正直、天皇なんて要らなくね？★9

名無しさん＠３周年

http://blog.goo.ne.jp/yuzu0905_85/e/ade89ed6032c70d61c45b5d680bb2381

って思ったら人生が恐ろしく壮絶でした。
・家庭内暴力と児童虐待が横行する家庭で育つ
・貧困ゆえに虐められる
・病身の母のため、盗みや悟志の殺害などを企てる
・人の卑しい本性を見抜く鋭い観察眼を持ち合わせている
・汚い大人たちには容赦しない
辛い、これは読んでいるだけでも辛い。

２．両親の馴れ初めとか経緯とかいろいろもうお腹いっぱい。
子どもが壮絶なら両親も壮絶。
というより両親が壮絶だから子どもが壮絶。
この作品の悪役にあたるのが継父の相沢悟志（内藤剛）。
戸籍上では継父だけど実際は血縁関係がある父親です。
前述の家庭内暴力と児童虐待はこの人によるもの。
すずが愛情を寄せる、すずに愛情を寄せている母親が相沢陽子（田中好子）。
そもそもこの２人の馴れ初めからヤバイ。

人生ヤケクソ飲んだくれ、ＤＶわっしょいと陽子に手をあげるようになる悟志。
陽子、妊娠していたけど悟志に告げずに逃亡。別の男性と婚姻関係になり、すずを出産します。
（この男性がすずの戸籍上の父親）
陽子に逃げられた悟志。
復讐のため改心したように見せかけて、すずを出産した陽子に再婚を迫り……。
陽子もまたあの時逃亡した罪悪感を抱えており、悟志と再婚。
悟志、陽子を昼夜問わずに働かせる。自分はヒモ。
陽子、罪滅ぼしの意識から悟志の傍を離れることができない。
そして陽子に大きな心臓病が発覚。
莫大な手術費用がかかることもあるし、さらには自分がボンベイプラスという特殊な血液型のため手術に踏み切れない。