うたう！大龍宮城

名無しより愛をこめて

第33話「ハマグリ」　脚本：浦沢義雄　監督：佐伯孚治

ハマグリは丸藤商事の部長に潮干狩りで見つけられる。乙姫は、丸藤商事の会長が平和なハープを弾いて龍宮城を再建する夢を見る
乙姫は平和なハープを取り戻す決意をする。会長は部長に、マッサージの仕方が悪いから乙姫に襲われる怖い夢を見たと叱る
会長は部長に、格下げが嫌ならいい夢を見るようなマッサージをしろと言う。会長は、乙姫に鞭で打たれる夢を見る
会長は部長に、クビになりたくなかったら乙姫を捕えるように命令する。部長は大好きな社員食堂のＢランチも見納めだと泣く
部長はハマグリを思い出して帰宅する。部長はハマグリに龍宮城観光課計画の協力を頼む
ハマグリは浦島家に行き、乙姫、鯨大王、珊瑚女王に、浦島家をレストランシアターに改造することを説明する
高い料金を取ってタイやヒラメの舞い踊りを見せる。スターの乙姫が「美しい心」を歌う。珊瑚女王は賛成する
ハマグリは資金面で３人に迷惑をかけないと言う。乙姫はタローに相談しないといけないと言う。ハマグリは帰り、乙姫は尾行する
ハマグリは旦那（部長）と出会う。旦那が丸藤商事のバッジをつけていたので、乙姫は旦那が丸藤商事の社員だと気づく
乙姫は、ハマグリは部長に騙されていることが分かり帰る。乙姫が正装姿で「目を閉じて」を歌いながら現れる
乙姫は、部長とハマグリにマントを被せる。だが部長は消えて、別の場所から現れて名刺を投げる。ハマグリは騙されていたと分かる
部長は乙姫を騙したと言って、社員５人に乙姫を捕まえさせて袋の中に入れる。部長は、もう用はないとハマグリを投げ捨てる

タロー達４人は、今年最後になるかもしれない冷やし中華を名残惜しんで食べる。ハマグリが来て、乙姫が捕まったことを知らせる
乙姫は会長室に運ばれる。会長は「龍宮城が崩壊したことは丸藤商事には一切関係ない。今後、丸藤商事に対して攻撃しないことを約束する」
という旨の書類にサインするように乙姫に要求する。だが返事がない。袋の中には乙姫はいない。乙姫は社員に変装して平和なハープを頂く
乙姫が龍宮城を再建するにはなくてはならないハープだと教えると、会長は奪い返すように命令する
だが部長と社員５人は、ハープの音を聞いて踊ってしまう。平和なハープの音は、人々の心を和ませ戦う能力を失わせる
会長が叱ると、部長と社員５人は耳に手を当てて近づいてくる。タロー達４人が来る。会長はタロー達を捕まえるように命令する
タロー達は捕まる。会長は、タロー達を平和なハープの音から守る盾にするように言う。ハマグリが来て、会長の首を絞める
乙姫は平和なハープを弾く。ハマグリは会長から手を離して踊る。部長は、タローを盾に乙姫に平和なハープを渡すように要求する
乙姫は会長に平和なハープを返す。会長が平和なハープを弾くと、凄い騒音が出る。乙姫、ハマグリ、タロー達４人は逃げる
ハマグリは乙姫に謝る。乙姫は自分を慰めるように「メソメソ」（２番）を歌う。タロー達４人、ハマグリも歌い出す
会長は平和なハープを金庫の中に保管する。部長が会長をマッサージすると、会長は眠ってしまう
部長は会長の椅子に座って会長を指さして叱るが、起きた会長に叱られる