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後味の悪い話 その183

969 :本当にあった怖い名無し:2021/07/06(火) 18:36:32.03 ID:igCuHTYc0.net
何年か前に読んだ児童書。うろ覚え

主人公は小五男子。
父親はDV野郎で、母親は父親から受けていた暴力に耐えきれず、家を出ていった。
父親は主人公には暴力を振るわないので、母1人で出ていったんだろう。
母親はどこかの旅館で住み込みで働いていて、たまに主人公に連絡してくる。

主人公は母が戻ってきたときに助けられるように、近所のボクシングジムで良心には内緒でボクシングを習っている。
そんな主人公が学校であったこととか友達とした冒険話とか、小学生の日常が描かれている。

ある日、主人公が家に帰ると父親が酒を飲んで会社や妻(主人公の母)の愚痴を言っていた。
だんだんイライラしてきた主人公が「そんなんだから母ちゃんに出ていかれるんだよ」と言うと、父親が急に怒り出し、主人公に向かって拳を振り上げた。
しかし、今まで習っていたボクシングの成果が出たのだろう。
主人公はあっさりと父親の拳を避け、カウンターを食らわせた。
小学生のパンチを受けて父親は見事ノックダウン!
これなら母ちゃんを守ってやれると確信した主人公は、父親に殴られそうになったが返り討ちにしたことを母親に電話で報告した。
すると母親は「父ちゃんになんて酷いことするんだい!今すぐ謝りな」みたいなことを長々と主人公に言い聞かせ、一方的に電話を切った。
後日、父親と主人公は母親を迎えに行く話が記載されている。
主人公は両親の仲直りに大喜びしているのだが、父親も母親も子どものことなんにも考えてなくて酷いな。という感想しか出てこなかった。

もう一度書くが、これは児童書である。

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