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高次元宇宙少女覚醒進化深淵混沌解放アセンション

449 :アンジェ:2018/09/19(水) 04:40:34.74 ID:7xe8Cd6Ba
僕はこのままこの部屋に居続けるのはさすがにまずいと思い、広間の隅の柱のそばの窓辺の椅子で魔導書を読んでいる本体に意識を戻した。僕は本を閉じると立ち上がり、個室にいる分身が帰還するように念じる。
すぐ横の床で煙で咳き込んでいるメイドの少女を抱き寄せると帰還魔法で本体に戻った。
帰還の際、視覚映像だけ個室内に残しておいた。
個室付近では中での騒ぎを聞き付けた人々か集まっていた。衛兵がガラスドアを破ろうとするもドアはびくともしない。ドアは両側に計2つある。
僕も個室に近づく。
「公爵様、これはいったい!」
「下がって」
衛兵を下がらせるとドアに解錠魔法をかけた。ドアは開かない······
今度はドアに透明化の魔法をかけた。曇りガラスが透き通って内部の惨状をあらわにした。
その光景に衛兵たちも息を飲む。
拳や椅子でドアを激しく叩くまだ無事な数人、その背後では全身炎に包まれのたうち廻る人やよろめき歩く人の姿。異状なのは、あれほど燃えているのに動き続けていることだ。黒焦げ死体に見えるものもですらモゾモゾと動いている。

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