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ほんのりと怖い話スレ 122

662 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/01/16(月) 18:46:53.12 ID:qHXmHTIM0.net
不乱に木に何かを打ち付けていた。
なんともいえない異様な雰囲気に、見つかったらやばい事になると直感で思ったが、後ろの友人に音を立てるなと知らせる事も出来ずに自分が固まっていると他の友人達も見つけてしまったのか、ピタッと固まってしまった。
そのまま逃げ出す事も出来ずにただ固まっていると、人の気配を感じたのか、その女性が打ち付けるのを止めてこちらを向いた。
ジーとこちらを見る女性に心の中でお願い気づかないでと思っていると、
月明かりと遠くで光る懐中電灯の明かりしか届かない暗がりのなかでしっかりと目が合ってしまった。
時間にして数秒だったと思うのだが、体感時間は永遠かと思うぐらいに長く感じた。
見つめ合ったまま、お互いに出方を伺っていると、
女がこちら目掛けて猛然と走ってきた。捕まったら殺されると思い、振り返る事もせずに来た方向にダッシュ。他の友人達の様子を気にする余裕なんか一切無く、脱兎の如く逃げたよ。
幸いかなり距離があったので塀を乗り越え全員無事に逃げ切れたが、友人が逃げる際振り返るとかなり距離が縮まっててもうダメだ逃げ切れないと思ったと言ってて、その時初めて間一髪だったって事を理解し、震えた。
他人に見られたら呪いが跳ね返るって言われる丑の刻まいりでわんぱく小僧にその姿を見られてしまい、何を思い、どんな感情で追いかけて来たのか。
今でもたまに考えてしまう。
幽霊より生きた人間の方がよっぽど怖い。
それから「探検」は頻度が減り、6年生になった頃には行かなくなりました。
以上です、文が下手で申し訳御座いません。

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