タイムリープのやり方教えてくれ 30

本当にあった怖い名無し

「宇宙は毎瞬間に無数の可能性に分岐し続けており、今いるこの世界は無数の枝の中の一本に過ぎない」
「この一瞬にありとあらゆる可能性の宇宙が発生して、それらは次の瞬間に更に無数の...」
なんて考えると御近所の枝の世界にいる無数の俺達と何か通じる合うものがあるんじゃないかという気もするよ
双子の間にはテレパシー的な～てなこと聞くけど、なんてったって相手は俺自身だからね。

もしかすると普段から常時通じ合ってるけど余りに普通のこと過ぎて意識できないだけかも知れないし
あるいはそもそも御近所にいる無数の俺と共有することで発生しているのが俺(達)の意識かも知れない。

瞬間毎の分岐なんで御近所もそこの俺達も似たり寄ったりだから考えてる事も大差ないだろうけど
時には運悪く(?)波乱万丈絶体絶命危機一髪的世界に分岐した俺もいるかもしれない。
嫌な予感とか虫の知らせなんて奴は案外その俺が混じった意識だったりして。

分岐的に離れたり俺が死んだり世界が滅んだ枝からの俺の影響は急速に小さくなって消えるんだろうけど
別系統の枝が何かの弾みで交錯すると敏感な人はそっちの自分達の意識に引っ張られる事はあるんじゃない？