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死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?363

134 :本当にあった怖い名無し:2021/08/07(土) 17:41:34.48 ID:JPwIiuIw0.net
個人的には凄く怖かったけど、あんまり怖くないかも。書き込むの初めてだから変な所があったらスマン。

中学生の頃、家で一人で留守番をしていた時。その日は初夏で、父は集会、母と弟は兄の家に行っていた。母と弟は夜の8時になっても帰って来なかった。兄が住んでいる所と実家は近いから何時もはもっと早く帰って来るのに、その日は何故か遅かった。
少し暑い部屋で、独りで晩飯を食った。その時、母の携帯形の扇風機を借りようかな?と思ったが、人のものを勝手に使うのはどうかと思い辞めた。
晩飯を食べ終え、ヘッドフォンをしてひぐらしのなく頃を聞きながら食器を洗ってた。
ふと、背中に少し冷たい空気を感じた。
ビビリな自分は、(は、はは…もしかしてお化け…?)とか冗談半分で考えていた。
ニャー、ナァーン。
飼い猫が足元で鳴いている。何時もの声よりも、少し低い声で。
「何?何か居た?」
そう言って足元の猫を見と、猫は何もない空中を見つめていた。すると、ヴーンという音が聞こえた。音がするテーブルの上に視線を移すと…
母が買った、携帯形の扇風機が回っていた。
おかしい。そんな筈は無い。
その扇風機には土台が付いていて、そこに立てて置いてあるのだが、スイッチは持ち手の部分に付いている。だから猫が押す事なんてできない。それに、前に書いた様に、自分が点けた訳でもない。
…でも、この扇風機を点けられる人物は、自分しか居ないのだ。
只でさえビビリな自分は、ひぐらしのなく頃にの、あの何とも言えない不安な曲調もあり、凄く怖くなってしまった。
取り敢えず扇風機を止め、(きっと母が点けっぱなしで行ってしまったのだ。)と自分に言い聞かせて洗い物の続きをした。
その後、少ししてから父が帰宅したので、さっきあった事を話した。
「動物って霊感有るって言うし、何か居たんじゃないの?」
と言われた。これから風呂に入りに行くというのに、そんな不安を煽る様な事を言わないで欲しい。
母と弟は、風呂に行っている間に帰って来た。だから母に「扇風機点けっぱなしで行った?」
と訊ねてみた。そうであることを願った。
…が、「いいや?止めてから行ったよ?」というのが母の答えだった。

この時はホントに怖くて仕方がなかったけど、こうしてみるとそんなに怖くないな。
駄文失礼つかまつった。

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