【庵野秀明】シン・仮面ライダー Part.26

名無しより愛をこめて

>>348
>>ルリ子を守る為の動機付けなんて、どこから湧いた？

最初の戦闘で下級工作員を血飛沫で倒したあと、どこへ逃げた？
ルリ子は自力で先に逃げた⇒なぜ本郷はそれを追った？

ルリ子が本郷に赤いマフラーを巻いたとき、緑川の娘の記憶から呟いたひと言を緑川博士はフッと笑う。
それをルリ子は睨んだが、本郷には違うように見えた。

次に死に際の緑川博士から「ルリ子を頼む！」と言われ、隠れ家を吹っ飛ばされ、生き延びた本郷はどこへ行った？
バイクに跨がり、ルリ子を連れ去ったクモオーグの車を追った。なぜ追った？
なぜだ？
ルリ子を守るためではないのか？？

本郷は、クモオーグを追わず独りで逃げても良かったんじゃないのか？
せっかく同類だから捨て置くとクモオーグに言われたんだぞ。ありがたく逃げれば良かったじゃないか？
なんで追ってるんだ？

クモオーグ戦のあと、本郷は「緑川博士を助けられなかった」とルリ子に詫びた。
父の死を知ったルリ子は口では「気にしない」と言っていたが、ルリ子は明らかに動揺していた。
浜辺美波はその動揺を「目が泳ぐ」という演技で表現した。アップになってるから見逃したのなら、あとで確認すれば？
それを観た本郷は、彼女の本当の性格を見抜き、ルリ子を守るという動機の強化につながる。
本郷はさらにルリ子を慰めようと「緑川博士はルリ子への愛情がある」というような事を言い、ルリ子は反発。
「あの男のエゴをそんな風に解釈できるなんて、おめでたい性格ね」と本郷を睨んで去る。
そんな事を言われても、本郷はルリ子と共にバイクに跨がって移動する。もう彼女を守ることが本郷の中で確定したからだ。

※これらは、台詞で説明は一切されていない。役者の芝居と行動、モンタージュの演出によって語られている。
※これでもわからないと言われたら、もう知らないよ。あなたは読解力ない観客だと確定する。
　
　