有言実行三姉妹シュシュトリアン

名無しより愛をこめて

第33話「妖怪・米ツキバッタ！」　脚本：大原清秀　監督：岩原直樹

荒木、加納、篠山はパチンコ屋の前で、「出血大サービス　いらっしゃいませ」の看板を持っておじぎする人形を見つける
３人は人形が人間かどうか調べる。反応がないので人形だと思って、３人は去ろうとする。人形は３人に「待ちな」と言って、米ツキバッタの正体を現す
米ツキバッタは左手にオジギソウの鉢植えを出して、鉢植えを光らせる。月子と花子がパチンコ屋の前を通る。荒木達が看板を持っておじぎをしている
月子がホースで荒木達に水をかけるが、荒木達はおじぎをし続ける。花子はパチンコの玉を荒木の鼻の穴につめるが、荒木達はおじぎをし続ける
フライドチキン男がパチンコ屋から出てくる。月子と花子に天ざるを奢らせながら、フライドチキン男は一部始終を話す。米ツキバッタの仕業
米ツキバッタはやたら人におじぎをさせたがる。米ツキバッタは手にオジギソウを持っていて、オジギソウの光を見た者はおじぎをしたくなる
お酉様からの指令は米ツキバッタを退治すること。米ツキバッタに襲われやすい人間は、礼儀知らず・威張り腐った人間
米ツキバッタに襲われたら、頭さえ下げれば勘弁してくれる。花子は、米ツキバッタはいい妖怪だと思って、お酉様からの指令を聞かない
花子はビルの屋上から米ツキバッタを呼ぶ。屋上に米ツキバッタが現れる。花子は荒木達を勘弁してくれるように頼む
米ツキバッタは、荒木達は将来サラリーマンになるなら、おじき人形と変わらないので放っておけと言う
米ツキバッタは、花子がおじぎをしないので花子をおじぎ人形にしようとする。花子は、もっと生意気で威張っている人からおじぎ人形にしろと言う
花子は、代議士の山縣博文（ヤマガタヒロブミ）の名前を挙げる。米ツキバッタは、代議士を土下座させる
花子は代議士をデパート？の入口に連れて行き、客に土下座させる。米ツキバッタは、花子に先祖の系図を見せる
米ツキバッタの先祖は2000年前より代々、日本武尊、菅原道真、水戸黄門などに頭を下げて生きてきた。米ツキバッタがおじぎをするのは、先祖の遺伝
米ツキバッタの先祖代々の墓はおじぎをするように傾いており、周りはオジギソウばかり
米ツキバッタはパチンコ屋の客寄せの人形で、パチンコ屋の客に頭を叩かれた
米ツキバッタは先祖と自分の恨みを晴らすため、世の中の人達をおじぎさせるため妖怪となった。米ツキバッタは、花子におじぎをさせようとする
花子は逃げて、米ツキバッタは追う

山吹家では、恵が買ってきた水飲み鳥を見て、英三郎はぺこぺこしている自分を思い出して嫌になる。花子はシュシュコロンで阿波踊りの踊り子に変身する
花子は米ツキバッタの追跡をかわして帰宅する。雪子と月子が、英三郎と恵の様子が変だと言う。英三郎は殿様に、恵は腰元になって殿様ごっこをしてた
米ツキバッタが現れて、英三郎をおじぎ人形にする。恵が抗議したので、米ツキバッタは恵もおじぎ人形にする
米ツキバッタは三姉妹もおじぎ人形にしようとする。三姉妹はオジギソウの光を手で防いで外に逃げる。米ツキバッタは追う
米ツキバッタは、たくさんの人間におじぎをさせて世の中で一番偉い人になりたい。三姉妹はシュシュトリアンに変身して名乗りをあげる
雪子、月子、花子『古人曰く、天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず』。シュシュトリアンはオジギソウからの光をかわす。鉄パイプが曲がる
シュシュトリアンは、オジギソウからの光をアイマスクで防ぐ。米ツキバッタは、目の見えないシュシュトリアンを殴って蹴る
シュシュトリアンは心眼を見開き力を合わせて、シュシュファイナルを放つ。オジギソウは煙を出す。花子は、米ツキバッタが人に頭を下げさせれば、
威張り散らす男に自分がなるだけだと言う。雪子は、人に頭を下げないでも済む、また人に頭を下げさせないで済む世界へ行くように言う
そんな場所は地上にはないので、米ツキバッタは妖怪の世界に戻る。荒木達３人は元に戻る。英三郎、恵は元に戻るが、おじぎのしすぎで肩や腰を痛める
花子は水飲み鳥の前のコップをどけて、水飲み鳥を休ませる