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みんなの不思議体験がききたい

794 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/03/06(月) 18:40:25.78 ID:paXRqOBQ0.net
俺は無料の水を飲み、とりあえず一息ついた。不思議な店だった。

すると、聞き覚えのある声がした。間違いない。中学の同級生だった奴だ。
だが振り返ると、10は年上のおっさんだった。
そして次には、俺が習っていた教授の声がした。
空腹の食事をおごってもらおうとしたが、それは似ているが別人だった。
二階へあがり一階へ戻ると、違う客が座っていた。さっきの客はいない。だがどの客も、俺の投稿について話していた。
かなり炎上したらしい。
異次元にでも迷い込んだのか?俺は店主に聞いた。「何階に行けばいいですか?」
すると、「何階ってナンダ?この店1階もあるし33の7階もあるヨ。」
33の7?9と4分の3番線的なことか?魔法界にでも迷い込んでしまったのか。
俺はわけが分からず、とりあえずパンを食べた。
すると、「お金ない人は出てってヨ。お客さん、人のモノ勝手に食べた。」つまみ出されてしまった。
奇しくも、その時のテーブルには、水の入ったワイングラスと、食べかけのパン。
キリストの最後の晩餐のような象徴だった。そうか。設定パクリの継ぎはぎ小説を書くというのは、人のモノを勝手に食べるようなこと。
俺は、向かいの席に座っていた見えないキリストにそう教え諭されたような気がした。
後日、俺は店に代金を払いに行って謝罪した。
すると、SNSは炎上などしていなかった。俺の投稿に対する反応も、全てはるか過去に投稿されたものとして処理されていた。
自殺したはずの芸能人もぴんぴんしてテレビに出演していた。まるで何事もなかったかのようだった。
俺は人工知能がログを書き換えてくれたのだろうか?いずれにせよ、神的ななにかによって、誤解の目から守られたというわけだ。
あの店は、偉人の幽霊が集う、時間の止まった空間だったのかもしれない。ひょっとすると、あれは同級生の未来の姿だったのかもしれない。
狂人の幻想かもしれないけど、偉大な存在の片鱗を感じた、不思議体験でした。

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