うたう！大龍宮城

名無しより愛をこめて

第7話「フグ」　脚本：浦沢義雄　監督：坂本太郎

タローは宿題を忘れたので、休み時間中に教室で勉強する。シンコが来て手伝いを申し出るが、断られる。だがシンコは体を密着させて教える
キヨシ達３人に冷やかされる。フグは江戸川区の都営住宅に帰宅する。フグタは勉強をしていたが、漫画を読んでいたふりをする。だがフグにばれて叱られる
フグは「私は哀しい」を歌って泣く。フグタは怒って出て行く。フグは乙姫に、フグタは勉強するような悪い子になったと泣きつく
乙姫は勉強が悪い事ではないと思えないと言うが、フグに否定される。珊瑚女王が来て、ゆっくりするように言う。珊瑚女王は「私は嬉しい」を歌う
乙姫はフグに、フグタを自分に任せて珊瑚女王の相手をするように言う。乙姫はフグタと会う。フグタは一生懸命勉強して毒のあるフグになりたい
そして龍宮城を崩壊させた悪い人間達を懲らしめたい。タローが逃げてくる。シンコが来てタローに抱きつく。キヨシ達３人が来て冷やかす
フグタはシンコに勉強を教えてくれるように頼む。乙姫はシンコに、タローにジェラシーを感じさせるように囁く。シンコは勉強を教えることにする
シンコはフグタを自分の家に連れていく。タローはシンコはガールフレンドではなく、寿司がただで食べられると思っている。乙姫はそれを聞いて走り出す
タローは寿司屋「東鮨」（去年からふぐ鍋も始めた）に来て、固まり咳き込む。乙姫も寿司が苦手なので、玉手箱の笛でガスマスクを装着する
フグタを外に連れ出して、シンコに図書館で勉強するように提案する。シンコは了承する

キヨシ達は３人は浦島家に来て、シンコとフグタの勉強の様子を芝居する。タローは気になって、図書館へ走り出す
キヨシ達３人は、乙姫に匂いを嗅がせてと追いかける。乙姫は逃げる。鯨大王が現れて、静かにしなさいと怒る。鯨大王達３人は、ポーカーで遊ぶ
鯨大王は「私は楽しい」を歌う。鯨大王はフラッシュ、珊瑚女王はストレート、フグはエースフル。タローは図書館へ来て、フグタとシンコを眺める
シンコはフグタに勉強を教えてもらう。タローはがっかりして帰る。乙姫とキヨシ達３人は、小声で追いかけっこ。タローは帰宅して、トイレに閉じこもる
鯨大王はツーペア、珊瑚女王はスリーカード、フグはクィーンのフォーカード。フグはお化粧直しにトイレに行く
キヨシ達３人は縛られて、鼻を洗濯バサミで挟まれる。タローの呟きを聞いて、フグは怒り「私は怒った」を歌う。フグは怒りで危篤状態になる
図書館にタロー達４人が来て、フグタにフグの危篤を知らせる。シンコが勉強をさせない罰が当たったと言うと、フグタはシンコをぶって出て行く
シンコは涙を浮かべる。乙姫はフグの左手の中指に、海のミネラルの指輪をはめるが効かない。フグタが来て、もう勉強をしないからと泣く
フグはフグタの名前をつぶやく。乙姫がもう一度海のミネラルの指輪をはめると、フグの意識が戻る。フグタはもう勉強をしないと約束する
フグとフグタは抱き合って泣く。フグは昔から高血圧。偉大なる母親の愛情には、フグタの勉強しようとする心も勝てなかった
フグタはこの後もフグに隠れて勉強をした。乙姫は図書館に来るが、キヨシ達３人と一緒に帰る。タローがシンコを慰めていた