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ほんのりと怖い話スレ 122
- 313 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/12/27(火) 23:42:01.33 ID:XxQTpNqN0.net
- まるで、怒気というものを、ビニールシーツか何かで包み込んだような、
聞いている人を妙に不安にさせるような気配が、受話器から流れてきます。
ハッと気が付くと、それは夢でした。時刻は昼の1時、携帯からはアラームが鳴っています。
私はそのアラームが、やがて着信音に変わらないかなと、
不安と、少々の期待が入り混じった気持ちで、握りしめたスマホを眺めていました。
アラームは鳴り終わり、安心して、もうひと眠りしようと思ったその時、
「ドン!ドン!ドン!おらぁあああ!もうええわ!」
部屋のドアから、乱暴なノック音と、粗暴な男の叫ぶ声がしました。
そして、ガンガンと階段を下りていく音がしました。
私は少しあっけにとられ、しかしすぐに我に返り、ドアを開け、外を眺めると
そこにはいつも通り、日曜日の昼下がりの風景があるだけでした。
あいつ誰だったんだろう。どこか、とても懐かしい声。なぜだろう。思い出せん。
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