死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない？345

本当にあった怖い名無し＠＼(^o^)／

今から10年以上前、自分はある建設会社で現場監督として働いていました。そこに一人親方の下請け作業員が入ってきました。
名前は滝川さ（仮名）あとで知ったのですが彼は在日韓国人で日本人と結婚して名字を奥さん姓にしたそうです。
滝川さんは体力がありどんな作業でも率先してこなしていきました。いつしか当時いた会社では居てもらわないと困る位の立場になっていました。
数年たつと彼の本性というべきか本能が露わにになってきました。
そう。かの国の民族特有の性格「火病」。ある時突然キレて喚き始めるのです。理由は解りません。沸点が解りません。
最初の頃は、自分より上の立場（自分みたいな現場監督や発注者）には無かったのですが、それも数年だけでした。
何人もいた下請け作業員さんは辞めていき、交通誘導員さんもうちの会社は敬遠して人間確保に苦労しました。
普段は、毎日のようにニコニコしてあたかも自分の仕事が出来るからアピールを360°ふりまいてました。
ただその頃は皆気づいていて、うなずきながらほくそ笑んで聞き流していました。
その頃です。ある時気づいたのですが、昔からいる職人さんが滝川さんが何か話したり火病したりしてる時に必ずやっている事があるのです。
それは、滝川さんを見ながら自分の手に何かを書きながら何かを呟いてました。一度、近くで聞き取ろうとしましたが解りませんでした。
ただ、神社で神主さんが言う願わくば～みたいな事を言いながら、左の掌に右手の一指し指で文字をなぞる動作をしてました。
自分はあとから知ったのですが、滝川さんには幼い子供がおり心臓の病気を患ってたそうです。時々、子供さんの容態が悪くなったり
滝川さん本人の体調もすこぶる悪くなる事があったのですが、決まって職人さんのその動作をみた数日中に起きてました。
ある時職人さんに聞いてみました。一連の動作の事を。
その職人さんは笑いながら「駆除だよ」と言いました。自分にも教えてほしいというと、職人さんは
「穢れと関わっちゃ損だから教えれん」と言った。そう、関わるなと。
自分は、その会社を辞め今は畑違いの仕事をしています。職人さんとは今も連絡をとりあってます。
滝川さんは今もいるそうです。あいかわらずだそうですが、子供さんは一人亡くなり、残ってる子供さんも何か難病らしいと。
奥さんも精神を患ってると。