うたう！大龍宮城

名無しより愛をこめて

第48話「プランクトン」　脚本：浦沢義雄　監督：佐伯孚治

トオルはクリスマス会の劇の主役をやりたかった。学芸会の「僕は眠れる森の美女」のオーディションで、トオルは本当に眠ってしまい失格になる
トオルは乙姫に相談する。トオルは生まれてこの方、一回も劇の主役をしたことがない。クリスマス会の出し物は「僕はシンデレラ」。先生がそういうのが好き
浦島家にプランクトンが訪ねてきて、ナマズの座長を助けてくれるように乙姫に頼む。プランクトンは、旅芸人の川魚一座のナマズの座長にお世話になっていた
プランクトン、ナマズの座長、フナ、コイは「するする」を歌いながら旅をしていた。ところが座員のコイとフナが、プランクトンを食べようとする
ナマズの座長が止める。コイとフナは川魚一座のダブル座長を宣言して、ナマズの座長を痛めつけた。プランクトンは、乙姫にコイとフナを退治してくれるよう頼む
乙姫は承諾する。広場でコイとフナは演技の練習をし、ナマズの座長にリヤカーの清掃をさせていた。乙姫が来て、悪い奴らに追われているから助けてと言う
乙姫は、２人に助けてもらったのではお礼ができないので、どちらか１人にして助けてほしいと言う。コイとフナは喧嘩する
タロー、キヨシ、トオル、マサヒコが来て、コイとフナをやっつける。乙姫は、ナマズの座長やプランクトンに手向かうことは許さないと宣言する
ナマズの座長は乙姫に礼を言う。乙姫はトオルに芸を教えてくれるように頼む。夜の浦島家で、ナマズの座長はトオルに芸を教える

トオルはオーディションに落ちてがっかりする。ナマズの座長に教わった芸がクリスマスの劇に合わなかったから。トオルはナマズの座長に何て言えばいいか悩む
トオルは、プラクントンが座長と呼ばれて、コイとフナと一緒に出歩いているのを目撃する。トオルはナマズの座長の所へ行く
ナマズの座長は、もう座長ではないと言う。プランクントンが座長になり、コイとフナを手下にしてナマズの座長に認めさせた
トオルはオーディションに落ちたことをナマズの座長に謝る。トオルは小学校に戻り、シンデレラの衣装を奪って着る。トオルはナマズの座長の所へ向かう
タロー、キヨシ、マサヒコはそれを見て後を追う。トオルはナマズの座長に、シンデレラの晴れ姿を見せる
プランクトンの命令で、コイとフナはトオルをやっつける。タロー、キヨシ、マサヒコが来て、トオルを助けてコイとフナと喧嘩する
プランクトンは、ナマズの座長をやかんで叩いて気絶させる。プランクトンは竹刀を投げ渡す。コイとフナは逆襲して、トオル達４人を痛めつける
タローは笛で乙姫を呼ぶ。正装姿の乙姫が「美しい心」を歌いながら現れる。プランクトンは、コイとフナに乙姫をやっつけるように命令する
乙姫はマントを翻して、コイとフナを吹き飛ばす。乙姫は泥臭い考えを消すために、プランクントン、コイ、フナを佃煮にしようと平和なハープを奏でる
ナマズの座長が止めに入り、自分も佃煮にしてくれるように頼む。乙姫はプランクントン、コイ、フナに、ナマズの座長のように清く泥臭く生きるように説教する
乙姫は平和なハープを奏でる。プランクトン、コイ、フナは浄化されて、ナマズの座長と抱き合う。シンコが来て、オーディションに受かった子が急に辞めたと言う
トオルはカボチャの役。トオルは怒って立ち去り、タロー、キヨシ、マサヒコ、シンコが追う。タロー「結局トオルは、カボチャの役でクリスマス会の劇に出ました」
川魚一座はリヤカーを引いて去って行く