夢日記【L.S.D.】

1 ：黒井シュヴァルツヴァルト：2023/07/31(月) 00:34:23.59 ID:JYNimx4z.net

書くよ

2 ：黒井シュヴァルツヴァルト：2023/07/31(月) 00:42:59.10 ID:CSyD8Mzf.net

1 蛙を捕まえる
通りは深い川になっている。
胸のあたりまで水がくる。
小さな蛙を見付けた私は、
その蛙を捕まえようとする。
蛙のやわらかい身体を
握り締めたが、
その気持ち悪い感覚に驚く。

3 ：黒井シュヴァルツヴァルト：2023/07/31(月) 00:51:29.07 ID:CSyD8Mzf.net

2 鯨の尾鰭の行進
鯨が子供を生むために
川を上っていく
というニュースが
街を賑わせている。
黒い大きな尾鰭は
とても立派なもので、
その姿だけからでも
とてつもない大きさの
鯨たちが上流目指して
進んでいると思われる。

4 ：黒井シュヴァルツヴァルト：2023/07/31(月) 00:56:11.43 ID:CSyD8Mzf.net

3 猫の声
物干しのところに
白猫がうずくまっている。
駆け寄ると、
猫は弱々しく哀しげな、
そして機械のような声で、
「会えてよかった」
と繰り返し云うのだ。
その初めて聞いた猫の声が
とても哀れで、
私は胸が一杯になる。

5 ：黒井シュヴァルツヴァルト：2023/07/31(月) 01:00:45.64 ID:CSyD8Mzf.net

4 追われる
誰かに追われている。
それは組織のようなものだ。
そこの小さな洋服店には
今は引退した老師がいて、
追われている私を
かくまってくれる。
しかし、私はこれからも
敵に追われ続けるのだ。

6 ：黒井シュヴァルツヴァルト：2023/07/31(月) 01:06:10.74 ID:CSyD8Mzf.net

5 下着店
坂の下のビデオショップの
前に、下着店がある。
段ボールに山積みにされた
下着たちは、
「綿のパンツ五枚で五百円」
店の横にまわると、
段ボールには
ドーベルマンのように
大きな猫が入って
売られている。

7 ：黒井シュヴァルツヴァルト：2023/07/31(月) 01:10:52.38 ID:CSyD8Mzf.net

6 私の死ぬ日
私はあとニ、三日後に
死んでしまうことに
決まった。
これは運命だ。
死ぬ日は二十六日。
今から止めたいと思っても、
もう駄目だ。

8 ：黒井シュヴァルツヴァルト：2023/07/31(月) 01:15:29.83 ID:CSyD8Mzf.net

7 私の手を握る
そして車は、
老木の中をくりぬいたような
一軒の家へ着く。
亡くなったひいおばあちゃん
が出てきて、
「よく来てくれたねえ」
と云って、
私の手を握った。

9 ：黒井シュヴァルツヴァルト：2023/07/31(月) 01:21:56.31 ID:CSyD8Mzf.net

8 彼は「希望」
山門を守っていた
「あ」と「うん」の前に、
赤鬼が居座る。
二人の間から「たろう」
という男の子が生まれた。
彼は赤鬼のすきを見て、
山門の前に渦巻く
時間の流れに
飛び込んで逃げた。
彼は「希望」だ。

10 ：黒井シュヴァルツヴァルト：2023/07/31(月) 01:27:25.45 ID:CSyD8Mzf.net

9 むにゅむにゅとしたもの
顔中が吹出物だらけ。
鼻のてっぺんからも、
分子構造モデルのような形の
むにゅむにゅが出てきた。
とても気持ち悪い。
洗面所の窓へ捨てに行く。
外に出して窓をしめ、
むにゅむにゅが
どこへ飛んでいくのか、
しばらく見ていた。

11 ：黒井シュヴァルツヴァルト：2023/07/31(月) 01:32:02.68 ID:CSyD8Mzf.net

10 有名人になってしまった自分
歌を唄う人たちのポスター。
その中のひとりは自分。
有名人になってしまった。
図書館の一室。
一般の質問者たちが
待っている。
座るといきなり、
「〇〇の歌詞の意味は?」
と聞かれる。
どーでもいいじゃないか。

12 ：黒井シュヴァルツヴァルト：2023/07/31(月) 01:37:15.06 ID:CSyD8Mzf.net

11 赤ちゃんだけれど顔は大人
久しぶりに倉嶋さんちの
赤ちゃんを見る。
顔をのぞきこんだら、
すっかり大人の顔に
なっている。
でも身体は赤ちゃんのまま。
「ずいぶん大きくなったね。」
と驚いていた。

13 ：黒井シュヴァルツヴァルト：2023/07/31(月) 01:41:15.23 ID:CSyD8Mzf.net

12 九階
マンションの九階。
和室だった部屋には、
昔近所に住んでいた
おばさんがいる。
彼女は半ば狂っている。
いろいろ悪いことを
しゃべっている。
質問をしても、
何も聞こえていないようだ。

14 ：黒井シュヴァルツヴァルト：2023/07/31(月) 01:46:09.45 ID:CSyD8Mzf.net

13 水猫
家の中に大きな池がある。
そこで泳いでいると、
体がまんまるに膨れあがった
大きな猫が浮いている。
水猫というのだ。
私たちはとても仲良しだ。
猫はとても柔らかくて
抱き締めると、
暖かい気持ちになれる。

15 ：黒井シュヴァルツヴァルト：2023/07/31(月) 01:50:25.76 ID:CSyD8Mzf.net

14 森
森の向こうから
ふたりの人がやってきた。
彼は彼女と抱き合う。
ふたりは一緒に死ぬ約束を
してしまったのだ。
彼はもうそのことについて
後悔している。
しかし、
どうしようもない定めで
こうなってしまったのだ。

16 ：黒井シュヴァルツヴァルト：2023/07/31(月) 01:54:44.56 ID:CSyD8Mzf.net

15 兎の内蔵
兎の内蔵が
いくつか置かれている。
これは大変美味しいのだと、
誰かが云う。
私は兎が毛を剥がれて
解体されるシーンを思う。
不思議と生々しくなく、
血の一滴すらこぼれない情景。
音のない演奏会、
役者の出ない芝居。

17 ：黒井シュヴァルツヴァルト：2023/07/31(月) 02:01:43.07 ID:CSyD8Mzf.net

16 奇妙な人
人工の四角い池のまわりに、
蛇の身体と人間の頭を持った
奇妙な人たちがいる。
彼らは中世の貴族のように
羽飾りの帽子を被り、
織物の胴着を着て、
大きな杯を持っている。
私は、その奇妙な人の
細長い身体に大きな石を
載せて動けなくしてしまう。

18 ：黒井シュヴァルツヴァルト：2023/07/31(月) 02:04:37.19 ID:CSyD8Mzf.net

17 本を埋める
本を埋める。
深く深く掘った
地面の中に。
子供達の教育のために
そうするのだ。

19 ：黒井シュヴァルツヴァルト：2023/07/31(月) 02:09:42.63 ID:CSyD8Mzf.net

18 唇に紅を塗る
誰かの唇に、
私が赤い紅を紅筆で
塗ってあげている。
私はただ懸命に紅をその人の
唇に塗っている。
「もっと厚く塗らなければ
取れてしまうから駄目だ」
私はその声に、もっと丁寧に
厚く紅を塗り潰していく。

20 ：黒井シュヴァルツヴァルト：2023/07/31(月) 02:14:55.82 ID:CSyD8Mzf.net

19 蕎麦の失敗
台所で蕎麦を茹でている。
台所の窓から陽が差し込み、
俎板の上に散らばった
青い葱の微塵切りを
照らしている。
別の鍋の鰹出汁に
味付けをするが、
濃くなりすぎて失敗。
鍋の出汁を薄めて
作り直すべきか、悩む。

21 ：黒井シュヴァルツヴァルト：2023/07/31(月) 02:19:19.13 ID:CSyD8Mzf.net

20 亀
自分の席に着くと、
小さな亀がいる。
所々、甲羅が割れており、
どこかに落ちたみたいだ。
私は、入れ物を探して
そこへ亀を入れて
飼うことにした。
でもこの先ずっと
この亀を飼い続けられるかが
心配だ。

22 ：黒井シュヴァルツヴァルト：2023/07/31(月) 02:24:10.51 ID:CSyD8Mzf.net

21 白い閃光
居間のテーブルの上には、
箱が置かれている。
亡くなった人の形見なのだ。
私はその人を想っている。
すると急に
開け放った窓から、
白い閃光が飛んできて、
母の目の前で炸裂した。
きっとその光は、
亡くなった人の魂だろう。

23 ：黒井シュヴァルツヴァルト：2023/07/31(月) 02:25:29.28 ID:CSyD8Mzf.net

寝る!疲れた!

続く

24 ：黒井シュヴァルツヴァルト：2023/07/31(月) 09:52:59.59 ID:CSyD8Mzf.net

続き

22 女の子の背中
銀行の玄関先に屋根のある
八畳程のスペースがある。
そこに布団を敷いて
私は眠っている。
背中にパウダーを付けた
小さな裸の女の子が、
背をこちらに向け、
外の光を受けている。
背骨や肩胛骨が
くっきりと浮かんでいる。

25 ：黒井シュヴァルツヴァルト：2023/07/31(月) 09:56:33.82 ID:CSyD8Mzf.net

23 猫を預かる
預かっていた猫が
三階の部屋に帰っていった。
すると、何者かが
猫を透明にしてしまった。
少し残った身体が、
薄い半月のように
残って見えるだけだ。

26 ：黒井シュヴァルツヴァルト：2023/07/31(月) 10:00:32.60 ID:CSyD8Mzf.net

24 落下した少年
少年の乗った車が走る。
斜面に向かって、落下。
私はそれを見ていた。
先程の少年は
酷たらしく血を流して
死んでいる。
不思議に怖いとは
思わなかった。
日常の景色を見るように、
自然にその惨状を見ていた。

27 ：黒井シュヴァルツヴァルト：2023/07/31(月) 10:06:52.54 ID:CSyD8Mzf.net

25 濡れた老人と洗面器
外の狭い物干し台に、
小太りの老人が立っている。
雨がひどく降っている。
老人を椅子に座らせ、
泥だらけの裸足の足を拭き、
女の子に水を入れた。
洗面器を持ってくるように
云い付ける。
その洗面器の乳白色が
いやに目に付く。

28 ：名前はいらない：2023/08/05(土) 03:16:10.66 ID:4imd7wUc.net

職場でコミュニケーションはできるけどシゴト出来ない人を無視してたら、ゾンビ化ウイルス的なものをばら撒かれて大パニックになる
見た範囲では人がナンセンスになって襲いかかる、ナンセンスなゆるキャラになって遅いかかる、くらいだけど、
実際のゾンビ化的な手段や1部に出現するゾンビはかなりグロテスクらしい
化け物をひたすら殴ったり高所に登って回避したりしてなんとか撃破

忘れてる部分相当あるけど、シュール系スプラッタホラー映画って感じでかなり見応えがあった

29 ：名前はいらない：2023/08/05(土) 03:21:57.29 ID:4imd7wUc.net

下半身を水を張ったタライに浸した芸人たちが襲ってくるのは鮮明に覚えてるけど、かなり些末なところ
ただ映像のシュールさとしては常にこんな感じ
実物はグロテスクな怪物だけど、何故か映像上ではコミカルになってる

30 ：名前はいらない：2023/08/05(土) 03:24:08.87 ID:4imd7wUc.net

それと事務所が何故か高学歴発達障害みたいな人たちと黒幕に占拠されてた