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昔の話なんだけれども

1 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 10:39:53.41 ID:eq3gWLiU0.net


2 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 10:42:09.70 ID:eq3gWLiU0.net
昔というのも、自分が小学生の四年だったか、五年だったかの春先のことだったと思う。
小学生の頃は家庭的な問題で忙しくしていたので、年期が曖昧。

3 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 10:42:14.54 ID:owJw1IQG0.net





2げとぅ

4 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 10:42:27.79 ID:su8ikl7N0.net


5 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 10:44:31.29 ID:eq3gWLiU0.net
自分が当時住んでいたのは滋賀のある町で、自分と母親、それから祖母とで一戸建ての家に住んでた

6 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 10:45:25.92 ID:owJw1IQG0.net
(´;ω;`)

7 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 10:48:48.78 ID:eq3gWLiU0.net
三年の冬までは、母の姉(自分にとっては叔母)と、その二人娘も一緒に住んでいたんだけれども、その頃は自分の知らない処で家庭内のいざこざがあったようで、母が精神的に病んでしまい

8 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 10:49:19.76 ID:eq3gWLiU0.net
ある日母が家中の家具やなんやらを掻き出して泣きわめき、暴れまわった。そして、罵声と不満をぶちまけて、姉と祖母を家から追い出した。

9 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 10:50:31.29 ID:eq3gWLiU0.net
間違えた。祖母は春先にはもう家から出てたんだった。四年五年の春先の時点で、家に住んでいたのは、自分と母だけ。訂正

10 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 10:53:48.82 ID:eq3gWLiU0.net
母と二人で家に住むようになってからは、精神的にも次第に落ち着いてきてはいたが完全になくなったとはいかないようで、母の陰鬱な愚痴や怒りなんかの掃き溜めが自分しかいなくなった状況は、自分にとっても中々こたえるものがあった

11 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 10:56:24.93 ID:eq3gWLiU0.net
祖母達が家から出てから母は、確か花をデザイン?する仕事を始めていた。その仕事は、基本的に自宅で出来るような仕事で、自分が学校から帰ると、八割は家に母がいたような覚えがある。

12 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 10:57:29.18 ID:eq3gWLiU0.net
座敷の部屋には母が持ち込んだ花で一杯で、いつも花の香りがした。

13 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 11:00:28.73 ID:eq3gWLiU0.net
毎晩遅くまで、座敷の部屋で背を丸めて作業する母の背中を何度も見た。自分が寝るのを告げても、母は振り向かずに「うん」とうなり声みたいに返答するだけだった

14 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 11:02:36.21 ID:eq3gWLiU0.net
その頃の自分の部屋は二階にあって、部屋の窓を開けると夏なら心地いい風が吹き込んだ。その頃は春だったから、少し肌寒い風が入ってきて少し身震いした

15 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 11:04:25.57 ID:eq3gWLiU0.net
自分は、その窓からぼうっと外を眺めるのが好きだった。そういうふうに黄昏ることで、多少気分が和らぐ。その日はそのまま寝てしまった

16 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 11:12:55.61 ID:eq3gWLiU0.net
次の朝、いつものように学校に向かった。自分が通っていた小学校は家から徒歩30分と、小学生の足にとっては結構遠い場所にある。家を出て五分ほどしたら、近所に住まう「圭」という名前の友人と合流した。

17 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 11:15:23.29 ID:eq3gWLiU0.net
別段、毎日そこで待ち合わせして学校に向かおうと話を合わせているわけでもないのだけれど、なんとなく毎朝見かけては一緒に通学するようになってからは、圭が自分を待ってくれるようになった

18 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 11:17:21.39 ID:eq3gWLiU0.net
圭は元々東京の子で、小学三年の夏に父親の転勤でにこっちに引っ越してきた転入生

19 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 11:19:17.21 ID:eq3gWLiU0.net
滋賀の子供たちにとっては、東京の言葉が面白くて圭はすぐに学校になじんだ。まぁ、それがなくとも元来持ち合わせている快活な性格なら遅かれはやからなじんだと思う

20 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 11:22:31.05 ID:eq3gWLiU0.net
圭と仲良くなったのは、地元の少年野球クラブに同じタイミングで入団したのが切っ掛けだった。圭と自分は別のクラスだったので、転入生とあれど交流する機会は少なかったので学校ではまったく交流がなかった

21 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 11:27:10.55 ID:eq3gWLiU0.net
「きのう何してたん」
圭が、関西弁交じりの標準語で言った。
圭と遊んでいなければ、翌日はこの一言で始まる
「別になんもしてないけど」
学校から帰ってから、テレビを付けて夕食を取って、寝たので、間違ってない

22 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 11:29:10.17 ID:eq3gWLiU0.net
「あっそ」
なぜかこの言葉をよく覚えている。
圭は「あっそ」と捨てるように呟くのが癖だったからだと思う。
学校についてから、授業を受けた。そんで放課後。圭と出くわした。

23 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 11:31:10.51 ID:eq3gWLiU0.net
校舎の前にはニワトリやウサギなんかが飼われている小屋がある。湿気の多い日はその小屋から獣臭いと生徒から苦情が届いている小屋の前に、圭が立っていた

24 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 11:32:58.13 ID:eq3gWLiU0.net
空を見上げると、曇天で今にも雨が降りそうだった。加えて風も強くてわずかだが雨のにおいがした。「きょう暇?」圭が一瞬こちらを一瞥してして、小屋に目を移した。

25 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 11:37:15.42 ID:eq3gWLiU0.net
圭に近づくと、小屋から獣特有の臭いがして、すこし気分が悪くなった。
「うん」
「じゃあさ、本屋いこう」

圭の言う本屋は自分たちの町にはなく、一時間以上自転車でいくつかの峠を越えなくてはならない街のほうにあった。
その日は雨も降りそうだったので断ろうとも思ったのだけれど、ふと好きな漫画の発売日が先日だったのを思い出して、圭の提案を承諾した。

26 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 11:42:02.51 ID:eq3gWLiU0.net
雨が降る前に行こう。と二人でダッシュで家まで駆けた。家に着き、玄関を開けると母の靴が無かった。特に不思議なことではないので気にしなかった。

27 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 11:45:39.78 ID:eq3gWLiU0.net
ランドセルをソファに放り投げて、自室のクローゼットから服を取り出して早急に着替えた。そして水を一杯飲んでから家を出て、自転車で圭の家までむかった

28 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 11:50:13.00 ID:eq3gWLiU0.net
と、家を出てすぐ、圭がこちらに向かって自転車をこいでくるのが見えた。

「俺のほうがはやかった」
自慢げに笑う。
「お母さんに聞いたら、夕方から雨降るって」
時刻はまだ昼過ぎなので雨が降るまで時間はあるが、行き返りと本屋での駐在時間を考えると、帰るころにはひり始めそうだなと伝えたが、圭が大丈夫だというので何故か納得した

29 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 11:53:25.09 ID:eq3gWLiU0.net
自転車をこぎ始めて暫くたってから、足元でガコン!という音とともに自転車のチェーンが外れ、つま先が地面に当たって見事に転んだ。前で走っていた圭がブレーキ音を響かせて泊まり、心配そうにこっちに駆けてきてくれる

30 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 11:59:07.48 ID:eq3gWLiU0.net
横転した自分は、自転車に下敷きになっていた。圭が何故か半笑いでよっこいせと自転車を立ててくれて、ついでに自分の背中も支えて起こしてくれる。
「なんで笑ってんの」
半ば苛立ち気味に聞くと、いやべつに。と圭ははぐらかすので、馬鹿にされた気分になってちょっと泣きそうなっていると、後ろから声をかけられた。

31 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 12:01:41.39 ID:eq3gWLiU0.net
振り返ると、同じ歳くらいの女子が二人自転車に跨っていた。少し茶色気味の長髪だったかな。片方の女子は自分を見てめっちゃ笑ってた。一方もう一人の女子は反対にめっちゃ心配そうに自分を見て、気にかけてくれた

32 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 12:03:39.72 ID:eq3gWLiU0.net
圭がちょっと笑っていたのはそういうことだったのかと納得すると、さらにムカついたが、逆の立場だとしたら自分も同じように嘲笑気味になってしまうだろうなと思うので心の中で許した

33 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 12:07:06.65 ID:eq3gWLiU0.net
笑っている女子とは裏腹に、もう一人の女子は自転車を降りてこっちに駆けよってくる。圭はと言えば、自転車のチェーンを修理し始めていた。圭は機械いじりが得意なので、多分こういう問題も解決できるのだろう。
「いける?血でてるけど」
「いけるよ。全然痛ないし」
女の子の前だったからか、意地っ張りになっていたのだが、耳は真っ赤に火照っているのが自分でも痛いほどわかった。

34 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 12:11:47.83 ID:eq3gWLiU0.net
強がってはみたが、膝小僧から滴る血はけっこうなもので、痛みもはじめはちくちくとしたものだったが、時間が経つにつれて脈打つような感覚と内部を抉るような痛みが襲って、顔が歪んでいた。

35 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 12:14:02.58 ID:eq3gWLiU0.net
心配してくれていた女子が、その膝小僧を見るなり、自転車の荷物かごに入れられたカバンの中を漁り何やら取り出した

36 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 12:17:08.45 ID:eq3gWLiU0.net
「ん」
伸ばされた手に、絆創膏があった。
「正直、これでどうにかなるあれじゃない」
変に冷静になっていた自分は、そんなことを言いながらも絆創膏を受け取った。
自分はしゃがんで、絆創膏の裏面の紙を剥がして膝小僧に貼った。すると瞬く間に絆創膏が赤く滲んで、真っ赤になった

37 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 12:20:19.86 ID:eq3gWLiU0.net
「足りやんで」
笑い終わった女子が、次は改心したかのように心配げに自転車を降りて、先ほどの絆創膏をもう三枚ほどこちらに差し出してくれた。

38 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 12:23:33.27 ID:eq3gWLiU0.net
「一応貼っておいたほうがいいんじゃない?」
オイル塗れの手で額の汗を拭う圭が言った
「タオルいるかな?」
と依然として健気に尽力してくれる女子が、再びバッグを漁って何かのキャラクターが描かれた白いタオルを取り出した。

39 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 12:27:35.06 ID:eq3gWLiU0.net
さすがに白いタオルで血を拭うのは申し訳ないなと思いながらも、彼女がこれを使ってくれと強く勧めるので、申し訳ながらも使わせてもらった。膝から下にかけて付着した血を拭い、再びもらった三枚の絆創膏を赤く滲んだ絆創膏の上から貼り付けて、最後にタオルできつく縛った

40 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 12:33:15.68 ID:eq3gWLiU0.net
そうすると、血はもう流れてこなくなった。軽く礼を言うと、女子はホッとした顔で頷いた。
同時に自転車の修理も終わったようなので、自分たちは再び自転車に跨る。と、茶髪の女子が
「どこ行くん」
と尋ねてきた。

41 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 14:21:49.97 ID:UwOgx09x0.net
見てるよ^^

42 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 14:47:07.73 ID:KCWtuFSJ0.net
見てますよ〜

43 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/06(土) 14:52:12.20 ID:SukvS5BM0.net
今北産業
続き待ってます

44 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/07(日) 11:12:56.69 ID:xx+pAXf90.net
>>43
1が
全然
来ない

45 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/07(日) 14:34:37.68 ID:Wx+2EJbu0.net
マダ──────────────────!!!

46 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/07(日) 16:57:07.57 ID:ztKafTXv0.net
続きはよはよ

47 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/07(日) 19:00:24.76 ID:1yFQSsf+0.net
じゃあ俺が

50迄あとちょっとのおっさんなんだが(ええ年こいてw)今日ヒマだったので2ちゃん三昧してて
オカルト板を覘いてたらここを見て過去に一度だけ怖い思いした事あってその話書いてみる

もう20数年前なんだけど大阪でその時つきあってた女と同棲してたんだけど、そこに彼女の弟(以下弟と書く)
がよく遊びに来てたんだ。である時沢山の友達連れてきて今から肝試し行くんだけど一緒に行く?と誘われたんだけど
一瞬迷ってビビリの俺は年上なのに格好悪いとこ見せるの嫌だったからおまえらで行って来いよと断ったんだ
そしたら弟らは2台の車に分乗して出て行った。確か夜9時ごろだったけな。で俺は確かその時歌手でsionているんだけど
そのCDを昼間買ってたんで聴いていたんだ。ここでその時彼女は?と気になってる連中もいるだろう。彼女はこの時は
実家(淡路島)に帰ってたと思う。

で11時半頃かな電話(もちろん家の)が鳴って、なんだこんな時間にと思いながら出たら
弟のツレでちょっと大変な事になってるとの事。またまた俺をおちょくりやがってと内心思いながらどうした?と尋ねると
弟乗った方の車が崖から落ちたとの事。俺はそこでオカルト的な恐怖心は吹っ飛んで弟が大丈夫かどうかだけが気になって
わかった今どこだ?と尋ねると野間峠と答えたが俺がそれどこだ?と聞き返すと妙見山駐車場行くちょっと手前との事で
俺はそこへ車で向かった 続

48 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/08(月) 02:51:52.43 ID:vHx9JvGo0.net
続いてないw

49 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/08(月) 07:39:57.68 ID:TUnQvst50.net
括弧書き多い話は大抵つまらない法則

50 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/08(月) 15:50:34.93 ID:k0+d60q90.net
そしてまた消えた

51 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/05/08(月) 18:56:43.68 ID:0ERlvHdZ0.net
>>1
戻って来いよ〜

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