後味の悪い話 その172

196 ：本当にあった怖い名無し＠＼(^o^)／：2017/09/18(月) 18:13:40.28 ID:ByIpYZwe0.net

昔、ジェネジャンっていう若者たちの討論番組？で見た話
毎回、テーマにそって討論してるんだけど、そのときは「学歴は必要か否か」だったと思う。
そのときのあるタレント（当時45歳くらい）の発言がとても後味悪かった。そのタレントは元暴走族の頭だったという経歴で、当然学歴は必要でないというスタンス。それに対し、学歴は必要だと主張する中学生か高校生のAがいた。
学歴が必要だと主張するだけあって、Aも名門に通っていたと思う。そのAに対して、そのタレントがなぜ君は勉強するのかと問いかけ、Aは将来は政治家になって国を変えたいと答えた。
それに対して、タレントは「国を変えるのは政治家じゃなくて国民だ」と反論した。その反論に対して、会場中から拍手が起こり、みんなタレントに同調する雰囲気になってしまった。そして、そのAは黙ってしまった。
そもそも、国を変えるのは国民だって言っても、政治家がいるのは事実だ。国を変えるにしても選挙でその政治家や政党に投票することでしかないわけで。
それなのに、その政治家っていう国を変える選ばれるべきリーダーになろうとする将来の夢のために、勉学に励む真っ当な学生に対して、綺麗事で論破した気になっているタレントや、それに同調する会場に後味の悪さを感じてしまった。
あとそのタレントは少年時代、暴力事件などで鑑別所に入ったりしてる。そういう人が、将来の夢のために頑張ってる真面目な学生に何言ってんだとしか思えなかった。書いていて思ったけど、世間の更生した不良アゲが、不良時代の被害者のことを思うと、そもそも後味悪い。