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【庵野秀明】シン・仮面ライダー Part.26
- 759 :名無しより愛をこめて (ワッチョイ b5ad-Rzwh [210.194.175.115]):2023/04/11(火) 06:58:40.04 ID:o3bXgnKm0.net
- >>719
・冒頭のバイクでの逃走劇の時、うしろから本郷の腰に回した手をぎゅっと抱きしめる描写がある
・「ライダーと言えばスカーフ、それにヒーローといえば赤なんでしょ? 知らないけど」
→後半、スカーフを巻いた緑川博士(若)&緑川母&イチロー(若)が、バイクに乗って撮った写真が出てくる
→その時ルリ子は生まれていない&後半の台詞から一度も他人に甘えた経験がないことが分かる
→本郷に、自分が幼少期に得られなかった父性や、「ヒーロー」を投影しはじめている
・「性能は宛てにしてる」→「貴方を宛てにしてみる」→「ちょっと肩貸して」→「傍にいて」→「生まれて初めて誰かに甘えてみたかっただけ」の台詞で語られてる
→本郷が戦いを経て少しずつ覚悟を決め、精神的に強くなるのと対照的に、ルリ子は二人で行動していくことで精神的に弱くなっていく対比構造
・「その着たきりスズメの強化服いい加減洗え、最近臭い」
→臭いの些細な変化に気付くくらい近い頻繁に、本郷の臭いを嗅ぐことが出来る距離にいる
→冒頭のバイクシーンから推察すると、恐らく移動時にはバイク二人乗りして、その際本郷の背中に顔埋めていたのでは
・一文字に「貴方も『仮面ライダー』になって。彼を助けて」
→今作で本郷が「仮面ライダー」と名乗ったのは一度切りで、その名称を知ってるのは当時その場にいたルリ子、観察者のケイ、ケイからデータを得ていたっぽいイチローの3人
→ケイとイチローは本郷を「仮面ライダー」とは呼称しない
(イチローはプラーナ装置搭載型の最初の成功例なので、「俺はいわば仮面ライダー0号だ」と自称する場面はある)
→本郷を「仮面ライダー」≒「正義のヒーロー」とし呼ぶのは作中でルリ子だけ
→本郷はルリ子にとって「自分だけが知ってるヒーロー」的立ち位置
こんなところかな
少なくともシンウルよりはずっと信頼関係の構築描写が細かいと思うし
本郷がルリ子を救えず死なせてしまうことで、ヒーローとしての挫折を味わい
それでも心折れず、ある意味ルリ子殺しの犯人でもあるイチローの心を救いに行くという
かつて父親が出来なかったこと(敵対した犯人にすら救いの手を差し伸べ、助けること)を成し遂げる
物語上の転換点としても機能してる
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