ガン見男

とある男

これは人間的な怖い話なんだけど、俺が小学校の時に体験した、人間の怖い話ね、長くてごめんなさい。

俺は下校中に友達に用がありいつもとは違う下校ルートを使って帰っていた、そしたらあるでかい民家の前を、通るとその民家の前に男が自転車に乗りこちらをガン見してくる男がいたその時は少し怖いくらいで、あまり気にしていなかった、そしてその日からその友達の家に通い始めるようになる、そうして毎日毎日
あの男がガン見をしてくる最初は怖かったが、友達が話しかけてみようぜと言ってきて俺は、恐る恐るうなずき話しかけてみた、そして軽くこんにちわ、と話したら何も反応せず無視をされた、なのでその場を去ろうとしたとき、後ろから急におーい、おーい、おーい、と
あの男が目を見開き自転車で追いかけてきた、
俺たちは怖くなり全速力で友達の家に走り込んだ
幸いにもその男は自転車に乗っていたのにもかかわらず、俺たちよりも遅く助かった、そして日が暮れて
家に帰ってその日は寝た、その後1週間その男には会ってなく、よかった引っ越したのかと思っていた
だが翌朝ニュースで幼児殺害事件という見出しで、
俺が住んでいる地域の事件がニュースでやっていた、
俺はこんな近くでこんなこと起きてたんだなと見ていると、容疑者の顔が映し出された瞬間俺は固唾を飲んだ、その容疑者の顔とあのガン見男は同一人物だったのだ、俺はあのとき捕まっていたらと想像するだけで恐怖心が抑えられない。