2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?342

847 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/12/08(木) 22:54:17.87 ID:z7KTyYeV0.net
「なんだ?」と思って双眼鏡で見てみたら全裸でガリガリに痩せた子供みたいな上官が、
満面の笑みを浮かべながらこっちに手を振りつつ、猛スピードで走ってくる。
奴はあきらかにこっちの存在に気付いているし、祖父さんと目も合いっぱなし。
ちょっとの間、あっけに取られて呆然と眺めていたけど、
なんだか凄くヤバイことになりそうな気がして、急いで窓枠を離れてハンモックの中に逃げ込んだ。
布団をかぶって、「うわーどうしようどうしよう、なんだよあれ!!」って怯えていたら、
ズダダダダダダッって屋上への階段を上る音が。明らかに祖父さんを探してる。
「凄いやばいことになっちゃったよ、どうしよう、まじで、なんだよあれ」って心の中でつぶやきながら、
声を潜めて物音を立てないように、部屋の真ん中で肌着(武器)を両手で握って構えてた。
しばらくしたら、今度は階段をズダダダッって下りる音。
もう、バカになりそうなくらいガタガタ震えていたら、
ドアをダンダンダンダン!!って叩いてくる。
「ウッ、ンーッ!ウッ、ンーッ!」って感じで、奴のうめき声も聴こえる。
心臓が一瞬とまって、物凄い勢い脈打ち始めた。
さらにガクガク震えながら息を潜めていると、
数十秒くらいでノックもうめき声止んで、元の静かな状態に……。
それでも当然、緊張が解けるわけがなく、日が昇るまで肌着を構えて硬直していた。
あいつはいったい何者だったんだ。
それからもう夜中に双眼鏡は覗いてないらしい。

総レス数 1000
366 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★