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「素敵詩的すくりぷと」の終盤に流れる歌って?

1 :Now_loading...774KB:2012/01/01(日) 18:37:04.02 ID:zq58N0tF.net

ホンさんのFlash、素敵詩的すくりぷと
ttp://www.geocities.co.jp/Milano-Cat/4036/shiteki_02.html

以前、「win限定、音入りバージョン」というのがあって
ttp://web.archive.org/web/20050125090311/http://www.geocities.co.jp/Milano-Cat/4036/shiteki_02.html
そこには、最後の方で、洋楽(?)の歌が流れていました。ハーイハイとか言ってたかな?
とにかく、幸せを音にするとこんな感じになるのかなぁ、と思うくらいに心温まる歌でした。

今は聞くことが出来ません。
無くなってしまった。
誰か歌名や歌手名を知っている方、どうか教えてください。

301 :Now_loading...774KB:2013/09/24(火) 17:47:41.16 ID:vwBs38RF.net
さて、どう繋げていくか……

>閉じていく思い出の そのなかにいつも
>忘れたくない ささやきを聞く
>こなごなに砕かれた 鏡の上にも
>新しい景色が 映される

>はじまりの朝の 静かな窓
>ゼロになるからだ 充たされてゆけ

ここから見えるのは、破壊の中でも、どうしようもないことでも、それを認めて生きていこうという強い意志だ。
「閉じていく思い出」、「砕かれた鏡」、「ゼロになるからだ」、すべてを認めながら、それでも受け入れて生きていこうと肯定する心だ。

締めの歌詞、そこから続くランランランのハミング(敢えて歌詞を載せない)の何と優しいことか。
忘れがちな不意に訪れる悲しみを気づかせ日常に対置する序盤、
そこからの転換、そして悲しみの受容と明日への希望へと踏み出す心を描ききっている。
歌というのは限られた時間、文字で紡がなければならない。
その中で、この複雑な重奏性を、丁寧に切り取った。並大抵な事じゃない。

302 :Now_loading...774KB:2013/09/24(火) 18:26:14.35 ID:vwBs38RF.net
FLASH/K
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm2167930

歌系ということで。
Bump of chickenの名曲K。
原曲PVも普及していない頃、物語性の強いこれら初期の曲は、頻繁にAA化、Flash化された。
特にこの曲はバンドの名前を「売る」のに大きく貢献したように思える。
原曲にふれてないとギャップによる面白みがわからないっぽいので、未聴な方はこちらを。
絵描きから逃げ出す「走った」から、恋人の元へと「走った」の転換が、胸を揺さぶる。
ttp://www.youtube.com/watch?v=Ee_QaBjj08c

本編へ。
観ればズバズバ感じるんだけど、笑いどころが沢山ありながら、物語は一本筋が通っている。
てきとーな絵も、幼稚園児的な幼さがありつつ、意味不明っぽさは控えめで、テンポ良く進む。
悪ふざけ、ながらも、センスといってしまっていいのだろうか。何か妙な迫力がある。
下手の一言で切って捨てる人もいるだろうけど、僕は笑った。この系統のFlashでは一番、印象に残った。
ニコニコならではの観客の激しくも温かい目が、それを支える。
そして、鮮烈なオチ。冒頭部分から予告されているのだけど、これは反則スレスレの際どさ。
これは面白い。
でも、真似ようとフォローしても、正に罵声と暴力が返ってきそうな、そんな域にある。
自力のようなものは後半のメグミルクあたりから伺える。でも、ここはカットしてしまったほうが潔くも思える。ここで、頑張ってる感が、出てしまった気がする。
まー、凄いです。洗練された武器はなくとも、ここまで闘えたっていうのは、何か嬉しいです。

303 :Now_loading...774KB:2013/09/24(火) 19:25:42.35 ID:vwBs38RF.net
昔はFlashがネット上でも夢を見れる時代だった。
gagaシアター(だっけ?)、デジタルジャンプ、ライブドアネットアニメといった、登竜門的な場が多くあった。
今ではもう、どれも無くなってしまった。
その中でも日本でのshockwaveが撤退してしまったのは本当に残念だ。
後に商用で出る「zoo keeper」「或る旅人の日記」「catman」といった人気コンテンツは胸をときめかしたし、
何百とあるジグゾーパズルには文字通り何百時間も暇を潰してもらった。

その中で「或る旅人の日記」を。

・世界観、スケール感
とにかく連作短編アニメーションで、これだけ世界を豊かにイマジネーションさせる作品は稀だ。
独特の色使い、寂しさと朗らかさを持つ音楽、さりげなくも豊かに流れるアニメーション、それと静との対比。
ファンタジーっぽくも、どこか感じさせる身近さ、世界での現実への親和性。

・シリーズとして
連作としても、一話一話がまるで日記の一ページのように完結する心地よさと素晴らしい余韻。
一話一話の連載間隔の驚異的な短さ。
適度な飢餓感を持って終わる、何とも言えない後味。
その飢餓感は、同作者のアカデミー賞作品でも、DVDのボーナストラックでも満たされなかった。
どうしても続きを読みたいのだけど、たぶんもう本人でも作れない、そんな奇跡的な作品にも思える。

304 :Now_loading...774KB:2013/09/24(火) 19:28:08.86 ID:vwBs38RF.net
・透明な主人公
この作品は世界のファンタジーを鮮やかに提示する。けれど、この主人公、とても透明感がある。
ずばねけた特技や行動力もなく、旅人ならではの朗らかな陽気さや静かな陰気さもない。さりげない、何だろう、アクが薄い。
一人旅の目的自体、伏せられたままだし、目的地も曖昧だ。個人的には、ずっと旅をし続ける人なのかな、との思いがある。

トルタニアという世界は不意に、大きなファンタジーを旅人に与えるのだけど、旅人はとても受動的。
ファンタジーは世界にあって、主人公にはない。
そしてそれに出会うとき、主人公はさり気ない驚き方をするのだけど、体でジェスチャーしたり、動揺してどなったり等、感情を表に出さない。
能動的に行動したのは、雨の街での悪夢を焼却しようとする部分くらいだ。

だからこそ、感情移入しやすい。
共に一人旅をしているような一体感が気持ちを覆い、着心地のいいセーターのようなナジム感じ、一体感がある。
彼も僕たちもトルタニアの旅人なのだ。
DVDでのエピソードに今ひとつ共感できなかったのは世界観の色合いなどよりも、陽気に踊ってしまった彼に、とても残念な思いをしたからだと思う。

・二話
具体的に最もお気に入りの二話目を見ていこう。
真夜中のコーヒー。喫茶店。ここでもうドラマがある。眠れなくなるコーヒーを深夜に飲む主人公、なぜか営まれるコーヒー店、ほかに客はいない。
これだけでワクワクさせる舞台設定が、溢れている。
きっと、です。目新しさや独特といったような世界観もいいけど、こんな感じに組み合わせの妙な世界の表現の仕方が、僕は好きだった、んだと思う。

さて、この作品。間の使い方が自然で丁寧。
3分にも満たない全体の尺にも関わらず、旅人がコーヒーの砂糖をツボからだし、コーヒーに入れるまで、かなりの時間をとっている。
けれど、この精緻で現実的な描写があるから、その次に起こる日常的なファンタジーにどきりとする。
そして、オチの独白の何ともいない不思議さと寂しさ。それに優しさ。
観る人によって、感じる印象はたくさんあると思う。でも、多くの場合、少しほろ苦く、気持ちいいものになるんじゃないかな。コーヒーのように。

なんだろう。この作品は折に触れて輪廻でまだ何回も触れていくことになると思う。観る栄養剤。

305 :Now_loading...774KB:2013/09/24(火) 19:29:18.98 ID:vwBs38RF.net
おまけ
・catman3
はシリーズの出世作と同時に、打ち切りって感じを残してしまったと思う。
すごい不完全燃焼感。
catmanとcatwomanとの関係という軸は、切れてしまったし、細切れなエピソードにあまり統一感を感じない。

それとTV放映が悪い方向に出ちゃった感もある。
意気込みの空回りとか、おまけの消滅だけじゃなくて。
全体的にコンパクトにまとまるほど、catmanっておとなしい人じゃないんだよね。
スロットを延々としてくるくる回ったり、タバコに火がつかないでカチカチやりまくったり。
何だろう、無駄っぽくも無駄じゃない好感を持てる間があって、
それがTV放映という決まった枠じゃ、死んでしまった。

すごくもったいない。
枷のないところで、もう一度catmanがジャンプするのを観たいです。
でも3はシーズンそのものにトドメを刺しちゃった感があって、でも、こういうもんじゃないだろ、これで終わりじゃないだろcatman!って思いもあり。

306 :Now_loading...774KB:2013/09/24(火) 19:31:30.16 ID:vwBs38RF.net
以上。こちらイタコステーション。
地獄の兄からの長文でした。


見ている人がいたら、見たよー、だけでもいいので、なにか返事してー! 寂しいんだよー!

307 :Now_loading...774KB:2013/09/24(火) 21:37:40.79 ID:hp8Q1eK5.net
みたよー
いつも見てるよー

308 :Now_loading...774KB:2013/09/24(火) 23:47:08.26 ID:vwBs38RF.net
おー! 見てる人、いたー。レスありがとう!
気軽に見たり、適当にコメントしちゃってくだされば。

309 :Now_loading...774KB:2013/09/24(火) 23:54:52.95 ID:1CBkTbZ5.net
すいません、体調が思わしくなく。。。
応援してくださるのは嬉しいのですが、8000歳までは、ちょっと無理かもしれません。
長くともあと100年ぐらいしか、私の命の灯は残っていない。そんな予感がします。

>>300
どうもこんにちは。
いつも妹さんにお世話になっている「べてらん(仮名)」と申します。
中途半端な博識ぶりに定評がある仙人(という設定)です。
よろしくお願いします。

ちなみに、空海の言葉に
「生まれ生まれ生まれ生まれて生の始めに暗く、
 死に死に死に死んで死の終わりに冥し(くらし)」
というものがあります。

すなわち人間は数多く生まれますが、生まれるということがどのようなものであるか分からない。
また数多くの人間が死んでいきますが、死んだあとのことも良く分からない。

人間はかくも不完全な存在で、だから仏教が必要なんだという文章の一節ですが、
言われてみるとまったくもってその通りだと思います。

なので、差し支えなければ聞いてみたいですね。
「正直なところ、『死ぬ』ってどうよ?」って。
やっぱり地獄はつらいところですかね?

・・・・・・いや、やはりぶしつけにもほどがありますよね。
これは失礼しました。
いずれ、自分でそれを確かめることに致します。

310 :Now_loading...774KB:2013/09/25(水) 00:07:06.08 ID:p9zeRnmt.net
>>307

こんにちは。
私からもお礼を言わせてください。
見てくれていてありがとです。
あとは、何かしらスレの流れに参加してくださったりすると、私と日刊氏が飛び上がって喜びます。たぶん。

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