オカルト視点で時事を読む50

本当にあった怖い名無し

異様対応続く中国、処理水放出から半年　微博で「この世界が小日本に破壊されてしまう…」妄言が拡大、東南アジアに販路

東京電力福島第１原発処理水の海洋放出開始から２４日で半年となった。日本産水産物の輸入停止措置を強行した中国・習近平政権は今も、処理水を「核汚染水」呼ばわりするなど異様な対応を続ける。中国の非科学的な主張に伴う〝制裁〟で打撃を受けた日本産水産物の新たな販路として、日本政府は東南アジア市場の開拓を進めている。

「日本は国際社会の懸念に真剣に応え、責任あるやり方で『核汚染水』に対処すべきだ」

中国外務省の毛寧副報道局長は２３日の記者会見でこう述べ、処理水の海洋放出を批判した。

政府の意向を反映したメディア報道の影響で、中国では妄言ともいえる主張が拡大している。中国の短文投稿サイト、微博（ウェイボ）には今月、「この世界が小日本（日本の蔑称）に破壊されてしまう」など、事実からかけ離れたメッセージが相次いだ。

福島第１原発が放出する放射性物質トリチウムの濃度は、世界保健機関（ＷＨＯ）の飲料水基準の７分の１に希釈。２０２３年度に放出する総量は、中国の原発よりもはるかに少ない。

日本政府は、中国に水産物輸入停止措置の撤廃を求めているが、目立つ進展はなく、販路拡大に取り組む。

坂本哲志農水相は１９日、東京都江東区の豊洲市場で、シンガポールなど東南アジア６カ国の在京大使ら関係者に、「素晴らしい日本の水産物の流通現場を見ていただき、日本産水産物の輸出拡大に向けて発信してほしい」とアピールした。このほかにも、米国向けホタテの輸出が伸びて「良い兆しもある」（農水省幹部）という。

https://www.zakzak.co.jp/article/20240225-EXGENNWWNRPFRJBUMNPZ4A4SKA/