ほんのりと怖い話スレ その121

656 ：本当にあった怖い名無し＠＼(^o^)／：2016/11/27(日) 12:48:19.51 ID:EbYlHz/V0.net

社員旅行の帰りのバスで爆睡してたらいつの間にか巨大な施設の駐車場に着いてた。
辺りは薄暗くなっている。自分が寝たのは昼過ぎだから3時間位寝たのだろうか。
ここが何県かわからない。なんの施設かもわからない。高速道路ではないことはわかった。
そもそも旅行の日程は全て終わったはずなんだが、みんなここで何をしている？
バスに残っていた同僚に聞くと、ここは富山県で、ここで1時間の休憩らしい。
こんなところで1時間も何するんだよ？地元までまだ3時間はかかるぞ！早く帰らせろよ！と思う。
トイレがてら施設に入ってみるとだだっ広い割にたいして何もなく
郷土資料的なものがちらほら展示されてるだけの殺風景な施設。ほとんど誰もいない。
売店の周りにだけ同僚たちの人だかりができている。なんだこのアホみたいな光景。
全然興味ないしつまらないからすぐバスに戻る。
それから30分以上経ってぞろぞろと戻ってきた同僚達はみんな土産の入った袋を持っていた。
なんでこんなわけわからん場所で土産を買うのか理解できない。
中身を尋ねると「ますのすし」らしい。
そしてここが富山県の「ますのすしミュージアム」という誰得な施設である事を初めて知る。
旅行会社とミュージアムがグルなんだろうなと思った。