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不可解な体験、謎な話〜enigma〜 Part101
- 895 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/04/30(日) 20:48:38.86 ID:NykXLYmo0.net
- >>894
続きです。
でも、漕いでも漕いでも見覚えのある道に出ないんです。
知っている地名の標識ばかり、大体の位置関係も把握できている程度の土地勘も持ち合わせているのに、来たことのある場所に出ない。
地名からすると高校に近づいているはずなのに、高校に繋がる道に出られないんです。
暑さもあってよっぽど寝ぼけてたんだな、急がないと遅刻してしまう、と、まだこの状況に疑問は感じていませんでした。
ただ、時間も時間だし、すぐ近くの高校の制服を着て高校への道を聞くなんて恥ずかしいと思っていましたが、そんなことも言っていられません。
次に歩いている人を見かけたら声をかけようと決心したら、空が暗くなってきたんです。
さっきまで朝の8時頃で、それらしい空だったのに、気づいたら日暮れになっていました。
腕時計を見ると8時過ぎ、スマホを見ても同じ時間で、自分の持っている時計は朝を示しています。
しかし、周りは確実に夕方の風景で、状況が飲み込めないまま遅刻だ遅刻だと自転車を漕いでいくうちに、ゆっくり夜になっていくのが分かりました。
周りの人は朝の風景に見えているのか? それとももう本当に夕方になってしまったのか? となると私の感覚と時計はどうしてしまったのか? 本当にここは地元なのか? ようやく疑問が一気に湧いてきて、ここで学校に行くことを諦めることにしました。
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