ほんのりと怖い話スレ 126

本当にあった怖い名無し

昔うちの村にうしおさんという人が居た。
昼のうしおさんは笑顔が素敵な郵便職員だけど、夜になるとレイプ魔になる。
うしおさんに襲われた人間は戦後から数えて100を越えるという。

老若男女問わず犯し、人が出歩いていなければ家畜が襲われる事もあり
それでも村に警察が無いので皆は泣き寝入りした。
ある日、村でも一番のブスがレイプに遭った。名を和子さんという。
目撃者がいて、噂はすぐに広まった。噂を聞いた村人は

「もっとええのを選べばいいのに」

そう言っていつものように笑い飛ばしていた。

和子さんは心の弱い娘で、齢15の若さで自殺という結末を選んだ。
それから1年程が経過し、村で一番のお年寄りのおばあさんが尻を犯されて亡くなった。

殺人事件として、警察がうしおさんを捕え村からレイプ事件は無くなった。

しかしその後、村で結婚した夫婦の男が早死するという事件が相次いだ。
理由はわからず、40歳程の若さでお風呂で溺れたり、心臓発作を起こしたり
死に様は様々で、中には結婚した翌日に首吊り自殺というのもあったそう。
10年程の間に結婚した夫婦のほとんどが亡くなったそう。

この事件を和子の呪いとして村人たちは恐れた。
幸せな夫婦を恨む者が村にいる。　そういった憶測から来た物だった。
村では結婚を禁止した。　それから死者は出なくなった。

今はそんなしきたりは無くなって普通に発展した町になった。
お寺の住職から聞いた地元の怖い話でした。