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後味の悪い話 その166

187 :ラスト@\(^o^)/:2016/09/29(木) 09:38:58.03 ID:n0nl/l1C0.net
ラスボスはまるでプレイヤーの気持ちを代弁するかのように自分の境遇を語り始める
“心の無い魔物”として転生した後、ラスボスはとても辛い日々を送った
そして全てに絶望し、自ら命を絶った
死の瞬間、ラスボスは疑問に思った
「魂(心)の無い自分が死んだらどうなるんだろう」
そう思うと、ラスボスはたまらなく怖くなった
「いやだ!死にたくない!」
すると、ラスボスは時を遡っていた。ラスボスは自分がタイムリープ能力を持っていることに気が付いた
ラスボスはその能力を使って魔物たちを助けることにした
誰がどんな悩みを抱えているのかを知り、どうすればそれを解決出来るのか模索した
失敗してはやり直し、失敗してはやり直し
いつしかラスボスは全ての魔物を救って友達になっていた
しかしラスボスの心は満たされなかった
全てに飽きてしまったのだ
そしてラスボスはこう思った
「皆を殺しちゃったらどうなるんだろう?」と

Gルートの少年の正体は、「かつてラスボスと親友だった少年の死体が甦ったもの」で、NルートPルートの主人公とは全くの別人
少年は「プレイヤーの魂」を借りて甦った。そして少年の心は怪物だった
なぜ少年は「1度入ったら2度と帰れない」と言い伝えられているような地に足を踏み入れたのか
それは少年が「人間を憎んでいた」から
少年は人間を滅ぼす力を求めて地下世界へやってきたのだ
少年が1度死んだのは、病気ではなく、毒を飲んでの自殺
そうすることでラスボスに自分の魂を吸収させ、ラスボスの体を乗っ取る計画を立てていた
ラスボスは人間たちから攻撃された時、人間を殺そうとする少年の魂を必死に押さえ込んで抗っていたのだ

主人公は全ての魔物を皆殺しにした後に、泣いて命乞いするラスボスをも徹底的に攻撃して惨殺する
そして少年は世界を滅ぼした
■ゲームクリア■
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