うにゃandちょりのちょっと怖い話

生霊警備員その壱

あんまり怖く無いかも知れませんが、ちょこちょこ変な事が起こる付き合い出して15年目のバカップルです。
リア充⬛︎ねや、爆発しろと言われそうですが、月の半分程度はバラバラに暮らして居るので、あまりいじめないでくださいw
また一部はフェイクですが、彼氏の警備会社や病院等が解ると困った事になるので、その辺りはご容赦ください。

私の家は県庁所在地のS市、彼氏の家は県庁所在地の隣の市と言う感じで車で1時間ちょっとのK市に住んで居ます。
彼氏の仕事は、病院の夜間警備員。
当然の事ながら、夜間に見回りの時間が3回も有るらしく、これが私が突如嫉妬し始めた理由。
私は現在はほぼ零感になってしまったのですが、彼氏には見えると言う幽霊さん達に嫉妬していました。

最初は男子トイレの電気が消えているのに、トイレを流す音が聞こえた後に電気が点くとか。
嘘でしょ？と思う事が起こる事を話して聞かされて居ました。
幽霊さん達が後ろを着いてきたとか、ウロウロしてたとか。
喧嘩っ早くて短気な私は
「許せねぇ〜！！私が一緒に居られ無いのに何でよっ！！」
と無駄に爆ギレしたのが原因かと思います。
めちゃくちゃ頭に来たのだけど、以前に私の生霊を見たと言う友人が数名居りまして
じゃ〜生霊でも何でもいいから彼氏の傍に居たいと思ったのですが。
我ながら今まで嫉妬もしなかった人間だったのですが、見えない方々とは一緒に居て欲しくない。
自分が見えないのにも腹も立つけれど、何の役にも立たない。
これが事の始まりです。
有言実行なんでしょうか？
突然私が居ない時に部屋や病院の方に私の生霊が自己アピールが強く、どこ見てても視界に入って来ると言われました。

そして仕事場に向かうと、私の生霊が着いて来たとの事。
その日から目の前には、幽霊さん達が現れる事は無くなったそうですし。
科学では説明のつかない、男子トイレの件も一切起きなくなったようです。

…めでたしめでたし、とはいかない話なので、また書き溜めては居ないので改めて投下させていただきます。
つまらない話を、最後まで読んで下さって有難うございました。
By ちょり