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死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?378

173 :本当にあった怖い名無し:2024/04/17(水) 00:29:40.36 ID:McOH8O1U0.net
三度電話をかける。電話に出たのは先の二つと同じ人物だった。
今度はやや堂々と「サンタ二さんはいらっしゃいますか?」と聞いたところ、驚いた。
「はい、私ですが」と答えたのは応対した正にその人物だった。
この人物は、要件が自分にあることを自覚していながら、相手が苗字を読み間違えるのを修正することもなく電話を切り上げていたのだ。
「サンタニ」という読みは勿論、「三谷」と書く苗字が社内に1人しかいないことはWebツールで調べて分かっている。
普通、サンタニなんていうマイナーな読み方してたらミタニやミツヤと間違えられることぐらい人生で何度も経験してるだろうし、
仕事の内線で自分の苗字を読み間違えられたら「これ正しくは〇〇と読むんですよ」と修正しつつ「何か御用ですか?」と話を切り出してきてくれるモノだろう。
こっちは友人達との晩飯を控えて早く帰りたいのに、自分への要件をスルーしようとする無気力な行動にイラっときた。
本来の要件だった新設計の関連資料を指定の共有フォルダに入れておくように伝えると、
「あぁ、ハイ。わかんました」と気怠そうなテンションで答えた。その態度に余計に腹が立った。
とりあえずエビデンスとしてメールも送信したが、文体をちょっと上から目線な感じで書いてやった。
(「あなたの担当している図面は会議の資料に必須です。本日中に忘れずにフォルダに入れておくようお願いします。」みたいな感じ)

こういう労働者としての自覚が薄いヤツと共同で仕事をするのが、社会人としてはある意味一番の恐怖だと思う。
サンタニはこの件から半年ほどして会社を辞めてしまったので、今はどうなっているか分からないが、
おそらく再就職先でもやる気の無い態度でお荷物扱いされてるのではないか、と思っている。

※人名は全て仮名です。
三谷(サンタニ)も仮名ですが、実際はミタニorミツヤに相当する間違った読み方がもっと直感的で「こんなの初見じゃ絶対読み間違えるだろ」というような苗字です。

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