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「素敵詩的すくりぷと」の終盤に流れる歌って?

1 :Now_loading...774KB:2012/01/01(日) 18:37:04.02 ID:zq58N0tF.net

ホンさんのFlash、素敵詩的すくりぷと
ttp://www.geocities.co.jp/Milano-Cat/4036/shiteki_02.html

以前、「win限定、音入りバージョン」というのがあって
ttp://web.archive.org/web/20050125090311/http://www.geocities.co.jp/Milano-Cat/4036/shiteki_02.html
そこには、最後の方で、洋楽(?)の歌が流れていました。ハーイハイとか言ってたかな?
とにかく、幸せを音にするとこんな感じになるのかなぁ、と思うくらいに心温まる歌でした。

今は聞くことが出来ません。
無くなってしまった。
誰か歌名や歌手名を知っている方、どうか教えてください。

141 :Now_loading...774KB:2013/02/15(金) 10:33:32.69 ID:lTLAHi0W.net
こんにちは、某ベテランの観客だよ。
検索に引っかからないもので、某サイトさんの呼びかけで初めてこのスレを見つけた。

いや、良かった。これだけ率直かつ心がこもった感想を見つけられて。
それにより自分の見方が変わった部分も有り、読んでて大変興味深かった。
ぜひ続けてくれるといいな。観客同士で何かしらの意見交換が出来ると嬉しいかもしれない。

読んで思ったことは「紅白FLASH合戦」というイベントの核にはやはり心理的な共鳴というものがあること。
それが具体的に何かというと難しいが、

>影のMVPを決めるとしたら、2chのスレッドに作品URLを貼り続けてくれた善意の人。激しくGJ。
これに全く同意するところで、開き直って貼ってくれなければ恐らく自分の意欲も沸かなかっただろう。
この人との共鳴を自分は(勝手に)感じていた気がするというか。
まあ、それも「紅白」に対する自分のイメージの押し付けなのかもしれないが。

142 :Now_loading...774KB:2013/02/16(土) 19:37:42.09 ID:y5zei2zK.net
おお! どうもです。
わたしは手が遅いもので、ベテランさんのハイペースで
それも知識と経験に彩られた人生模様さえ感じる長文感想はすごいなー、と感嘆しながら読んでました。
やっぱり本スレに書き込むというのが、場も盛り上がるし、色々な人にリアルタイムで考えさせて、素晴らしい。うん、わたしにゃ無理ざんす。

んー、わたしはとにかくFlashを見続けて感じて想ったことを綴っただけなので、何かしら影響を与えたんでしょか。
何か悪い変化を与えてしまったら、申し訳ないです。
続けるかどうか。自分は衝動と暇があれば、スローペースでイベント中心に感想を書こうと思っています。
それが半ば義務感に圧され、人を傷つけ、志半ばに散っていった兄から学んだ反省点です。(もう、凄くねじ曲がってるね、この嘘つき)
何かベテランさんのオススメの作品があるとコメント付きで紹介してくれると、嬉しいです。凄く興味深いんです。

とクレクレするだけするのはなんなので。

次の閃2013に向けて。兄の書いた2012は>>26に。
幼かったわたしの記憶に残っていた短編もの。

・朝のリレー
ttp://www.youtube.com/watch?v=zdamOuoDuDc
多分、文章や詩を表現しようとするならば、ベストなテンポでの朗読、選曲。オチが心憎いぃ。夜明け頃に見ると、あー、飲まなきゃ、生きなきゃって思ったり。
・ニュース ステーション OP(春夏秋冬)
ttp://www.youtube.com/watch?v=M3l3L0y8Q-w
短い中でも伝わる心地いいスケール感、世界観。15年前に夢描いていた近未来って感じ。

これでもそれぞれ15秒超えてるんですよね。うん、気軽に見えて、かなりチャレンジしがいのあるイベントだと思います。15秒に全てを!

紅白ってどういうものなんでしょう。一人一人、違っていて、いいと思います。
綺麗な花火があがって、屋台はぼったくり価格で焼きそばを売ったりして、
色んな人が一時一所に集まって、菊次郎みたいな厄介な人もいて、ベテランさんみたいな常連さんや初めて来る人もいて、
それを少し離れた丘からぼんやり眺めているのがわたしなのかな、と思ったりしました。

143 :Now_loading...774KB:2013/02/16(土) 22:45:55.29 ID:sppEOP0C.net
>>142

いや、自分も基本遅いので今回は気合だったというべきかw
ハイペースというかどう考えてもオーバーワークです、本当に有難うございました。
若干の燃え尽き感がある今からすると、やはり、スローペースマイペースが大切だと思う今日この頃。
むしろスパンが長い感想が、今のFLASH界には必要なのかもしれないと思った。

スレを読んで、お兄さんの無念を感じました。
もちろんその散りざまから反省すべきものはあるのでしょうが、
ただ、そこから継ぐべき遺志というのも、もしかしたらあるのかもしれません。
……何も分かっていない部外者が口出しするものではないですね、申し訳ない。

さて、記憶に残る作品の紹介とてもありがたいです。
折角なので、そこに私の感想も加えさせてもらえればと思います。

・朝のリレー
映像と曲が噛み合い、それだけ見ていても安らぐものですが。
やはり、その中核を為し心に沁みるのは谷川俊太郎の詩です。
視点が「自分」から「宇宙から見た地球」へ、ぐいんと連れて行かれ。
そこで感じる浮揚感、飛翔感の快さは筆舌に尽くしがたい。まことによいものです。
強いて残念なところをあげるとすれば、自分は紅茶派だった。リプトンおいしいよリプトン。

・ニュース ステーション OP(春夏秋冬)
四季折々の自然と、人工の町並みの調和の美しさ。
仕事に追われる社会人が思い描く、一つの理想郷に見えました。
「あ、そうか。……自分があくせく働くのは、こういう世界を創り出すためなのだ。」
ニュースを見ることで、人々がそのような気持ちを持てたのであれば。
おそらく、それは人類にとって決して不可能なことではないのでしょう。

紹介して頂いたので、後日私からの紹介もさせてもらいますね。
期待しないで待って頂ければ。

144 :Now_loading...774KB:2013/02/18(月) 06:59:30.53 ID:53LbMLpk.net
あー。燃え尽き感ありましたか。でも、オーバーワーク気味でも熱は失われてませんでしたよ。息切れ感も全く感じられませんでした。
本スレに書き込んでくれるベテランさんは本当に貴重な存在。そちらこそお疲れだったでしょう。ご自愛を。

兄は山田太郎兄さんは、悲しい人でした。
兄の葬儀では、同級生のいわっちだけが「や〜まだァ」と号泣してたのがとても寂しかった。
「あの、口に加えてているのは、その、あの、なんでしょ、葉っぱですか?」とわたしが聞いてみたら、「や〜まだァ」と空返事していました。
あれはきっと麻薬の1種なんだと思います。お体を壊さなければと思うのですが。(あー!)

わたしはイタコを趣味にしているので、2、3分、憑依させてみます。どうぞ兄さん

ありがとう。僕の分は走らなくていいから、花ちゃんは自分の分を一所懸命、走って。一緒に見てくれた人がいて良かったね。その思い出を大切にして。アイムフィールオーライ。

とのことでした。(あーあー)

感想、ありがとさんです。やっぱり視点を変えてみると、今まで見えてなかったものがわかった気がして、お得感。好きなものがまた一層、好きになった感じ。

ベテランさんは紅茶派かー。わたしはコーヒーとレモンティーが好き。
お返事は急がなくても結構です。負担になるようなら、無くても大丈夫。フィールオーライ。

145 :Now_loading...774KB:2013/02/18(月) 23:38:09.73 ID:OdFMCBMb.net
>>144

お気遣いありがとう。
日刊氏のおかげで、また心が熱くなってきた気がしてるよ。

>紅白ってどういうものなんでしょう。一人一人、違っていて、いいと思います。
>綺麗な花火があがって、屋台はぼったくり価格で焼きそばを売ったりして、
>色んな人が一時一所に集まって、菊次郎みたいな厄介な人もいて、ベテランさんみたいな常連さんや初めて来る人もいて、
>それを少し離れた丘からぼんやり眺めているのがわたしなのかな、と思ったりしました。

なるほど、と思った。そういうものなのだろうね。
その喩えで言えば、その後ろの山の上から見下ろして「風が……止んだ」とか「まさか、ヤツが……いや、そんなはずは」
とか言っているのが本当は自分の性には合っていると思う。

山田さんの友人は、グワァラゴワガキーンな人でしたか。
本人に会えたら、どうやったらあの打球音が出るのかを聞いてみたいですね。
それはともかくイタコという斬新な趣味に衝撃を受けましたが、感動の再会に心を動かされました。
これは次のジブリの映画にしても遜色無いと存じます。題名は「天空山田返し」を強く推したい。

146 :Now_loading...774KB:2013/02/19(火) 00:13:37.52 ID:UVCZRg4H.net
追記。

「フィールオーライ。」や「アイムフィールオーライ。」というのは、独特のリズムを持つ言葉ですね。
この言葉を聞いて、何となく次のような会話が思い浮かびました。

「シイゼエボオイ・エンドゼエガアル」
「スピンアトップ・スピンアトップ・スピンスピンスピン――回れよ独楽よ、回れよ回れ」
「フェーヤー? フェーヤー……チョッ!」
「ヘーヤーヘヴン。」

147 :Now_loading...774KB:2013/02/20(水) 19:10:53.01 ID:/P4jJk/F.net
>「風が……止んだ」とか「まさか、ヤツが……いや、そんなはずは」
「神は……死んだ……」「これはポストモダンにおける愛なのである」とか。
最近はカオスっぽい状況が中々なく、ネタっぽいのが生まれにくいってのは、ちょっと寂しい。
兄も水ごりしながらよく悲しんでいました。(言ってるそばから)
ハリウッド進出よりも、まずはジブリからですね。素敵なネーミングありがとう。でも「ホーホケキョ、山田ピュタの猫」も捨てがたい。

フィールオーライ、feel alright、大丈夫。タマブクロスといい、つの丸先生のセンスは凄いです。
追記は真面目で正直者なわたしではついていけませんでしたです。(えー)ごめんなさい。

ジブリということで。

・みんなのうた「カゼノトオリミチ」
ttp://www.youtube.com/watch?v=58pd2LEdbHY

ストーリー性がありながらも抽象的な新人歌手の歌詞を引き立てるために採ったジブリの手段とは。
旅の描写を、断片的に描くということでした。
冬の空気のような澄んだ、でも暖かい映像と歌声のマッチングが凄い。

そして流石ジブリと思わせるところは、随所に!
例えば手をつなぐシーン、踏切→点灯する警告ランプ→通過する電車、と移していく見せ方の広がりだったり、
後ろからの振り向きや、横顔から正面へと振り返る顔の違和感のない描写だったり。
船主の手の動きなど非常に凝ったアニメーションを、自然にさりげなく流している。そこに本作をリピートさせる魅力が詰まっているような。

歌は。
「さあ、生きるために帰ろう」
「憧れだったあの街」では生きていけない、「窮屈なあの場所」へと帰る。それが初めてのワガママ。
泣けます。風の旅を通して少しでもそこを愛おしく思えているのかなぁ。そうだといいな。

148 :Now_loading...774KB:2013/02/20(水) 19:12:45.33 ID:/P4jJk/F.net
そこから連想。似たモチーフでも、作者の個性による明からな違いが。

・みちしるべ
ttp://www5f.biglobe.ne.jp/~card-card-book/bundou.htm

Flash動画文芸祭に投下されたFlash。

練られた反復を用い、キャラクターの心の鼓動さえ伝わる、リリカルさ(詩っぽさ)と分かりやすさを兼ね備えた文章。
対比、構成、展開の妙。
淡く優しい色調で統一された挿絵。

その中でわたしが特に注目したのは文の魅せ方。
「私にはこの世界しかないんだ」の手書きによる切に迫った感じ。

「かくれんぼしましょう」からの一連の文章、映像、音楽の魅せ方が巧み。
一文字ずつ綴っていく文章。まばたきのような転換。音楽の出し方。確かな開放感。文字の大きさの変化が「!」よりも的確に感情を示す。
特に「気がついたら私の足元にまで道が伸びている」の魅せ方は圧巻。

道の果てにあるものは。ここではネタバレしてしまうのが余りに勿体ないので伏せます。己が目でご確認を。

物語の締め方も上手い。
「音楽の途中で終わってしまう」や「楽曲の尺に合わせたことで、同期は出来たものの選曲や語り口に強引さや無理が出てしまった」という悩みは多いと思う。
このFlashは、その打開策の一つを鮮やかに提示しているんじゃないだろうか。物語が終わっても音楽を流し続ける。
慌ただしい時はスキップできるし、暇があるときは余韻に浸る贅沢な時間を楽しめる。

ただ、難点を挙げるとするなら。
自然の情景を描くのが本当にうまく、武器になっていて、それだけでも感動できるのだけど。
人物やキャラクターや街並みなど、そうした生命との出会いをもっともっと配して欲しかったあ。

と、何年も前に、文章系の一つの完成系を提示したような本作。これに震わされるのは想い出補正じゃない。

149 :Now_loading...774KB:2013/02/21(木) 00:21:02.10 ID:q0hu/aHb.net
・みんなのうた「カゼノトオリミチ」
トトロの「風の通り道」じゃなかったんだね。
でも、これはこれでいいものだ。
優しい歌声が、ありそうな一つの日常をより叙情的に表現している。

空、森、人工物。ジブリアニメは本当に世界が美しい。
なびく髪やちょっとした表情などに「そこに人が生きている」感覚が詰まっている。

ここでの「カゼノトオリミチ」とは、人生の通り道。
都会で疲れた主人公は、休暇を取り愛する人が住む町に帰って来たんだね。
それはひょんなところから見つけた、人生の抜け道。
このまま、ずっと二人で暮らしていたい。主人公の心はゆれる。
でも、やっぱり。彼は、生きるために都会へ戻る決心をする。
しかしやはり都会が窮屈なものだとしても。
彼の愛する人が一緒にいれば、彼らはきっと耐えていけるのだろう。
やはり人生は、お互い支えあえる人と共に歩みたい。

150 :Now_loading...774KB:2013/02/21(木) 01:09:01.09 ID:q0hu/aHb.net
・みちしるべ
いや、素晴らしい作品だ。
物語としての構成の巧みさと、それにマッチして心を揺さぶる音楽と絵。
「文章系として、一つの完成形」というのは決して大げさではない。
これはネタバレするともったいない……けど、感想なのである程度ネタバレ前提で。


私達は、生まれる前はどこにいたのだろうか?
そう問うと、答えに詰まる人も多いかもしれない。
薄暗い母親の体内という一つの「狭い世界」から、
私達は「広い世界」へと進み出してきた。
進むか進まないかという自分の気持ちに関わらず、道が自分をはこんでいく。
しかし、長い長い道には……終点がある……。
そして、私達は終点から帰っていくのだ。私たちの後ろにある世界へと。
溌溂とした感性の息吹。これは他の人にも是非見て欲しい作品となった。

ただ、少しだけ疑問をば。終点の後も彼女は自分の意志で歩き出したのであるが、
それはどこへ向けて歩き出した比喩だったのだろうか。
歩き出すのであれば天国とは少し違う気がする。
私たちがは魂となっても私たちにはどこかに進む道があるということを主張したかったのだろうか。
それとも、単に私たちの魂が自由になったという比喩なのだろうか。
それとも、輪廻転生的な概念を示しているのだろうか。
それとも、広い世界で生まれた新たな命としての「はじまり」なのだろうか。
「終点から自分の意志で逃れた」という描写に、もう一歩具体的な踏み込みが欲しい。

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