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実話怪談本総合スレッド14

1 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/04/25(火) 00:44:37.13 ID:dINmaNHD0.net
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570 :sage@\(^o^)/:2017/07/24(月) 22:54:21.92 ID:1sh4BoSm0.net
『幽』(vol.27)を読み終えた。
怪談パートはいつもどおりだった。小説パートでは、山白さんと恒川さんは、テレビドラマや映画
になったらと想像させる面白さがあった。
前にも書いたが、松村連載が本当に味が無くて、個人的には事故に遭った気分だよ!
あと、山田風太郎特集で、昭和30年に風太郎が書いた文章で、怪談を書く難しさを語っていて
うなづく。
他では、奥野修司さんへのインタビューは、よく話を聞いていて良かった。奥野さん自身が、
思考を手堅くしていっている感じだな。
それにしても、花房さんの実家の駄菓子屋は憧れるw


「第一、むかしの人はお化けを信じていたが、いまの人は信じちゃいないのだから、それをあえ
てへんてこなきもちにひきずりこむのは、どれほどの文章力を必要とするか。ー」(p20)

571 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/07/24(月) 23:24:09.92 ID:1sh4BoSm0.net
『怪奇秘宝 「山の怪談」編』は、『山怪』からスーサイドララバイ番外編まで、幅広かった。おかげ
で、程よく揺さぶれる感じで、面白かった。
市川力夫さんの怪談を初めて読んだが、ルポルタージュっぽい文章でよくわからない話を書き
通していて、すっきり読ませる。それにしても、市川力夫、がっぷ獅子丸、黒史郎、我妻俊樹が
並んで怪談を書くと、かつての『怖い噂』の執筆陣を彷彿とさせるな。
あと、平山さんのインタビュー記事で、怪談関係者への批判と共に、「驚くことに“酔う”」こと
の重要性を説いていたな。そのうえで、新耳袋や平山さん自身のこれまでの怪談を批判し
ていた。「ドラッグとしての読書」(『鳥肌口碑』)の次は、「驚くことに“酔う”」か。

といいながらも、ラストのギンティ記事で、怖さと可笑しさの両方をきっちり書いた文章が、
やっぱり面白かったw

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