うたう！大龍宮城

名無しより愛をこめて

第25話「カサゴ」　脚本：浦沢義雄　監督：村山新治

カサゴがラーメン屋でラーメンを食べて帰ろうとすると、泣き声が聞こえる。ラーメンが泣いていた
ラーメンは、チャーシューやメンマは食べるのに、なるとを残す人間が嫌いと言う。なるとは魚のすり身を練って作る
カサゴはなるとを食べると共食いになるから残した。鯨大王は女性セブンを読む。「有名プロ野球選手　怪人麺類の母に襲われる」
「麺類の母　有名演歌歌手を襲う！！」。珊瑚女王がやってきて、隣の奥さんが鍋焼きうどんを食べたいなと思った時、麺類の母に襲われたと伝える
浦島家に電話がかかる。珊瑚女王が出ると、視聴者からのリクエストだった。鯨大王と珊瑚女王は「コバンザメ」を歌う。乙姫と亀山が帰ってきて一緒に歌う
タロー達４人は下校する。給食は最低だったので半分以上残して腹が減っていた。タローが乙姫にそうめんでも作ってもらおうと言うと、麺類の母が襲ってくる
タロー達は逃げる。亀山は「ログマイタコタ」を歌いながら、乙姫をタクシーに乗せていた。亀山は、タロー達が麺類の母から逃げているのを目撃する
乙姫が麺類の母に止めるように言うが、麺類の母に襲われる。ブレスレットが鳴り、麺類の母がカサゴだと分かる。カサゴは、乙姫だと分かり土下座する
浦島家で乙姫とカサゴは話し合う。カサゴはラーメンと仲良くなった。ラーメンはタンメンへの片思いを相談する
それがきっかけでカサゴは、麺類から麺類相談を受けるようになった。いつしかカサゴは麺類の母と呼ばれるようになった
麺類の母は麺類達とピクニックに行き、一緒に「おお牧場はみどり」を歌う。お昼御飯の時、麺類達は人間いや人類は麺類をバカにしていると不満を言う
「ラーメンでも」「ざるそばでも」「スパゲッティでも」「鍋焼きうどんでも」「冷やし中華でも」。「でも」とはどういうことなんだ！
こうしてカサゴは麺類達をバカにする人類を懲らしめるため、怪人・麺類の母となり日夜戦い続けるのであった。カサゴは麺類の母になり、浦島家を後にする
タロー達４人が帰宅する。タローは乙姫にそうめんを作ってくれるように頼む

乙姫は玉手箱の笛を吹いて、そうめんの気持ちを聞く。そうめんは、人類に怒りを持っているのは悪い麺類達たと答える
悪い麺類達は麺類の母を利用して、この地球を麺類帝国にしようと企んでいる。麺類の母に襲われた人類は、次第にその恐怖心から麺類を敬うようになる
こうして人類は麺類に支配され、この地球は麺類帝国となる。乙姫はそれを聞いてそうめんを作るのを中止して出かける。タロー達は自分でそうめんを作る
カサゴがキーボードで「藁の中の七面鳥」を弾いて、麺類達が踊っていた。カサゴ達は、冷やし中華が来ていなかったのでもう少し待つことにする
乙姫は長寿庵の出前持ちに変装して、冷やし中華をカサゴ達の所へ運ぶ。乙姫は、カサゴが麺類達に騙されていると教える。カサゴは乙姫に泣きつく
麺類達は、秘密を知った乙姫とカサゴを襲う。２人は逃げる。乙姫とカサゴは途中で別れる。カサゴは麺類達に追い詰められる
正装姿の乙姫が「メソメソ」を歌いながら現れる。乙姫は玉手箱の笛を吹いて麺類達をのばす。麺類達は無くなり、容器が地面に落ちる
乙姫とカサゴは帰って行く。カサゴはこの日以来ラーメンを嫌いになった。乙姫は途中でカツ丼でもを食べていこうと提案する
カサゴは紅生姜つきの玉子丼でも頂こうと言う。背後では「でもとは何だ！」と丼物達が怒っていた。乙姫とカサゴは去って行く