歴代ライダー主人公が兄弟だったら35

名無しより愛をこめて

GJありがとうございます～

おまけ。
「……しかしだな、進ノ介兄さん。相手が誰であれ、家に侵入されて気付かないというのは些か不用心だろう」
「う……それを言われると耳が痛いな……」
「俺達兄弟だけならともかく、樹花や小夜に何かあったらどうする。知らない人物が家に居て判断に困ったら俺達に連絡してくれ」
「進ノ介、君の兄弟の言う通りだ。不法侵入ならば逮捕するのが君の職務ではないかね」
「……ベルトさんまで……」
「まあまあ総司、ベルトさん。進ノ介兄さんももうわかってくれたって。
兄さん、デザートにスイートポテト作ったんだけど、神棚にお供えしてきてくれる？」
「はいはーい」
「私はここにいますよ」
「！？　そ、総司！知らない人が家に居る！」
「あ、神様お久しぶりですね～。スイートポテト、このまま食べます？」
「ありがとうございます、アギト。いただきましょう」
「総司ぃ！！」
「あれは神様だ。普段は神棚にいる」
「初めまして。アギトの新たな兄よ」
「か……かみさま……　……もう考えるのやめる、俺」

「お味どうです？今年のサツマイモは甘～いのができたんですよ」
「美味しいですよ。……アギト、今日は貴方の、去年の弟はいないのですか？」
「紘汰ですか？どーでしょうね。多分年末には帰ってくると思いますけど」
「そうですか……」
「紘汰に何か用事ですか？急ぐなら弦太朗が差し入れ行くんで伝言頼めますよ」
「大層な事ではありませんが……新たな文明を築こうとしていると聞きましたので、何か力になれることがあれば相談に乗ります、と伝えて頂けますか。ご挨拶は次に帰ってきた時に改めて」
「ああー、そういうことですか。わっかりました、ちゃーんと伝えておきますから」
「ありがとうございます、アギト。他のご兄弟にもよろしくお伝え下さい……それにしても、今年も本当によい作物が実りましたね」
「でしょ～。俺が育ててますから！」