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死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?342
- 581 :扇風機の3/3@\(^o^)/:2016/11/22(火) 01:04:17.05 ID:nQXZSVh20.net
- 翌日、家の前に黄色いタクシーが止まっていました。
私は父と母に挟まれるようにして座席に乗せられました。
「ねえこれから何処へ行くの?」
私がそう言っても父と母は何も答えてくれませんでした。
しばらくタクシーは走り続けました。
どこかの山の方へ上り坂をぐるぐると登っていきます。
そして着いた先の建物が○○病院でした。
「○○ちゃん、今日からここで暮していくんだよ。大丈夫よ、お母さんやお父さんはちゃんと顔を見せに来るから心配しないでね。」
「○○なら大丈夫だ。がんばれよ。」
二人はそう言うとタクシーのドアを閉め帰っていった。
ポケットの中で、溶けて銀紙から溢れたチョコレートが手の平をベッタリと覆っていた。
私がそのチョコレートを舌で舐め取ると、貧相な手相がふてぶてしくも私の物悲しい未来を予知していたのである。
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