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不可解な体験、謎な話〜enigma〜 Part104

65 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/09/12(火) 21:38:51.87 ID:/wShqC+P0.net
2本ほどいつもより早い電車で帰りました。
駅からの道を歩いていると、自分の息子くらいの少年がとぼとぼやってきました。
見ると手に新聞で包まれた何かを持っていて、その少年は声を出さずに泣いていたんです。
それが私を見るなりぱっと顔を輝かせ、私の前にひざまずきました。
そして手に持ったものをうやうやしい感じでこちらに差し出しました。
新聞紙には血が滲んでいるように見えました。
気味が悪かったのですが、「何だい、これ」と言ってちょっとさわったとたん包みがにゅんと動き、
中から生きた猫がするっと抜けだして地面に立ったんです。「わ〜生き返った」少年が叫び、
もう喜色満面で、猫を抱きかかえると私に向かって何度も何度もおじぎをしたんです。
ずっと私が見えなくなるまで立ち止まって、おじぎをくり返していました。
・・・家に戻ると、家内が「早かったですね」と驚いたような顔で言いました。

背広を脱ごうとしたところ、家内が「あら、後ろに何か・・・」と言って私の背中にさわり、
一枚のお札のような細長い紙を手渡してよこしました。
それには「一日神」と筆字で書かれていたんです。
「何だこりゃや」と思いながら丸めて捨てました。
家内に今日一日の活躍や、上司にほめられたことを話しているとどっと疲れが出てきました。
それで早めに風呂に入って、発泡酒をいつもより何本か多く飲んで寝たんです。
そして夢を見ました。
夢の中で私は神社のような建物の前にいました。急に扉が開いて金色の光があふれてきました。
その中から声がしました。
「今日一日の務め、ご苦労であった。
この功徳によりお前の寿命を40年ほど削った。感謝するがよい」

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