■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
後味の悪い話 その166
- 557 :漫画注意@\(^o^)/:2016/10/19(水) 07:53:42.26 ID:PGwoFYBKO.net
- ある小学校に貧乏で兄弟が多い少女とセレブっぷりを自慢する金持ちのお嬢さんがいた。2人は同じクラスだが、ろくに話した事もなかった。
ある日、お嬢さんが母の車で塾に送って貰う途中、貧乏少女を見かけた。
お嬢さんはセレブっぷりを自慢するチャンスだと、「同じクラスの子だから家まで送ってあげて」と母に頼んだ。
お嬢さんが塾前で降り、貧乏少女の家に向かう途中、なんと奥様は人を跳ねてしまった。
そのまま車を走らせ逃げ出した奥様は貧乏少女に3万渡し口止めをした。
翌日から貧乏少女は奥様に会いに来るようになった。
お嬢さんの部屋で勝手にタンスから服を出し、これ欲しいとせがむ貧乏少女にお嬢さんが怒り出すと
「…私が一言言えば、アンタの母親は破滅するよ」
「え?」
戸惑うお嬢さんの前でさらに服を物色する貧乏少女と、ひきつり笑いを浮かべる奥様。
貧乏少女の要求は日に日に酷くなり、奥様のマンションは貧乏少女と兄弟によりメチャクチャになっていった。
たまりかねた奥様は掘り出し物のマンションを見つけ、そこへ住みたいと旦那に頼む。
良い物件で旦那も気に入り、一家は引っ越した。
もちろん、お嬢さんにはクラスの子に引っ越し先を教えるなと口止めをしておいた。
突然引っ越した一家。
貧乏少女は担任に引っ越し先を聞いたが答えない。
「校長先生!引っ越し先を教えて」
それから元のマンションの管理人、お嬢さんの塾の先生、郵便局、役所、と貧乏少女はあちこち聞いて歩いた。
「大事な友達なんです!引っ越先を教えてください!」
そして、とうとう…
引っ越し先のマンション前でニヤリと笑いながら呟く貧乏少女。
『ようやく見つけた。
おばさん、私に黙って引っ越すなんて酷いよ。私とおばさんは一生の友達。
私、これからもずっと、ずっーとおばさんと仲良くしたいんだもん♪』
総レス数 1005
431 KB
新着レスの表示
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★