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百物語2017
- 237 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/09/07(木) 16:54:58.70 ID:oj4xAFp/0.net
- 留守番電話
俺のお袋の家は徒歩3分ぐらいの所にあり、父親は亡くなっているので、離婚して一人になった兄貴と二人で暮らしている。
あるひ、長年使っていた電話が壊れたので、兄がたまたま友達の会社の事務所の引っ越しを手伝ったのでファックス付きの電話を貰ってきた。
問題はその電話機にたまにおかしな電話がかかってくる。お袋は足が悪いので呼び出し音の間に電話を受けることが出来ない時もよくあるのだが、留守電に切り替わると相手がメッセージを吹き込んでる声が聞こえる。
そのメッセージが小さな子供のか細い声で「パパ、どこー?。パパ、どこー?。」と言うらしい。電話を取ったらもう切れている。そう言うのだ
お袋は固定電話は殆ど使わず携帯電話も持っているので、「取り敢えず休みの日でも、新しいの買いにいくよ。」そう言って帰って来た。
その夜遅くにお袋から電話があった。
「またさっきかかってきた。仕事の帰りにでも安い小さな電話でいいから買ってきてよ」
「分かった。じゃあ明日買ってくるよ」そう言って電話を切ったが、夕方家に行った時に電話の線を抜いておいたのは言えなかった。
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