2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

海・山にまつわる怖い話・不思議な話 2

39 :本当にあった怖い名無し:2018/09/13(木) 22:30:04.35 ID:d20U3ZPj0.net
石じじいの話です。

日本では、墓は、寺の周辺、畑や田んぼの近く(中)、など里に近いところにあるのが一般的でしょう。
じじいが住んでいた当時(戦前)の朝鮮では、墓の多くは里から離れた山の中にあったそうです。

仕事で山道を降りているとき、1つの墓に行きあたたったそうです。
山中の墓など別に珍しくはないので通り過ぎようとすると、その山道を朝鮮人の親子が登ってくる。
じじいは、朝鮮語で彼らに話しかけてみました。
その父親と思しき男性とすこし世間話をしてその周辺の地理について尋ねたりしたそうです。
そうして話が一段落すると、男性は微笑みながら「あなたは日本人ですね。」と言ってきたそうです。
じじい:わかるか?
朝鮮人男性:わかる。発音がちょっとおかしい。しかし、あなたの朝鮮語はたいしたものだ。最初は平壌の方の街の人かと思った。
別に敵対心をあらわにするわけでもなく、その男性は上手な日本語を喋り、また、息子だという男の子も流暢な日本語を話したそうです。
男性が言うには:
これから山を下ると夕方になるから、山をおりた家(彼らの自宅)によければ泊まれば良い。遠慮することはない。
今日は、死んだ父親の墓参りに来たのだが、用事を済ませてすぐ帰るから一緒に山をおりよう、ちょっとまってくれ、と。
そして、男性は、じじいに、朝鮮の墓を見たことがあるか?ときいてきました。
じじいは、「まあ、ある。」と答えたのですが、男性は詳しく見せてあげよう、と言ってじじいをうながしました。
うながされてじじいは一緒に墓にいったそうです。
(つづく)

総レス数 934
614 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★