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神について考察するスレ12

183 :本当にあった怖い名無し:2024/03/29(金) 00:59:06.27 ID:4X70vQGA0.net
>>175
推敲し忘れてたのでちょっと文章訂正

神様の存在を直接的に体感するには、自我と自我を起源とした物欲や我欲を捨てさり、自分ではないもの、つまり外在し対立する世界と内的に合一し、自他の境界のない一体感をもつ必要がある
自我や我欲への執着を消して、世界との対立を解消した、すべてを我がこととしてとらえる、あるいは我を消し去った全体一体の視座から神様や仏様のいる世界を覗くことができる
自我と世界が一致した時は、無心、無我、脱我になって、物となって見ていると言い換えられる。世界となって見ているともいえる
しかし、世界との対立を自覚する観察主体、つまり自我意識しかもたない状態では、自我と世界という見るものと見られるものが対立することになる
神話の類型であるバナナ型神話では、人間の死とは、永遠の命を得る機会を失ったことが起源であると説明される
本当の生命とは木の根のように隠れて見えない。肉体という葉は春のあいだに茂り、冬には枯れてしまう一時かぎりものだ。しかし、自己という根っこはずっと変わらずにつづいてく
そして、物質的世界とは、限りのない霊的世界にぽつんと浮かぶ閉じられた小箱のようなもので、“肉体をとる”とは小箱のなかに入るようなものだ
肉体という小箱のなかでは、時空的にも精神的にも拘束され、自由がきかない限られた状態だ
死、苦、欲、妬み、憎しみ、怒り、不和、争いなどの観念とは、「個」に執着してしまう自我意識の作用だが、宇宙すべての中心にしてすべてを包摂する内なる自己意識はその全体性をもってして、この世の物質的で粗野な空間のなかを照らしだす
自我意識は「個」のみに執着してしまうが、自己意識に開かられた精神の形式をとることで、自身を含めた万人へと注がれる慈悲や愛をもたらすのだ
呪術・宗教に付随する神秘主義では、神、善のイデア、一者、大我、真我、道、大霊、ハイヤーセルフなどといった、宇宙と生命の根源の存在との統合、つまり自己と自我の統合による意識の全体性の回復がおこなわれる
それは、みずからの内に秘めた自己を発揮することで、だれしもがキリストとして受肉し、人間の手によってこの世に内なる神の王国を実現することかできるし、だれしもが悟りの知見を得て人々を救済できるという精神的な「楽」を実現できることを意味している

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