンサーが反応したのですが、いやいやボンジュール。
もう、これは、私の暗黒面のツボをつつきまくりです。
何か画風どころか、作風までも一作を作り上げるまでに変わってる……
変な蜘蛛走りから、ノストラダムスのわけわかんない引用、タイトルの妙な長さ。スタートから快調ですね。
コラージュのような、見終わったあとに微妙に狂気系な香りもしました。
稚拙と言えるでしょうか。これはわざと作ろうとしても作れないよう。
うん、絶対に世に流通しないだろう幻の作、そういうのを知るってのも、ネットの楽しみで。
無難な作品よりも、ずっと素敵です。私の場合。
いや、ほんと、この作品の深淵はわからぬ。

作者コメントはもったいないです。製作者としての良心は感じるのですが、私には悪感情を強く導かれそうな感がありました。

364 :Now_loading...774KB:2014/12/06(土) 20:09:28.69 ID:FSDIqoMu.net
>>363
はURLミス。
ttps://web.archive.org/web/20060111072540/http://muzo.jp/up/01/publish/truegate/mirror.php

365 :Now_loading...774KB:2014/12/07(日) 07:52:00.09 ID:hDYpKjXC.net
悪夢
ttps://web.archive.org/web/20060219101333/http://muzo.jp/up/01/publish/kaede/index.php

あれですね。
流し読みで、クリックを早めに押した感じなんで、十分に楽しめてないと思います。
それでもけっこー楽しんだと思います。
といーか、クリックをデフォルト気味に押してしまう、ってのは通常モードの文字の送り出しがかなりダルイ、という難点でしょう。
バグがあったそうですが、私は大丈夫でした。

いやー、この作品は読後の印象を吐き出したくなる、ウンチを気持ちよくしたくなる、排泄欲をうながす、バナナのような感じで。
文章系の中でも、便所の幽霊な私には、ことさら相性のいい作品だったと思います。
それを踏まえても、オススメしたいです。
けっこう、ライトなのと分岐も数が程よいんで、普段は文章から遠ざかっていて、でもこのスレのような長文にも目を通す方には、いい入口になるかも。

ただ、サウンドノベルとしてこれは作り込み不足かなと思ったのが、一部の分岐がそのまま被る、オチまで一緒で。
それに早々とぶつかってしまうと読む気失せるなーって感じで。
あと、ライトなので本格ホラーを求めてると不満が残るかな。私は怖いのは苦手な方なんでこの手の肩透かしは歓迎だったのですが。ここも相性が良く。

基本部分はサウンドノベルの「かまいたちの夜」形式だと思います。
そのもの。熱愛してるのが伝わってきます。
ただ1時間内で全体を見通せるボリューム、流石にプロのそれには及ばないもののしっかりと骨のあるストーリーラインにエンターテイメント要素。
あと一つのEDに行き着くと、途中の分岐までしおり形式でスキップできるお手軽さ。
と小説というより、ゲーム感覚でエンジョイのような、ちょっとした娯楽的な、そんな感じでした。
そういう加工はFlashの手軽さやイベントの感じには、上手いこといってたと思います。

366 :Now_loading...774KB:2014/12/07(日) 07:54:54.74 ID:hDYpKjXC.net
さあさあ、本題へ。ミステリ要素も楽しい本作で、このネタバレはマイナスにしか為らないんですが、多くのウンチって肥溜めには成れないです、よね!

私は記憶を手繰り寄せつつ、おそらくはメインルートの「悪夢の終わり」までたどり着きました。
初めてで行けて嬉しかったんですが、違和感がありました。
路線変更の違和感。
最初の方は、ホラーで狂気とか描くのかなと思ったら、大衆ミステリ的なシナリオに突入し、それからホラーに戻るかと思ってたら、
人情サクセス物へと展開していき、それはそれで気持ちよかったのですが、望んでいた読後感とは少し遠かったです。
ただ、違っていても、別種の充実したものはありました。

ちょっと怪しいなと思ったのが、彼女にふられる部分があり、新しい彼氏に指輪に、ぶん殴りたくなるような売女だと思ってたんですが、
途中からふられるのは俺が悪かった、彼女に申し訳ないと、反省し始めて、そんなら同情できるようにお互いに苦しむような感じとかはどうだろう。
もうね、あの、彼女がむかついてむかついて。
あと、他のエピソードでも出来ちゃった的になあなあで、恋愛関係へと持ってったり恋愛要素を足したりする傾向があって、
これは作者の傾向として恋愛ものに正面向いて書いた経験が薄いのかなとかよぎりました。


それでまあまあの力作かなと思い、分岐ルートを埋めてみたら、「手にした幸福」が予想以上によかったです。
と言うのも一定の空間とキャラが、分岐を通して、様々なプリズムで見つめられる。
あの、このルートならこんな渋い色を見せたキャラが、あっちのルートでは暖かい色を出してくる的なもの。

サウンドノベルの醍醐味な
女子高生やOLさんの、展開やシチュエーション次第で色んな顔を見せてくれるそういう多層な人間ドラマを感じたから。

367 :Now_loading...774KB:2014/12/07(日) 07:56:06.35 ID:hDYpKjXC.net
「夢まっしぐら」ルートも、冒頭や展開の暗澹とした感じからは予想つかない、底抜けに明るい吹っ切れた感じが、微笑ましく。

「守りたいもの」ルートは、あっ、あいつ、こうだろっって予測を叶えていただき、的中の喜びと笑いでいっぱいになりました。
この部分は匂わせる伏線がしっかり貼ってあって、一番ミステリ的な快楽をわかりやすすぎるくらいわかりやすく提供していただき感謝を。


高望みをしつつも、ホラーは苦手なんですが、「かまいたちの夜」にもあったように、です。
出来ればですが、ひたすらにホラーで怖いエンディング。この形式だからできる後味のざらっとしたバッドエンディングも観てみたいなと思いました。

でも、トータル的には凄く充実感があって、いいなーって思いましたです。いいなー。

368 :Now_loading...774KB:2014/12/07(日) 21:37:19.32 ID:hDYpKjXC.net
クリスマス
ttp://www.nicovideo.jp/watch/nm5368674


全部で27分。長っ。
ただすっごくストレートな時間展開で、その捻ってないのが捻ってる的なのがあります。
これくらいの尺があると、時間軸に細工して流れを操作したくなる、ぶっちゃけ回想を入れたくなる。
特にこの作品の設定は、幼い頃からの昔馴染。誘惑は大きそう。

しかし、入れない。
だから私は迷うことなく流れに身を委ねられ。
それと、このストレートな時間の流れの良さは、この作品でのタイムリミットにも通じるんです。
つまり、終りが宣告されている。
それで真っ直ぐに時間が進んでいく、イメージで言えば空っぽへと砂時計が流れつづける、決してひっくり返されることはない。
これが切なくて、眩しくて。
この作品では其れがあっている。時間軸をいじるというのは、刺激を盛り込むための一つの基本っぽいのですが、それを外しても楽しめる。そんな感じ。

と、過去話がないのに、じゃあ何でそこまで長いかというと。
すごくまどろっこしく、遠回りして、ユーモアを入れながら、シリアスに陥りがちな死の病と離別と命の終わりを描いているからです。
ストレートに持っていくと、こんな話になると思います。良くも悪くも青臭さとか、が出てしまうんですね。
ttps://web.archive.org/web/20080226094251/http://muzo.jp/up/01/publish/musamusa/index.php
それで結構こういうのは人気だから、いろんなところで、だから、まー、見飽きた的なものが入ってくる。
だからこのユーモアとか微妙な表現って、一つの個性になってて、時間大幅増も止むなしな楽しい工夫だと思うんです。

「好きだ」は、照れてしまうけれど。
「とても大好きだ。年収が500超えたらすぐにでも結婚して欲しい」だと、いいねーって成る。

こちらは時間軸をいじって、ちょっと前に。
この好きだの前に予告として、健太くんへの好感情をさりげなくほのめかしている文があります。
「腐れ縁だって言って、健太君と私は、よく笑う。……もうここまで来たらずっと同じでもいいのだけど」
これから先も同じ、恋人関係や結婚、家庭、これは作中の病によって届きそうもないのだけど、そこまで心を寄せているのをさり気なく伝えてます。
だから、大好きだ、に唐突感を余り受けなかったんだろうと。

369 :Now_loading...774KB:2014/12/07(日) 21:38:45.85 ID:hDYpKjXC.net
余命の宣言とかギャグっぽいですよね。
でも伝え方はギャグっぽくても、物語に置かれるものとしてはずっしりと乗っかっている。
悲しくて悲しくて、だからメリークリスマスしよーって言う強烈な動機付けになっています。
この辺の塩梅って本当に上手いです。
私が好きなFlash文章系とかだと「素敵詩的すくりぷと」とか「PINK」とかもありますが、非常にライトに笑える感じで設定を伝えながら、
誰よりもその設定を疎かにしないで真剣に向き合っている、でも伝え方は優しくハートフルにウィットにリリカルにとか。
要するに私はこういうの好きです。ってことです。それに比べ私のウンチって、非常にストレートでユーモアもないのに文字数が増えていき、うーう。

そうですね。ここらへんの苦心は初期設定と好意と余命の宣告だけで、4分くらい使ってることからも伺えます。
それがいいんですね。これは作者のわがままなんでしょうが、あのチャレンジャーTNTさんの新作、それを許す「名を冠する者」でしょう?
さかな&ねこでストップ安だった私亭のTNT株でしたが、それでもワーってなる嬉しさ。

個人的に好きなのがナースさんです。
殺伐としていながらも、どこか癒される。
キャラを立たせる力とか、ユーモアの楽しさとかもあるでしょうが、私が思うに萌えとは一歩離れたカワイイ キャラ絵だと思うんです。
なんかね、変に押し付けがましいわけでもなく、楽しそうに佇んでいる、うまく言えないな。

370 :Now_loading...774KB:2014/12/07(日) 21:40:43.48 ID:hDYpKjXC.net
あと、語りとか、会話のキャッチボールが、とんでもなく上手いですよね。
コミュ障の私にゃ、羨ましい限り。私だって密かに語るように書くようにしてるんですよ。だから、ここまで凄いのはほんと凄い。
これってTNTさんのニュアンスを汲めるプロ声優さんが声を当てて、それでTNTさん本人も声入れにアドバイスを入れつつ現場に入って。
そうなったら、すっごい作品作れるんじゃないかな。

あとTNTさんってマルチな才能があって、音楽もできて、ギャグも出来て、2501さんとのコラボもできて、本作でシリアスストーリーまで出来てしまう。
この多方面の力が一つの作品に集約されたとき、どんなのが出来るのだろう。
それは可能性でしかないけど、いつかそのときが来た時に、とんでもない、今でもご活躍なのですけど、それすらも霞む飛躍が待っているんじゃないか!
楽しみに楽しみに待ちつつ。
っとと、前半だけで言いたいことほぼ言い終えました。これから中半、後半のウンチは私だけのもの。いや、もう作品の凄さに息切れ。
勘弁して、で、ジ・エンドなんだよ。なんなんだよ。

あっ、でも、もうちょい。あの女の子が眠っていて、健太くんが語りかけるシーン。
今まで女の子が聞いたこと考えたことのみに、主観視点っぽさを貫いて描写してるからドキドキするんですね。
健太は寝てると思ってるけど、女の子はたぬき寝入りしてる? 起きてる? って感じで。
最後は卑怯ですよ。あくびをして涙をごまかそうとして、誰も見てないのに、でもごまかしきれないで。あー。ひきょー。

371 :Now_loading...774KB:2014/12/08(月) 19:32:00.03 ID:eIM9Vk6p.net
カエリミチ
ttps://web.archive.org/web/20070218005619/http://kanazawa.cool.ne.jp/spiritless0114/kaerimichi.html

怖くも楽しく。思わずリピートしてしまう。
アート、狂気、MG、アニメ、色んなものの境目にあって、多分いろいろな所から研究して出来た一作のように思います。
個人的には、シンボルを馴染み深いものにしたMGはこうなるのかな、的に観ていて、面白かったです。

あの、人物こそ登場しませんが、夕暮れから夜の町の下校中の小学生みたいな、そういうのが視点やコメントから連想されました。
世界を見つめる人、と言うか、見え方というか、観察眼の鋭さみたいな。
カラスの首の動きなんて良くできていて、じっくり見たらこうなるんだろうな的な、発見がありました。
他にも花が咲いていく場面、建物の中の目、など、あっ、遮断機も好きだな、とはっとさせる表現が散りばめられてます。
現実の時間を切り取って、圧縮させたような、そういう感じが何か心を洗ってくれた感じでした。
尺も心地いいです。もうちょっと見たい、じゃ見返してみような、絶妙な時間でした。

この作品は左から右へスライドしていく場面が三ヶ所あるんですが。
一番目と二番目の繋ぎはいいなって感じなんですが、二番目と三番目の繋ぎはちょっとぶつっと切れてる感があるんです。
シームレスというか流れみたいなのが、ここで無駄に途切れているような。
それは音楽にもあると思うんです。
それでこの音楽、何かベタというか聞き覚えがあるというか、如何にもな不思議系で、映像の新鮮味とちょっと噛み合ってない感がありました。
納得の入魂の選曲だったら何も言えないのですが、
もっと突き詰めていたら、奇術サーカス系から敢えて外しても、効果音中心にしても、もうちょっと新しいものにしても、行けるんじゃないかなと思いました。

372 :Now_loading...774KB:2014/12/08(月) 19:37:13.93 ID:eIM9Vk6p.net
zero-one
ttps://web.archive.org/web/20060225185128/http://muzo.jp/up/01/publish/guponex/index.php
作品を表示からリンクで見れます。

いいですね!
見慣れている部分はあるんですが、その見慣れている、の快楽を感じるエッセンスを抽出している感じがします。
明るくもいけそうなのに、ざらっとさせているのも好みです。
最初が好きです。
低音と映像のリズムが心地よく重なっていて、次いで文字から一気に画面が滑る。
視線の動かす場面と、止める場面、緩急のようなものがしっかりと意識されていて。

ただ、こういうのは見る人が見れば違うのかもしれませんが。
後半、失速してません?
スタッフロールのmusicが出たあたりで、何かもう、そもそもスタッフにはそんなに長い時間を味わうほど興味がなかったりして。
なんだか今まで控えめだったのが、一番自己主張してるのがスタッフロールという罠?
あと、そこに今までの映像の繰り返し、今日のまとめみたいな余り効果的じゃないリピートが加わって。
映像から受ける刺激とか気持ちよさが、何か最後の方で落ちてしまい。その、それがやっぱり、息切れ感?
もっと別のやり方でもいけるだろ的な。終わり悪ければ全て悪し的な。印象面で損をしてる気がします。私的には、うーむ、勿体無い。

373 :Now_loading...774KB:2014/12/09(火) 17:58:50.46 ID:QETthYgE.net
ほんさん、特集。

素敵詩的すくりぷと
ttp://www.geocities.co.jp/Milano-Cat/4036/shiteki_02.html

この作品はとてもweb用で、中身もASサァーへと向けられていて、私なんかコンピュータ用語は何かわかんなかったりするのですが、強い影響を受けました。
天才妄想家な彼氏のマニアックな理工学系解説は私にはさっぱりなんです。
ですが、飛ばし読みをして、それでも付き合っている二人がいいなー、彼女たいへんだよなー、としみじみ。
各章(フレーム)の締めの彼女の言葉も、幸せそうで、こう思われている彼氏も幸せだなーって。
多分、内容よりも、この妙にバランスが悪そうだけど一緒に居るのがしっくりする二人、ってメインラインが伝わり、心に暖かいものが注がれる文章でした。

で、何で飛ばし読み出来るかというと。
地の文:黒 彼氏の言葉:「青」(カッコつき) 彼女の言葉:赤 とくっきり分けてるんです。
これは○○○『とAが言った』、的な時に野暮ったくなる話者を特定する文『とAが言った』的なのを完全に省けるのと、
あと青字の長文を、「あっ、ここはマニアックだからニヤニヤと聞き流そう」的に、私を助けてくれるマークにもなってました。

これはとても分かりやすい工夫。
でも、それだけじゃないんです。
彼女の言葉:赤 なんですが、物語の山の山、クライマックスで、彼女の言葉:「赤」(カッコつき)になるんです。
更に今まで全く動かなかったキャラ絵が動き、口ずさむ。
まるで祈っていて、祈っていて、言葉が溢れて、こぼれるように、ただ一人なのに、いや一人ではない、確かにそこにいる彼氏へと、ここで語りかけるんですよ。
いやー、盛り上がる! 泣ける!

374 :Now_loading...774KB:2014/12/09(火) 18:01:26.30 ID:QETthYgE.net
更に更に
ずっと前に密かに公開された「win限定、音入りバージョン」では、ここらでハートフル極まる歌が流れてるんです。
たーらっらたらたらたらたらー
たーららっらっらたーらー
たらたったらたたら たーたたー
はーい はーい  はーいはーい
たらたったらたたら たーたーたー
はーいはーい はーいはーい
わかんないですよね。読んでいる自分以外の他人さん。悔しがれ!

いろんな伏線、演出、音楽を総動員して、あの紙芝居ムービーに陥りがちな山ナシ落ちナシの平板っぽさを、ここでぶち破ってるんです。
この形式で、ここまでの抑揚を導くという点で、このFlashを超えるのは今まで見たことなかったし、それからも無いです。
この先も、一生来ないんじゃないかな。


どれも素敵だけど、今はこれをメモしとこう。

すべてのヒトは許しを求めている。許可を欲しがっている。
ひょっとしたらヒトだけでは無い。機械もそしてこの世界も。
ねえ、それってそう言うことでしょ?


[許しは協調動作のように]
じゃあ、私が許可する。
「え?」
泣く事と、私に甘えることを許可する。


[奇跡と偶然はactionの中に]
「幸せになることを許可する」
……
「このメソッド、お前は受ける? 拒否する?」

375 :Now_loading...774KB:2014/12/11(木) 04:13:35.40 ID:B9fwNyRr.net
ザ・ガーベジ・コレクション
ttp://www.geocities.co.jp/Milano-Cat/4036/ohanashi/garbage.html
キーボードの←→にページ送りが対応しているので、ページ数が多い本作はこれを利用すると楽チンかもしれません。

タイトルから「この作品の射程外にいるな、私」って思います。
ガーベジ・コレクションに、「おっ! 何かカッコイイ、ネーミングじゃないかあ」なんです。
これはこの単語の意味について馴染んでいるってのが、楽しむための前提なんでしょうか。
だから門外漢が観たらこうなる。社交ダンスを知らない阿波踊りマニアがノルウェー上陸のような、そう言う場違いで筋違いな、言葉しか出せないです。でも、ウンチしてみたいんだ。それでも。


何となく感じたのは、「頭のいい文章」って感じでした。もちろん「頭の悪い私」を通して。
それが微妙に揺れてるんですね。
1「おっ! 頭の回転が速いな。こう来るとは思わなかった。なんて脳みそがハイスペックなんだろう。素敵だ」ってのと、
2「ありゃ! 難しいことを言ってるな。頭いいなー。馬鹿な私にはわからない」ってのです。

先の素敵詩的すくりぷとは、すくりぷたーの彼氏さんの熱弁は主に2なんですが、許可するの展開とか、オチの持って行き方とかは1になって(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-と。

今回の話だと、あの薬のやり取りで思いました。
塾通いのまさおくんは、薬についてわからない。
だから悪女さんの、ヤク(薬)への含みをもった話をクスリ(薬)として、捉えていく。
この微妙さ。私はこの女とことんヤバクテ意地悪で、さいてーな人だ、って思ったのですが。まさおくんは薬運んでるなんて偉いなーって思ってる。
この関係の面白さ。スリリングさ。
これは凄く知的なゲームに思えるんです。

376 :Now_loading...774KB:2014/12/11(木) 04:14:11.41 ID:B9fwNyRr.net
もう一方で、よしおとまさおのやり取り。ウサギ辺りです。
ちょっとこれは遊びが少ない、敢えてそうしてるんでしょうが、でも読むのに理解しきれない、「私って頭悪いな」って思う部分でした。
ついでに言うと、まさお君が男の子だからよしおくんも男の子。吉男くん? っていうミスリードは、凄く意地悪なんですけど、こういうのも推理ゲーム的な面白みよりも、えーっ!っていう溜め息の方が大きかったです。
悪女さんのは、悪女さんへのチクショーって感情に導かれるんですが、これは「うぉー、作者さん、頭いいからってそんなんやっていいんですかー! いいんですかー」になっちゃうんです。
でも、他人事のように言えないですよね。実はその悪い傾向を極めたものこそが、私のウンチなんです! 説得力ありすぎない? 私のこと殴りたくなってるでしょう。私。殴っちゃいなさい。

ウサギのやり取りも、導入にカツラと陽炎を絡めてユーモアたっぷりに進めてるんですが、多分物量的なところ、単純に文章量が壁なんでしょう。
推理小説ならアリっぽいんですが、ちょっとwebでの文章だと、キツイかなとか思いました。
それで、やっぱりこのページ形式ってのは良心的だなとも思えて、映像になってテンポを一定に決められてこの手の文章を出されたら、全くついていけないか冗長になるか、どっちかになる可能性が高いと思います。

377 :Now_loading...774KB:2014/12/11(木) 04:15:33.46 ID:B9fwNyRr.net
リスタート。

冒頭部分。
きらり
さらり
ひとり
    さらさら
    きらきら
    鎌(かま)
のリズムからして、好きです。

あと、前述した悪女さんとまさおさんのやり取りは、凄く好きです。
それぞれの対照的なキャラと通じていそうで通じていない会話のやり取りが、楽しさにもなって不気味さにもなって、読み進める導火線になっているんです。
それで爆弾に火がつく、転部での暴力的で驚きの展開は、うぉっ! となりました。
一行や二行の文で一ページを使う演出は、紙媒体だともったいないとか薄いとか思いそうですが、それがflashだと効果的に驚きとリズムアップに通じるのが、素敵です。

それで、やはり、私には辛かったのが後半の謎解き部分です。
ミステリをほとんど読まなかったあの時の私は、発表当時えらく難儀したり戸惑いが大きかった覚えがあります。
今はちょっと免疫が出来てるのですが、やはりそうした記憶が蘇るくらいのむずかしさがありました。
ある意味数学的で科学的で、加えて哲学的で、それはこの作品の魅力の元にもなっていそうで、「変えてみましょう」とは逆立ちしても言えそうにはないのですが。
ただクスリのやり取りが何回も繰り返してもいいくらいに心に響いたので、このテイストが全編貫かれてたらなみたいな感じが残ってるような。うー。うー。

あの、もう殆ど小学生の読書感想文になってるんですが。
感じたことを。
悪女さんが、その最後まで一人ぼっちになることの怖さを知らないで、幸せになることを信じていてその結末に向かってしまったのが凄くキュンとなりました。
本当にひどい人だって思う一方で、ああなんて純粋な人なんだとも思えて。まさお君の言葉を全く信じないで殺すことに躊躇いのない、その思い切りの良さがむしろセクシーだなって。
嫌いになる人のはずなのに、惹かれました。だから最後が切ない。

一人ぼっちだと消えてしまう、って悲しくて。一人ぼっちってだけで悲しいじゃないですか。その上にこんな仕打ち、悲しすぎです。
でも消えていない、生きているってのは逆算的に一人ぼっちじゃない。的な。希望も感じましたよ。私。打ちのめされつつも光を感じる。
そんなものが残りました。
ほんと、一晩戦って、こんな感想しか残せない私って、あー。

378 :Now_loading...774KB:2014/12/11(木) 20:38:27.73 ID:B9fwNyRr.net
ザ・ガーベジ・コレクション 2
ttp://www.geocities.co.jp/Milano-Cat/4036/ohanashi2/garbage2.html

今回の話、けっこうすんなり「入って」来ました。
でも、一読目よりも二読目の方が、色々と「あっ!」となって、楽しめた感じです。
練ってある感じで、するめ作って感じで、私は大好きです。

シチュエーションが凄く実感を伴って、あの桜色のような、でも落ち着かない空気みたいなのが伝わってきました。
春の新しい環境での、距離感を掴むためのあれこれ。そんなときの昔からの友って、凄く助けになりますよね。個人的にその後の五月病まで思い出して、あああああ! ってなりました。
そこらへんの初々しさを肌に感じつつ、作者の視点はそこに埋没するわけではなく、少し客観的に機微をきびきび描いている。そんな印象です。
あと、誠夫に好意を寄せつつ、彼の恋愛体験したいーっていうところまで察せる理解者でありつつ、その恋を応援しようとする。
微妙な三角関係も加わり、とても初々しい関係を眺める楽しさ、のような。何となく甘酸っぱい。


「誠夫を中心に、しばらくの間、丁寧語や謙譲語やフランクなタメ口が入り混じった、日本
語覚えたての3人組のような、なんとも不思議な口調の会話が続いた」

すっごく素敵ですよね。あー、何かあるあるって言いたくなる。
過去を再確認するような、思い出がポロリと蘇るような、そういうの。

一言だけで美人や綺麗な人というのは断固とした決心がいりますけど、どこらへんが美人なのかもうちょっと詳しい描写をしてもいいかなとか。
吉緒さんはキーパーソンっぽいので、外面だけでもここでイメージを作っとくと、とっつきやすいかも。

379 :Now_loading...774KB:2014/12/11(木) 20:39:52.48 ID:B9fwNyRr.net
細かい点より、全体に身をゆだねて。

自分という粘土をリサイクルする。これって不気味で、悲しくて、でも確実に人間としてステップアップするってのが、辛いなー。
あの「知っている」自分ってのは、生きにくくて、それを隠して生きていくのも息苦しく。
だから清江さんは理解者のような吉緒さんに出会えて嬉しく、饒舌になったのかな。旧友の彼まで追い出して、話し合ってるのが楽しそう。
その後、落とされるんですが。
個人的に、殺されるくらい悲しいかな、抹消されるというか。

今までの自分をアップグレードします。ほら、素敵な自分でしょう。ええ、昔の不適合な自分はちゃんと消しておきましたから。
って、わかりにくいかな。
あの、なんでしょう、「知っている」のも「知っている私の一部」で、それが無くなるとロボというかクローンというか、すごくそういう危うさを感じます。
それでいて、「新しい私」は確実により世間に受け入れられる。周りの誰もが昔馴染みの彼でさえ、喜んでくれる。
「あなたは要らない」って言われるのは、「あなたなんか死んでしまえ」ってのよりも、心に刺さることがある。ように思え。
ここらへん、ちょっと纏まんないんですが。そういうどうしようもない喉に詰まるものがありました。
そうした感じで、本作の最後の一文、ぐわんと鋭角で刺してきて。脳みそに残ります。メモリ消去は、しばらく出来なさそうです。

380 :Now_loading...774KB:2014/12/11(木) 21:02:42.85 ID:B9fwNyRr.net
追記:
あっ、ざっと読み返したら、綺麗って単語は、意図的に使って、反復させたのかな。とも思えて。
失礼でした。読みが浅いー。

381 :Now_loading...774KB:2014/12/12(金) 07:11:35.42 ID:HMfQgO4c.net
ザ・ガーベジ・コレクション 3
ttp://www.geocities.co.jp/Milano-Cat/4036/ohanashi3/garbage3.html

489KB

タイム。タイムリーみたいな、来るべき時が来た、ってのが、主人公さんの終わりなわけですが、その契機が息子さんの幸せな結婚って言うのが、ほろ苦でした。

「黙っていては、伝わりません……」
その最期で、実に皮肉に、男はその心を隠し、伝えないことで、でもそれって不器用なのと同時に精一杯の思いやりで、年輪を重ねたゆえの心で、けっこう来ました。
伝えちゃったボスやヤスさんとは、対照的な明暗も感じます。

やっぱり初見では、そのヤスさんが死んでいる、という前情報をどんと伝えて、走馬灯よろしく過去へと戻っていく形式ですが、ヤスさんの死ってけっこうスリリングな要素で、何でネタバレしちゃったのかな。
驚きとかどきどきとか、減り過ぎてない? ってかんじでした。それは十年たっても変わらないのですが。
ある程度、オチがわかっていて読んでいくと、何というか構成の美しさのようなものが味わえた気もします。
いい、わるい、って簡単に言えませんで。それはこのハッピーなのかアンハッピーなのかどうにも形容できない読後感にも通じるものがあります。

進みます。
個人的に盗聴ホテルって惹かれるものがあります。
それ自体は目新しいものじゃないかもだけど、アナログだったりそこに閉じ込められたり、上手く使えばこのガーベジシリーズから切り離された別種の短編や中編を一本作れるくらいの楽しい設定に思えました。
色々と広がりまして。贅沢な感じ。

あと、今回は導入の結婚式のハッピーな感じと吉緒さんのどうにも魅力的なスピーチに、鷲掴みでしたよ。その後の、先述のヤスさんでうーんとはなったんですが、冒頭の序のときめきのようなのは鮮やかでした。

382 :Now_loading...774KB:2014/12/12(金) 07:13:37.02 ID:HMfQgO4c.net
490KB

ヤスさんは前半でバカっぽく思い込みが激しく、素で生きている素人っぽく描写していて、好感を受ける人でした。ので、その彼女にも裏があって隠し事があった、シリアスに迫ってくるっていう驚きは相当に大きかったです。
それがありながら、やっぱりバカだよな彼女、思い込んじゃってってのがあって、それが却って切なかったです。この切なさは確かに、死ぬのが予告されてたからなのかもしれない。

私は表面的な部分を読んでいてミステリ脳が無いのですが、それでも知らなかったんだろ、やっちゃいないだろ、ってのがそれまでの語りで受けていて、
だから「ドナルドはついやっちゃったんだ」的な嘘が、優しい嘘がじわりとしみました。

こういう優しい嘘って世界でいろいろと溢れているっぽいのですが、やっぱり不器用で悲しくて、
真実なんて嘘くさいものをずっと話し続けれる人なんていないとはわかっていながら、黙らずに伝えていく的な冒頭のあのスピーチ的な生き方って大切だよな、
とか思いました。ほんと、変な妄想を吐いちゃってすいません。

あっ、誤字発見。「俺がボスを殺したかか、殺していないか」
でも、これだけの文章量で、はじめて見つけたんで、ホンさんって文章、書き慣れてるなーって実感します。


吉緒さんて、話を積み重ねたからなのか、年をとったからなのか、妙に魅力的な愛着が湧いてきました。
懐中時計もばっちりと残ってます。
あの、長文癖、ばばっと話しちゃう的なノリはずっとあるにはあるんですが。

ヤクザさんは諦めモードで、だから衝突らしい衝突、タンカとかそういう動きがなかったのは物足りないのですが、間延びは確かにあったような気もするのですが、飽きはなかったです。
そして処刑で終わり。なら綺麗なオチな気がします。走馬灯の描写を持ってくのも面白いかも。

そこからのエピローグはインパクトを減らしている感じも受けるんです。でも、幸せのおすそわけ、死んでいった父母にも、みたいな、そういう救いなのかな。
作品としては甘いようにも思えるのですけれど、その甘さにみんなの優しさを感じました。

383 :Now_loading...774KB:2014/12/12(金) 22:51:48.37 ID:HMfQgO4c.net
ザ・ガーベジ・コレクション 4
ttp://www.geocities.co.jp/Milano-Cat/4036/ohanashi4/garbage4.html

492KB
この幽霊。
生きていないで、それでいて死にきれない存在のような。生者、盲者、死者、みたいな。
なんて言えばいいんだろう。一言で何て言いえば。生きているような。でも。死んでいるような。どう言えばいいんです?
すごくあやふやで。
絵を募集中みたいです。けど描くの大変ですよね。見た目は何とかなるかもしれないけど、文章から漂うニュアンスを汲み取り、雰囲気まで表現するってかなり高難度だと思います。

オチもどっちなのか、牢獄に繋がられたのか、成仏したのか。曖昧にしてます。
私はこっちかな? とか思ったんですが。この作品の豊かなイマジネーションツールの面白さを尊重し、伏せておきます。考えてみて。私。

彼をつなぎ止めたふたりの関係って、何かいい感じです。
悩みがあったとき、一緒に悩んでくれるよりも、適当に聞き流して「まっ、いいだろ」的に流してくれる人って。
自分と似たような人よりも、タイプが違って、でもすとんとキャッチボールが上手くいくとお互いにほっとする、って感じのような。
何かこういう関係を伝えれるって凄いな、って思います。人生経験とか経験の仕方で、ずっと先を行かれているような。

わたあめから学閥まで展開していく思考のロジックは、「うおっ」とうなるものがありました。
あの、思考が鋭いな、頭の回転すごいなって言う面白み。

そこから神様に関しては、かなり精神的に哲学的に、うぉおお、私馬鹿だすごく馬鹿だって思わされました。
でも却って、頭がよかったら、そう、こういう新興宗教のようなものに、引っかかっていたかもしれない。信じきってしまい、依存してしまい、牢獄に繋げてしまっていたかもしれない。
と、こういう視点も面白そうです。
宗教とか、信者側が神様とか教えという牢獄につながっている的な見方を私はそれまでしていたんですが、却って信者たちによって神様が牢獄に入れられている、それを何とかする為の神話とか。
とか、面白そう。
と、ちょっとだけ、この作品の面白みに近づいたかな。一方的なぼうそうなのかな。

384 :Now_loading...774KB:2014/12/12(金) 22:54:03.59 ID:HMfQgO4c.net
494KB
吉緒さん、どんどん大人になっていきます。
物語のメインじゃなく、破壊者として出てきて、今回はゆうれいさんを殺さなかったのが新鮮で。
こういう何か周りの空気から、輪郭から浮き出ていくキャラの建て方とか、ああ!

更新は、ここで一時中断。そして降り積もる年月。でも一つの区切りというか、続きがあるとしたら、こう行くかなって思う部分がありました。

そこで、勝手に続編の予想。
今回の話でラスボスがはっきりした気がします。
神様?ではありません。神様のようなものですが。
それはマスケさんじゃないだろうか。

この作品では前話とかを、ガーベジコレクションとして作中作として扱っていきます。
その話が新たな事件を呼び、今回のような新しい話のネタ元になったりもします。
何者なんでしょうね。マスケさん。
あの天使のような死神のような、神出鬼没の吉緒さんすらも知っている。
もしかして吉緒さん=マスオさんとも思えたんですが。ここでは別人の方が面白そうに思えます。私が。
吉緒さんはマスケさんを知っている。そして吉緒さんに自分が知られていることをマスケさんは知っている。という事をマスケさんは知っていることをガーベジコレクションを通して書いている。それをまた吉緒さんが読んで。
複雑怪奇なワールドが浮かんで浮かんで。
これは、あの、メタ表現的で、素敵詩的すくりぷともメタを有効活用してますし。

終わりがあるとすればマスケさんが物語中で吉緒さんを殺す。
或いは吉緒さんがマスケさんを殺す。
ところまでもってくるんじゃないかな。
えっ? もうマスケさん殺されちゃった? だから新作をアップできない?
えー? 成仏までしちゃった?
可笑しいなー、なら、私のとこまで来るハズなのに……

ホンさん特集、了です。
今回は文章が中心でしたが、FlashBombでのカートゥーンアニメ、それにAS講座と多方面で活躍された方です。
そこまで追えてないです。すいません。でもここで終えます。

385 :Now_loading...774KB:2014/12/12(金) 22:55:19.75 ID:HMfQgO4c.net
496KB。
あー、この特集できっちり500KB行くのを目論んでたのにー。あー。どーしよー。まだ書けるよねー。

386 :Now_loading...774KB:2014/12/12(金) 23:34:35.92 ID:HMfQgO4c.net
496KB

【初音ミク】大掃除【オリジナル曲】
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm22543627

私、ミクには余り詳しくないんです。
でも、詳しくない視点でも、すごく取っ付きがよくて、ふつうに「みんなのうた」風に楽しめました。
歌そのものがきちんとわかりやすく音をとっているのと、歌詞をしっかりと読めるように普通に表記してくれたこと。
これで、雰囲気も味わい、歌詞も味わい。好きです。
あの、ちょっとBUMP OF CHICKENの分別奮闘記を彷彿とさせるってのも納得し、そういう意味でも私、楽しめました。

TNTさんって白黒ってイメージが大きかったんですが。
色を使っても、賑やかで楽しいです。
太い線を使って、キャラが動き回るのも色がつくと、よりコミカルに映えている気がします。
あのTNTさんの絵にはもう一つの作風があって、あの、妙に似ている自画像のような線の細かい絵も書いていて、そういうのは淡い色調を使うのでしょうか。
表現の幅ある方なんで、私がふれてないだけなんでしょうが、どうなるんだろう?
あと、今回は色を使うことで、そこに溶け込み漂っているホコリを表現しているんです。
でも、このホコリの量とリアルさが半端なく、あの数日髪を洗っていない人の頭をぽりぽりさせたフケを連想し。積もっているというより、不潔って感じてしまいました。
たぶん、ライトに流すのが目的だと思うんで、そこは外れちゃったかな。
デフォルメとかもうちょっと親しみやすい形に加工してもとも思うんですが、でもそれじゃオチの雪に繋がらないか。
雪って綺麗ですよね。こちらの積もる感じは、清潔な汚れていない感じがします。

387 :Now_loading...774KB:2014/12/12(金) 23:43:38.93 ID:HMfQgO4c.net
498KB
それで動画を見て、一番感じたのが。楽しそうだなって。
何か、すごくキャラが掃除を楽しんでる、メンドくさい作業なのに、ノってます。
音にもノっていて、とってもリズミカルな映像作品に思えます。

最初の飛び跳ねからPOPで、ホウキギターとか首をかしげるとかも、音と同期していて。
歌が始まっても、本棚を叩くあのハタキが、音とリンクしていて。
動きと音楽の融合はたくさんあって、たぶん私が気づいてない部分も含めてあって、だから曲を聴いているだけで、映像まで浮かんでしまう。
なんというかフィギアスケート的? あまり見てないんですけど。ダンスのような。

手抜きの寸前まで来ている、大雑把なアニメですが(これが本当に下手に凝っているアニメーションよりもずっと味がある)
1分あたりの雑巾がけとか、あと窓を拭いたりするところとか、力が入っているシーンをさりげなく混ぜ、多めのカットと共に、最後までPOPさを落とすことなくノセテイルのが、すごいと思います。
満足感、充実感に、うんうん。

でも、この歌って明るいようで切ない部分もあるんですね。
それも映像で伝えている。
と思いますのが、2:20秒あたりからの、「忘れられないように」からの一連の展開。
背中を映して哀愁を出し。カメラで引いて、画面を寂しくさせて、賑やかし役のネコさんはその間、控えてもらって。
ここらへんの演出による哀しさ。
モチーフじゃなく、演出だけで伝えていく。ってのは巧みで、違和感なくすんなりと染みてきました。

でも、そこでお涙頂戴とかじめっぽくさせず、また明るい部分へと復帰させる。
手を口元に当て「大掃除ー」のほんわりと漂うリリカルな可愛らしさ。くすくすとするような、微妙なくすぐりかた。

ネコを書かせたら、右に出る者はないって感じのスゴさですよね。ミクさんを食っちゃってます。で、そこまで愛着が感じられるネコを終盤に。ってところで、もう一歩も二歩も先を行った驚きと感動すら。

えと、あと、何書きゃいいかな。
私、掃除嫌いで、普通の掃除はするでしょうが、何時間もかけた本格的な大掃除はしないと思います。
でも、たぶん、年末はこの歌を頭に浮かべながら、掃除機をかけてると思います。掃除中に口ずさみたくなるメロディーですよね。

あと、たぶん……サラバ!

388 :Now_loading...774KB:2014/12/12(金) 23:45:07.97 ID:HMfQgO4c.net
もー書き込めない?

389 :Now_loading...774KB:2014/12/12(金) 23:47:31.79 ID:HMfQgO4c.net
ええー?
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