不思議少女ナイルなトトメス

名無しより愛をこめて

第44話「天然記念物の敵」　脚本：浦沢義雄　監督：村山新治

吉見百穴？でトトメスとワルサは戦う。ワルサは倒され、パピルスで縛られる。ピラミッドに封印される。という夢をワルサは見て、起き上がる
マナミは下校する。途中で、個人タクシーからサングラスでスーツを着た男が降りてくるのを目撃。男は二丁目の料亭・柳川に来て、サングラスを外す
芸者がパパと言って抱きつく。芸者はミンミンゼミ型のナイルの悪魔になり逃げる。男が虫取り網で捕まえる。ナイルの悪魔は芸者に戻る
男は次はアレをしてくれるように頼むが、断られる。中島家では晩御飯。テレビに先ほどの男が映っており、総理大臣だった
マナミは、目撃した男が総理大臣そっくりだと気づく。マナミは、テレビのブラウン管に映った総理大臣の顔の上に、マジックでサングラスを描く
マナミは確信する。だがパパは怒って、綺麗に拭くように言う。マナミはタオルで拭く。夜、料亭にワルサが来て、トトメスに捕まった夢を見たと話す
ワルサは、後８匹で、みんなトトメスに捕まってしまうかもしれないと言う。縁起でもないので、芸者は塩を撒く
ワルサは、ナイルの悪魔が天然記念物にでもなればと言う。芸者はワルサが出した辞書で、天然記念物の事を調べる
天然記念物に指定されれば、日本政府がナイルの悪魔を守る。それどころか、一般市民が天然記念物の敵トトメスを倒す
翌朝、内閣総理大臣公邸の総理大臣の寝室にミンミンゼミ型のナイルの悪魔が来て芸者になる
総理大臣は、家内に見られないように芸者を外に連れ出す。芸者は、ナイルの悪魔を天然記念物にしてくれるよう頼む
総理大臣は断るが、アレをしてあげると言われる。芸者はミンミンゼミ型のナイルの悪魔に戻り、総理大臣の顔におしっこをかける
総理大臣は少年時代を懐かしむ

芸者はナイルの悪魔労働組合の事務所に来て、ワルサに事の経緯を話す。マナミは下校中に、総理大臣がタクシーから降りるのを目撃して尾行する
だが料亭の前で見失って帰る。内閣で討議の結果、ナイルの悪魔は天然記念物に指定できなかった。総理大臣は謝る。芸者は総理大臣に宿る
マナミはサナエに、総理大臣が来ていたことを放す。臨時ニュースでは、総理大臣が今日突然ナイルの悪魔を天然記念物に指定したことを発表したと
お宝魔法箱が鳴る。サナエは外に出てステッキで探知する。ワルサは臨時ニュースを見て半信半疑。サナエは料亭に来る
ワルサが来たのを見て、サナエは隠れる。ワルサが料亭に入ると、トトメスに変身する。ワルサは料亭から出てくる。トトメスが現れる
トトメスとワルサが対峙すると、プラカードを持った市民がやってくる。ワルサはトトメスを懲らしめるように言うと、市民はトトメスを倒そうとする
トトメスは逃げて、市民が追う。トトメスが説得しようとするが、市民はただの市民ではなく、天然記念物ナイルの悪魔を守る会の市民の皆さん
トトメスが天然記念物に指定されたのは何かの間違いだと言うと、総理大臣が現れて間違いではないと言う
トトメスは総理大臣の顔を見て、ナイルの悪魔が宿っていることに気づく。トトメスはアメンホテップで、花咲か爺さんを呼ぶ
トトメスは、花咲か爺さんに総理大臣に花を咲かせるように言う。「花咲爺」をBGMに、花咲か爺さんは総理大臣に花を咲かせる
総理大臣は花粉症になり、くしゃみをする。総理大臣の体から、芸者が出てくる
市民は、総理大臣が宿られていて、ナイルの悪魔が天然記念物でないことを理解する。トトメスがワルサを指さすと、ワルサは逃げて市民が追う
トトメスは逃げる芸者をパピルスで縛る。「天然記念物になって、誰からも愛されるナイルの悪魔になりたかった…」
ミンミンゼミ型のナイルの悪魔は、ロマンチックな夢を見続けたまま封印される。後7匹
トトメスは、総理大臣がトトメスを天然記念物にしたらと想像する。トトメスは檻の中で、来客は餌を投げて、係員は餌を与えないように注意
トトメスは、花咲か爺さんに総理大臣をタクシー乗り場に連れて行くように頼む。総理大臣と花咲か爺さんは、タクシー乗り場に向かう
ロケ地：料亭柳川、石神井公園野外ステージ