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後味の悪い話 その166
- 743 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/10/30(日) 03:06:46.38 ID:+mq/H2tp0.net
- 何年か前に放送してた航空自衛隊の救難隊を描いたアニメ「よみがえる空」の最終話が後味悪かった
とはいってもホラー的な何かじゃない
とある大学の山岳部員4人が、冬の雪山へと登山に出掛ける。メンバーである新入部員の一年生が斜面から滑落してしまい、重傷を負って動けなくなる。
天候は悪化し、怪我を負った一年生を抱えて下山するのは不可能だと判断した部長は、救助を求めようと電話を掛ける。しかし山で電波が届かない。
登山計画を立てて他の三人を誘った部長は責任を感じ、怪我をした一年生とともにテントを張ってその場で待機し、他の二人には電波の届く山頂で救助の電話を掛けるように言う。電話が繋がれば、山頂にいる二人はそのまま救助されやすい。
部員たちはその計画に納得し、二人が山頂へ向かう。一年生は迷惑をかけてしまい申し訳ないと部長に謝罪する。
一方天候はますます悪化していた。携帯電話を持った二人はどうにか救助の電話を掛けることに成功し、警察の救助ヘリが出動する。
しかし吹雪が舞い、視界は悪い。警察のヘリコプターは二人の上空を通過するが、結局見つけられずに飛んで行ってしまう。大声を出し、手を振っていたのにおいて行かれてしまい、呆然とする二人。
部長と一年生はテントを張り、救助を待ち続けていた。気温がどんどん低下していく。
翌日、救助を求めに出た二人は死体となって発見された。また重傷を負っていた一年生も、部長が気づいた時には凍死していた。
ここから主人公たち航空自衛隊の救難隊が出動して、悪天候と悪戦苦闘しつつ最終的には一人生き残った部長の救助に成功する。
だがこの後が後味悪かった。
部員の家族たちが集まっていたホテル前には記者たちが殺到。到着した部長の家族に「部員の方々のご家族にはなんと申し上げますか?」と質問をする。
部長の両親はひたすら申し訳ないと連呼。そして結局は部長だけが救助される結果となった。
マスコミは一人生き残った部長を非難。無茶な計画を立てただの実力に見合わなかっただのとバラエティ番組でコメンテーターが発言する。
部長は新入部員を見捨てず最後まで努力していたのに、それを知らないマスコミやネットに本人だけでなく家族までフルボッコにされるという展開が後味悪かった。
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