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国民民主党 10

71 :名無しさん@3周年:2024/03/19(火) 21:57:34.83 ID:FPgE1l5l.net
>>66
「賃金・物価スパイラル」で最初に欧州が苦しんだのが1970年代。
当時の英国に典型だが、石油危機による物価高に対して労組が賃上げを求め、
これによってインフレが加速するという状況が生じた。
これに対処するために出てきたのがサッチャー流の新自由主義といっても過言ではない。
問題は「スタグフレーション(景気後退+インフレ」という造語がこの時生まれたように、
経済成長が腰折れしてしまったことだ。輸出でも賃上げでも成長できないことから、
ディスインフレ政策と金融資本市場の発達で乗り切ろうとし、
結果格差社会を生んでしまった反省がある。
70年代のもうひとつのモデルが欧州小国のコーポラティズムで、
政労使協調(政治は輸出促進、労組は賃上抑制、使用者は雇用保障)によって危機を乗り切った
ドイツがコーポラティズムかどうかには未だ論争があるが毀誉褒貶の激しい
「ドイツモデル」の刷新となるかどうかがポイントだ。

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