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百物語2016 【本スレ】

1 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 19:02:01.81 ID:5kSLWVsx0.net
2016年夏。今年もこの季節がやってまいりました。
こちらは『2chオカルト板百物語2016』の本スレです。
今宵の百物語を楽しむために、以下をご一読ください。

□■□■□■□■□■□■□

百話目終了まで、このスレでの雑談はご遠慮願います。
語り部の受付・雑談等は下記の専用スレをご利用下さい。

受付スレ:語り部希望の受付、その他。
     ※http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1471682124/l50
雑談スレ:お話の感想や雑談、エントリー済みの語り部さんの点呼はこちらです。
     準備スレが規制で書き込めない場合は、語り部希望の受付もこちらへお願いします。
     ※http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/computer/22553/1471681846/l50
代理投稿メールフォームはこちら↓
     http://www65.atwiki.jp/100mono2016/pages/13.html

【ルール】
○進行は、age進行です。
○本スレは運営がご案内します。進行、非常時にも指示等はお任せ下さい。
○飛び入り語り部さん、飛び入り受付大歓迎です。まずは、準備スレにお越し下さい。
○本スレの進行の妨げにならぬよう、雑談は雑談スレにてお願いします。
○変なものが見えた際には、雑談スレでご報告するか、一話語ってみませんか。
○当企画中に起こった事象に関して、当方は一切の責任を負いません。自己責任でお願い致します。

【投稿の際の注意点】
★投稿する文章は、メモ帳等に全部書き終えてから一気に投稿してください。
★書き込む前にリロードして更新チェックをお願いします。
★連続投稿規制時間は60秒です。本人投稿の方は連続投稿規制にご注意いただき、ご投稿ください。
★お話を投稿していただける方は、このスレには書かず、『雑談スレ』へお越しください。
★何か不測の事態が起きた場合は即座に『雑談スレ』へご報告をお願いします。

2 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/20(土) 19:02:48.05 ID:QFFoN3nm0.net
まってた 7:00に建ってなかったから焦った

3 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 19:04:19.97 ID:5kSLWVsx0.net
                     2ちゃんねる オカルト板百物語2016
 
 
 
 
 
 
                       皆様 まもなく 怪 幕 いたします

4 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 19:07:01.66 ID:5kSLWVsx0.net
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:::::::::  遥か地の陽光の下 . . . . . . . . .
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:;.:. .: .: . . .  華やかに燃ゆる夏祭り
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                     万の旅人交わりて
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                   . . . . . .熱き勇姿を皆で称える   .:.:.:.:.:::::::::
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5 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 19:08:24.07 ID:5kSLWVsx0.net
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:::::::::  真裏の地の宵闇の刻 . . . . . . . . .
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:;.:. .: .: . . .  微かに燃ゆる百の灯火
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                     異界のモノは密やかに集い
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                      . .━━━━━━━━━━━ .:.:.:.::::::
                   . . . . . .静かに深淵を覗く者を待つ  .:.:.:.:.:::::::::
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6 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 19:15:22.13 ID:5kSLWVsx0.net
 
 
 
 
 ━━━━━━━━━━━━━ー─────‐ ‐ -

        2ちゃんねる オカルト板 百物語 2016

                  開 演

           - ‐ ‐─────一━━━━━━━━━━━━━
 
 
 
 
ずんちゃ虫 ◆7vU/OMinzsさん、第一話をお願いします…

7 :ずんちゃ虫 ◆7vU/OMinzs @\(^o^)/:2016/08/20(土) 19:16:36.92 ID:jLb1En9v0.net
部屋をのぞく母

〔1/2〕
夏休みの帰省で8月上旬に実家に戻っていた時のこと。
連日暑い日が続き、エアコンのない二階の俺の部屋は酷く寝苦しかった。
ある日、夜中に目をさましてしまい時計を見たら午前4時ごろ、当然、部屋は
真っ暗である。
ふと気付くと母が部屋のドアを開けて隙間からこっちをのぞいている!
電気も点けてないので暗くて、顔の輪郭だけで、表情などは分からない。
昼間はちょくちょく俺の部屋を覗きにくる母だが、こんな夜中に何の用だろう
「母さん、どうしたん?」と訊いたら、母はなにも言わず、すっとドアを閉め
その後、階下へ降りていく足音が聞こえた。
朝になって母に訊ねたら「夜中にあんたの部屋になんか行ってないよ」との返事。
俺は変に思ったが、自分が寝ぼけていたせいだったと考えた。

その翌日、また深夜に目を覚ました、またもドアの隙間から母がのぞいている!!

布団にもぐったふりをしつつ目を凝らしてよく見てみたら、なんだかそれは母とは
違う顔に見えてきた。
人間は、あまりに身近な相手に対しては認識が非常にいい加減になるもので、
それまで女性っぽい顔の輪郭だけで、勝手に母だと思い込んでいたが・・・
暗がりの中とはいえ、なんか、母とは全然違う気がする!!
しかし家に他に女性はいない!

8 :ずんちゃ虫 ◆7vU/OMinzs @\(^o^)/:2016/08/20(土) 19:17:14.73 ID:jLb1En9v0.net
〔2/2〕
急に恐ろしくなってきた俺は汗ぐっしょりで布団にくるまり、背を向けて寝たふり
をしたが、やがて「母」が部屋の中に入ってきた音が・・・
俺は相手を見ないように寝たふりを続けたが、「母」は部屋の中をぐるぐると徘徊
している様子。
しばらく生きた心地がしなかったものの、やがて、階下に降りていく足音が聞こえ
たのでほっとした。
あれは誰だったんだろう
考えられることは二つある
一つは、母がボケて明け方に徘徊していること−
しかしこれは考えにくい、人一倍しっかりした人だし、まだそんな歳でない
今一つは、私が見た夢だったということ−
こっちの方が普通に考えられるのだが

実は、隣の部屋の弟も今年の正月に、朝の明け方に部屋をのぞく女の顔を見た、と
言ってたことがあったのだ。
弟が言うには「真っ黒で、とにかく母とは全然違った顔」だったそうだ
あれは一体誰なんだろう、ぜんぜん知らないやつが家にいるのか?
年末年始にまた帰省するのだが、またあいつを見るかと思うと、帰りたくない。
《了》

9 :ずんちゃ虫 ◆7vU/OMinzs @\(^o^)/:2016/08/20(土) 19:20:51.67 ID:jLb1En9v0.net
1本目の蝋燭が消えました・・・
ずんちゃ虫 ◆7vU/OMinzs さん、ありがとうございました


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50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX さん、第2話をお願いします
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語り部希望は【受付スレ:したらば】へ
雑談、感想は【雑談スレ:したらば】でお願いします。

10 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 19:23:41.10 ID:5kSLWVsx0.net
【第二話】『修学旅行』

(1/2)
僕が高校生の時の話。
僕の高校は2年時の修学旅行の行き先は沖縄だった。
平和学習として様々な場所を巡るのだが、我が母校の修学旅行コースの中にはガマがある。
当時7クラスあったクラスを4つに分け、2クラス×3箇所と1クラスのみという組み合わせで
ガマの見学は行われていた。
が、この見学には代々先輩から伝わるある噂があった。
「1クラスだけで入るガマは4つの中で一番やばくて、入れない生徒が続出する」
戦争で沢山の人が亡くなった場所に対して不謹慎極まりない高校生である。
が、この噂のせいかはわからないが、どこのガマに行くかは当日行くまで知らされないという、なんとも奇妙なプランが組まれていたのも事実だった。

そして当日、僕らの向かったのは噂の1クラスのみで入る、一番やばいと言われたガマであった。
うちのクラスは学科が専門コースなせいなのか、個性的な人間が集まっているのか、所謂霊感がある生徒が多かったクラスだった。
案の定バスから降りられない生徒が続出する中、見学は無事に行われた。
問題が起こったのは滞在先であるホテルについてからだった。
部屋に荷物を置いた後の食事で、僕はクラスの女子のあるグループが泣いているのに気づいた。
ガマでバスを降りられなかった何人かを含むグループである。

11 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 19:25:18.36 ID:5kSLWVsx0.net
(2/2)

「どうした?」
同じ部活のメンバーがいたこともあり声をかけると話はこうだ。
部屋に入ったは良いが、入り口の蛍光灯が切れかけて付いたり消えたりしていたそうだ。
当然彼女たちはフロントに連絡をして交換してもらった。
これで大丈夫と思ったのもつかの間、食事に出てこようと準備をしている間に「バチンッ」と音を立て同じ場所の蛍光灯が消えてしまったというのだ。
少し気味も悪くなりながらも抗議の電話をフロントにかけたところ、
フロント係が一言、「ああ、やっぱりですか」と言ったそうだ。
ただでさえもガマの見学で気が立っていたところに止めを刺されたわけで、女子生徒たちが泣いてしまったのにも納得であった。
気になったのはある女子生徒の一言だ。「ずっとついてきてたからしょうがない」と。

ホテルの蛍光灯のいたずらが、ガマの影響だったのか、ホテルの問題なのかはわからない。
どちらにしても修学旅行の生徒の前で何かを起こすなんて、その楽しい雰囲気に混ざりたかった
何かが起こしたのではないだろうか。
いままでで一番切なくいたたまれなくなった出来事であった。

【了】

12 :進行役 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 19:27:35.42 ID:5kSLWVsx0.net
二本目の蝋燭が消えました・・・


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るしふぁー ◆CS/orwC/9AZjさん、第三話をお願いします
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語り部希望は【受付スレ:ttp://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1471682124/l50】へ
雑談、感想は【雑談スレ:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/computer/22553/1471681846/l50】でお願いします。

13 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/20(土) 19:28:51.13 ID:UEO0zg090.net
第三話】 るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj   
『世の境目』

去年の今頃、私は救急搬送され緊急入院した。
最初の検査の結果は大腸憩室炎で抗生剤の点滴で難なく治癒した。
入院のついでに詳しい検査をとドクターから勧められ了承、内視鏡検査を受けることとなり準備に入った。
腸の検査で何が大変かというと、絶食と下剤、これに尽きる。あの不味い不味い液体を2リットルも飲むのは生き地獄。


そして内視鏡検査の日がやって来た。大腸はドクターが驚くほど綺麗で全く問題なし。ホッと一安心。
「念のため、苦しいけど小腸も診てみましょう」とカメラを進める。小腸は細く曲がりくねっているから本当に気持ち悪い。
しばらくするとドクターの手が止まり「ムム…、あーー…」
突然「画像を撮ります!」と言って看護師にあれこれ指示し撮影、慌しくなった。嫌な予感が頭をよぎる。
そして検査が終了しドクターの説明。「大腸は異状ありませんが、小腸に大きな腫瘍があります。」

画像がモニターに映し出される。「錠剤1錠分も隙間がありません。今から絶食です。退院は取り消し!」
そして次の一言が人生を変えた。
「この大きさからして、良性ということはありえません。間違いなく悪性腫瘍、癌でしょう。」
私は呆然とした。知らせないといけない人達がいるのに、その日は誰にも連絡しなかった。ショックも恐怖感も何も感じなかった。

翌日、朝一番にドクターが部屋に来て「これから詳しい検査をします。絶対に買い食いをしないように!命に係わります。」

数日後、カンファレンスがあった。
「非常に稀な癌です。原因はおそらく悪性リンパ腫、血液のがんでしょう。」
血液検査の結果は更に1週間かかるとのこと。何もすることがないままの入院生活が続く。
そして血液検査の結果が出て、「あり得ないことに血液は正常で悪性リンパ腫ではないことが判りました。」
小腸原発の癌は珍しく、アメリカで数例の報告があるのみとのこと。そして、高度最先端医療の病院でないと無理と告げられた。
ドクターが知っている先生がいる最先端医療の病院があり、既に受け入れの許可が出ているという説明を受け転院が決まった。

14 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/20(土) 19:30:18.52 ID:UEO0zg090.net
手術の前日、厳しい説明を受けた。「前例のない症状でデータも存在しない。小腸に癌が発見されて成功した例もない。」
「検査では大丈夫と出ても、実際に空けたら手術不可能だったという例もある。その場合は何もせず閉じる。」
更に「手術中に死亡する確率が高い。」とも伝えられた。ステージはIIIa、昔でいう末期手前とのこと。
身内と親友に伝え、初めて泣いた。手術はロボットと超音波によるデジタルオペとのこと。執刀医と最先端医療、神様仏様に身を委ねた。

翌日、いよいよ手術だ。開き直って冷静な自分がいる。全身麻酔なので痛みに関しては心配してなかった。
そして手術室、大きな4本のロボットアームを見たところで記憶は途切れてる。
「○○さん、手術終わりましたよ!」と看護師の声。続いて先生が「成功です。広がってなかった。もう何でも食べられるよ!」
「あー、生きてる…」と思った。そしてICUへ…。

正気に戻ったのも束の間、一瞬で自分の魂が傷ついた身体から抜けようとし始めた。自分の身体は胸までしかない。
こんな感覚になり、ボロボロの身体を捨てる決意をした。「もう俺は死ぬんだな…。」
そして身体と魂が分離した。その瞬間、身体が下の方から砂になっていくのが分かった。魂が砂になった身体を連れて行った先は…。
ご先祖と祖父母、両親が眠るお墓。砂になった身体が集まり墓石に吸い込まれ一体化していく。
「やっと皆と一緒に暮らせる…。」安らぎを感じながらどんどん墓石と一体化していく。
もう少し…、と思ったところで何者かに跳ね返された!「???」……もう一度。
サラサラサラサラ……また跳ね返されて砂が自分の肉体として再構築されていく。
すると、どこからか般若心経が聞こえてきた。「観自在菩薩行深…。これで皆に逢える…。」
サラサラサラサラ……。「戻りなさい…。」サラサラサラサラ……。

15 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/20(土) 19:31:15.57 ID:UEO0zg090.net
「○○さん!おはようございます!成功したねぇ!良かった…。」目を開けると笑顔の看護師さん。
一瞬戸惑う。そして「もう身体ないから…。」と答えると、「えっ!?何!?大成功!!」
しっかり目を開けると、自分の身体があった。そして、お腹の痛みを感じた。何かが頭を駆け巡り我に返った。
軽く看護師さんの説明を受けた。「手術中は心臓も肺も止めてたのよ。」…「じゃあ、一回死んだの?」
「そんなもんね。」看護師さんは笑った。
私は心に誓った。「せっかく生き返らせてくれた命、人の役に立つ生き方をする!」
そして、次の日からリハビリが始まった。
今は手術の傷跡も綺麗に消えて、こうして生きている。「ありがとう」の気持ちと共に…。



16 :進行役 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 19:35:35.49 ID:5kSLWVsx0.net
三本目の蝋燭が消えました・・・


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モヒート◆KicDEug6lIさん、第四話をお願いします
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17 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 19:36:23.55 ID:3Scplele0.net
【第四話】◆ モヒート◆KicDEug6lI 様
『ゴミ出し』

昨年体験した話。
自宅前の道は通学路になっていて、バス停も近く朝の人通りが多いんだが
平日のある朝、ゴミ出しに外に出たら誰もいなかった。
珍しい事もあるなーと歩いているうちに、段々と込み上げて来る違和感。
何だろう?としばらく注意を払っていたら気付いてしまった。
周りの音が一切しない。
鳥の鳴き声や風の音、車のエンジン音なんかも全く聞こえない。
耳がおかしくなった?と思ったけど、自分の足音とゴミ袋のガサガサは聞こえる。
気味が悪くなって、急いでゴミを捨て家に戻った。

玄関に鍵をかけ、何か変だよな…と覗き穴から外を伺うと、さっきまで無人だった道に人がいる。
ていうかいすぎた。
会社員や学生やお年寄り…
見た目は普通の人々だが、普段の3倍は混雑してて、道一杯に広がり車が通れない位。
しかも、いつも朝の人の流れは東→西なのに、皆の進行方向は逆の西→東。
整然として、子供までもふざけたりお喋りする様子もなく、真っ直ぐ東を見つめて進んでいた。

急に現れた異様な人混みに怖くなり、しばらく部屋の奥で??????してたんだけど
会社に遅刻しそうになったので、意を決して外に出たらいつもの朝に戻っていた。
通行止めでもあって人の流れが変わったのかも?と出勤途中に確認したが、そんな痕跡は無し。
あと、ゴミもちゃんと捨ててあった。
近所の人にも聞いてみても、あの混雑の正体は分からずじまい。

これだけの体験なんだが、今でもゴミ出しに行くのがちょっと怖い。

【了】

18 :進行役 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 19:41:15.12 ID:5kSLWVsx0.net
四本目の蝋燭が消えました・・・


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50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX さん、第五話をお願いします
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語り部希望は【受付スレ:2ch.net】へ
雑談、感想は【雑談スレ:したらば】でお願いします。

19 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 19:46:26.51 ID:5kSLWVsx0.net
【第五話】『音楽室』

(1/2)
高校の先輩に起こった話。
僕の先輩は中学校の音楽教師だ。いつも成績付けが大変だとか、残業が大変だとか、
それでも子どもが可愛くてやめられないだとか、色んな話をしてくれる。
が、この前久々に飲んだ時のことだ。
「うちの音楽室、真昼間に幽霊が出る」
「は?」
いまいちパッとしない。音楽室といえば夕方誰もいない音楽室からエリーゼのためにが聞こえてくる、
だとか、真夜中に天井から滴った血でピアノの音がポーン、ポーンと鳴るだとか、
そういう学校の怪談で語られるような内容ぐらいな訳で何も夕方以降の暗くなってからの話だ。
ぶっちゃけこっちとしては昼間の幽霊なんて怖さも何もないのだが、先輩の話はこうだ。
先輩の勤める中学校は旧校舎が耐震チェックで引っかかり、防災のため急遽建て替えられた新しい校舎なのだそう。
異変は新校舎への引っ越し直後から始まった。
楽器や映像資料などを音楽倉庫で整理していた時だ。当然音楽教師は先輩しかいないため、
そこを片付けているのは先輩1人。
開けっ放しの出入口に背を向けて戸棚の中を整理していると、背後で影が動いた。
最初は誰か他の先生が来たのだろうと気にも止めなかったが、影が動く割に声をかける様子もない。さすがに変だと思って振り返ると誰もいなかったそうだ。
その後も誰もいないはずなのに人の気配がするなど、気持ち悪いと感じることが多々あった。

20 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 19:49:03.90 ID:5kSLWVsx0.net
(2/2)

決定的な出来事が起こったのは1年が経った頃だ。
その頃には人影なんて気にしている余裕もなく、授業に追われていたそうだ。
ある日の授業でのこと。
合唱の授業で、教室の端にあるピアノの周りに生徒を集め、その中心でピアノの伴奏をしていたときのこと。
いつものように周りをチェックしながら伴奏をしていると、先輩の右側で人影が動いた。
当然生徒だと思って気にしていなかったのだが、次の瞬間、その人影は体を真横にして先輩の顔を覗き込み、ニタァっと笑った。
合唱中で周りは当然歌っている、そんな最中に歌わずそんなことをしている生徒に腹が立ち、注意しようとピアノは弾いたままバッと顔と向けたが、そこには人なんていなかった。
むしろ、半径2mほどの範囲には生徒すらいない。
当然、いきなり振り返った先輩の行動にびっくりして周りの生徒は焦っていた。
そこで初めて異様さにゾッとしたそうだ。
授業中にそんなことを、輪のど真ん中の教師の横でしようものなら、少なからず反応する生徒がいて当然だ。周りに目を配りながら弾いていて、それに気づかないわけが無いのだ。
つまり、周りの40人もいる生徒は何も見ていないということになる。
なんとか曲は弾ききったそうだが、その指導は集中出来ず散々だったそうだ。
あれから数年経ったが、先輩はまだ、そこの音楽室で授業を教えている。

【了】

21 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 19:54:25.93 ID:5kSLWVsx0.net
五本目の蝋燭が消えました・・・


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次の話へ行く前に、どうも先ほどのお話にどこからかノイズが混じってしまったようです。
まだまだ夜も始まったばかりだというのに、怪談につられて何かが集まりだしているようですね。
みなさまもどうぞお気をつけを。
では改めてモヒート ◆KicDEug6lIさん、【第四話】をお願いいたします。

22 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 19:56:20.88 ID:3Scplele0.net
【第四話】 モヒート◆KicDEug6lI 様
『ゴミ出し』

昨年体験した話。
自宅前の道は通学路になっていて、バス停も近く朝の人通りが多いんだが
平日のある朝、ゴミ出しに外に出たら誰もいなかった。
珍しい事もあるなーと歩いているうちに、段々と込み上げて来る違和感。
何だろう?としばらく注意を払っていたら気付いてしまった。
周りの音が一切しない。
鳥の鳴き声や風の音、車のエンジン音なんかも全く聞こえない。
耳がおかしくなった?と思ったけど、自分の足音とゴミ袋のガサガサは聞こえる。
気味が悪くなって、急いでゴミを捨て家に戻った。

玄関に鍵をかけ、何か変だよな…と覗き穴から外を伺うと、さっきまで無人だった道に人がいる。
ていうかいすぎた。
会社員や学生やお年寄り…
見た目は普通の人々だが、普段の3倍は混雑してて、道一杯に広がり車が通れない位。
しかも、いつも朝の人の流れは東→西なのに、皆の進行方向は逆の西→東。
整然として、子供までもふざけたりお喋りする様子もなく、真っ直ぐ東を見つめて進んでいた。

急に現れた異様な人混みに怖くなり、しばらく部屋の奥でガクブルしてたんだけど
会社に遅刻しそうになったので、意を決して外に出たらいつもの朝に戻っていた。
通行止めでもあって人の流れが変わったのかも?と出勤途中に確認したが、そんな痕跡は無し。
あと、ゴミもちゃんと捨ててあった。
近所の人にも聞いてみても、あの混雑の正体は分からずじまい。

これだけの体験なんだが、今でもゴミ出しに行くのがちょっと怖い。

[了]

23 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 19:58:49.05 ID:5kSLWVsx0.net
四本目の蝋燭が消えました・・・


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では改めて零◆DV7MsdFKN7E8さん、第六話をお願いします
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雑談、感想は【雑談スレ:したらば】でお願いします。

24 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 19:59:56.34 ID:3Scplele0.net
【第六話】 零◆DV7MsdFKN7E8 様
『呼ぶ電話』

先日、夜中に喉が乾いたので娘と二人でコンビニに買い出しにいきました。
他愛もない話をしながら、買い物が終わり帰り道の事です。
ふと、電話の鳴る音が聞こえました。
車道には窓を開けた車が信号待ちをしていたので、「あの車かな?やけに音が大きいな」なんて、思いながら気がついたんです。
なっている音が、かかってきている音ではなくてかけている音だと言うことに。
ビックリして車側に耳をそばだててみましたか車からではなく、直ぐそばに選挙事務所があるのですが真っ暗で人の気配もなく、意味のわからないまま音の原因を探したのですが、音は私と娘との間から聞こえていました。
結局訳のわからないまま音が消えてしまいました。
音が消えたあとに、思い出して気配を探りましたが、結局わからず。
あれはなんだったんでしょう?

[了]

25 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:01:10.48 ID:5kSLWVsx0.net
六本目の蝋燭が消えました・・・


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零◆DV7MsdFKN7E8さん、第七話をお願いします
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26 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:02:22.98 ID:3Scplele0.net
【第七話】 零◆DV7MsdFKN7E8 様
『呼ぶ電話後日談』

先程の話の数日後、娘が一人で留守番をしていると、突然家電が鳴り響きました。
普段ほぼ使わない電話なのですが、娘は不思議に思いつつも出たのだそうです。
受話器をとり耳に当てると…
「プルルルルルル…ツーツーツー」何故かかけた音のあとに切れたそうです。
なんだか意味がわからずにいると、もう一度かかってきてまた同じように、かける音がして切れました。
娘は怖くなりましたが、三度かかってきた電話に出ると雑音と共に良くわからない女の声が聞こえ…
それきり電話はかかってきませんでした。
その後私が帰ってきてからこの不思議な電話の話をしているときに思い出したのです。
霊の電話の事を。


[了]

27 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:03:39.88 ID:5kSLWVsx0.net
七本目の蝋燭が消えました・・・


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るしふぁー ◆CS/orwC/9AZjさん、第八話をお願いします
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28 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:04:49.64 ID:UEO0zg090.net
第八話】 るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj   
『人を呪わば…』

(1/3)

私が幼稚園を卒園する直前、両親が離婚し一家離散した。
その後は親戚のところを数ヶ月ごとに転々とし、小学1年生の時に父親に引き取られ弟と再会した。
そして何ヶ月も経たない内に新しいお母さんが自分の娘を連れてやって来た。お互い子連れの再婚だ。
とても優しいお母さんだった。あのことさえなければ…。

新しいお母さんが来て可愛い妹もできて、みんな仲良く暮らしていたある日の夕方、親父から電話がかかってきた。
お母さんは「お父さん、ちょっとしんどいから遅くなるって。先にご飯食べましょう。」

そして夕食の支度中、ひっきりなしに電話がかかってくる。近くに住む親戚もやって来た。
叔父が家からあちこちに電話をかける。ある一言も耳にした。「○○(親父の名前)が死んだ…。」
後で聞いた話しだが、親父が電話をかけてきたのはガソリンスタンドからで、車に戻り給油が終わって店員さんが声をかけたら息絶えていたらしい。
近所の人も次々にやって来て、家は白と黒の幕で覆われ祭壇が組まれていた。
やがて親父の遺体が戻り、一家離散後に預かってくれていた叔母に声をかけられた。親父の実の姉だ。
「△△くん、お父さんは死んだのよ、顔を撫でてあげなさい。」
私は言われる通り顔を撫でた。弟は傍で立ちすくんでいるだけだった。
そこへ“優しかった”お母さんが来て、「アンタのせいでお父さんは死んだのよ!アンタが大切にしないから!」と叫んだ。
叔母が「この子はまだ子供。やめてあげて!」と言い、私と弟を外に出した。
弟がポツリと言った。「パパはあのでっかいお星さまになったんよね?」私はただ「うんうん。」と答えるのが精一杯だった。
葬式の記憶はここで途絶えている。

29 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:06:09.18 ID:UEO0zg090.net
(2/3)
その後、継母は豹変し私を虐め続けた。栄養失調、脚気などでガリガリだった。一年もしない内に見知らぬ男が頻繁に来るようになり、そいつと結婚した。
それまでのネグレクトに加え、男による暴力が始まった。
その後、私が中学の時、実の母親も病死したと伝え聞いた。
親父の兄弟8私の叔父や叔母には作り話と嘘で私がいつも問題を起こして手を焼いていると言っていて、親族に味方がいなくなっていった。
何度も家出をし、友達の家を転々とする生活、中学・高校と横道に反れてしまった。
そんな私でも何とかとある企業に就職できて、やつらを恨みつつも仕事を覚えていき、働く楽しさも実感し始めていた。
親父の遺産問題など色々抱えながらも仕事だけは順調だった。やがて嫌な思い出は忘れると思っていたのに、恨みは増すばかり。
やつらのことに関しては、「絶対殺してやる!」という怨念じみたものに変わっていった。

親父が財産を遺していたが、宙ぶらりんになっていた遺産問題がとうとう表面化した。やつらは私にめくら判を押させ放棄させ、全て自分達の物にすることを企んでいた。
実印を寄こせと言うので偽物を安くで作り渡した。本物と信じて浮かれる愚か者ども。一心に祈った。
「お父さん、お母さん、あいつらを殺してください!罰を与えてください!」
私の気持ちは殺すよりも生き地獄を味わわせるというものに変わっていった。そして、周囲の反対を無視して弁護士を通じて遺産分割を開始した。
継母はキレた。私は無視して弁護士に任せた。
どんどん狂う継母。この遺産問題の途中に継母の姉と妹がほぼ同時に乳がんになり50歳前後で他界。この人達は継母と正反対で優しかった



のに…。
そして続けてこれまた優しかった継母の父親(私から見て義理のおじいさん)も他界。私は悪事を働く張本人に罰が当たることを望んでいるのに…。

30 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:07:31.18 ID:UEO0zg090.net
(3/3)
更に親族で唯一味方になってくれていた叔母も、親父と同じ急性心不全で突然亡くなった。私は何も信じられなくなり、ある行動をとった。
実の母親の母親(私から見て実の祖母)が遠い田舎で生きていることを知っていたので、皆に内緒で逢いに行った。
当時、大人達は嘘をついていた、「本当のおばあさんも死んだ」と…。
私は祖母に逢ったが、久しぶりなので何も話さないでいた。ところが祖母は「何かつらいことあったんでしょう?」と私に問うた。
我慢できなくなって、親父が亡くなってからのことと今のことを全て話した。そして母親のことを話してくれ、一緒に墓参りに行った。
祖母は言った、「人を呪えば自分に返る。本人に返る場合もあるし、本人には行かずその身内が不幸になることもある。遺産問題だけ片付けて、そんな人達を恨むのは止めなさい。」
そして一緒に役所へ行き、祖母は遺言状を作った。「私(祖母)の財産は全て孫の○○○○(私)に相続する。」という内容。
「私はあなたを育てなかった。これがそもそもの間違い。私にも責任がある。これで考え方を明るい方に変えて。」~と言った。
私の継母に対する強い恨みが、関係のない優しい人の命を奪ってしまったかもしれないと考え、それ以降継母のことは封印した。

そして揉めに揉めた遺産問題は私と弟の納得のいく形で幕を下ろし、継母との関係を一切絶った。
その後、継母の身内の不幸も途絶えたが、やつらが他人の戸籍を汚したりしていたことが発覚し、周りから相手にされなくなっていったと聞いている。
また、その継母の娘は結婚したが、子供ができない体だということが判明し、子作りを諦めたらしい。継母の血を引く者は娘で途絶えるのだ。
「本人には行かなくても…」人の恨みは本当に存在するのか?
私は実の祖母と平和に暮らし、数年前最期を看取った。そして、祖母の遺言通りに事が運んで、ようやく安泰な人生がやって来た。



31 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:07:41.44 ID:5kSLWVsx0.net
八本目の蝋燭が消えました・・・


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イカ飯 ◆vIgpPwx7VpOe さん、第九話をお願いします
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32 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:08:55.31 ID:UEO0zg090.net
【第九話】イカ飯 ◆vIgpPwx7VpOe     様
『Grandmom's Cake』

(1/3)
ここゴールドコーストのクリスマスは真夏。
それぞれの家庭に伝わるクリスマス・ケーキがあり、その年のクリスマスに
翌年分の生地を焼き、一年かけてブランデーを浸み込ませて作っていきます。

生地の中にドライフルーツと胡桃が入ってるだけの、見た目にも地味なケーキです。
もちろん、日本のケーキのように綺麗にデコレーションしている訳でもなく、ダークブラウンの
ブランデー色のシンプルなケーキです。

我が家では祖母がケーキ作りの担当。その年も家族のためにせっせと作っていました。
生地が乾かないように定期的にブランデーをかけて浸み込ませていく、イギリスから伝わったと
云われる昔ながらの製法です。





そんな最中、彼女は脳梗塞で亡くなりました。暑さも和らいだ三月でした。
墓前で神父さんにより祈りを捧げられ神の元へと帰っていきました。アーメン。
(※註 カトリックでは亡くなった者は仏になるのではではなく神にお返しする。)

その後はケーキのことなど忘れ、淋しさを抱えつつも毎日が過ぎていきました。
そして、その淋しさが思い出に変わってきていたある日のこと、軽食でも作ろうとキッチンに行きました。
何か買い置きのパンでもないかなと思いつつ物色していたところ、ある物を見つけました。
蓋を開けてみるとブランデーの香り…。亡き祖母が作りかけていたクリスマス・ケーキでした。

33 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:10:09.53 ID:UEO0zg090.net
(2/3)
一気に懐かしさが込み上げ涙が出てきて止まりません。
楽しかった思い出が頭を駆け巡り……、その時です。突然ゾクッとした寒さに襲われました。
風邪をひいてる訳じゃない、熱がある訳でもない、でも寒気が止まらないので自分の部屋へ戻り
ベッドに入りました。
背中がゾクゾクし身体が震えブルブルして止まりません。軽くパニックになりながら何か誰かに
怒られている気分になってきました。
「何か悪いことしたかな…?」思い当たることはありません。でも自分の知らない間に誰かを
傷つけているかもしれない。そう思い祈りました……、
"O My God, I am heartily sorry for having offended Thee..."
(※註 ACT OF CONTRITION:悔い改めの祈り。神に罪を告解し懺悔し許しを乞う。)

しかし、手足が硬直したようになり自由が利きません。意識が遠のく感覚がして自分自身じゃない、
そんな感じになっていきました。
グイッグイッ……、誰かが背中を押す、誰もいない、グイッ……。
「悪魔が来たの?!」
"O Hail Mary! The Lord! Holy Ghost! Help me!"…声にならない声。
「人は2回死ぬ。一度目は借りていた肉体との別れ、そして神の裁きを受けて善か悪か判断され、
精霊か悪魔かどちらかがお迎えに来る、これが二度目。」
常々こう言われていたけど、まだ僕が死ぬ日は来ていない…はず。

34 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:13:47.83 ID:UEO0zg090.net
(3/3)
いつの間にか寒気は消えて汗びっしょりになっていました。そして恐怖感。
誰かが僕の身体から僕自身を追い出そうとしている、こういう感覚に陥りました。
もう、夢か現かわかりません。精神はもがいて身体は自由に動かないといった感じなのです。
Aw Awなっている間にフワッとした空気が漂いました。ほのかなお酒の香り…。
「こ、これはおばあちゃん!?」ブランデー!そう、間違いなくあのブランデーの香りです。
謝る相手を間違えていました。祖母が「私の意思を受け継いでケーキを完成させておくれ」
と伝えに来たに違いありません。
「ごめんなさい、おばあちゃん、ケーキ作るよ。」そう何度も誓いました。

やがて身体が自由になりキッチンへ行くと、母がいました。手にはブランデー。
「急に思い出してね。作らなきゃって思ったの。詳しく教えてもらったことはないんだけど…。」
自分の身に起きたことは言えませんでした。今でも言っていません。
そして彼女がなぜ急に作る決心をしたかも聞いていません。ただ、同時に何かあったんだなって気はします。
その年のクリスマスは祖母の席に写真を置き、まだまだ下手なケーキを一切れ、紅茶と共に供えました。
今、そのケーキは日本人の家内が作り続けています。海を越えて……。

FIN... 〜おわり〜

35 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:14:55.70 ID:5kSLWVsx0.net
九本目の蝋燭が消えました・・・


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川瀬 ◆XTEVU8UPQさん、第十話をお願いします
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36 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:16:27.87 ID:3Scplele0.net
【第10話】 川瀬 ◆XTEVU8UPQ 様
『無題』

小学校5年の時のこと
近くの草むらに、知り合いのKと一緒に虫取りに行った。
その日に限って何もとれず、帰ろうかと思ったとき、足元の草が
ガサガサッと、音をたてた。
何かと思って身をかがめ、草の下をのぞくと、黒っぽい黄緑色した
大きな蛇がスルスルと進んでいた。
俺が驚いてKにアオダイショウがいる、と言ったら、虫がいなくて
退屈していたKは木の棒でその蛇を突きまわし追いかけた。
しばらくして戻ってきた時、棒には赤い血がついていた。
Kは「退治してやった」と得意げに言っていた。

しかし次の日、学校に行くと、Kに異変があった。臭いのだ。
Kの体から生臭いような嫌なにおいがしていた。
本人はいつもと様子が変わらず、自分では気付いていないようだが
半径2mくらいまでかなり匂うため、クラスの連中は辟易していた。
俺は、昨日の蛇の血がついて匂いがしてるのかな、とも思ったが
結局、その匂いは卒業するまで治らず、Kの友達も彼を段々避ける
ようになってしまった。
中学に進学後は、臭いからといじめられる始末。
俺は当時から、あの時のアオダイショウの祟りでは、と思っていた。

この匂いはKが高校1年の冬ごろ突如消えてしまったそうだ。
俺は、アオダイショウがその頃、寿命がを迎えたのだと思った。

[了]

37 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:17:51.11 ID:ETVA19OY0.net
十本目の蝋燭が消えました・・・


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るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj 、第十一話をお願いします
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38 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:19:33.12 ID:UEO0zg090.net
第十一話】るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj    
『仏事と神事』


(1/3)
私が住んでいる所は山と海に囲まれた、良く言えば豊かな自然でのんびりした毎日、悪く言えば何にもなく退屈な毎日の暮らし。
人が亡くなった時はご近所総出で協力し合い、参列者も多い昔ながらの葬儀、そして地域一番のイベントが秋の祭りだ。
ある年、仲良しの近所の友達のお兄さんが、長い闘病の末亡くなった。その年はお母さんの十三回忌とお父さんの一周忌。
全てが重なり友達と障害を抱えた弟さんだけでは、なかなか葬儀の準備も進まない。
そこで私に何とか手伝って欲しいと相談に来た。
しかも一大イベントの秋祭りは4日後で、私は神社の氏子で神様に扮して神輿と共に20件近くの家庭を回らないといけない。
祭りの準備と本番、葬儀の手伝いがほぼ同時にやってきたのである。引き受けると友引を挟んでるから祭りに間に合わない…。



いつも持ちつ持たれつやっているので、無碍にできずできる限り手伝うと約束した。
まずは葬儀屋の手配は私の身内の一族が使っている業者と契約。そして
菩提寺の大和尚に直談判、若和尚じゃなく大和尚できっちり話しをつけ、お布施は半額にしてもらった。
続いて役場で火葬場を押さえ、死亡届を受理してもらって地固めはできた。
葬儀は都会で主流の家族葬で執り行うことにした。2年連続で大きな葬儀は家計を圧迫するから、この方式にしたのだ。
通夜は近所の人にお願いし、私は神主さんをメインに各地域の氏子や神輿担ぎの人達と打ち合わせ。

その途中でも葬儀屋さんや菩提寺から連絡が入り、仏事と神事がごっちゃになってきた。
神様仏様と言うが、お願い事をするのは神様、感謝の気持ちで供養するのが仏様。
仏様にお願い事をするものじゃない。が、同時にきたもんだから、ちょっと混乱していて、
帰宅してから仏壇に線香をあげ仏様にお願いしてしまった。
「どっちも上手くいくように力を貸してください!」と…。

39 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:21:30.83 ID:UEO0zg090.net
(2/3)
どさくさに紛れて、友達の親戚の高齢のおばあさんの一言で、我が家の祭壇と仏壇に活ける花1万円分も友達の家の葬儀代に乗せて注文。
「なんと罰当たりな!」と思ったが、おばあさんの気持ちを有難く頂戴した。友達の家の準備が終わってから、
葬儀屋さんと花屋さんが我が家に来た。
新しい祭壇と豪華な花をセットしてくれて、法事じゃないのに何だか我が家も葬儀のよう…。
なぜか御供え物も届いて、もう開き直って仏壇にもう一度お願いした。お盆用の蝋燭を点し本格的!



もう一日でクタクタになっていて、祭りをキャンセルしたい気分にすらなっていた。
なんせ、真夜中3時前に入院先から連絡が入り、ずっと同行していたのだ。
他人の葬儀は一層気を遣って疲れる。自宅は寝室の隣が仏間。扉を開け放してベッドに横たわった。
するとウトウトし始めたかと思えば金縛り。やっぱり…といった感じ。
親父が亡くなってから金縛り体質になっていたので、身体の感じでくることが分かるのだ。
そして今回は久々に幽体離脱つきのスペシャル・バージョン!これは激しく体力を消耗してしまう。
こういう時は真夜中でも煌々と灯りを点しているように明るい。
魂が仏壇の中に入ろうとしている。そして遮断される。決まって祖母だ。「ばあちゃん、日にちが足らんかも…。」
「大丈夫、世話にもなってるから助けてあげなさい。」と言われた気がした。知らぬ間に眠っていて、気付けば朝。

通夜が終わっても友引のため、火葬も葬儀もできずに一日が過ぎた。途中に祭りの打ち合わせを挟んで…。
祭りは朝の御神酒に始まり、各家庭の御接待で夕方まで飲み続ける。
かなりハードなのだ。その後、神輿の慰労会と地域全体の慰労会があり、更に深夜まで飲み続けるのが風習だ。
しかも神様不在はあり得ない。
翌日の葬儀は滞りなく終わり、精進落としも済ませた。終わると日付が変わっている。
次の日は早朝から神主さんの御祈祷を受けなければならない。
しかも葬儀の事後処理も友達一人では難しい。ヘトヘトになって帰宅した。
シャワーを浴びていたら、背筋がゾクッとして早々と切り上げた。もしかして二日連続!?
3時間後には起きないといけないので、サッと髪を乾かしベッドに入った。
その夜、金縛り一歩手前で解けて、安心したのか少しだが眠れた。

40 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:22:44.39 ID:UEO0zg090.net
(3/3)
翌朝、衣装を着て足袋を履き、フワフワした感覚で神社へ行った。
着くと神主さんが来て祭壇を組み、米・野菜・果物・鯛・日本酒を御供えしている。
しばらくすると空が曇ってきて、長老たちが慌て始めた。地区長はスマートフォンで天気予報の確認。
ちなみに、秋祭りが雨で中止になったことはないという。
前夜に雨が降っても、朝までには必ず天候回復するらしい。しかし、雲行きはどんどん怪しくなり、とうとう本降りの雨となった。
慌てて祭壇を神社の本堂へ入れ、衣装が濡れるといけないので私も入った。
御祈祷まで30分もなく、止む気配もないので初の中止となった。
過去に例がないということで皆が慌て、役員が手分けして各家庭に中止の案内に出向き、
公民館で慰労会だけ行うと伝え、それぞれが用意した料理や飲み物を運んだ。
公民館のステージに神輿を上げ、そこで神主さんと私が一言述べて一旦終了、後は慰労会のみ夕方から開始となった。
一旦帰って着替え昼過ぎまで寝て、友達に付き添い葬儀の事後処理も済ませ、夜は軽く飲んで食べ早々に帰宅。
手土産のお菓子を仏壇に御供えしてお礼の言葉を唱えた。
その夜は何も起こらず熟睡した。今回は仏様の勝ち!?…ちょっと、いや、かなり不謹慎ではあるが、これが本音だ。



41 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:26:40.03 ID:J7ah/D/70.net
十一本目の蝋燭が消えました・・・


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川瀬 ◆XTEVU8UPQ 、第十二話をお願いします
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42 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:28:27.97 ID:3Scplele0.net
【第十二話】 川瀬 ◆XTEVU8UPQ 様
『風呂の上』

俺は大学で上京して以来、都内のアパートを借りて住んでいる。
このアパートに来た最初の頃、夜中に風呂場の方からガタンっと変な音
が聞こえた、よくあることだ。
翌日風呂場を見たら天井にある丸い蓋が外れて開いていた。
気圧の変化とかで開いたんだろう、と常識的に考えて放置しておいたら
1週間ほどして蓋が勝手に閉まっていた。
そんな事が特に初めの半年は頻繁にあって、一度、風呂場の天井の上を
のぞいてみたら、人が余裕で移動できる程度のスペースがあって、誰か
が出入りしているのかも、と初めて思うようになった。
俺は余りそんなことは気にしない性格なので放っておいた。
で、先日久しぶりに風呂掃除をしていて、カビの生えた壁を拭いてたら
壁にカビをこすって描いたようなファンキーな絵と意味不明の文字列が
かいてあった。
こちらが放置してるのをいいことに、大胆というかふざけ過ぎると思っ
たが、実害もないのでそのまま消した。

先月29日のこと、夜にジュースを飲んだら腹がなんだかおかしくなって
殆ど一晩中トイレに籠りきりになってしまったのだが
朝の5時半ごろ、トイレで汗を垂らして呻っていたら、
ドカッと風呂場の扉が開いた音、そしてタッタッタタタ・・・と足音が
風呂場から出てトイレ前で曲がって台所側に行ったのが聞こえた。
数年前にも一度あったなーとか思い出したが、こっちはそれどころでは
なかったので放置した。

[了]

43 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:29:48.48 ID:5kSLWVsx0.net
十二本目の蝋燭が消えました・・・


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わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ さん、第十三話をお願いします
川瀬 ◆XTEVU8UPQさん、先ほど敬称がぬけておりました、失礼いたしました。
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44 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:31:34.10 ID:3Scplele0.net
【第十三話】わらび餅 ◆jlKPI7rooQ
『入院患者』

私が大学生の頃に体験した不思議な話です。

不真面目な大学生というものは暇なもので、講義のない日に家にいると母親の足として車を出さなければならないことがよくあった。
特に多かったのが、入院中の祖父のお見舞いに病院まで母親を送っていくことでした。
最初は母親を送っていくだけだったのだが、そのうち自分ひとりでもお見舞いに行くようになっていた。

その日は確か、今みたいな夏の暑い日だったと思う。
バイト以外に予定のない私は今日も祖父のお見舞いに病院に来ていました。
祖父は癌の手術をした後で殆ど全く声が出せない状態でした。
確か下咽頭がんという病気だったと思うのですが、手術の際に声帯を切り取ってしまっていたから自力で声を出すことはできなくなっていたのです。
従って基本的にお見舞いに来た私が一方的に話しかけることになるのだが、そうそう話すことがあるわけでもなく、半分お見舞い品を食べに来ているだけのこともありました。

45 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:32:23.08 ID:3Scplele0.net
祖父から何か伝えたいことがあるときはジェスチャーや、大体は小さなホワイトボードに書いてもらうことが普通でした。
そして、いつも通りアイスなんかを食べながら一緒にテレビを見ていると、祖父に肩を叩かれホワイトボードを渡されたのです。

『俺の前の子と遊んでやれ』

その日初めて気づいたのですが、祖父の前には小学3〜4年生ぐらいの男の子が入院していました。
我が家では祖父の言うことは絶対だったので、少し気恥ずかしさもありながら少年にあれこれ話しかけたりしていました。
少年はあまりしゃべらない子でしたが、バイトの話や高校での部活の話、大学での話などをすると興味深そうに聞いていたのを覚えています。

それから2〜3日後、祖父の容態が急変しそのまま意識が戻らず亡くなりました。
葬式に通夜にと忙しい日が終わった後、母親と祖父の物を病院に取りに行ったときにその異変に気づきました。
祖父に言われて話をしていた少年が、病室からいなくなっていたのです。

最初は退院したのかな? と思いなんとなく同室だった人に聞いてみたのですが、6人部屋にいた誰もその子のことを覚えていませんでした。
看護師さんに聞いてもそんな子供がいたということを知らない……ということを聞いてようやくそのおかしさが実感できました。
そもそも祖父が入院していた病室は周りも老人だらけ、今考えると小学生の男の子が一人だけその部屋にいるというのもおかしな話でした。

死の間際だった祖父と……そして何故か私にだけ言葉の交わすことのできた、不思議な少年の話です。

【了】

46 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:34:26.10 ID:5kSLWVsx0.net
十三本目の蝋燭が消えました・・・


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鍵と幽 ◆xSXMrxdyT7e1 さん、第十四話をお願いします
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47 :進行役 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:47:21.28 ID:5kSLWVsx0.net
おや?
鍵と幽 ◆xSXMrxdyT7e1さんがいらっしゃらないようです・・・

ご無事であることをお祈りいたしております。


50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOXさん【第十四話】をお願いします。
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48 :進行役 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:50:13.15 ID:5kSLWVsx0.net
【第十四話】『パワーストーン』

(1/2)
天然石が嫌い、苦手だという人はいないだろうか。
趣味的な問題ではなく、生理的に受け付けない、近くにあるとピリピリして嫌だとか、石自体を嫌悪する類の苦手。
そんな人はひょっとしてひょっとするかもしれない。
僕も天然石は胡散臭いと思っていた側の人間なのだけど、つい最近、そんなことを言えない状況になった。
僕は1年ほど前にとあることをきっかけに天然石のストラップをもらい、石は持ち主を守るという話を聞いてそれをネックレスに加工して常時身につけていた。
いわれはあまり信じていなかったけれど、とても綺麗な石だったこともあり気に入っていた。
仕事の時も目立たないよう、服の中に隠して身につけるほどには、だ。

先日久しぶりに友人と会い、地元の大きな神社の祭りへ出かけた。
長らく会っていなかったので話に花が咲き、夕飯に入ったファミレスだけで飽き足らず、
ドライブをして帰ることにした。
昔よく利用した、一旦他県に出て、街道をぐるりと大回りして帰る道だ。
いつもナビを設定する場所までは普通に運転し、いつもの場所で『自宅に帰る』を選択し、
いつものように推奨ルートを選択した。
その時気づいていれば良かったのだ。ナビが『冬季通行止区間を通行します』という、いつもなら絶対に言わない言葉を言ったことに。

ナビを設定し、話に花を咲かせたまま夜中の道をひた走る僕ら。
いつもなら気にする周りの景色も、今思えばほとんど気にしていなかった。
気づいた時には引き返すのも不可能な細道の峠を走っていた。
一歩間違えば谷底へ真っ逆さまのS字カーブの続く悪路。そして真っ暗で最高に気持ち悪かった。
真夜中に走る道では当然ない。本当に死ぬかと思った。
帰宅後調べたところ、地元じゃ超有名な心霊スポットだったのは別のお話。

49 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:51:40.23 ID:5kSLWVsx0.net
(2/2)

何とか峠を越え麓へ辿り着いたところで、僕と友人はやっと一息ついた。
笑顔で話しつつ、僕は何気に「この石が守ってくれたのかもしれないな〜」と言って、服の中にあった天然石を取り出した。
その瞬間、さっきまで笑顔だった友人の笑顔と声がキツくなった。
「ごめん、しまって」
どうやら手がピリピリするそうで、手をしきりに振っていた。
自分は一切そんなことがないのでふーんと流し、ハンドルを握りなおしたその瞬間、自分の左側だけ
言い知れぬ悪寒に襲われた。
そしてとっさに本能で思った、「怖い、やられる」と。
さっきまで最悪な悪路を通っていたというのに、自分の左側からくる圧迫感と恐怖のほうが優っていた。
つまりは助手席側から、だ。
運転しつつ、友人と和やかに話してはいたが、内心はそれどころじゃなかった。
そうしている間にも左側の腕は痺れ、苦しくなって呂律が回らなくなってきたからだ。
なんとか友人を送り届けて別れたが、その時にはどっと一気に疲れていた。
ふと思い立って、石を服の中から出して光にかざしてみると、あんなに綺麗だった石の表面には引っ掻いたような傷ができ、表面が剥離したようになっていた。さらに別の石の中には奇妙なブツブツが浮いていた。
後日、別の友人に会って話したところ、こう言われた。
「石はご主人様を助けた時、ヒビが入ったり割れたり変色したり、何らかの変化が起きるよ」
そしてもう一言、「何かに憑かれてる人なんかはピリピリして綺麗な石のことを綺麗と思えないし嫌って感じるらしいよ」
それを聞いて初めて、石が持ち主を守るという意味を思い知った。
一体この日の何が原因で石がそうなったのかはわからない。ただ、それ以来その友人には会っていない。
どうなっているかわからないのが不安である。

【了】

50 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:53:22.84 ID:5kSLWVsx0.net
十四本目の蝋燭が消えました・・・


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るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj さん、第十五話をお願いします
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51 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:58:03.43 ID:UEO0zg090.net
【第十五話】るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj    
『パワハラ上司と猫』


(1/3)
私が就職してから間もない頃の話。
新人研修を終え、食事付きの寮に入り配属の現場も決まった。
まずはその現場の責任者と面談。そこで耳を疑う発言があった。
「お前、みなしごだってな!普通の家庭の子はゼロからの出発、お前はみなしごだからマイナスからの出発!」
この時点で辞めようかとも思ったが、帰る場所もないし「はぁ…。」とごまかして、
とりあえず3ヶ月は何があっても辛抱しようと決心した。
現場でもトレーニングが始まった。既に私の生い立ちは広まっていたが、先輩方もパートのおばちゃんも普通に接してくれた。
ただ、その責任者(以下F)は暴力こそ振るわないが、毎日毎日暴言を浴びせられていた。
業務日誌には小さなミスでも油性ペンで「アホ!ボケ!カス!」
とうとう、仕事中みんなの前で「みなしごは(精神)障害と同じ!真似してみろ!」と笑いながら言われ、キレてしまった。
そこらにある物をぶん投げ、仕事放棄して現場を出て行った。



夜遅くまで遊んで寮に帰ったら、
寮母さんから事情を聞かれ「明日、一緒に本社へ行こう。」と言われた。
現場でのことを全て話して、こっぴどく怒られたが寮母さんの口添えもあり反省文だけになった。

52 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/20(土) 20:59:14.04 ID:UEO0zg090.net
(2/3)
それからは直接言われないが、ある事ない事、もちろん悪口ばかり陰で言われていた。
そんなFの弱点は猫!嫌いなんじゃなくて、とにかく怖がっていた。
若い頃、ビルの屋上から落としたり、川に投げ捨てたりして虐めるのが楽しくてやっていたらしい。
ところが、誰かから「猫を虐めると取り憑かれて災いが起こる」と聞き、それ以来猫を見ると怯えるようになったという。
私は大の猫好き。さりげなく猫のイラストが入った文具などを御守り代わりの持つようにした。
パートのおばちゃんとの会話は「猫、可愛いっすねー!」とFに聞こえるように話す。
そうするとFはブチ切れる。こうなると以前と何ら変わらず暴言のオンパレード。まぁ、そんな日々だった。

ある日、いつも短期なFがおどおどしていた。聞くと車で猫を轢いたらしい。
それから、勤務先のビルの路地に野良猫が住み着き、やがて子猫を生んだ。毎日毎日ミューミュー鳴いていた。
猫好きにとっては胸キュンだが、Fにしたら生き地獄。私は内緒で餌付けしていた。
そして「お前らの仲間を虐めたのはFだぞ!仕返ししてやれ!」と話しかけていた。
その頃、Fの口の悪さは有名になっていたが、現行犯じゃないし上には取り繕うしで、半ば厄介者みたいになっていた。
でも、処分するには明確な証拠がない。
当時はパワハラとかの概念すらなかったから、被害者は我慢するか負けるしかなかったんだ。

53 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/20(土) 21:00:39.60 ID:UEO0zg090.net
(3/3)
そして月日が流れFは現場を離れ本社勤務になった。
表面上は昇格、でも新たな権限は与えられず不満タラタラだったらしい。
まもなくして、Fが入院したとの情報が本社から入った。病名は伏せられていて、見舞いも行かないようにとのことだった。
すぐに尾ひれがついて話が広まった。
2ヶ月ほどで退院して、本社と揉めていると聞いた。なかなか復帰しないので何かおかしいと思っていたが、
どうも本社が復帰を拒んでいて揉めているらしい。
気になってはいたが、いない方が嬉しいので内心喜んでいたら、先輩が
「Fさん、脳梗塞で半身麻痺と言語障害が残った」と話した。
障害を抱えた方に対して失礼だとは重々承知の上、私はFに対してはこう思った。
動物を虐めるもんじゃない。そして人に暴言で傷つけたから、バチが当たったんだ!
会社には耳が全く聞こえない人も手や足が不自由な人のおられるが、皆同じ土俵で切磋琢磨して働いている。
それぞれの得意分野を発揮すれば大切なチームメイトだ。
Fは、あまりにも人や動物を大切にになさすぎた。結局、復帰することなく、そして逢うこともなくひっそり退職した。
Fは41歳だった……。



54 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 21:02:50.91 ID:5kSLWVsx0.net
十五本目の蝋燭が消えました・・・


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〇抱き柏 ◆vA43rq198k9N さん、第十六話をお願いします
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55 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 21:04:30.69 ID:3Scplele0.net
【十六話】〇抱き柏 ◆vA43rq198k9N 様
『無題』

2010年、夏。公務員試験に失敗した俺は、大学院受験を考えつつも民間企業への就活をしていた。
受験予定の大学院はTOEFLスコアの提出が必須とされていて、受験まであまり時間がないんで、
手っ取り早くスコアアップの学習を支援してくれるところを探していた。

「TOEFLスコアを劇的に高めます」

そんなキャッチフレーズを掲げた団体を見つけた。
営利企業やNPO団体でもない、完全にボランティアで活動しているという。
俺は代表に会って話を聞いた。毎週日曜日の夜に都内の一室を借りて、
TOEFLスコアを高めるために励む者たちが顔合わせをし、数時間一緒に勉強をするとのことだった。

学習プログラムはボキャブラリー、リーディング、リスニング、スピーキングについて、段階を追って進めていくという内容だ。
まず、指定された範囲までの単語をすべて暗記すると、次はTOEFL対策用のリーディングテキストを読み、
英文法の確認と長文読解の訓練をしていく。リーディングに慣れ始めた頃、
「そろそろ次の段階に進んでください。リスニングとスピーキング対策は同時に行います。
M.G.さんのアドレスを教えるので、連絡を取ってください。」と、団体の代表から指示を受けた。

M.G.さんはアメリカ人の女性。日本語を話すことはできるが漢字は読めないとのことだったので、
英語でメールのやり取りをして、M.G.先生のお宅でレッスンを受けることになった。

先生の居住地はK駅から徒歩20分の場所。閑静な住宅街が建ち並ぶなか、小学校の向かい側にその家はあった。
駐車場の敷地内に立地しており、駐車場は重い門で閉ざされている。
その隅に、人が出入りできる勝手口のようなものがあった。

家屋は2階建てで外壁が緑色に塗装され、一見倉庫のようにも見える。
周囲の住宅の外観を考えると、ここだけ明らかに浮いていた。
2階へ続く階段を上がると、先生宅の玄関の扉があった。
チャイムがないので扉をコンコン、とノックした。

56 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 21:05:58.46 ID:3Scplele0.net
”Come in!”

扉の向こうから女性の声が聞こえた。

「お、お邪魔します・・・。」

部屋に入ると、まず玄関と台所が隣接していた。
玄関の左側に浴室があり、台所を通り抜けると客間、その奥に客室が2つあるようだった。
間取りは3LDKくらいだろうか。節電のためか客間の電気しか点けていないので、
どこかどんよりした家だなと思った。

客間は畳が敷かれていて、壁にはハワイアンの装飾品がここぞとばかりに飾られていた。
テーブルには、俺と向かうあう方向にM.G.先生が座り、ノートPCを見つめていた。

「はじめまして。メールで連絡しました○○(俺の名前)です。」
「駅から遠かったでしょう?初めて来る人は、だいたい迷うのよね。」

M.G.先生は40歳前後の気さくな感じの女性という印象だ。
先生の肩には、ペットのインコが乗っていた。挨拶もほどほどにして、スピーキングのレッスンを始めた。

レッスン開始後もTOEFL勉強仲間とは顔合わせをしていた。
俺がスピーキング過程に進んだことを話すと、レッスンを受けて半年経つというUさんが俺に妙なことを話してきた。

「先生の家に行ったの?もうヤバいのに遭った?あそこは出るからな。」
「はい?出るって、何がですか?」
「幽霊だよ。あそこでレッスンを受けた人の全員が、変なものを聞いたり見たりしてる。」
「えっ・・・。」

それを聞いた駆け出し組の俺や他の人は少しのあいだ絶句した。
おいおい、冗談キツいぜ、先輩。

57 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 21:07:23.11 ID:3Scplele0.net
そしてレッスン数回目のある日。いつものように先生の家の扉をノックした。

“Come in!”

先生の声が聞こえた。扉を開けた途端、思わず顔をしかめた。強烈な獣の臭いがする。
それに、玄関に入った時点で空気がピリピリと張り詰めていることに気が付いた。
奥の客間の窓からサンサンと日差しが降り注いでいて、
室内はかなり明るいはずなのだが、ちっともそうは感じなかった。家全体が暗い。
これほどまでに空間が禍々しいと感じたことはなかった。
先生はいつも通りの様子だが、視線と強烈な怒りの念を感じて俺はずっと落ち着かなかった。

「こんにちは。あの、先生。Uさんから聞いた話なんですけど・・・。」
「なに?」
「この家、出るんですか?幽霊が・・・。」
「みんなそう言うね。この家は変なことが起きるから。」
「変なこと、ですか?」
「屋根裏を走る音がしたり、食器が横方向に飛んできたりするのよ〜。さて、レッスンを始めましょうか。」

う、嘘だろ・・・先生までそんな冗談を・・・。


俺の嫌な予感をよそに、前回のアサインメントの確認に入った。

"Where do you prefer studying alone, in the public library or at home?"

俺が事前に練ってきた回答を口述している、その時だった。

バタバタバタ・・・

俺「?!」

58 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 21:08:44.57 ID:3Scplele0.net
天井から何やら音がする。タヌキか?でも、ヒトの平たい足でなければ出せない音だよな・・・?
しかも、ここは2階建ての2階部分で屋根裏部屋などない。
梁の部分に動物が入り込めるような隙間があることは考えにくい。

「な、何かが天井を走っていますね・・・。」
「時々走ってるのよ。時間帯がいつも決まってるの。必ず朝の11時か夜の7時なのよね。」
「た、タヌキやイタチじゃないんですかぁ?w」

こんな都心部にタヌキやイタチがいるはずがなかった。


“Hello〜〜〜〜?!!!!”

先生が声を張り上げた。駆け足の音は20分程度続いた。

「あの、お手洗いをお借りしてもいいですか。」
「使っていいよ。霊感ある子が、トイレにおばあさんの霊が立ってるって言ってたけど。」

や、やめてくれ〜!しかも和式かよ!雰囲気あるなぁ・・・。
嫌々ながらも用を済ませ、少し雑談することに。

「先生は怖い話が好きなんですか?」
「ホラーは好きだよ。毎日ネットで見てる。」
そういってノートPCの画面をまじまじと見つめる先生の顔は、
狐にでも憑かれているように目と眉がつり上がっていた。
ペットのインコがテーブルの上をヨチヨチ歩く。

59 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 21:09:58.85 ID:3Scplele0.net
「鳥が好きだから、この子の前にも何羽か買っていたんだけどね。1年か2年で死んじゃうのよ〜。
大きなオウムもいたけど、あれは3年くらいで死んじゃった。」
「それは残念でしたね・・・。このおうちはいろいろと噂されてますけど、なんで住み続けてるんですか?」
「家賃がめちゃめちゃ安いから。」
「先生が住む前はどんな人が住んでいたんですか?大家さんなら知ってると思いますが。」
「老夫婦が住んでたみたい。きっとその夫婦の仕業かもね。今座っている位置も、悪戯があってから変えたのよ。」

そう言って、先生はテーブルの横にある大きな窓に目をやった。

「窓と向かい合う位置に生徒を座らせてたらんだけど、誰かが背中を蹴って来るんだって。
帰るとき、その子が乗ってた車両だけ停電したらしいよ。
きっとおじいさんは窓の外を見るのが好きだったから、自分の席に座られたことで怒ったんだね。」

俺はすっかり困惑していた。
こんなにはっきりと怪奇現象に対峙していることが信じられなかった。

「じゃ、再開しようか。タスク1からね。」
"If you suddenly got 10 million dollars, what would you spend it on?"

回答の要点をメモした後、英語で口述した。
先生が言い回しの注意点を細かくアドバイスをしてくれていたその時。

バシッ!!

自分のすぐ背後で激しい破裂音がした。
箒の柄をフローリングの床に叩きつける音にも似ていた。
先生が「何?!」と言って周囲を見渡す。

60 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 21:11:11.65 ID:3Scplele0.net
「箒でも落ちたんじゃないッスか?w」
「うちに箒なんて置いてないよ?!」
「・・・。」

もしかして、幽霊たん、今日はおこなのか。


あれから、ポルターガイスト現象についていろいろと調べた。
大島てるの事故物件マップには、先生の家にチェックが入っていなかった。
しかし調べたところで自分にはどうにもできないので、
さっさとスコアを上げて、あの家に関わらないようにしようと思った。

レッスンの受講を始めて1ヶ月が過ぎた晩秋、
先生から、今日は駅ナカのスタバでレッスンします、と連絡が来た。

「時々こんなふうに野外授業をするんですね。新鮮だなぁ。」
「ああ、今日はちょっと、うるさいから、収まるまでこっちに避難してるの。」
「そ、そうなんですか。」

誰が何をしてうるさくしているのか、詳しく聞けなかったが、
ポルターガイスト現象が激しくなっているのだろうと直感で思った。

61 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 21:13:39.37 ID:3Scplele0.net
後日、先生宅に伺うと、先生は室内なのにサングラスを装着していた。

「先生、どうされたんですか、サングラスなんかかけて。」
「両目の瞼が腫れちゃったのよ。病院にも行ったんだけど、全然治らないの。」

おいおい、徐々に身体が蝕まれてるんじゃあないか?
先生が飼ってるインコの寿命も、長くはないかもな・・・。
お子さんもまだ小学生だし、変な影響を受けなきゃいいんだけどな。

次の受講時、お見舞いがてら、魔除けの植物とされているポインセチアを持っていった。
先生はとても嬉しそうだったが、翌週に訪問すると、ポインセチアは見当たらなくなっていた。
俺は失礼にならないように聞いてみた。

「そういえば先生、ポインセチアの置き場所を変えたんですか?」
「3日で枯れちゃったのよ。毎日水やりをしてたんだけど全然元に戻らないの。
でも日本人の母の家に持って行ったら、すぐに元気になったよ。もう、あっちに飾ったほうがいいかなって。」

魔除けのポインセチアでもダメなら、もうお手上げである。

俺はその後TOEFLスコアを上げ、勉強会のグループを抜けた。
先生のお宅に訪問することはもうないが、先生とその家族が無事平穏に暮らしてくれることを今も願ってやまない。

62 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 21:17:53.99 ID:5kSLWVsx0.net
十六本目の蝋燭が消えました・・・


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大酒豪 ◆v1FCWlLlG3lP さん、第十七話をお願いします
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63 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/20(土) 21:19:31.84 ID:UEO0zg090.net
【第十七話】大酒豪 ◆v1FCWlLlG3lP 様
『犬と母』

(1/2)
今から16年前の出来事です。
その年の秋、父が犬を連れて山の麓の元畑で今は空き地の草刈りに行きました。大きな草刈り機を軽トラに積んで…。

父は小柄ですが農家なので力はあります。犬はその辺で遊ばせて、草刈り機を自在に操りテキパキと草を刈り始めました。
犬は外で遊ぶのが大好きなので嬉しそうに走り回っています。
そして、夏の間に伸びた草もどんどん刈られ地面が見え綺麗になっていきます。
農作業になれている父は余裕綽々。端から順に手際よく、草刈り機を扇形に動かしながら作業を進めていました。

すると突然、キャンキャン!キャーン!と悲鳴のように鳴き叫ぶ犬の声がしました。
驚いた父が振り向くと、いつの間に近寄って来てたのか血まみれになった犬がいました。
草刈り機の高速回転する刃で、犬の前脚は両方とも切断されていました。ここは本当に田舎で獣医などありません。
成す術もなく、犬は死んでしまいました。家族で山の麓に埋めましたが、あの惨状はなかなか忘れられません。
父もショックでしばらく寝込んでしまいました。
その後は少しずつ作業を再開しましたが、以前のような機敏さはありません。

64 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/20(土) 21:20:53.46 ID:UEO0zg090.net
(2/2)
そして月日は流れ大晦日がやってきて、母はお節料理と雑煮の準備に追われ大忙しです。
夕食は早めに済ませ年越し蕎麦を食べるのが家の定番。
しかし、日も暮れて夕食の時間になったのに母の姿がありません。
家族総出で家の前の海、桟橋、浜などをくまなく探しても見つかりませんでした。
田舎の夜は本当に暗く、少ない外灯と遠くの灯台の灯り、そして懐中電灯だけで暗闇を探すこと数時間。
もちろん警察にも行方不明の連絡を入れ捜索依頼していました。
明日は正月だというのに親しい近所の人にも伝え、見かけたら連絡をお願いしました。
その日は断念して一旦自宅に帰り、連絡を待つことにしました。

そうして元旦早々、見つかったと警察と近所の人達が家に来ました。
とにかく落ち着いて聞くよう言われ、搬送先の病院へ行きました。
母は桟橋から沖合いの海に浮いていたということで、家族全員耳を疑いました。
寒い大晦日の夜に、なぜ海へ行ったのかが謎でした。
警察は事件と自殺の両面から現場検証をし、我々も異変はなかったかなど色々聞かれましたが、
思いあたる節がなく頭を抱えてしました。
結局は転落して海に落ち流されたということになったのですが、漁師の家庭でもないので、
海へ行くという行動が謎のままです。
犬が寂しくて迎えに来て連れて行ったのか、それとも助けてやれなかった家族に対する怨念か、今でも分かりません。
それから家ではペットを飼うことを止めました。というか辛さと恐ろしさで飼えなくなってしまったのです。
今は父も亡くなり供養するだけです。どうか安心してゆっくり休んでくださいと…。



65 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 21:24:04.14 ID:5kSLWVsx0.net
十七本目の蝋燭が消えました・・・


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鍵と幽 ◆xSXMrxdyT7e1 さん、第十八話をお願いします
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66 :鍵と幽 ◆xSXMrxdyT7e1 @\(^o^)/:2016/08/20(土) 21:26:07.55 ID:YglDGxn30.net
鍵と幽 ◆xSXMrxdyT7e1
「山の廃墟」
自分が、友達と山に行ったときのことです。
いつもは、川に沿っている山道を二人で歩いているのですが、あるとき友達が
「もっと奥に行こうぜ!」
と言い出したので、すこし探検するつもりでいったのです。
しばらく歩いていると、自分はあるものを見つけたのです。
自分「なあ、あれみろよ」
友人「ん?なんだ?」
自分「ほらあそこ」
そこにあったのは、少し大きな廃墟でした。
しかし、土台はまだ崩れそうにありませんでした。
それをみて、
友人「ちょ、なんだよあれ・・・!」
自分「や、やばくね?」
二人でビビったので走って山の入口まで戻りました。

二年後、僕は別の友達と、先輩2人と改めてきてみたのです。
そこはもう、何十年も前から崩れているように見えたのです。
ここを知っていた先輩に聞くと、
「え?ずっと前からこうだよ?」
と言われてゾッとしました。

<了>

67 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 21:28:35.83 ID:5kSLWVsx0.net
十八本目の蝋燭が消えました・・・


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零◆DV7MsdFKN7E8 さん、第十九話をお願いします
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68 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 21:30:01.39 ID:3Scplele0.net
【第十九話】 零◆DV7MsdFKN7E8 様
『振り向く猫』

夏になると、怖い話を良くしますよね?
私も娘と良く話すんです。
その日も、あれやこれやと考察しながら話をしていました。
既に夜も更けて、所謂丑三つ時だったでしょうか。
玄関前を通る人の物音がしました。
うちには当時十匹ほどの猫がいたのですが、普段はのんびりといたるところでのびているのですが、そのときに限り、全部の猫が飛ぶように集まり、玄関をにらみ唸り始めたのです。
玄関の物音も何故か玄関前に立ち止まっているのです。
そして、暫くすると通りすぎていく音が聞こえました。
音が通りすぎ聞こえなくなると、猫たちはまた各々思い思いの場所でくつろぎ始めました。
新聞配達だろうと思っていたのですが、違うのでしょうか。


[了]

69 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 21:32:16.04 ID:5kSLWVsx0.net
十九本目の蝋燭が消えました・・・


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川瀬 ◆XTEVU8UPQ さん、第二十話をお願いします
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70 :投稿代理 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 21:41:20.55 ID:5kSLWVsx0.net
【第20話】 川瀬 ◆XTEVU8UPQ 様
『夜の田んぼに』

(1/2)
うちの実家は周囲が田んぼだらけで、夏は蛙の声が毎晩うるさいほどだった
家ができて最初の年の8月末の頃、弟が「田んぼに幽霊が出る」と言いだした
二階の子供部屋から見える北側の田んぼに幽霊が出る!!らしい
弟の部屋は窓が北側にあり、弟はすでに何度か見ているとらしかった
俺も見てみたかったので詳しく聞き出してみると
弟の経験によればであるが、夜の9時か10時ごろ、蛙の声が一斉に止むことがあり
その時に窓から下を見ると田んぼに白い人影が現れるという

以来、自分は夜に蛙の声が止むのを今か今かと待っていたが
そして数日後の夜の10時過ぎ、蛙の声が突然一斉に止んだ
俺は急いで廊下の北側の窓をあけて眼下に広がる田んぼを見まわした すると
そこにはうっすらと白い影が
弟の部屋の方を見ると弟も自分の部屋の窓から網戸に顔を押し付けて見ている
その影は人間の姿にも見えたが、なにぶん夜の田んぼは暗く判然としない
やがてその影は左手の人家の方へ意外な速度で移動を始めた、その家は中から明かりが
ついていたが、影はその向こうの塀の陰に消えていった。
俺は自分たちの家に近づいてこなくて良かったと思ったが、幽霊が明るい方向へ行った
ことが腑に落ちなかった

71 :投稿代理 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 21:42:29.50 ID:5kSLWVsx0.net
(2/2)
その一週間ほど後のこと、夜にまた一斉に蛙の声が止んだ
俺は急いで窓に行き、見下ろしたらまた白い影
それを確認すると、準備していた懐中電灯を持って階下の裏口の方へ走った
裏口を開け暗い田んぼの方を見やると10メートルほど向こうにうっすらと白い影が
その影は上半身だけの人間の形で、真っ暗な田んぼの上にぼうっと浮かんでいた
しかもそれが、左右にゆらゆらしつつ、自分の方へゆっくり近づいてきたのだ
俺は恐怖に目を見開いたが、その場で懐中電灯を灯けた
するとそこには近所で見たことのある大人のひとが立っていた
そのひとは見つかった途端に田んぼの中を逃げ出した

あとで親から危なかったと叱られたが、幽霊の正体はのぞき常習犯の男だった
近所で被害が多発していていて後に警察に捕まったらしい
初めて見たとき明かりの方へ行くのを見て、俺は“人間だな”と確信していた
うちの風呂場の電気がついていたからこっちへ来たんだろう(誰が入ってたかは知らない)
白いシャツと黒いジャージを穿いていたので真っ暗な中では白いシャツだけが見え、
上半身だけが浮いているように見えたのだった
そういえば、昼間もあの格好でいるのを何度か近所で見たことがあった
あと、蛙の声が止んだのは、あの男が田んぼに入ってくるたび、蛙が警戒して
鳴き止んでいたかららしい。

[了]

72 :進行 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/20(土) 21:45:30.54 ID:5kSLWVsx0.net
二十本目の蝋燭が消えました・・・

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だんだんと夜も更け、怪しい気配も色濃くなってきてまいりました。
皆様はご無事でいらっしゃいますでしょうか?
怪異に魅せられた者には怪異が集まるというもの。
ここからしばらく怪談から目を離し、ゆるりとくつろいでみませんか?
こちらのお席(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/computer/22553/1471681846/l50)で語らうも良し、
怪異に見舞われた方はこちら(http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1471682124/l50)から語っていただくというのも歓迎ですよ。

20分後の世界でまたお会いいたしましょう。
どうぞ皆様それまでお気をつけて。
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語り部希望は【受付スレ:ttp://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1471682124/l50】へ
雑談、感想は【雑談スレ:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/computer/22553/1471681846/l50】でお願いします。

73 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/20(土) 21:56:36.67 ID:d0kuMPOK0.net
つまんな

74 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 22:14:57.80 ID:uu2Jjzt10.net
皆さまおくつろぎいただけましたでしょうか?
怪しに誘われてしまった方はいませんか?
ご無事でお会いできて何よりでございます。

さぁさ、改めて怪談を語っていただきましょう。
ここから先は人も怪しも混じり合う時間。
ひょっとしてあなたのお隣の方はこの世の方ではないのかも…
お気をつけてお進みください。

ではるしふぁーさん【第21話】をお願いします。

75 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/20(土) 22:25:30.78 ID:UEO0zg090.net
【第二十一話】 るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj   
『誰が悪い?』

(1/2)
私が幼稚園の頃、祖母と両親、弟と私、そして大きな白い犬、茶とらの猫と暮らしていた。
向かいには気難しいおっちゃんと奥さんが二人で住んでいた。
そのおっちゃんは他人の子でも容赦なくひっぱたくので、ガキ大将すら恐れていた。
悪ささえしなければ怒られることはないので、なるだけ近寄らないようにしていたが、
私の母親が洋裁を職業としていておばちゃんがよく洋服を注文していた。
だから、よく家に来ていたのだ。おばちゃんは恐くないけど、あまり話さなかったと思う。近くの食品製造工場に勤めていた。

ある日、家の猫がかなり弱って帰って来た。ところどころ血が出ていて怪我をしていた。
そしてその日の晩、ぐったりとしたまま祖母に抱かれて死んだ。
家族で墓を作って埋葬した。次の日、向かいのおっちゃんが怒ってやって来た。我が家の猫が門を越えて敷地内に侵入した。
だから躾のために叩いたと…。
二度と外に出すなと言い残して帰って行った。誰も死んでしまったことは伝えなかった。揉め事を起こしたくなかったらしい。

76 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/20(土) 22:26:59.16 ID:UEO0zg090.net
(2/2)
私も弟もその家にますます近寄らなくなって毎日が過ぎていった。
しばらくして、おばちゃんを見かけなくなり、その家は留守がちになった。
私達子供は平和になったと思い喜んでいた。留守なら怒られることもない。
いつも門が閉まっている状態になったので、安心して遊んでいた。

そうして日々が過ぎていったある日、遊びから帰るとおばちゃんが来ていて、母親が洋服の採寸をし



型紙を作っていた。
「あっ、○○くん、元気かね?」と言ったおばちゃんの右腕が無かった。
私は驚いて後ずさりし、母親に抱きついた。
おばちゃんは「手がないからビックリしたのね。」と言ったところまで覚えている。
大人になって祖母から聞いた話、「手が無くなったおばちゃん、覚えとるかね?」
覚えていることを伝えると、猫が死んでしばらくしてから、工場の機械に手が巻き込まれ切断したらしい。
その時思った。猫の祟りがあるなら、おっちゃんの方じゃないのかと…。
どうも祟りや怨念は本人に向くとは限らないらしい。
その家族に向けられることもあると知った。命あるものは大切にしなければ…。



77 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 22:28:47.65 ID:uu2Jjzt10.net
二十一本目の蝋燭が消えました・・・


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ダース◆Ap1zX42h7Yさん、第二十二話をお願いします
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78 :ダーズ ◆Ap1zX42h7Y @\(^o^)/:2016/08/20(土) 22:31:18.84 ID:idaXCAWX0.net
【第22話】
『お客さんカンバンです』

駅員のアルバイトを始めて間もないころ社員の人から聞いた話。
駅構内での仕事のルールは沢山あるのだが、その中に不思議なものがある。
それは駅のホームのベンチで酔いつぶれて寝ている人を起こす際の注意事項だ。
起こすときに手順がありそれに沿って客を起こさなければならない。
まず声を掛けるときにはやさしく声を掛け、出来るだけ丁寧な言葉を使う。
急に起こされた客は不機嫌になり暴れだすこともあるから相手を刺激しないように済ますための処置。
そしてもう一つ、声を掛けるときには必ずここが『駅のホーム』であることを告げることだ。
なぜこのような注意事項があるのか不思議に思い社員の人に聞いてみた。
以前ホームのベンチで酔って寝ている客をある駅員が見つけた。
客を起こすときにいたずら心が出てしまったのだろう。
「お客さんカンバンです。起きないと終電に間に合いませんよ」
と飲み屋の店員のふりをして声を掛けたのだそう。
飲み屋で寝込んでしまったと勘違いした客は飛び起きると線路のほうに向かって走り、そのままホームの下に落ちてしまった事があったのだという。
幸い命には別状が無かったものの頭に大怪我をしたのだそう。
それからこのようなルールが出来たということ。
しかし年に何回か寝ぼけて酔った客がホームから転落する事故が数件はあるのだそう。
その内の数人がホームのベンチで寝ているときに

「お客さんカンバンです。起きないと終電に間に合いませんよ」

と声を掛けられたと証言しているのだとか。

[了]

79 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 22:32:49.69 ID:uu2Jjzt10.net
二十二本目の蝋燭が消えました・・・


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進行(仮)◆omhwczk6HQさん、第二十三話をお願いします
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80 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 22:35:06.55 ID:uu2Jjzt10.net
【第二十三話】 進行(仮)◆omhwczk6HQ
『誰もいない部屋』

(1/2)
8月のお盆より少し前、母方の父の法事をすることになり、父は仕事、兄と私は部活が1日練習と重なっていた為、法事には母と妹の2人だけで行くことになりました。
私が部活から帰ると妹が何故か嬉しそうに「心霊現象にあった!」と話してきました。
その妹におきた現象というのは、法事が始まる前に母と祖母、親戚の人達がお坊さんと話してるときに起きました。
母達が話している為、妹は部屋の隅に座っていたそうなんですが、お坊さんがふと思い出したように「もうすぐお盆の時期なので、餓鬼のことをお話しましょう」みたいな事を言い出し、母達と話していました。
餓鬼の話はすぐに終わり法事が始まったんてすが、法事をしている最中に、急に目の前が真っ暗になり耳元で誰かが喋ったらしいんです。
すぐに元に戻ったのでその時は気のせいだと流し、妹は気にせず続けました。終わったあと少し怖い話をしたのでお祓いをしておきましょうとお坊さんが早口で何か言いその日の法事は終わりました。
私はその話を聞いた後お坊さんから話を聞いたことに(何それ裏山…!!)と思いながら妹に「話長くて一瞬寝てただけやろ(笑)」と笑い飛ばしました。

81 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 22:39:20.43 ID:uu2Jjzt10.net
原稿ミスしてました。
全部で3スレあります

(2/3)
そしてその翌日の午後、昨日と同じように父は仕事、兄は部活が1日練習でしたが、私は午前だけだったので家で課題をしていました。
妹は友達と遊びに行き、母は妹を送っていったあと買い物をして妹を迎えに行ってから帰るといい、家には私一人だった為リビングで課題をしていました。
イヤホンをして音楽を小さめの音量て聴きながらやっていると、2階から

バタバタバタッ!!

と誰かが走り回っている音が聞こえてきたのです。
リビングの上は妹の部屋だったので妹が帰ってきたのだろうと勉強を邪魔されて少しイライラしていた私は、文句を言いに行く為に妹の部屋に行こうとしました。
しかし、2階の階段に行く前に玄関を通らないといけないんですが、玄関を見ると私の靴しかなかったのです。
よく考えてみると音楽を聴いていた音量はちいさかったので玄関のドアが開く音と妹の「ただいま」という声が聞こえてくるはずなのです。
もともと怪談話など怖い話が好きな為、すぐにもしかして…と考えた私は1度リビングに戻り、塩を手に取り妹の部屋に向かいました。

82 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 22:46:24.74 ID:uu2Jjzt10.net
(3/3)
部屋の前まで来ると怖い話を聞くのは好きだけど自分が体験するのは嫌なタイプの私は、ドキドキしながらドアを開けました。
ドアを開けると部屋の中はやはり誰もいません。さらに怖くなった私は妹の部屋中に塩を撒きまくりました。
その後すぐにリビングに戻り、もう課題をする気も起きなくなったのでまた音楽を聴きながらスマホをいじっていました。
それからしばらくして、気持ちが落ち着いてきた頃妹と母が帰ってきたのですが、部屋に戻った妹が塩だらけになった自分の部屋を見て私に文句を言いにきて、それを聞いた母がかなり減っている塩に気付いてこっぴどく怒られました。

その日以来、1人で音楽を聴いて勉強しているとまたに足音が聞こえますが、母に怒られた時の方が怖かった私は音量を上げて足音が聞こえないようにしています。
一応妹にはその事を話したのですが、妹がいる時はそんな音聞いたことないそうで、自分を怖がらせる嘘だと勘違いした妹は「ハッ!残念だったな、全く怖くない」とドヤ顔付きで言われ、少しイラっとしてしまいましたが、足音以外は何も起こりません。

あの足音は結局、法事の時からやってきたのかまたは偶然迷い込んだのか、今もはっきりしていません。


【了】

83 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 22:48:54.29 ID:uu2Jjzt10.net
二十三本目の蝋燭が消えました・・・


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ややこし◆ZYOX.edm.o 、第二十四話をお願いします
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84 :ややこし ◆ZYOX.edm.o @\(^o^)/:2016/08/20(土) 22:50:14.50 ID:N+sgV7BF0.net
[幽霊自転車]

-1/2-
小学校のとき校下で幽霊自転車という怖い噂があった。
路上で、錆びついた自転車を無理やり漕ぐような音が近づいてくるが
振り返ってみると何もいない、音だけが段々と近づいてきて追いつかれた者は
呪われてしまう、という話だった

5年生のとき、同じクラスで仲の良かった友人がこの幽霊自転車に出会った
彼が日曜日に自転車に乗って家の近くを走っていたら、うしろからキーコキーコと
かなり耳障りな金属音が近付いてきて、どんなボロい自転車かと振り返ったら
うしろには誰もいない!
幽霊自転車だ、彼は恐ろしくなってスピードを上げて逃げようとした。
しかし途中から自転車のペダルが坂道でもないのに急に重くなり無理に漕いだら
キーコキーコと錆びついたような音が出る
幽霊自転車に追いつかれた!
焦った彼は半泣きになって必死に重いペダルを漕ぎまくり、やっとのことで
家にたどり着いたんだそうだ。

85 :ややこし ◆ZYOX.edm.o @\(^o^)/:2016/08/20(土) 22:52:51.59 ID:N+sgV7BF0.net
;
-2/2-
そんな話を翌週に聞かされた俺は、好奇心から自分も出会ってみたいと考えた。
彼はもう絶対に行きたくないと言うので場所だけ教えてもらって、放課後
ひとりでその場所に行ってみた。
そこは繁華街近くの病院前の交差点だった。
友人と同じように交差点を自転車で行き来してみたが何も起こらない。
1時間近く粘ってみたが錆た自転車の音など聞こえず、ペダルが重くなることもなく
俺はがっかりして帰った。

ところが一週間ほどして先の友人が、最近、夕方になると毎日、家の周りをキーコキーコと
錆びついた自転車のような音が廻っている、と言ってきた。
時々、家のすぐ前で大きなブレーキ音がするけど、ドアを開けても何もいないそうだ。
どうやら幽霊自転車は、既に交差点から友人の家に移動していたらしい!

興味があるんなら見に来ないか、といわれたが
俺は自分の家の周りをキーコキーコされるのは嫌だったので全力で拒否してしまった。

−終−

86 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 22:55:29.43 ID:uu2Jjzt10.net
二十四本目の蝋燭が消えました・・・


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こげ ◆XpMibJaK/PD4、第二十五話をお願いします
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87 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 22:57:32.11 ID:3Scplele0.net
【第二十五話】こげ ◆XpMibJaK/PD4 様
『無題』

「このコロニー『スウィートウォーター』は、
 密閉型とオープン型をつなぎ合わせて建造された非常に不安定なものである…」

なんだかよく分かりませんけど、天之津君が前方を指差しながら、
赤くて大佐で大尉で総帥っぽい人の台詞をのたまいました。
雲に遮られて見え隠れする月の下、二棟並んで聳える白亜の建物が見えます。
鉄筋コンクリート製の集合住宅に密閉型とかオープン型なんて無いと思うのですが…
それに二棟を繋いでいる渡り廊下は一階部分だけですし…
非常に不安定って?

私は所謂『心霊スポット』と呼ばれる、幽霊が目撃される場所を、
休日等を利用して訪ねて廻ることを趣味としています。
心霊スポット探検サイトを運営している天之津君が常連となった私に、
『興味があれば一緒にどう?』
と、誘ってくれた事がこの道へ入るきっかけでした。

それから現在に至るまでく、
天之津君をリーダーとするチームの一員として、
住居侵入など何のその、日本各地にある心霊スポットを訪ねてまわりました。
そこで、数々の怪異と遭遇し、恐怖に心臓を鷲掴みされ、
竦み上がった身体を無理矢理動かして闇の中を逃げ回り、
流れる涙をそのままに、這々の体で帰り着いたことは数知れず…
人の目を欺き、鍵をこじ開け、扉を突破し、窓を破り、
セキュリティシステムの穴を掻い潜り、
土足で他家の床を踏みにじり、奥へ奥へと突き進む。
遊園地などのアトラクションでは決して味わうことのできない、
保障も保険も、安全装置もまるでない…
全ては自己責任、ギリギリのスリルを楽しむ心霊スポット探検に、
私は完全にはまってしまいました。

88 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 22:59:30.91 ID:3Scplele0.net
公園まで備える広大な敷地の中に、8階建ての鉄筋製集合住宅が二棟、
その南側、碁盤の目みたいに道で区切られた内側に、
青いトタン屋根の長屋風住宅がたくさん建っているのが見えます。
ここにある建物は全て、某独立行政法人の某機構が2011年で廃止となって、
後任組織へ引き継がれることなく、民間へ売却されて取り壊されるのを待つ、
廃墟なのだそうです。

ある冬の週末、ある閉店後のおもちゃ屋さんに、
私達、心霊スポット探検チームの主要メンバーが集まっていました。
チームメンバーがこのお店の常連で、売上げに少なからず貢献していることから、
店長さんのご厚意で、作業室を探検の打ち合わせの為に使わせて頂いています。
今夜も、次回赴く探検場所の選定を喧々諤々と繰り広げられていました。
『機動戦士ガ●ダム 逆襲の●ャア』のDVDを観ながら…

「なあ、お前等…稲荷町のあれ知ってるか?」

89 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 23:01:07.28 ID:3Scplele0.net
私が心霊スポット探検へ持っていく、東京マ●イ製電動ガン『M4A1』の、
メンテナンスをしてくれていた店長さんが顔を上げ、私達に訊ねてきました。
店長さんのいう『あれ』とは心霊スポットのことです。
商店街組合や町内会の集まりでオカルトな情報を仕入れてきて、
私達へ提供してくれるのですが…
過去に二回、ちょっと洒落にならない体験をさせていただきました。
旧河川の上に建つアパートと、旧寺院の敷地に建つ小学校…
過去に行った心霊スポットの中でも上位にランク付けされる物件です。
店長さんから『あれ』がでたならば、
今回の『あれ』についても期待大です。
どんな異常を恐怖を畏怖を怪異を神秘を体験させて貰えるのでしょうか。
次の探検場所について話し合っていた探検隊メンバーが姿勢を正し、
海兵隊訓練キャンプの先任軍曹へ対するみたいに店長さんへ向き直りました。
口からクソ垂れる前と後ろにサーと言えの軍曹さんへ対するみたいに…
川を埋め立てられてアパートに祟りを為す河伯…
死に際にちょっとした未練が因で霊となり彷徨する僧侶…
一同の生唾を飲む音が重なります。


「人数分持ってきたけど、コーヒー飲むかしら?」

話の出鼻を挫くように店長の奥さんがドアを開け、
紙コップをたくさん乗せたトレイを持って現れました。
黒髪を肩で切り揃えた、素晴らしくスタイルが良い三十代半ばの美人さんです。
過去二回の探検に同行したことがあり、お話に参加する気満々だったみたいで、
ベートーベンの『田園』をハミングしながらコーヒーの入ったカップを皆の前へ置くと、
私の隣へ椅子を持ってきて座りました。
店長さんが露骨に舌打ちしたりしてますけど…

90 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 23:03:12.82 ID:3Scplele0.net
「どうぞ、話を続けて」

「…ん、あ〜なんだ…
 ええと、稲荷町…の外れにある…8階建て住宅に…出るそうだ」

にこにこ顔の奥さんに対して、店長さんは妙に顔色が悪くなり言葉の切れが悪いです。
稲荷神社のすぐ脇に廃墟のアパートがある事は私も知ってました。
本当は某行政法人の某機構が解散となって次へ引き継がれなかった住宅なのですが…
あそこ、幽霊が出るんですか…
奥さんの笑顔からガハラさん的に怖いものを感じます。

「なにが出るのかしら?」

「…幽霊……の霊…女の霊だ」

「私が聞いた噂では何かすごい特徴のある幽霊さんだったみたいだけど?」

「どうだったかな…」

進退窮まった店長さんはレオンが潜伏するアパートへ警官隊を非常招集命令を出す、
ゲイリー・オールドマンみたいな顔で大声を張り上げました。

「巨乳の幽霊だよぉおおおおおおおお!!!」

奥さんが今までにないすっごく良い表情で微笑みました。
目が全然笑ってないんですけど…

「見に行きたいの?」

「…イエス、マム…」

91 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 23:05:42.20 ID:3Scplele0.net
店長さんは全身をガクガク震わせ、今にも凍死しそうな塩梅です。
奥さんが今度は周囲をぐるりと睥睨しますと、
探検隊男子メンバー全員が突然、椅子を蹴立てて飛び上がり、
着地と同時に額を床に擦りつける土下座に入りました。
あれが噂に聞くジャンピング土下座…

『変態でもいいです!俺達に幽霊の巨乳を見せてくださいマム!!』

声を揃えて巨乳を見たいって…どんだけ最低なんですか男子…
彼等だけで行かせたらロクな事にならないのは間違いないです。
女体に飢えたケダモノ野郎ですから。
以前、抱きついてくる巨乳の幽霊が出る道路を見に行った時など
騒ぎすぎてお巡りさんを呼ばれて、私まで職質を受ける羽目になりました。

「仕方ないなぁ」

そんな訳で、私と奥さんがお目付け役となり、
寒い中を変態共を引率してこの巨大な廃墟へやってきたのでした。
徒歩で。

92 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 23:06:59.59 ID:3Scplele0.net
雲間から月が顔を現し、青白い玲瓏ある光が、
8階建ての白い壁を闇の中に浮かび上がらせました。
私の視力では眼鏡をかけていても星を確認することはできません。
風がちょっと強いですね。
落ち葉が巻かれてアスファルトの上を転がっていきます。

「…あと一息、諸君らの力を私に貸していただきたい!
 そして、私は父、ジオンの元に召されるであろう!!」

まだ、天之津君は通常の三倍でロりでマザコンの人をやってました。
探検隊のメンバーはなぜか、心霊スポットでアニメや漫画のネタばかり喋ります。
特に1stガンダムネタが多いです。
それはともかく、店長さんの話では目撃者の皆さんが敷地の外から、
月明りを受けてベランダに立つ幽霊の姿を捉えたそうです。
通りに近い方の建物で5階あたりの角部屋に出ると…

「あれかしら、5階のベランダに誰かいるみたいだけど…」

奥さんが指を差しました。まだ、建物までかなり距離があるのですが…
マサイの戦士レベルの視力でも持っているのでしょうか。
必死に目を凝らし、眼鏡を両手で摘まんでデリカットしても全然見えないです。

「私には見えないですよ〜どこですかぁ?」

93 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 23:08:48.13 ID:3Scplele0.net
突然、先頭を歩いていた店長さんが、
覚醒したシャア大佐みたいなことを呟いて駆け出しました。
僅かに遅れて残りの男子も負けるものかと走り出します。
何が彼らをこうも焚き付けたのでしょうか…巨乳、幽霊の巨乳に他なりません。
他者よりも一秒でも早く、一秒でも長く幽霊の巨乳を我が目に焼き付けんが為に。
いざ征け、つわもの、日本男児!決戦の場は目の前ぞ。
砂煙を巻き上げて去っていく後ろ姿…
彼等に対する私の好感度は最低にまで落ち込みました。

「すげえ、手摺に乗せてんぞ…」

「でかい…なんてもんじゃ…ない…」

「ななな、なんたる!なんたる!!」

「大きい…すごく大きい」

「あのおっぱいこそ、歴史を変える…」

「巨乳が肉眼で見えるぞ!もういい、照射!!」

94 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 23:08:49.25 ID:uu2Jjzt10.net
二十五本目の蝋燭が消えました・・・


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みどりいろ ◆/1zwn0rSvM、第二十六話をお願いします
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95 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 23:09:56.69 ID:3Scplele0.net
私と奥さんが追いついた時、男性達は鑑賞モードへ入って、
『ニ●動』みたいに激しく弾幕を張っていました。
きらきらと目を輝かせて建物の一点を、5階の角部屋を見つめています。
5対の視線を受け、手摺りに手を掛けて見下ろす女性の姿…
両手の間に巨大な球体が二つ…陰影深く、前に向かって大きく飛び出しています。
青い衣類…もしくは下着でしょうか、
胸の形がはっきりと分かるものを身に着けているみたいです。
圧倒的…ひたすら圧倒的な威容が、男子の視線を釘付けにしてました。
予測をはるかに上回り、芽生えた嫉妬、粉々になった矜持…
私は巨大過ぎるアレと自分の胸と交互に見比べてしまいます。
女子高時代から男女問わずに大きい大きいと持て囃され、
ただ重くて邪魔なだけと韜晦し、人の視線が集まるのを恐れて水着になることを厭い、
混雑する電車やバスに乗れば痴漢に遭い、それを語れば自慢かよと嫌味を言われ、
身体の線が出ない服を好んで身に着け、目立たぬ様に隠す様に毎日を送り、
憧憬と侮蔑、羨望と嫌悪の視線に当てられてきた私の半生…
5階のベランダで堂々と胸を晒すような輩に、
同病相憐れむという感情を浮かばせることなどありませんでした。

「あれは胸じゃないわ、骨格と照らし合わせて人間ではありえないわ」

静かに見上げていた奥さんが凛とした声で偽乳と断言しました。
最初は信じられませんでしたが、
よく見れば確かに肩幅と胸の位置にかなりのズレがあります。
まるで作画崩壊したアニメみたいに。
店長さん達はまだ信じられないらしく呆然と女性を見つめています。

96 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 23:11:54.76 ID:3Scplele0.net
「わからん…俺には本物としか…」

「あなた達は信じたがっているのよ、
 アレが本物であって欲しいという願望が真実の目を曇らせているんだわ」

その時でした、女性が大きくベランダから身を乗り出したかと思うと、
左側の胸が手摺を離れ…
まるで一秒が引き延ばされたみたいにゆっくりと降下を開始したのです。
黒い尾を曳いて…
ドン、と目の前に重く硬いものが落ちた音がしました。
芝生に何か落ちてます。
青い帽子?白い球体には目鼻があり、
動物プリントのついた可愛い服…小さな胴体と手足…

「あれは巨乳なんかじゃない!赤ん坊だ!」

「両手に抱えて…落とす気だ!」

見上げることなんて出来ません。
たて続けに起こる二つの地面へぶつかる重い音。
V字状に空へ向けて立つ両脚、肩から落下して…頭から地面に刺さっている様に見えます。
胸まで捲れた青いワンピースの裾…下腹に走る帝王切開の赤い傷跡…
白い足が、ガクガクと大きく震えていました。
足に力が入らず、思わずその場に座り込んでしまいました。
私を見つめる眼(まなこ)、
引き結ばれた唇の端が吊り上がって笑っているかの様です。

97 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 23:13:39.40 ID:3Scplele0.net
「四…五年前に心中事件があった。
 双子の赤ん坊をベランダから投げ落とし…自分も飛び降りた。
 しかし、母親は重体ながら死んではいなかったはずだ…」

抑揚のない店長さんの声…
ゆっくりと仰向けに倒れる女性…ぴくりとも動かない小さなふたつの身体…
言葉ひとつ出せず見つめる私…
しばらくすると、母子の姿は地面に溶けて消えていくように見えなくなりました。

「あの女…まだベランダにいるぞ!?」

天之津君の叫ぶ声が遠くに聞こえます。
そして、また三度起こる重いものが地面へぶつかる音…

「ずっと繰り返しているんだ…落下してあげる断末魔を…
 救われる日が来るまで何度も…」


おわり

98 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 23:15:19.30 ID:3Scplele0.net
おっと、ついつい恐ろしくて蝋燭を消してしまいました。改めてこの灯火も吹き消しましょう。
二十五本目の蝋燭が消えました・・・


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みどりいろ ◆/1zwn0rSvMさん、第二十六話をお願いします
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99 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 23:16:48.69 ID:3Scplele0.net
【第二十六話】 みどりいろ ◆/1zwn0rSvM 様
『忘れたい話』

(1/2)
中学生の時の親友の家は、入り組んだ下町の路地の突き当たりの住宅地にあった。
その住宅地は大小の家が6軒並んでいて、一番奥の大きな家が親友の家だった。
ある日、親友の家から一番離れた家の一人娘が、飛び降り自殺をして亡くなった。
それから1か月後、さらに自殺した女性の隣家の奥さんが失踪した。昼食の用意をしたままだったため、事件の可能性もあって警察も動いたらしい。
全く手掛かりがないまま、さらに1か月後失踪した奥さんの隣家のおじさんが、自宅前で突然亡くなった。

これ以降1か月に一度、順番に一軒の家から一人ずつ孤独死や事故死がでた。ここまでくると、最後は自分の家であると親友一家も考えていた。
当時、親友と毎日下校しながら、回避方法は何とかないものか二人で考えて試したりもした。そのおかげか1か月たっても何も起こらなかった。
 そうして2か月がたとうとしたころ、私は本を返してもらうために、下校中に親友宅へ寄った。
玄関に入って待っていると、後ろで玄関のドアがガチャリとあいた。
振り返るとそこに見知らぬ女性が立っていた。いまその顔は思い出せないが、女性が私をみて怪訝な顔をした、ということは覚えている。
女性はスッと中に入り、家の中に上がるでもなく、声を発するでもなく、私の横に立った。
お客さんかな?なんとなく居心地悪い気がした。
その数秒後に親友が「ごめーん」と言いながら、本を持って出てきた。
こちらを見て「ひ!」と悲鳴をあげ、「なんやお前!!でていけ!!」と女性に向かって怒鳴った。

100 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 23:18:24.02 ID:3Scplele0.net
(2/2)

私も怖くなってしまい、慌てて靴のまま家の中に入って親友の後ろに隠れた。
その女性は普通にお邪魔しましたと言わんばかりに、一礼し、何事もなく玄関から出て行った。
すぐさま「不審者よね?警察よぼう!」というと、親友は真っ青な顔をして「○○さんやわ…なんで…」とつぶやいた。
聞くと、最初に自殺した女性だった。

 その日は帰宅してきた親友のお母さんと親友に、家まで送ってもらって帰宅。
当然ながら、その女性には出会わなかったものの、夜11時ごろに親友から「遠方に引っ越すことになった」と電話があった。
 そして15年たった昨年、やっと親友に再会できた。SNSで連絡を取ることができたからだ。
親友は親せきを頼って隣県に引っ越していた。家族全員元気にしていると聞いて安心した。
再会は楽しかったんだけども、どうしても忘れたくてたまらない話がある。彼女が「あ、そういえばさあ」と話したこと。
「3年前くらいかな。グーグルマップのビューってのをみてみたんよ。あの辺全然変わってないな。あの家の前の、路地に入る道までは写ってるねん。
その路地に入る角に○○さんが写ってるんよ。また見てみて。顔はぼやけてるけど、あの時の服も髪型も○○さんなんよ」

【了】

101 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 23:20:29.41 ID:uu2Jjzt10.net
二十六本目の蝋燭が消えました・・・


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初夏◆4pp8Nws9xAさん、第二十七話をお願いします
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102 :初夏 ◆4pp8Nws9xA @\(^o^)/:2016/08/20(土) 23:22:00.99 ID:uu2Jjzt10.net
【第二十七話】初夏 ◆4pp8Nws9xA 
『謎の視線』

(1/2)
これは、私が犬の散歩をしていた時の話です。
その日は部活終わりで、外は日が殆ど沈みかけだったのですが、
なんとなく飼い犬の散歩に行こうと家を出ました。
私の家は田舎にあり、少ない街灯が道をほんのり照らし家もぽつぽつとしかないので
辺りは薄暗く、私は一瞬戻ろうかと思いましたが、怖かったのかとからかわれるのが嫌で
そのままいつもの道を歩きました。
いつも家からある地点まで行き、折り返して戻ってくるというコースなのですが、
戻るときにソレは起こりました。
戻り始めて5分くらい経ってからでしょうか、急に背筋を冷たいものが通り抜ける感覚がありました。
「汗が冷えたのだろう」と誤魔化しながらそのまま歩き始めましたが、纏わり付くような視線と
悪寒を感じ、自然と早足になっていきました。歩きながら私は誰か不審者でもいるのかと思いましたが、
隠れられるような場所はなく、足音も自分と犬のものしかなかったのでその可能性は無くなりました。
既に辺りは真っ暗で、光は街頭だけしか頼りにならず、より恐怖心が増しました。
悪寒がひどくなってきた頃、少し前を歩いていた飼い犬が突然後ろを向いて唸り声を上げ、
吠え出しました。私はもう後ろを向くことすら怖くて、前を向いてしゃがんだまま犬を宥めましたが、
犬は中々落ち着かずずっと吠えました。私は振り向こうか悩んだ末、勇気を出して振り向こうとしました。

103 :初夏 ◆4pp8Nws9xA @\(^o^)/:2016/08/20(土) 23:23:30.82 ID:uu2Jjzt10.net
(2/2)

しかし、振り向こうとした瞬間、一瞬目の前が真っ白になりました。
頭が理解するより速く、私は弾かれたように立ち上がり走り出しました。犬も横を走って
ついてきていたのが視界の端にうつり、そのまま全速力で家に帰りました。
母に走って帰ってきた理由を尋ねられたようでしたがなんて答えたのかは覚えておらず、
気付くと次の日の朝でした。
落ち着いてから一つ、気付いたことがあります。それは目の前が真っ白になった瞬間、
何か声のようなものが聞こえたことです。今思えば、あれは私を逃がしてくれた声なのではないでしょうか。
違ったとしても、私はあの声のお陰で振り返ることを踏みとどまることができました。
あの視線はなんだったのか、
もしあのまま振り返っていたらどうなっていたのか……それはもう誰にも分かりません。

104 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/20(土) 23:26:20.45 ID:uu2Jjzt10.net
二十七本目の蝋燭が消えました・・・


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モヒート◆KicDEug6lIさん、第二十八話をお願いします
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105 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 23:28:05.88 ID:3Scplele0.net
【第二十八話】モヒート◆KicDEug6lI 様
『交差点と男の子』
(1/2)

今年のお盆に親戚の小母さんから聞いた話。
以前、自宅に拝みに来てもらった住職を、寺まで車で送った時の事。
郊外の寂しい道を走っていると、車道と農道の交差点に人が立っているのに気付いた。
近づくにつれ、小学生位の男の子だと分かった。手に何かを持っている。
何となく気にはなったが、よく見ている暇もなくその場を通り過ぎたそうだ。

しばらくすると信号のある交差点が見えた。夕暮れ時というのもあってか、自分の車以外は見当たらない。
それでも一応赤信号で停車する。
ふと左側を見ると、また男の子が立っていた。先程の子と似ている気がする。やはり何かを持っていた。
男の子側の信号は青なのに渡るそぶりも見せず、ただ交差点の真ん中を見つめて立ち尽くしている。
小母さんはその姿に薄ら寒い物を覚え、信号が変わったと同時に逃げる様にアクセルを踏んだそうだ。

しかし次の交差点にも男の子がいた。流石におかしいと思い、助手席の住職に尋ねる。
「あの…もしかして、さっきから交差点に同じ男の子が立ってませんか?」
「ええ……同じに見えますね」
静かに肯定され、小母さんは焦った。本当は本職の方に否定してもらいたかったのだ。
それでも必死に理性を働かせ、合理的な判断を導こうと
「でも気のせいかも知れませんし、あの子の特徴を覚えておきませんか?」
と提案したそうだ。車のスピードを緩め、二人で男の子を観察する。

紺色に小さな白い水玉のポロシャツと、デニムのハーフパンツ、白いスニーカー。
普通の格好だ。怪しい感じはしない。
しかし手元をよく見ると、右手には朱塗りのお椀、左手にはネコジャラシ草を持っている。
お椀の中には何か入っている様子。何の意味があるのか理解出来ず、不気味で仕方なかったそうだ。

これでまた男の子がいても、きっと別人だと分かるだろう…そう考えていた小母さんだったが、
次の交差点にいた男の子は、顔立ちも服装も持ち物も先程と全く同じ。明らかに同一人物だった。

106 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 23:30:25.16 ID:3Scplele0.net
(2/2)

「さっきと同じ、同じ子ですよあれ!どうしたらいいんですか!?」
小母さんはパニック寸前で住職に助けを求めた。すると住職は
「次の交差点にあの子がいたら、近くで止めて下さい」
と言い出した。そんな、危ないですよ、と小母さんが言っても頑として聞かない。

そうこうしている内に次の交差点が見えて来た。やはり件の男の子がいる。
小母さんは男の子の側に恐る恐る車を止めた。とてもじゃないが男の子の方は見られなかった、という。
するとおもむろに住職は窓を開け
「人に仇なす望みでなければ叶う!」
と一喝した。びっくりした小母さんはもういいですよ、と声を掛けられるまで呆然としていたらしい。
慌てて車を発進するとバックミラー越しに、こちらに深々と頭を下げる男の子の姿があった。

「何だったんですか今の?望みが叶うって?」
と住職に尋ねたが
「あぁ、辻占かと思ったので…」
と答えたきり、何度聞いても多くを語ろうとはしなかったそうだ。

その後は男の子に出会う事もなく、無事寺にたどり着いたが
予定時刻を大幅に過ぎていたそうで、迷った訳でもないのに…と小母さんは不思議がっていた。

この話を聞いた後、気になって辻占について調べているが、この男の子の様な作法はまだ見つからない。

【了】

107 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 23:33:57.81 ID:uu2Jjzt10.net
二十八本目の蝋燭が消えました・・・


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ややこし◆ZYOX.edm.oさん、第二十九話をお願いします
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108 :ややこし ◆ZYOX.edm.o @\(^o^)/:2016/08/20(土) 23:37:14.50 ID:N+sgV7BF0.net
県立球場の怪異
(1/4)
夏と言えば高校野球・・かどうかはともかく、この季節になると思い出す話がある
俺の出た高校(以下、I高校)は公立の進学校だが、その昔は県内では野球の強豪で甲子園に
出たことも何度かあり、その伝統を受け継いでか当時の野球部も練習熱心で進学校の割には
毎年それなりのチームを作っていた。
俺は野球部に仲のいい友達がいて、彼らの頑張りを知っていたから最後の夏に精一杯
やってほしいと思っていた。

しかし夏の大会を控えた6月の中ごろ、I高野球部に突然の不幸が襲った。
三年生部員のA君が交通事故で亡くなったのだ
A君はチームのエースで、また、愛嬌のある顔つきとひょうきんな性格で知られていて、
野球部のみならず学校中の人気者だった
そんなA君が突然亡くなったのだから野球部はもとより俺たち一般生徒もみんな驚いていた
俺と同じクラスで野球部の控え投手だった平田というやつが代わりにエースとなったが、
平田は「今年はAのためにも絶対甲子園だ!」とやたら気合を入れていた。
しかしその頃から妙な噂が流れ始めた
ランニングしている野球部員の中にA君がいたとか、部室にA君がひとりで立っていた、
といった話で、野球部員の中にも見た者がいたという。

109 :ややこし ◆ZYOX.edm.o @\(^o^)/:2016/08/20(土) 23:38:17.98 ID:N+sgV7BF0.net
(2/4)
そんな妙な噂も一段落した7月中旬、甲子園を目指す夏の県大会が開幕した。
俺らは当時、連日補習授業で飽き飽きしていて、携帯で野球部の試合経過を見ていた。
I高は一回戦を快勝し、二回戦は接戦だったがサヨナラ勝ちで勝ち進んだ。
しかし二回戦の翌日、学校に出てきた平田がおかしな事を言い出した。
九回表にマウンドから見渡したら、外野の芝生にAがいて、じっとこっちを見ていた!
サヨナラ勝ちできたのはAが見守っていてくれたからだ、とのたまうのだ。
暑さで錯乱したかと思いもしたが、大会前の噂もあったし平田の話は一部で有名になった。
続く三回戦はやや格上の私立高校が相手で、2点リードされてI高は九回表を迎えた。
平田が言うにはこの時、選手のひとりが三塁ベースの後方にA君の姿を見つけたという、
A君は練習着を着て腕を組んでおり、その姿は地面から少し浮いていたそうだ。
見えたやつとそうでないやつがいたようで、平田たちが指さしてもキョトンとしていた
選手もいたが、多くの選手がA君の姿を見たらしい。
すると急に打線が活気づいて同点に追いつき、延長の末にI高は勝利をものにした。
今回の件もまた 平田がしゃべりまくったため、もはや校内ではA君の幽霊は公然の噂となり、
生徒や職員もA君の幽霊を勝利の守り神みたいに言い出した。

110 :ややこし ◆ZYOX.edm.o @\(^o^)/:2016/08/20(土) 23:39:37.24 ID:N+sgV7BF0.net
(3/4)
次の準々決勝は夏休みに入ったことで俺を含めて球場まで応援に行った生徒も多かった。
対戦相手は甲子園常連の強豪で、生徒の中には「A君の霊が出たら勝てるかも」と言ってる
やつもいたが、実際のところ普通にやって勝てる見込みは薄い相手だった。

試合はI高の先発が2回までに4点を取られ、味方打線はヒットさえろくに出ない有様。
四回から二番手投手として平田が登板、同じクラスの俺たち10人程だけ盛り上がったが、
試合の方は0対4のまま九回表を迎えた。
九回表のI高は、先頭がヒットで出たが、次の打者の三塁ライナーが不運にもゲッツーに
なってしまってツーアウトでランナー無し。
さすがに俺たちも諦めかけたが、その時、I高ベンチから誰かが叫んだ「おい、Aだ!」
俺はこの時点でA君のことをすっかり忘れていたのだが、その声にハッとして、みんなの
見るところに目をやった。
いた、ベンチから2mほど手前の位置に確かに向こうを向いた白い人影が見える。
あれがA君? たしかにひょろっと背が高く、首の部分が日焼けして、独特の大きな耳が見え
白い練習着姿のA君のようにも見える
しかし肩から下が細すぎる気もするし、人の姿のような、ただの光の加減のような・・・
こちら側からでは顔がよく見えないけど、その姿は腕を組んでマウンドを見据え、真夏の
グラウンドに浮かぶように立っていた。
あとで聞いたのだが、あの白い影をA君だと言い出したのは平田だったらしい。
彼は2回戦で初めて気づいた白い影をA君の霊と思い、試合ごとにだんだん自分に近づいて
くるのを《自分たちを応援している》と考えていたという。

111 :ややこし ◆ZYOX.edm.o @\(^o^)/:2016/08/20(土) 23:40:19.40 ID:N+sgV7BF0.net
(4/4)
ともかく平田のせいで噂は有名になっており、I高側の応援席では歓声と悲鳴を含んだ
どよめきが湧き上がったが、相手校側や一般の観客は何があったのかとざわついた
しかし今さら手遅れだろ〜もっと早く出ろよー、俺は心の中で思った。

ところがこの直後に連打が出て満塁となり、ここで噂ばらまき張本人の平田が期待に
応えてライト線を破る走者一掃の二塁打で1点差とした。
押せ押せムードのI高は結局、九回に5点を取って大逆転したのだ。
ほとんど奇跡のような展開で俺たちはもはや勝った気分で大興奮状態だった。

しかし現実は甘くなかった
その裏、相手の猛反撃にここまで好投の平田が撃沈してしまい、試合は逆転サヨナラ負け
となってしまったのだ。
試合が終わって俺たちが気づいたとき、先ほどの場所に「A君」の姿は既に無かった。

夏休みが終わってもみんなあの時のことを噂していた、俺たちも含めて百人以上の生徒が
見たのだから。
A君は自分のチームの戦いが終わったのを見届けてあの世に行ったのだろうか
俺たちはそう思おうとした、やがて受験が忙しくなるにつれてそういう話も出なくなって
いったが、あの夏の奇怪な興奮は今でも思い出すことができる

【了】

112 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 23:45:11.24 ID:uu2Jjzt10.net
二十九本目の蝋燭が消えました・・・


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枯野 ◆BxZntdZHxQさん、第三十話をお願いします
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語り部希望は【受付スレ:2ch.net】へ
雑談、感想は【雑談スレ:したらば】でお願いします

113 :枯野 ◆KB6buw.MFc @\(^o^)/:2016/08/20(土) 23:48:17.21 ID:+8PJnFe80.net
【第三十話】 『行進』(1/4)

守秘義務のあるバイトだったので仕事の内容や時期の詳細は伏せる、数年前のこと。

個人情報を取り扱う会社で半年程働いていたことがある。繁忙期、書類をチェックしスキャンした後に作表してひたすら入力をするという種類のよくあるものだ。
僕がいた支店は首都圏の比較的大きな街の、駅からほど近い中層ビルの七割程を占めていた。
これを書くにあたって大島てるで調べたが、このビルや両隣、向かいと裏の施設や住宅では特に事件事故はないようだ。
しかし、勤務初日から出る。
広いフロアの中、エレベーターホール側の壁から駅側の大きな窓に向かっての10畳ほどのエリアに限って、しかも午前の短い時間だけ見える。
下を向いて手書きの書類に赤ペンでチェックを入れている間、度々視界を通り過ぎて行く足。歩いている。
始めは誰か用があって近づいて来たのかと思った程明瞭に膝から下の足が現れる。だがそれは僕の側で立ち止まることもなく、ただ通り過ぎるのだ。人数が多い。服装はいろいろ。
もちろん何度も顔を上げて周囲を確認した。
ここの課には社員と我々繁忙期要員を含めたパートアルバイトを併せても十人ちょっとしかいないし、全員がデスクで自分の作業をしている。
立って歩いているものはせいぜい一人か二人だ。
顔を上げて確認する時に、その膝から下の足は見えている日もあれば見えない日もある。
ただ、数日で“それ”と生身の人間の足は見分けがつくようになった。
よく見ればそれは、現実の存在よりも僅かに明度や彩度が落ちる。透明度がほんの少し下がる。
生身よりもくすんで暗い色をしていて、何となく向こう側の景色が透けて見えるのだ。

114 :枯野 ◆KB6buw.MFc @\(^o^)/:2016/08/20(土) 23:50:29.97 ID:+8PJnFe80.net
(2/4)

先にも言った通り事故物件でもないし、エレベーターホール側にはサーバ室を挟んでもう一つ同じようなフロアがあるだけの何の変哲もないオフィスだ。
特に何かが出る理由は汲み取れない。
僕は三日程で慣れた。
昼を過ぎれば見えなくなるし、特にこれと言って害はない。
どうせ半年の契約で去る職場でもあるし、何より出るのはそのほんの狭い区画だけなのだ。
隙あらばパートのおばさんたちを罵倒するクソみたいな女上司の、そいつの背後の壁から湧き出た足がじゃんじゃん窓から出て行く。
僕はたまにその様子を眺めながら、黙々と作業を進めるようになった。

日に日に壁から出てくる足は増えた。多い日は大行進である。
他に誰も気がついていないのか、僕がおかしいのか。
それでも足は律儀に、朝の9時過ぎから11時過ぎまで淡々と歩き続ける。

これが霊道ってやつなのかね、と何だか冷めた気持ちで見守り続けて、6ヶ月が経とうとしていた。
夕方、そろそろ今日の分の作業が上がるので件の女上司に声をかけるタイミングを計ろうとそちらを窺うと、彼女の斜め後ろに人影がある。
初音ミクのライブ映像みたいな、半透明でやけにクリアな人がそこにいる。
芥子色のカーディガンを羽織った若そうな女性で、顔はよく分からない。
ぼやけているとか貞子伽倻子みたいな定型白塗りということではなくて、顔についての情報がない。ただ目鼻口があって、のっぺりと表情も特徴もない顔だった。
ああ厭だなぁ、と思った。

115 :枯野 ◆BxZntdZHxQ @\(^o^)/:2016/08/20(土) 23:58:49.23 ID:+8PJnFe80.net
(3/4)

どうしても今日の作業一覧を渡して追加がないか聞かないといけないのだ。
ただでさえ嫌な女の斜め後ろに、のっぺりしてうっすら輝くよく解らない女がいる。
気がつかなければ良かったが、ばっちり見えてしまっている。
僕は少し考えて、ポケットに鋏を突っ込み席を立った。
個人情報を扱う現場なので、外部の人間は休憩室のロッカーに荷物を全部置いて来ている。だからお守りの類いは何も持っていない。
社員はデスクでスマホをいじってるし、顧客の勤務先を調べるのに社内用のパソコンでインターネットに繋いだりしてgdgdだけど今はそれは置いておいて。
「今日の分です、確認お願いします」
上司の向こう側にいる女には気がつかないふりをして、一覧のプリントアウトを差し出す。だが、やっぱりバレていたんだろう。
僕の手首をひやりとした何かが掴んだ。
ハッとして見ると、肌色で完全に透けてる触手のようなものがねっとりと巻き付いている。太さは女の人差し指くらい。
向こう側のホログラムみたいな女から出ているのだが、手だか指だかよく判らない。
気持ち悪い!
僕はポケットの中の鋏を思い浮かべた。あるブランドの鋏に、個人識別用にマークを描いてマスコットをつけてある。
イメージの中でそれを握って、締まりのないソーセージみたいな肌色の物体を切り裂く。
ぷちっ。
音がした訳ではないが、そんな手応えがあった。あくまでイメージとして。
しかしその瞬間に目の前の光る女も霧散した。
何故か上司は首の辺りを摩っている。

116 :枯野 ◆BxZntdZHxQ @\(^o^)/:2016/08/21(日) 00:01:52.48 ID:aN0YKtJP0.net
(4/4)

「じゃあ今日はこれで。あとは時間まで郵便の開封しておいて」
触手のようなものからも上司からも解放されて、僕は早々に退散した。

その翌日から、ぱたりと足の行進がなくなった。
僕が何かの影響を及ぼしたというより、僕の方のスイッチが切り替わって“それ”が見えなくなったと考えた方が正しいのではないかと考えた。
あの時、光る女から身を守りたいと思った気持ちがスイッチを切ったのだろう。
契約も残り3日となり、これでこの怪しい職場ともおさらばだ。
作業も激減してのんびりとファイリングをしていた昼下がり、フロアを統括する室長が言った。
「全員一度パソコン閉じて」
元々社員の管理下でしかログイン出来ない僕らを覗いて、社員が次々ログアウトする。
「えー…重大なインシデントがありました。先ほど、××××人分の顧客情報が流出したとの連絡があり、詳細が分かるまでオンラインでの作業は停止するよう通達が出ています」
人数はここでは伏せるが、数百人とかのレベルではない。当然ニュースにもなった。
結局僕らは契約終了までの2日半、封筒に部署名の判子を捺すだけの単純作業をする羽目になった。
ひたすら判子を捺す間、僕はあの壁の向こうがサーバ室で、ちょうど部屋の幅分のエリアから大量の脚が湧き出していたことを思い出した。
あれが俗にいう霊道だったのかそれとも個人情報には足が生えているのか分からないが、とりあえず今でもあそこはろくな会社じゃないなと思っている。

【了】

117 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/21(日) 00:06:52.50 ID:oTwkqWvM0.net
三十本目の蝋燭が消えました・・・

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だんだんと夜も更け、怪しい気配も色濃くなってきてまいりました。
皆様はご無事でいらっしゃいますでしょうか?
怪異に魅せられた者には怪異が集まるというもの。
ここからしばらく怪談から目を離し、ゆるりとくつろいでみませんか?
こちらのお席(http://jbbs.shitarab...22553/1471681846/l50)で語らうも良し、
怪異に見舞われた方はこちら(http://hayabusa6.2ch...ccult/1471682124/l50)から語っていただくというのも歓迎ですよ。

10分後の世界でまたお会いいたしましょう。
どうぞ皆様それまでお気をつけて。
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語り部希望は【受付スレ:http://hayabusa6.2ch...ccult/1471682124/l50】へ
雑談、感想は【雑談スレ:http://jbbs.shitarab...22553/1471681846/l50】でお願いします。

118 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/21(日) 00:35:07.73 ID:cCz9xJUz0.net
今宵は寝待ち月。
ようやく月明かりの明るくなる頃でしょうか。
月明かりに誘われて出歩くにはぴったりの夜ですね。
さて、百物語、しばしお時間をいただきたく存じます。
再開予定は25時。草木も眠る丑三つ時でございます。
その時が参りましたら、共に素敵な夜を過ごせますよう。
しばしお別れでございます。
どうかみなさまお気をつけて。

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119 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/21(日) 02:07:16.17 ID:oTwkqWvM0.net
大変長らくお待たせをいたしました。
怪しに誘われてしまった方はいませんか?
ご無事でお会いできて何よりでございます。

さぁさ、改めて怪談を語っていただきましょう。
ここから先は人も怪しも混じり合う時間。
ひょっとしてあなたのお隣の方はこの世の方ではないのかも…
お気をつけてお進みください。

では モヒート◆KicDEug6lIさん【第三十一話】をお願いします。

120 :50(投稿代理) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/21(日) 02:10:11.52 ID:cCz9xJUz0.net
【第三十一話】 モヒート◆KicDEug6lI 様
『糸』

とあるお店の常連さんから聞いた話。
その男性が以前住んでいた家で、不思議な事があったという。
年に何回か、訳もなく夜中に目覚める事があり、そんな時は必ず天井から“糸状の何か”が降って来たそうだ。
それは寝室の天井全体から音もなく現れ、揺らめきもせず真っ直ぐに、ゆっくりと床まで伸び続ける。
まるでパスタマシーンの真下にいる様だと説明してくれたが
もっと細くて、身体に当たっても感触がないらしい。
「とにかく綺麗でね、みとれている内に朝になってる。」
「身体の自由は利くのに、何故か触ってみようとは思わないんだよなぁ」
この“糸”は男性が引っ越すまでの数年間現れ続けたが、ついに触る事は出来なかった。
「起きるといつも『掴んでやればよかったー!』ってなるんだけどね、結局見とれて終わっちゃう」

男性はこの家から引っ越す際に大家と話す機会があったが、
元々建て直す前は古い農家で、養蚕も行っていたらしいと初めて知ったそうだ。
「きっと二階でお蚕を飼ってたんだろうね、蚕棚とかそういうので。何だか納得したよ」
そう言って笑う男性は、引っ越し先で“糸”が見られないのを残念がっていた。

【了】

121 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/21(日) 02:14:03.24 ID:oTwkqWvM0.net
三十一本目の蝋燭が消えました・・・


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はちじゅういち ◆HGrtNHC8S6 さん、第三十二話をお願いします
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122 :はちじゅういち ◆HGrtNHC8S6 @\(^o^)/:2016/08/21(日) 02:16:24.14 ID:M9zd62TN0.net
【第六十話】はちじゅういち ◆HGrtNHC8S6
『敷地内の木』

(1/2)
私の出身地、某村での話です。
(個人特定を避けるため、フェイクを入れています)

近所の家Aの敷地内の木が、隣家Bの敷地内に枝をのばし日陰ができるので
隣家Bの主が「あの木を切ってくれ」と頼みに来ました。
その家Aの主は、「神様が来ているかどうかみてもらうまで待って欲しい」と頼み、
村のコウエン様と呼ばれる人に木をみてもらいました。
するとやはりその木には神様が来ているらしく、今切ってはならないと言われたそうです。
しかし、隣家Bの主は家Aに無断で木を根本から切り倒してしまい
それを知った家Aの主は激怒しました。
数日後、家Aの主はふらふらと道路の真ん中へ出て行き
近所の人や家族が止める間もなく車にはねられました。即死でした。

別の家でも敷地内の木で揉め事が起きており、
その家の人間が古い井戸に落ちて亡くなっています。(どちらも当時の新聞に載りました)

123 :はちじゅういち ◆HGrtNHC8S6 @\(^o^)/:2016/08/21(日) 02:19:52.59 ID:M9zd62TN0.net
(2/2)
また、知人の祖母は村の外から嫁に来た人で、家の庭に茂った木々を嫌っていました。
ある日、知人の祖父は祖母に促されて敷地内の木に手をかけました。
最初のうちは木を植えたご先祖様に申し訳ないと言っていたそうですが、
途中から何かに取り憑かれたかのように、自分の意志で次々と木を切るようになりました。
その家には柿の木もありましたが、やはりこれにも知人の祖父は手をかけました。
人体で言うところの「へそ」から上をばっさり切ったのです。

それまで半年ごとに車を買い換えるような裕福な家だったのですが、
暗い影が落ちるように衰退していきます。
知人の祖母は気が狂ったようになり、祖父は栄養失調で倒れました。
父親は金を使い込んで母親と離婚し行方不明です。
知人の家は現在、廃墟になりました。
受け継ぐ財産も子孫もない知人を最後に、家系は途絶えます。

敷地内の木には、その家の神様の通り道があるそうです。
神様がいる間は決して木を切らないようにと、村に伝わっています。
ちなみに柿の木だけはどんな理由があっても切ってはならないとのことでした。

【了】

124 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/21(日) 02:22:30.38 ID:oTwkqWvM0.net
三十二本目の蝋燭が消えました・・・


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千夜 ◆3p39JZkKQEさん、第三十三話をお願いします
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125 :千夜 ◆3p39JZkKQE @\(^o^)/:2016/08/21(日) 02:23:53.45 ID:LllBCsH60.net
『 しがみつくおばあさん』
ある夏の日の事私は自室で寝ていました
暑かったので窓は開けっ放しでした
眠りに落ちて夢をみました
私が自室で寝ようとする夢です
するとドタドタドタっと壁を走る音が聞こえました
何だろうと窓の外を見るとおばあさんが物凄い形相でこちらに走って来ました
驚いた私は必死に窓を閉めて鍵をしようとしたらおばあさんが窓を思いっきり開けました
私は怖くなり夢なんて早く覚めろっと叫んでました
すると視界がぐにゃりとなってやっと夢から覚めれるとおもったら先程のおばあさんが絶対にはなすものかと言って夢の世界に引き込もうとしていました
暫くの間私は夢と現実の間を行き来してました
そして、やっとおばあさんが離れたら夢から覚めれました
夢から覚めた私は汗でビショビショでした
そして夢を思い出して慌てて窓を締めました
すると外からあと少しだったのにと聞こえました
もしあの時夢に引き込まれてたら
もしあの時窓を締めなかったらとかんがえるとゾッとしました

【 了】

126 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/21(日) 02:25:59.65 ID:X8mIt77J0.net
http://i.imgur.com/3KAKH2T.jpg

127 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/21(日) 02:28:57.48 ID:oTwkqWvM0.net
三十三本目の蝋燭が消えました・・・


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先ほどのはちじゅういちさんの投稿は【第三十二話】でした。ありがとうございました。
では、引き続き 50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOXさん、第三十四話をお願いします
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128 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/21(日) 02:31:49.59 ID:cCz9xJUz0.net
【第三十四話】 『居眠り』

高校の時、部活が忙しすぎて授業中は睡眠学習ばかりしていた。
ある日いつも通り机に突っ伏して寝ていると、突如体が動かなくなった。
金縛りだ。
自分にとっては初めての金縛り。
授業中で周りにみんないるのに、うつぶせのまま声も出せないので
軽くパニックだった。
その時、自分の右隣の通路を背後から先生が歩いてきた。
怒られるのを覚悟で必死に叫ぼうとしたが気づいてもらえない。
うつ伏せなので先生の脚しか見えない。
結局先生のストッキングの脚は僕の状態にも気づかず、教壇まで歩いて行ってしまった。
泣きそうになって必死で体を動かそうともがいた瞬間、急に金縛りが解け、
勢い余って思いっきり机から顔を上げてしまった。
周りが僕の奇行に変な目を向ける中、僕は別のことでびっくりした。
ついさっき教壇に行った先生の姿はなく、僕とは真逆の列の一番後ろに先生がいた。
そして、挨拶の時点で寝ていた僕は気づいていなかったのだけれど、
この授業の担当者はストッキングの女性教師ではなく、スラックスの男性教師だった。
あの脚は一体誰のものだったのだろう。

【了】

129 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/21(日) 02:35:10.92 ID:oTwkqWvM0.net
三十四本目の蝋燭が消えました・・・


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メガネ ◆z05cu765xUさん、第三十五話をお願いします
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130 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/21(日) 02:38:43.53 ID:cCz9xJUz0.net
【第三十五話】  メガネ ◆z05cu765xU 様
『画面の中のペット』

(1/3)
俺の住んでいるマンションは1Kで、玄関を入ってすぐに台所がある。
その奥に部屋があって、そっちでクーラーを利かせておいて、自分は玄関ドア真横のイスに座ってスマホをいじるのが日課になっている。
クーラーが利いた隣の部屋、ぐらいの涼しさが好きだからだ。

うちはマンションだが壁が薄いので、住人が廊下を歩く音や部屋に出入りする音がよく分かる。
手前の部屋は鍵に鈴を付けている、いくつもの鍵を束ねているのは奥の向かい側、必ずビニール袋を持ち帰るのは奥から2番目などと何となく区別もつくようになった。

さて、今夜は待ちに待ったとあるスレでの夜話会、今年こそはリアルタイムで読もうとアイスコーヒー片手に「おお…」とか「うわー…」と玄関横でまったり楽しませてもらっていた。しばらくすると、どこかの住人が帰ってきたらしく、部屋の前を通過する音がした。
鍵に何をつけているのか、やたら甲高い音がする。
初めて聞いた音だが、俺は「変なキーホルダーつけやがってうるせーな…」ぐらいにしか思わなかった。
いちいち気にしていたら集合住宅では住めない。
気を取り直してスマホに集中する

131 :50(投稿代理) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/21(日) 02:39:56.77 ID:cCz9xJUz0.net
(2/3)
と、さっき通った甲高い音の住人が、また廊下を歩いている。
夜中の出入りが多い住人もいるので、これも気にしない。
と思っていたが、どうも何かが違う。
そんなに広い廊下ではないので、大抵はすぐにエレベーターに乗って音が消える。
だがこいつは、エレベーターに乗ったんだろうな、と思ったらまた引き返して歩いている。
音が遠ざかる様子から、廊下の端から端まで歩いて、たまに立ち止まってまた歩く、そんな感じだった。
泥棒の類か?と警戒したが、泥棒がそんなウロウロするわけでもあるまいし、友人の部屋番号を忘れたとかいうオチだろうと気にしないことにした。

リアルタイムで進むスレは、たまに休憩が入る。
今のうちにコンビニに行こうかと思ったのだが、ふと、魚を育てるゲームでエサをやってないことを思い出した。
別にやらなくても死なないが、俺の唯一の和みで癒しだ。寂しい俺。
画面の中のアクアリウムで飼っている魚たちは、タップすると話しかけてくる。
メタな話をしたり魚同士のシュールな会話を聞けたり、なんともいえず可愛いのでハマっている。

そんなわけでゲームを開いて、エサをやる。
そこで、大体「おいしかったよ!ありがとう!」とくるのだが、今日は何故か黙っている。
黙っているが、こっちを向いて話すモーションになっているので待っていたら、
「あけたらだめだよ」
というセリフが出てきた。
このゲームは海外版の日本語バージョンなので時々翻訳が訳分からないことがある。
きっとそれだなと思った。
にしても、初めて見るセリフだ。
まだ出てないのもあるんだな、と逆にわくわくしながら他の魚をタップした。

132 :50(投稿代理) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/21(日) 02:40:37.69 ID:cCz9xJUz0.net
まだ出てないのもあるんだな、と逆にわくわくしながら他の魚をタップした。
しかし、どの魚も

「あけたらだめだよ」

「あけたらだめだよ」

「あけたらだめだよ」

それしか言わない。
エラーかと一旦閉じようとしたとき、さっきの鍵が何かにぶつかる甲高い音がうちの玄関前、壁を挟んで俺の斜め後ろから聞こえた。
明らかに「そこから動き出したから」発された音だ。
それまで音はしていなかったのだから、いつの間にかそこに立ってた?それとも気付かないうちに立ち止まってずっといた?
もし、コンビニに行くためにドアを開けていたら…どうなったんだろう。
人生で初めて、嫌な汗というのをかいた。
音は段々遠ざかって、エレベーターの辺りで消えた。

怖くてしばらく動けなかったのだが、それ以降は音の主は来ていない。
やっと気持ちがなんとか落ち着いたので、とりあえず魚たちに装飾品のサンゴを買って、ありがとうと言ってログアウトした。

飼っている犬や猫が威嚇してくれたり退治してくれたりする話は聞いたことがあるが、まさかゲームの魚が警告してくれるとは思わなかった。
生き物でも道具でも何にしても、大事にしていこうと思う。
そして今夜はもうコンビニには行かない。

(了)

133 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/21(日) 02:44:50.23 ID:oTwkqWvM0.net
三十五本目の蝋燭が消えました・・・


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零 ◆DV7MsdFKN7E8さん、第三十六話をお願いします
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134 :◆DV7MsdFKN7E8 @\(^o^)/:2016/08/21(日) 02:45:26.71 ID:LllBCsH60.net
ぬいぐるみ

娘が小さい頃。
とても娘を可愛がってくれた知人がいた。
仮にAさんとしよう。
Aさんは既に50代半ばでしたが、子供には恵まれず、まるで自分の子にするように、娘を溺愛していました。
ある時、Aさんはちょっとした病気を患い、入院することになりました。
深刻な病気ではなく、病室に行っては冗談を言い合い日々を過ごしていました。
それから気がつくと、既に一ヶ月を過ぎていました。
筋肉質だったAさんは、体力が落ちるのを嫌い退院をお願いしていたのですが、なぜか中々許可が降りないのです。
そのくらいの時期からだったでしょうか、Aさんが深夜に訪ねてくる子供の話をしはじめました。
勿論そこは無いか病棟で、子供中学生くらいしか居ませんでしたし、個室にいる強面のAさんにわざわざ会いに来る子供などいないと思っていました。
更に三ヶ月がたちました。
相変わらず、大きな原因がわからないまま入院を続けるAさん。
その頃には転院の話が出たりもしていました。
元気なときからは見る影もなく痩せこけ、時折落ち窪んだ目をギョロギョロと巡らせ「そこにいたのか、この飴喰うか?」と、誰も居ない空間にあめ玉を差し出したりしていました。
あまりの痩せように怖くなり、なんとなく病院にいく足が遠退き出した半年頃、Aさんの居る病院の看護婦から、来てほしいと伝言がありました。

135 :◆DV7MsdFKN7E8 @\(^o^)/:2016/08/21(日) 02:46:29.99 ID:LllBCsH60.net
本当は家族には見せたくなかったのですが、Aさんの希望で家族でいくことにしたのです。
病院につくと、Aさんは、いつになく上機嫌で、2体の大きなクマの縫いぐるみを出してきたのです。
どうしたのかと、問いただしてみたのですが、自分が買ってきたものだと言い張ります。
そんな縫いぐるみが買えるような店は近くにはないし、第一その頃にはAさんは、歩けなかったのです。
この縫いぐるみを娘といつも来てくれる子にあげるのだと、嬉しそうに言います。
私は、正直怖かったですが、彼が納得するならと受け取り片割れを渡す相手を探しました。
それから暫くはあちこち探しましたが見つからず、結局Aさんから渡すことになりました。
経緯の良くわからない娘は大きな熊に大喜びでした。
そこから更に三ヶ月後。
病院から電話がありAさんがなくなったことを知りました。
Aさんは既にほぼ天涯孤独だったため色々な連絡は私に来ていました。
娘の居ないうちにと思い、急いでAさんのもとに駆けつけました。
粗末な着替えが少しと、死期を予期したかのような遺言めいた手紙と、身の回りのものが少ししかありませんでした。
縫いぐるみがなかったけれど、きっと渡せたのだろうと、気にせず事後処理に終われていました。
葬儀やなんやかんやと終われる日々の間、娘からは何度か、「大きな熊のおじちゃんがいなくなったよ?」
「熊のおじちゃんと熊がいたよ」等といっていたように思いますが、耳に入らないほど色々に終われていました。
葬儀まで終わった次の日の事です。

136 :◆DV7MsdFKN7E8 @\(^o^)/:2016/08/21(日) 02:47:00.73 ID:LllBCsH60.net
夜も更けきった時間に、リビングから笑い声がするのです。
「娘が起きたのかしら?」そう思いながらリビングに向かい、そこに写る影に驚きました。
娘が熊の縫いぐるみ相手におままごとをしていたのですが、隣に…大きな男。更に…何故かもう一つの熊の縫いぐるみ。
呆然と、どれくらいの時間がたったでしょうか。
フローリングに石が落ちるおとで我に帰り弾かれたようにリビングに続くドアを開けました。
はたして、娘はそこに居ました。
にこにこしながら、「はい、これは熊おじゃんのだよ」「これは○○ちゃんのだよ」「ほらほら、ママもすわって、ねぇ?」
血の気の失せる思いで娘を抱き上げようと手を伸ばしたその時。
娘が中に浮き始めたのです。
その両手を熊がもち、Aさんらしき黒い影が、「寂しいんだよ、怖いんだよ。いっしょに、一緒に」そこからは死に物狂いで大声で叫びながら娘にたどり着き、自分の胸に抱き締めたところまでは意識がはっきりしています。
熊A「あーあ、しっぱいしっぱい」熊B「お友達増えると思ったのに」
熊AB「でも、おじちゃんは僕たちのものだね。」
そう言われながら、Aさんは熊に両手を引かれゆっくりと消えていきました。
あの二匹の熊は、今もお友達を探して、さ迷っているのでしょうか。

137 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/21(日) 02:53:22.35 ID:oTwkqWvM0.net
三十六本目の蝋燭が消えました・・・


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引き続き、零 ◆DV7MsdFKN7E8さん、第三十七話をお願いします
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138 :◆DV7MsdFKN7E8 @\(^o^)/:2016/08/21(日) 02:54:09.76 ID:LllBCsH60.net
教祖様

少し変わった怖い話をしてみましょう。
オカ板に来るような方なら、一つや二つオカルトに係わる黒歴史があるのではないでしょうか。
この話も、もとはそんな話の一つです。
中学生の頃、バリバリ厨二病だったわたしは、同じく全開のKくんY君と、異世界ごっこ(恥ずかしい…)をやって遊んでいました。
この遊びは何てこと無い、体育館の二階席の通路に入り口を作り、そこから先は異世界であると設定して、妄想で遊ぶのです。
勿論その日も同じ様に扉を作り(頭のなかで)その扉をあけてなかに入ったのです。
その日に限って、なんとなく、そうなんとなくなんですが、回りが歪んだような気がしました。
一瞬不振に思いましたが、扉を抜けた先はいつもの場所だったので、気にせず遊んでいました。
そのうちY君がなんだか「チクチクする」と、言い出し、私もなんとなくチクチクして嫌な感じがあったのでもう帰ろうとK君に言いました。

139 :◆DV7MsdFKN7E8 @\(^o^)/:2016/08/21(日) 02:55:27.29 ID:LllBCsH60.net
すると、K君は「あそこにあるのが見えるだろ?あれを捕まえてから帰ろう。」と、言い出しました。
勿論、妄想だと思っている私は、その見えないなにかを一緒に拾い上げました。
確かに重さがあるのです。
(あぁ、これが集団催眠か)なんて大人みたいなことを考えながら一緒に運び扉から出ました。
それから数十年たち…K君は立派な教祖様になっていました。
あの日持ち帰った「何か」をご本尊にして。
私はこの話を聞いてから、一切K君にあってはいません。
Y君にもです。
なぜなら、あれからさほど日のたたないうちに、どちらの家も葬式をだし、にやにや笑うK君を見てしまったからです。
(了)

140 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/21(日) 02:59:05.93 ID:oTwkqWvM0.net
三十七本目の蝋燭が消えました・・・


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マモノ ◆100mD2jqicさん、第三十八話をお願いします
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141 :マモノ ◆100mD2jqic @\(^o^)/:2016/08/21(日) 02:59:51.79 ID:fy1rbVrq0.net
【第三十八話】『モヤモヤ』

(1/2)
怖くもない軽い話をひとつ。
父方の祖父は僧侶だった。
酒の飲み過ぎで喉を傷めて僧侶を辞めたと聞いていた。おいおい。
まぁそんな祖父だが、朝に夕にときちんと仏壇に向かって
経をあげるために、立派な木魚や大型の磬子(きんす)なんて物も
置いていた。が、その横には熊の敷物(頭も手足もついてるヤツ)やら
子鹿や鳥の剥製やら、成金くっさい物もずらりと並んでいる。
真面目なんだか不真面目なんだか。供養のつもりでは、おそらく無い。
軽くカオスな仏間だけれど、夏は非常に涼しいため、お気に入りの
遊び場だった。

幼稚園の頃かと思う。
近所に同じ年頃の子供が少なく、一人で遊ぶことも多かった。
仏間で一人で遊ぶ時、よくやっていたのが『モヤモヤを見る事』。
仏間の、特に仏壇の周りなんかを見ていると、なんかモヤっとした物が見える。
あちこちに見える。
いっぱい見える。
大きいのやら小さいのやら、不定形。
煙っぽいわけではない。あえて言うなら『空気の塊』という感じの物。
影送りって遊びがあるらしいけど、ああいう陰性残像とはちょと違う。
今では何が楽しかったのかわからないが、とにかく楽しかった。
まぁ空の雲や木目の形に顔だの動物だの見出す遊び、
あれと似たようなものだったのだろう。
ブワッと現れてはスーッと消える。それらを見て楽しんでた。
…本当に何が楽しかったんだろう。我が事ながらサッパリわからん。

そんな遊びの中、唯一憶えてるのが「あれ(細長い40cmくらいの
モヤモヤ)は女の人!」と思った事。
一体何を見て何を思っていたんだろう、あの頃の自分。

142 :マモノ ◆100mD2jqic @\(^o^)/:2016/08/21(日) 03:01:35.35 ID:fy1rbVrq0.net
(2/2)
という所までざっと書いて、結局百話到達しそうだしオチも無いし
まぁいいやと放置したのだろう(過去にそういう事があった)。
今年になって「書き留めておいたものがあったなぁ」と思い出し
2012年、じつに4年前の日付のファイルを開いてみたのだが…

その『唯一憶えてる』のを、今憶えていない。
確かにモヤモヤ遊びは憶えているが
「人のモヤモヤ。怒ってる」とか色々感じていたのを憶えているし
「女の人!」というのは憶えていない。
その上、今憶えていないものが当時唯一の記憶だった??
しかも百物語に投稿しようとしてた???
百物語終盤のハイ状態で何かおかしくなっていたのか…。

皆さんの中にもし「昔なんだかんだで投稿やめた」って話の
ファイルがあったなら、久し振りに開いてみると意外な話が
隠れているかもしれない。お試しあれ。

【了】

143 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/21(日) 03:02:05.89 ID:S2A9rZoj0.net
てすてさす

144 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/21(日) 03:03:33.21 ID:oTwkqWvM0.net
三十八本目の蝋燭が消えました・・・


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茶屋 ◆9AuhBEUXVgさん、第三十九話をお願いします
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145 :茶屋 ◆9AuhBEUXVg @\(^o^)/:2016/08/21(日) 03:04:30.97 ID:1lOh9GdO0.net
「クラシック喫茶と友人の話」

もう十年程前。

当時地元にクラシック喫茶があった。
小さい二階建てビルの二階にあって、内壁は黒っぽい木張り。
洋風の窓が西向きに4つ、大きな白塗りの四角い柱が、入り口入って右側と左側に一つづつ。
昼間は明かりをつけてなくて、窓はそれなりに明るいんだけど貼られている板が黒っぽいせいか、店内は妙に光が回らず暗かった。
けどそれが落ち着いた雰囲気を出していて自分は好きだった。

まだ高校生だったその日、学年が変わってから仲良くなった友達一人と昼過ぎにそこへ行った。
学校の都合で振替休日になった月曜日だった。
ランチタイムも過ぎていたし、もともとお客が多い店でもなかったので、その時も自分と友人の二人だけ。
入って右側の柱を背にして私が座り、友人は反対側の、壁に沿って長椅子みたいに作られている席に座った。

その頭の上に四角い大きな銀縁の鏡がかけられていて、自分の顎から上が映っていた。
つまりほとんど柱が映っていた。

珈琲を飲みながらしばらく喋って、適当に話題が切れかけてボヤッとし始めた頃、ふと変な感じがして目を上げ鏡を見た。
白っぽいはずの柱が映っているのに妙に暗く感じたからだ、視界の端で。

すると鏡の中の柱の前に、見知らぬおばさんがいた。

(続)

146 :茶屋 ◆9AuhBEUXVg @\(^o^)/:2016/08/21(日) 03:05:33.89 ID:1lOh9GdO0.net
自分の椅子はほぼ柱にくっついているので、人がそこに立てるはずがない。
え? と思って目を凝らすと、おばさんは立っているのではなく柱にくっついている。
腰から上が壁掛けの剥製の鹿の頭みたいに、壁の中から伸びていた。
そして鏡に映った自分の頭の上で両手を上げ、マリオネットを操るみたいな感じで止まっている。
いや、掴みかかろうとしている?

目を離せないまま友人に、柱に何か見えるか聞いてみたが、友人の反応だけでも
(あ、何もいないんだな)
ということはわかった。

おばさんは糸の細い生成り色のセーターを着て、髪の毛はパーマをクルクルに当てたショートだった。
服は地味だが関西のおばさんみたいだった。本当に見覚えがない。
そしてどんどん体を倒し、自分の上に覆いかぶさってくる。
それが腰を曲げるというより、蛇みたいにぐにゃりと胴体を歪ませる感じでゾッとした。
両腕を広げて手にも力が入り、見開かれていくせいでは絶対無い、黒目が異様に小さく縮んでいき、白目は血走って既に真っ赤だった。

そういう様子が鏡の中には見えるのだが、どうしていいのかわからず体が動かせない。
おばさんはジリジリ迫ってくる。
何も居ないはずの頭の上から冷たい息遣いが感じられ、それも上からのはずなのに音は耳のすぐそばで聞こえて、ビクッとして椅子から跳ねた。
おばさんの両手が迫ってきて、ついに自分の頭を両側から締めようとした時

かかっていた有名クラシック曲がコーラス部分に入って、いきなり大音響で店内に響いた。

(続)

147 :茶屋 ◆9AuhBEUXVg @\(^o^)/:2016/08/21(日) 03:06:44.73 ID:1lOh9GdO0.net
「あ、ゴメン!」
という店主の声がして、すぐに音量は下がった。
タイミング悪く体か服が触れて、ボリュームを大きく動かしたらしい。
驚いて一瞬何もかも忘れてレジの方を見て、すぐに友人と顔を見合わせ、それから鏡を見たら
おばさんは消えていた。
バッと振り向いたが当然柱には何もいない。

「音にビックリして消えちゃったねー」

呑気な友人の声に(はあ!?)と、おばさんを見た時より愕然として振り向くと
「もう少しでヤバそうな感じだったけど、コーラス来たら消えるかと思ってたから良かった」
声は呑気だが凄い無表情だった。
逆にその顔が怖いくらいだったが、カッとして、じゃあ何でさっき何も言ってくれなかったんだと怒ったら
「だってあの時こっちも気づいてるって知られたら、俺の方に先に向かってきたし、
そしたらもう対処しようがなくなるし」

友人が言うには、あのおばさんはとにかく誰かを自分の方へ引きずり込みたがっていたらしく、触れられたらどうなるかはわからなかったが
「体調を崩すとか事故に合うとか、最悪そのまま引きずり込まれて消えちゃうか。
そうなったら店主にどう言ったらいいやら、警察にどう言ったらいいか、とか」
正直その方が不安だった、という友人の頭を、思わずメニューでバンッと叩いた。

(続)

148 :茶屋 ◆9AuhBEUXVg @\(^o^)/:2016/08/21(日) 03:08:02.66 ID:1lOh9GdO0.net
友人は関西方面の、とある筋の分家だそうで、
「だからあのオバサン関西っぽかったし、自分がいたせいで寄ってこられたのかも」
と、やや申し訳なさそうだった。
他人を引っ張ろうとしていたのは、友人にはおばさんがブツブツしゃべっていたのが聞こえていたそうだ。
なぜ、とか、自分がー、とか、お前も、とか、そんなふうな事を。

そんなに寄ってこられるのか聞くと
「時と場合と、あと相手にもよる。
ただ自分は基本的に、跳ね除けないで寄せちゃうらしくて、そのうち本家に引き取られそう。
こういうのも役に立つから」
どうしてか問うと

「相手が出てこないと祓うとか何とかしたくても、できないでしょ?
隠れられると」

一緒にいて出てきたってのは良い傾向じゃないから、あまり自分と遊ばないほうが良いかもしれない、と、その時だけ俯いた。

翌月、友人は転校していなくなった。
家はそのままで引っ越してないのに。
本家に行ったんだろうか。
そのことは友人にとって良かったんだろうか、どうなんだろうか。
寄せるという力は辛くはないんだろうか。

そんな事を今でも思い出しては考えます。


少しボカシたけど、わかるだろうか。
ここを見てないだろうか。


(了)

149 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/21(日) 03:10:53.32 ID:oTwkqWvM0.net
三十九本目の蝋燭が消えました・・・


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リコピン ◆86twEGG8eEさん、第四十話をお願いします
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150 :リコピン ◆86twEGG8eE @\(^o^)/:2016/08/21(日) 03:12:18.68 ID:M0Wo+Jx60.net
【第四十話】 『ポケモンGO』
(1/2)

いやぁ、流行ってますね。
かく言う私もハマっておりまして、すっかりアウトドア派になっております。
些細なことですがコンビニ行く時なんかも、少し遠い店舗まで足を伸ばしたり、となかなかポケモン中心に生活をしているそんなある日の事です。

前日の金曜は朝までしこたま飲みまして、目が覚めたのはすっかり日が落ちてからでした。
そこから二日酔いで苦しみつつ、回復のち空腹の為コンビニまで食料調達へ行ったのです。
時間は23時を過ぎた頃でした。
少し遠い、歩いて15分程のコンビニまでポケモンをしつつ向かいまして、とろろ蕎麦とポカリを入手致しました。

本当になんとなく、いつもとは違う道で帰ってみることにしたのです。
今考えてみればポケストップなんて一個しかない裏路地だったので、なんであの道で帰ったか本当に悔やまれますよ。

ポケモンいねぇなー、なんて呟きながらノロノロと帰路に着いておりました。
街灯もほとんどなく、人通りは全くありません。
まぁ民家ばかりなので、ちょっとおかしな方に遭遇しても助けてもらえるだろうとタカをくくっていたのです。

すっ、と空気が変わる瞬間って言うのでしょうか。
思わずスマホの画面から顔をあげました。
見覚えの無い風景。
当たり前です、初めて通る道なのですから。
でもね、見渡すとどこかで見た事のあるアパートがあるんですよ。
すごく古くて、きっと木造の二階建てアパート。

151 :リコピン ◆86twEGG8eE @\(^o^)/:2016/08/21(日) 03:13:22.76 ID:M0Wo+Jx60.net
(2/2)

なぜ見覚えがあるかは見当がつきません。
でもベランダのあたりなんて凄く見覚えが…おっと、ベランダに人がいた。
これじゃあ私がおかしな方になってしまいますよ。
さりげなく視線を逸らしつつ、またスマホをいじりながら歩き始めた時、なにか既視感のようなものを覚えました。

スマホを見て、振り返ってアパートを見て。

あ。

このアパート、事故物件サイトで見たわ。

と、ようやく気付いてからのスタートダッシュはとても二日酔いのアラサーとは思えない素早さだったと今振り返っても驚きます。
今のマンションに越してくる際、某有名事故物件サイトで確認した時に最寄りの事故物件として表示されていたのがここでした。
アパートの二階、ベランダに死体遺棄。
そして例のアパート写真が添付されていたのです。

なんだかお盆のせいか導かれるようにたどり着いてしまい、しばらく動悸冷や汗が止まりませんでした。(二日酔いではない)

でも今は人も住まれている様ですし、問題は無い物件なのだなぁと安心しつつ、皆様もポケモンGOは周りに気をつけて楽しみましょう。

【了】

152 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/21(日) 03:15:33.85 ID:oTwkqWvM0.net
四十本目の蝋燭が消えました・・・

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だんだんと夜も更け、怪しい気配も色濃くなってきてまいりました。
皆様はご無事でいらっしゃいますでしょうか?
怪異に魅せられた者には怪異が集まるというもの。
ここからしばらく怪談から目を離し、ゆるりとくつろいでみませんか?
こちらのお席(http://jbbs.shitarab...22553/1471681846/l50)で語らうも良し、
怪異に見舞われた方はこちら(http://hayabusa6.2ch...ccult/1471682124/l50)から語っていただくというのも歓迎ですよ。

10分後の世界でまたお会いいたしましょう。
どうぞ皆様それまでお気をつけて。
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語り部希望は【受付スレ:http://hayabusa6.2ch...ccult/1471682124/l50】へ
雑談、感想は【雑談スレ:http://jbbs.shitarab...22553/1471681846/l50】でお願いします。

153 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/21(日) 03:25:56.49 ID:oTwkqWvM0.net
皆さまおくつろぎいただけましたでしょうか?
怪しに誘われてしまった方はいませんか?
ご無事でお会いできて何よりでございます。

さぁさ、改めて怪談を語っていただきましょう。
ここから先は人も怪しも混じり合う時間。
ひょっとしてあなたのお隣の方はこの世の方ではないのかも…
お気をつけてお進みください。

ではオダヤ ◆TV4o5p2DLQさん【第四十一話】をお願いします。

154 :50(投稿代理) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/21(日) 03:29:28.65 ID:z385sJkP0.net
【第四十一話】  オダヤ ◆TV4o5p2DLQ 様
『バード・マン』

それは確か中学の音楽の授業中だったと思う。一般の校舎と特別教室のある校舎そしてその中間に中庭がある。
そして特別教室のほうで授業を受けていたんだけど、ふと気が付くとなんか周りが静かで暗っぽくなってたんだよ。
そして教室を見渡すとなんか知らんけど皆動いてないんだよ。当時胸とか触るぜとかいう嗜好が出てこなかったわけだね。
そして困ったんで他所を見てこようと思い廊下に出て他を覗いても同じ感じだった。
それでもうろうろしてるとここ2階だったんだけど下のほうから羽音みたいなのがする。
見てみると中庭にでかい鳥に乗ったおっさんがいて鳥から降りる所だった。
他にも動いてる人がいるけど凄く怪しいと感じて自分なりに窓からこっそり見てたんだけど花壇の花を少し取ったりその辺をうろうろしてるだけだったな。そうこうしてるのをみて興味をなくしかけてたんだけどまた鳥に乗ったんよ。そしてそのまま飛んでった。
その後なんか自分から見て端のほうから景色が明るくなり音もするようになってきた。
そこで自分は思ったね。戻ったんじゃねえかこれ。抜けたのがばれるとやばい早く戻らないと。
全力で教室へ戻り何もない感じで授業を受けてそのまま学校を終えて帰宅したからあれ何なのかとかは全然判らんがな。

【了】

155 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/21(日) 03:31:36.19 ID:oTwkqWvM0.net
四十一本目の蝋燭が消えました・・・


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千夜 ◆3p39JZkKQEさん、第四十二話をお願いします
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語り部希望は【受付スレ:2ch.net】へ
雑談、感想は【雑談スレ:したらば】でお願いします

156 :千夜 ◆3p39JZkKQE @\(^o^)/:2016/08/21(日) 03:33:52.94 ID:LllBCsH60.net
『 恩返し』
つい最近の事です
私はいつも玄関の近くの階段でタバコを吸っています
夜になると誰かが外を歩く音が聞こえたり、鍵が締まってるはずの玄関の扉が開いたりしてました
それが何日も続いたので私は線香を焚いてみました
すると、その日から歩く音や玄関を開けられたりなどがなくなりました
私はあぁやっといなくなったんだなぁと思いました
そして次の朝いつものようにタバコを吸いに行くと灰皿が綺麗になっていました
親に聞いても掃除なんてしてないと言われました
その時ふと思ったのです
きっと外を歩いてたのが掃除をしてくれたんだなと
それから私は毎日線香を焚いています


【 了】

157 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/21(日) 03:36:12.56 ID:V0pCOm7Q0.net
四十二本目の蝋燭が消えました・・・


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オダヤ ◆TV4o5p2DLQさん、第四十三話をお願いします
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雑談、感想は【雑談スレ:したらば】でお願いします

158 :50(投稿代理) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/21(日) 03:42:10.28 ID:cCz9xJUz0.net
【第四十三話】  オダヤ ◆TV4o5p2DLQ 様

{アンコントロール}
これは高校の時だな。
今思うと予兆ぽいものはあった。
最初は持ち込んでいた腕時計が逆回転をしてから凄い勢いで元に戻ったな。
次に当時の友人とたわいもない話をしていたときに何故か相手の次に言う台詞が判っちゃった。
正直君が悪かったけど普段の会話だしなんとなく似たような事言うだろうと思い込んで誤魔化した。
まあそれだけならまだよかったんだけどね。午後になって自分の台詞も事前に判りその通りになったんだ。
最後は身体自体もだ。なんかもう自分がゲームのキャラでコントローラー取られた感じがしたね。
それぐらい不自然で違和感があった。幸いその日だけで寝て起きたら治ってたけどね。いやあ不思議だった。

【了】

159 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/21(日) 03:44:20.76 ID:oTwkqWvM0.net
四十三本目の蝋燭が消えました・・・


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ふらんく ◆WiTrmMMqSYさん、第四十四話をお願いします
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160 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/21(日) 04:01:57.46 ID:oTwkqWvM0.net
おや?
ふらんく ◆WiTrmMMqSYさんがいらっしゃらないようです・・・

ご無事であることをお祈りいたしております。



オダヤ ◆TV4o5p2DLQさん【第四十四話】をお願いします。
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161 :50(投稿代理) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/21(日) 04:02:36.90 ID:cCz9xJUz0.net
【第四十四話】  オダヤ ◆TV4o5p2DLQ 様

[でかーい]
これは今年の春の話だ。
当時近所のデパートのフードコートで友人と昼飯食べようとしてた時のことだ。
自分が何処で食べるか店見てると「おい、あれみえるか」と友人が肩をつついてくる。なんだよおいと思いつつみてみると巨人がいた。正確には警備員の服を着た自分の倍以上でかい男がいた。
窮屈そうに背をかがめてなお天井にあたりそうな感じできつそうだった。
「ああなんかでかいな。警備員なのか?」
唖然としてあいまいな返事を返しながら二人でそいつをみてる。周りにも当然人はいるが特に騒いでないし注目もしていない。
なんかよくわからんが騒ぐのはまずそうだなと感じた。そこで俺らは強引になんか凄く育ちすぎたここの警備員さんもしくは気のせいや見間違えということにしようという事になった。
なおそのでかい人はこれまた狭そうにエスカレーターで上階に移動していった。
彼のその後とかなんだったのかは知らない。
【了】

162 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/21(日) 04:06:16.61 ID:oTwkqWvM0.net
四十四本目の蝋燭が消えました・・・


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千夜 ◆3p39JZkKQEさん、第四十五話をお願いします
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163 :千夜 ◆3p39JZkKQE @\(^o^)/:2016/08/21(日) 04:08:09.01 ID:LllBCsH60.net
『 マンションで…』
これは私が彼氏と同棲してた時の話です
彼の家は家の裏に踏切があり夜中までとてもうるさいんです
いつものように私の彼は朝の6時半に家をでます
私はそれを見送って洗濯機を回してからまた寝直しました
それから昼に起きて家事をしていつの間にか夕方になっていました
彼が帰ってくるのはいつも20時過ぎぐらいで帰ってくる時は必ず連絡を入れてくれます
ですがその日17時頃に玄関のドアノブがガチャガチャガチャガチャと動いてました
私は彼が脅かそうとしてるのかな?と思いのぞき穴で見てみると誰もいません
なのにドアノブはガチャガチャガチャガチャと動いてるままです
私は怖くなり布団を被って彼に連絡しました
もう帰ってきたの?イタズラは辞めてよ…と
彼からの返事は今仕事が終わって今から帰る、イタズラって何の事だ?と
私は更に恐怖で布団から出る事は出来ませんでした
彼が帰ってくるまでガチャガチャガチャガチャと音は止みませんでした
彼が帰ってきて経緯を話すとただの悪戯だろと言われました
私はその言葉に安心しゆっくり寝ました
そして、朝起きてニュースをみて驚きました
昨日の17時頃に彼の家の裏の踏切で人身事故があったそうです
あの時のドアノブがガチャガチャと動いていたのと関係があるのでしょうか

【 了】

164 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/21(日) 04:10:32.58 ID:oTwkqWvM0.net
四十五本目の蝋燭が消えました・・・


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オダヤ ◆TV4o5p2DLQさん、第四十六話をお願いします
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165 :50(投稿代理) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/21(日) 04:12:38.65 ID:cCz9xJUz0.net
【第四十六話】  オダヤ ◆TV4o5p2DLQ 様
{だがあえてスルー}

多分これが一番最初だと思う。
当時小学生だったんだが蝉取りにいこうとしてたんだよ。家でて坂を上った辺りで交通事故かなんかで死んでるっぽい
倒れた自転車とその横の頭割れてる感じの当時の自分よりやや上の少年が倒れてたんだよ。
警察に連絡すると面倒そうだなあ。よし死んでるぽいし誰か大人が見つけてなんとかするだろよくしらんけど。
こんな感じで決め付けてみなかった事にして蝉取りに出かけた。
夕方満足して帰るとちゃんと消えてた。
誰か連絡したんだなと思い帰宅した。
なんとなく気になってたけどニュースにもならないし親も知らないらしい。
まあどうでもいいかと当時は思ったがあれ世にも珍しい幽霊の死体だったのかなあなどと今は冗談的に思う。


【了】

166 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/21(日) 04:17:20.90 ID:oTwkqWvM0.net
四十六本目の蝋燭が消えました・・・


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千夜 ◆3p39JZkKQEさん、第四十七話をお願いします
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167 :千夜 ◆3p39JZkKQE @\(^o^)/:2016/08/21(日) 04:18:15.57 ID:LllBCsH60.net
『 神隠し』
これは私が2歳くらいの頃の話です
この話は母から聞きました
ある夏の日私の家族と親戚一同で釣りをしに行きました
私以外の人達は釣りに夢中になってたそうです
15分ぐらいに母が私を呼んでも返事が無かったそうです
それから母たちは慌てて私を探したみたいです
すると、私は釣りをしてた場所から3キロ以上も離れた所でお爺さん達とお茶を飲んでたそうです
家族や親戚は最初はお爺さん達が誘拐したと思ってましたがお爺さん達は皆口を揃えてこう言ったそうです
何もない所から急に現れたと
私の家族や親戚は驚愕したそうです
ハッと我に返った母が私にどうやってここに来たのかきいたところ
白いおヒゲのおじぃちゃんが連れてきてくれたママに会いたいって言ったらここに置いてくれたと言ってたそうです
それを聞いた祖母は龍神様が気に入って連れていこうといたんだろうねと呟いたそうです
もしあの時私が母に会いたいと言わなかったらきっと今でも行方不明のままだったでしょう

【 了】

168 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/21(日) 04:21:01.67 ID:oTwkqWvM0.net
四十七本目の蝋燭が消えました・・・


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ふらんく ◆WiTrmMMqSYさん、第四十八話をお願いします
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169 :50(投稿代理) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/21(日) 04:25:38.25 ID:cCz9xJUz0.net
【第四十八話】  ふらんく ◆WiTrmMMqSY 様

[緑色]

母の車に乗っていたときの事。運転席の母が「そういえばここでUFO見たよね。
なんか急に緑色の光はなって消えたの」と言った。しかし自分はそんな覚えはない。
母が「UFO!」とさけんでそちらを見たのは覚えているのだが、その後の記憶が曖昧なのだ。
もしかして緑色の光を直接見たから記憶を消されてしまったのだろうか。母は光ったのはわかったが、
運転のため前に視線を移していたので直接は見ていないと言う。何かまずい気がして、
記憶がないことは母には言っていない。


【了】

170 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/21(日) 04:27:21.55 ID:oTwkqWvM0.net
四十八本目の蝋燭が消えました・・・


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オダヤ ◆TV4o5p2DLQさん、第四十九話をお願いします
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雑談、感想は【雑談スレ:したらば】でお願いします

171 :50(投稿代理) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/21(日) 04:29:18.71 ID:cCz9xJUz0.net
【第四十九話】  オダヤ ◆TV4o5p2DLQ 様
{参ろうか}

いくつかの経験から経験則的な行動で回避と見ないし聞こえてないふりをする事でオカルト臭い物に
出会わないようになったんだそう最近まではな。
ええ去年久々に起きちゃったよ。
去年の年明けから夢をみるとなんか声が聞こえるんよ。
「年内にお前は伊勢神宮へ行け。そして〜をしてこい」みたいな感じでな。
毎日じゃないけどそこそこでてきたんで半年ぐらいしてきれて「何でいかなきゃいけねーんだよ。
何が起ころうが別に関係ねーだろ。地震とかおきてみんな死んだとしてもそれはそれでいいわ」
とかいったら諦めたのかでなくなった。
まあ年末にそろそろサミットだなとかで話題になって思い出してなんとなくいっとくかと思い直して
出かけてうろおぼえだけどやってきた。
天皇と縁があるらしい場所に何でいけといわれたのかは知らん。
有楽斎の系譜だし貧乏で顔も性格も悪いから嫁もいない末代の予定の男だしね。

【了】

172 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/21(日) 04:31:24.82 ID:oTwkqWvM0.net
四十九本目の蝋燭が消えました・・・


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上京区堀川 ◆tOdrgMGQIwさん、第五十話をお願いします
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語り部希望は【受付スレ:2ch.net】へ
雑談、感想は【雑談スレ:したらば】でお願いします

173 :上京区堀川 ◆tOdrgMGQIw @\(^o^)/:2016/08/21(日) 04:31:57.04 ID:Xzcrxdm0O.net
平成の恐怖

2-1
こんなことを書くと不敬と言われそうだけど、現在の年号「平成」は不吉な意味があると言われている

これは、俺が歯医者の待合室で見た古い雑誌に出ていた話をまとめたもので
記憶が曖昧な部分があるのをあらかじめお断りしておく

「平成」の成という漢字は実は過去に年号に使われたことが一度もない字である
意外な気もするが「成」には「戈(ほこ)」が含まれるため、戦乱を呼ぶと考えられたからだ
平成の「平」には「干」という字がが含まれるので、平成は「干戈」つまり戦争という意味になるのだそうだ

174 :上京区堀川 ◆tOdrgMGQIw @\(^o^)/:2016/08/21(日) 04:34:32.37 ID:Xzcrxdm0O.net
2-2
また、平成以前から平成という地名が全国にあり、年号が決まった時にマスコミが押し寄せたそうだが
それらは山の中など僻地ばかりであったそうだ
そしてそれらの土地はみな平成と書いて「へなり」と発音されていた
変な訓み方だが、すべてでそう訓む以上、「平成」と書いて「へなり」と発音するものが有ったという事だ
実は「平成(へなり)」とは古い日本語で墓地の事なのだそうだ
平成は戦争を暗示するうえに墓地を意味する不吉な言葉なのである

最近、天皇が退位を仰っておられるが、そんな訳だから俺は生前退位に賛成だ
【了】

175 :進行 ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/21(日) 04:35:59.33 ID:oTwkqWvM0.net
五十本目の蝋燭が消えました・・・

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だんだんと夜も更け、怪しい気配も色濃くなってきてまいりました。
皆様はご無事でいらっしゃいますでしょうか?
怪異に魅せられた者には怪異が集まるというもの。
ここからしばらく怪談から目を離し、ゆるりとくつろいでみませんか?
こちらのお席(http://jbbs.shitarab...22553/1471681846/l50)で語らうも良し、
怪異に見舞われた方はこちら(http://hayabusa6.2ch...ccult/1471682124/l50)から語っていただくというのも歓迎ですよ。

20分後の世界でまたお会いいたしましょう。
どうぞ皆様それまでお気をつけて。
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語り部希望は【受付スレ:http://hayabusa6.2ch...ccult/1471682124/l50】へ
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176 :50(投稿代理) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/21(日) 05:45:41.37 ID:cCz9xJUz0.net
すっかり外は明るくなり、怪しい気配も薄らいで参りましたね。
本日の進行もいよいよ残り数話とさせていただきます。
お待たせいたしました。

それではふらんく ◆WiTrmMMqSYさん【五十一話】をお願い致します。

177 :50(投稿代理) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/21(日) 05:48:20.04 ID:cCz9xJUz0.net
【第五十一話】  ふらんく ◆WiTrmMMqSY 様
『女』

1年程前の夜中にふと目覚めた時の話。
暗闇の中、カーテンの隙間から街灯の光が差し込んでいて、何気なしにそちらを見た。
すると真っ暗な部屋の中、光に照らされた女が立っていた。あまりの驚きに固まっていると、
女は全身がポリゴンでできているかのようになったかと思うと、下から崩れるように消えてしまった。
少し経って落ち着いた頃、一瞬見えた彼女の顔に見覚えがあることを思い出した。
どことも知れない道を見知らぬ少女と2人で歩いているとゆう夢を少し前に見たのだが、
その少女の顔が女の顔を幼くした感じだったのだ。そして、もう一つ思い出したことがある。
子供の頃母と観覧車に乗ろうとした時、乗り口で「3名様ですか?」と聞かれた。その日は雨で自分と母以外には
観覧車に乗ろうとしている人はいなかったし、後ろどころか近くには誰もいなかったのにだ。考えすぎかもしれないが、
あの女はずっと自分の近くにいたのかもしれないとふと思った。だとしたらなぜ急に見えたのだろう。
女が誰なのかは、いまだにわからない。

【了】

178 :50@進行 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/21(日) 05:50:11.06 ID:cCz9xJUz0.net
五十一本目の蝋燭が消えました・・・


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オダヤ ◆TV4o5p2DLQ さん、第五十二話をお願いします
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179 :50@進行 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/21(日) 05:52:39.79 ID:cCz9xJUz0.net
【第五十二話】  オダヤ ◆TV4o5p2DLQ 様

{暑がりのばばあ}
これも去年だな。夏ごろに散歩してたんだけどさ。なんか人気がなくなって車の往来もなくなったんだよ。気にせず歩いてたけど全然人気がないままだった。雰囲気変だしコンビニでなんか買って帰ろうと思い立ち寄ると誰もいやしねえ。
仕方ないから自販機でお茶買って家戻ろうとした。そしたら道端にばばあがいた。そして「あついあつい」とかいってたんよ。ようやく人みたぞと思ったんだけど良く見たら人じゃないんだ。影はないしなんか薄くて向こう見えそう。
この変な状況こいつのせいじゃね?と思いどうにかしようと思ったんだ。
こういうときに有効なのは大体3つ。
大きな音を出すか相手の欲しいものをやるかぶち殺す気でぶん殴るかだ。
なおこれは個人的な経験則によるので信用するなよ。
とりあえず望みをかなえる方向で「あついならこれでものめば」といってばばあの足元においてやや距離を置いた。
そうそう足あるんだよ。影はないけどな。
襲われることにそなえて構えながら見てたらしばらくして消えた。
それから全然通らないのがウソのように車が往来を始めた。下に戻ったみたいだなと思いながらさくさく帰宅したさ。

【了】

180 :50@進行 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/21(日) 05:54:35.76 ID:cCz9xJUz0.net
五十二本目の蝋燭が消えました・・・


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ばど ◆Og5mxsGgtM さん、第五十三話をお願いします
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181 :投稿代理 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/21(日) 05:56:37.61 ID:cCz9xJUz0.net
【第五十三話】  ばど ◆Og5mxsGgtM 様
『無題』

職場での話です。
事務所で仕事をしていると、視界の端にちらちらと人影が見えるんです。
特に気にもしていなかったのですが、ある日、霊感のある先輩が、「そこにいるね。」というんです。
「あぁ、やっぱり」、と思い、そのことを同僚に言うと、「俺も見えてた。?「私も!」と。
廊下で見えない人にぶつかったり、誰もいない喫煙所に人の気配がしたりと、現在進行形です。

【了】

182 :50@進行 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/21(日) 05:58:38.51 ID:cCz9xJUz0.net
五十三本目の蝋燭が消えました・・・


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茶屋 ◆9AuhBEUXVg さん、第五十四話をお願いします
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183 :茶屋 ◆9AuhBEUXVg @\(^o^)/:2016/08/21(日) 05:59:19.86 ID:1lOh9GdO0.net
「山の何か」

これは知り合いから聞いた話です。


彼の祖母は子供の頃、四国の山沿いの寂れた村に住んでいたそうで、
まだ街灯もポツリポツリあるか無いかくらいの状態で、月のない夜など目を塞がれたように暗かったそうです。

祖母が9歳の夏、町のほうで親戚の集まりがあり母親に連れられて参加した後、帰りは夜八時を過ぎていました。
村に入る手前に森を通る道があり、両側は高い木々に塞がれ、空もほとんど見えないくらいでした。
「やっぱり泊まってくれば良かったろうか」
彼女の手を引きながら母親が言いました。
そこそこ大きい月が出ていたので夜道も大丈夫だと思っていたのが、急に雲が厚くなって暗くなってしまい、かなり後悔していたそうです。
それでも今更しかたないので、なるべく早く家につこうと、祖母の手を引き森の中を早足で歩いていました。

ちょうど真ん中あたりを過ぎた時、道の左側の森の中から

どぉん

という音がしました。
母親が足を止め音がした方を見ますが、木々の間は鬱蒼と暗く、何も見えません。
葉を揺らすほどの風すら無く、動く物の気配もありませんでした。
しばらく立ち尽くした後、また歩き出そうと前を向いた途端、また

どぉん

と、明らかにさっきより大きく音がしました。

(続)

184 :茶屋 ◆9AuhBEUXVg @\(^o^)/:2016/08/21(日) 06:00:40.10 ID:1lOh9GdO0.net
しかも今度は足元から、小さいながらはっきりと地響きまで感じられました。
木の高い方からガサガサと、鳥の羽ばたく忙しない音と鳴き声がして、
母は急いで幼かった祖母を抱きかかえ身構えました。
やや後ろの方の藪の間に、確かに木とは違う黒い影が立っているのがわかりました。

祖母は、その頃よく食べた、3色のアイスキャンディーみたいだと思ったそうです。
頭が角のない三角錐、太さが変わらないまま四角い胴体、腰のあたりから丸みのある膨らみがあり、その下に藪に隠れて少しだけ、
まさにアイスキャンディーのように一本の棒が伸びていました。

ギュッと抱きしめられながら、母親がガタガタと震えているのを祖母は感じました。
祖母自身は情況がよくわからず、怖さより
(あれはなんだろう?)
という好奇心が強かったそうです。
むしろ母が怯えていることが怖かったと。

深い藪から足らしきものが少しでも見えているという事は、それはそこらの人間より遥かに大きなものでした。
やがてそれがゆらりと動き、また
どぉん
と音を立ててこちらに近づきました。
母は耐えかねたようにガクリと膝をつくと、
「お願いです!お願いします!」
と、祖母を抱きかかえたまま、何度も深く頭を下げだしました。
何をお願いするのか母にもわからなかったそうですが、とにかくこのままでは娘(祖母)が取られてしまう、と、そう思ったのだそうです。

お願いします、と母の声と衣擦れの音だけが、風すらない空気の中を響いていました。
そうしてどのくらい経ったか、もう一度、どぉん、と音がしました。
母が顔を振り上げると、こちらに向かってくる黒い影。
どぉん、どぉん、と抱き締められて見ることが叶わなかった祖母も、その音と地響きだけは感じられました。
よろめきながら立ち上がり後退る母が、ガチガチと歯の根も合わないほど震えていて、祖母は怖いながらも、
いったい何がやって来ているのか、そのほうが気になって、母の手の下で力を込め、なんとか振り向いて見たそうです。

(続)

185 :茶屋 ◆9AuhBEUXVg @\(^o^)/:2016/08/21(日) 06:02:42.34 ID:1lOh9GdO0.net
ちょうど森の中から“それ”が出て来る時、雲が切れ、月光が小道を照らしました。

藁のような髪の間にお盆のような一つ目。
その下に曲がった釘抜き型に開いた口。
中から、ぐるりと鋭い歯が切っ先を見せて並んでいました。

見えたのはそこまでで、母がカラスの叫びも霞むほどの悲鳴を上げ、彼女を抱えたまま恐ろしい速さで村の方へ走りだしました。
だけどそのために祖母は、その何かを母の肩越しに楽に見ることが出来るようになりました。
藪から出てきたそれが丸太のような脚を曲げ、また一歩、どぉん、とこちらに向かって跳ね出すのを。

また布を裂くような悲鳴を上げ、母は転がるように走り続けていました。
それでもその何かは大きなジャンプで、あっという間に近づいてきそうでした。
ここに来て祖母はやっと本当に怖くなって、叫ぶように泣きだしたそうです。
何かは一跳ね毎に近づいてきて、もう手を伸ばせば届くのではないか、と思われた時、村の方から
けたたましい吠え声を上げながら二匹の犬が走ってきたのです。
犬達は母と祖母の横を走りぬけ、何かに跳びかかって脚と腰蓑のような部分に噛み付き、引き倒そうとしました。

「おーい!」

用事で家に残っていた父を含め、村の知人達の声が聞こえ、その姿が緩い坂の下から駆け上がってくるのが見えました。
叫びが聞こえて飛び出したそうです。
気が緩んだのか、母はその場に膝まずき、弾みで祖母は足を地面にぶつけましたが、とてもそんなことは気にしていられませんでした。
猟銃も持った村人が犬の吠えかかる方へそれを向けると、噛み付かれていた何かはグニャリと体を弛め、一跳ね大きく籔に向けて飛び、バリバリと茂みや木の枝を折る音を立てながら森の中へ消えました。

相手の異形を見ては、誰も後を追おうとはしませんでした。

(続)

186 :茶屋 ◆9AuhBEUXVg @\(^o^)/:2016/08/21(日) 06:03:50.13 ID:1lOh9GdO0.net
それから夜は、村の外れに二人の見張りが立つようになったそうです。

それは街頭が道に立てられるまで、ずいぶん長く持ちまわりで続きましたが、誰も不平は言わなかったそうです。
そして祖母はその時かかとにひどい擦り傷を作ったそうで、知人はこの話を聞いた時、まだ残っていたその痕を見せてもらったそうです。


雲が切れて明るくなったのは祖母がそれの顔を見たその時だけで、他の人達は影しか見なかった。

そしてその事を、知人の祖母はとても羨ましがっていたそうです。


(了)

187 :50@進行 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/21(日) 06:14:33.57 ID:cCz9xJUz0.net
五十四本目の蝋燭が消えました・・・


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すっかり朝の気配が色濃くなりました。皆様ご無事でいらっしゃしますか?
ここで本日の進行は一旦終了とさせていただきます。
再開は来週27日土曜日でございます。
それまでの間、どうぞご無事でいらっしゃいますよう。

語り部希望は【受付スレ:ttp://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1471682124/l50】へ
雑談、感想は【雑談スレ:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/computer/22553/1471681846/l50】でお願いします。

188 :50@進行 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/21(日) 06:24:02.69 ID:cCz9xJUz0.net
2016年夏。今年もこの季節がやってまいりました。
こちらは『2chオカルト板百物語2016』の本スレです。
今宵の百物語を楽しむために、以下をご一読ください。

□■□■□■□■□■□■□

百話目終了まで、このスレでの雑談はご遠慮願います。
語り部の受付・雑談等は下記の専用スレをご利用下さい。

受付スレ:語り部希望の受付、その他。
     ※http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1471682124/l50
雑談スレ:お話の感想や雑談、エントリー済みの語り部さんの点呼はこちらです。
     準備スレが規制で書き込めない場合は、語り部希望の受付もこちらへお願いします。
     ※http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/computer/22553/1471681846/l50
代理投稿メールフォームはこちら↓
     http://www65.atwiki.jp/100mono2016/pages/13.html

【ルール】
○進行は、age進行です。
○本スレは運営がご案内します。進行、非常時にも指示等はお任せ下さい。
○飛び入り語り部さん、飛び入り受付大歓迎です。まずは、準備スレにお越し下さい。
○本スレの進行の妨げにならぬよう、雑談は雑談スレにてお願いします。
○変なものが見えた際には、雑談スレでご報告するか、一話語ってみませんか。
○当企画中に起こった事象に関して、当方は一切の責任を負いません。自己責任でお願い致します。

【投稿の際の注意点】
★投稿する文章は、メモ帳等に全部書き終えてから一気に投稿してください。
★書き込む前にリロードして更新チェックをお願いします。
★連続投稿規制時間は60秒です。本人投稿の方は連続投稿規制にご注意いただき、ご投稿ください。
★お話を投稿していただける方は、このスレには書かず、『雑談スレ』へお越しください。
★何か不測の事態が起きた場合は即座に『雑談スレ』へご報告をお願いします。

189 :50@進行 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/21(日) 06:25:39.94 ID:cCz9xJUz0.net
現在百物語は中断させていただいております。
再開は27日(土)を予定しております。

只今語り部募集しております。
受付はこちら
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1471682124/l50
雑談・感想はこちら
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/computer/22553/1471681846/l50

190 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/21(日) 10:31:43.24 ID:FbKvHogD0.net
頼むからこれを読み板の全域に拡散してくれ。





http://www5a.biglobe.ne.jp/~spk/sp_newsletter/spnl_backnumber/spnl-08/spnl-08-3.htm

191 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/21(日) 22:31:57.12 ID:XPQMn2Gy0.net
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       /   ⌒  ⌒ ヽ 
       /   ( ●)(●) | 
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  (⌒)  |         |  (⌒) 
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       ゛ー―"   ゛ー―

192 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/21(日) 22:51:58.36 ID:vjGejXFX0.net
保守

193 :50@進行 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/21(日) 23:27:06.12 ID:cCz9xJUz0.net
現在百物語は中断させていただいております。
百物語中断中の受付を通らないエントリーを防ぐため、現在sage進行を行っています。
再開は27日(土)夜です。

現在再開後の語り部募集しております。
募集話数は55話以降となります。
受付はこちら (現在こちらが準備スレを兼ねております)
ttp://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1471682124/l50
雑談・感想はこちら (本スレの感想をまったり語るならこちら)
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194 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/22(月) 00:41:08.07 ID:S6F5eFuh0.net


195 :千夜 ◆3p39JZkKQE @\(^o^)/:2016/08/22(月) 03:03:50.76 ID:44jJhXU50.net
保守

196 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/22(月) 13:21:23.81 ID:PDwtNDB20.net
ほしゅ

197 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/22(月) 20:04:08.13 ID:CL/84diQ0.net
現在百物語は中断させていただいております。
百物語中断中の受付を通らないエントリーを防ぐため、現在sage進行を行っています。

再開時間決定しました。
再開は27日(土)21時です。

現在再開後の語り部を募集しております。
募集話数は55話以降となります。
受付はこちら (現在こちらが準備スレを兼ねております)
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198 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/23(火) 22:30:59.72 ID:dhjpeAn70.net
現在百物語は中断させていただいております。
百物語中断中の受付を通らないエントリーを防ぐため、現在sage進行を行っています。
再開は27日(土)21時です。

現在61話までの語り部エントリーをいただいております。
まだまだ募集中でございます。
受付はこちら (現在こちらが準備スレを兼ねております)
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199 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/24(水) 21:23:05.26 ID:xQMJXtB60.net
現在百物語は中断させていただいております。
百物語中断中の受付を通らないエントリーを防ぐため、現在sage進行を行っています。
再開は27日(土)21時です。

現在61話までの語り部エントリーをいただいております。
まだまだ募集中でございます。
受付はこちら (現在こちらが準備スレを兼ねております)
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200 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/24(水) 23:04:45.42 ID:QBbdM2eU0.net
何回もコピペせずに 保守 だけでいい 見にくい

201 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/24(水) 23:11:08.99 ID:cXUsG8ze0.net
スマホから最新しか見ない人もいるから

202 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/25(木) 00:09:33.45 ID:Tud5K2Ie0.net
保守だけだと荒らされてるように見えるから時々は告知を挟まないと

203 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/25(木) 23:58:51.89 ID:Y2p7yk/30.net
現在百物語は中断させていただいております。
百物語中断中の受付を通らないエントリーを防ぐため、現在sage進行を行っています。
※このレスのみageにしております。
再開は明後日27日(土)21時です。

現在65話までの語り部エントリーをいただいております。
まだまだ募集中でございます。
受付はこちら (現在こちらが準備スレを兼ねております)
ttp://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1471682124/l50
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204 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/26(金) 00:01:50.64 ID:JaAaG2vw0.net
尚、100話完走までこちらのスレでの雑談はご遠慮いただいております。
上記受付スレ、または雑談スレへお越しください。

※保守いただいた方、大変助かりました。ご意見くださった方もありがとうございました。

205 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/26(金) 22:48:33.24 ID:JaAaG2vw0.net
いよいよ明日27日(土)21時より百物語再開いたします。
どうぞ今しばらくお待ちくださいませ。
当日は是非こちらへ。

尚、まだまだ語り部の方のエントリーを募集しております。
募集話数は75話以降です。
受付はこちら (現在こちらが準備スレを兼ねております)
ttp://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1471682124/l50
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206 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/27(土) 19:25:42.42 ID:W3Qnqdi40.net
2016年夏。今年もこの季節がやってまいりました。
こちらは『2chオカルト板百物語2016』の本スレです。
今宵の百物語を楽しむために、以下をご一読ください。

□■□■□■□■□■□■□

百話目終了まで、このスレでの雑談はご遠慮願います。
語り部の受付・雑談等は下記の専用スレをご利用下さい。

受付スレ:語り部希望の受付、その他。
     ※http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1471682124/l50
雑談スレ:お話の感想や雑談、エントリー済みの語り部さんの点呼はこちらです。
     準備スレが規制で書き込めない場合は、語り部希望の受付もこちらへお願いします。
     ※http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/computer/22553/1471681846/l50
代理投稿メールフォームはこちら↓
     http://www65.atwiki.jp/100mono2016/pages/13.html

【ルール】
○進行は、age進行です。
○本スレは運営がご案内します。進行、非常時にも指示等はお任せ下さい。
○飛び入り語り部さん、飛び入り受付大歓迎です。まずは、準備スレにお越し下さい。
○本スレの進行の妨げにならぬよう、雑談は雑談スレにてお願いします。
○変なものが見えた際には、雑談スレでご報告するか、一話語ってみませんか。
○当企画中に起こった事象に関して、当方は一切の責任を負いません。自己責任でお願い致します。

【投稿の際の注意点】
★投稿する文章は、メモ帳等に全部書き終えてから一気に投稿してください。
★書き込む前にリロードして更新チェックをお願いします。
★連続投稿規制時間は60秒です。本人投稿の方は連続投稿規制にご注意いただき、ご投稿ください。
★お話を投稿していただける方は、このスレには書かず、『雑談スレ』へお越しください。
★何か不測の事態が起きた場合は即座に『雑談スレ』へご報告をお願いします。

207 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/27(土) 19:27:50.66 ID:W3Qnqdi40.net
              2ちゃんねる オカルト板百物語2016  後半
 
 
 
 
                 怪幕 まであと1時間半




                いましばらくお待ちを.....

208 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:00:24.06 ID:W3Qnqdi40.net
皆さま永らく暇をいただきまして誠にありがとうございます。
ご無事でいらっしゃいましたでしょうか?
ここで再びあいまみえることが出来、誠に光栄でございます。
大変お待たせいたしました。
これより百物語2016、再開でございます。

それでは ばど ◆Og5mxsGgtM さん、第五十五話をお願いします

209 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:01:36.01 ID:d+jFkzTK0.net
【第五十五話】ばど ◆Og5mxsGgtM 様
『子猫が??』

父が若い頃に体験した話なので、60年程前の事になります。
当時、父は島根県の和菓子屋に住み込みで働いていました。
そこに猫が一匹いたのですが、ある日5匹ほどの子猫を産んだそうです。
食品を扱う店で動物がたくさんいるのは衛生上よくない、ということで
店の親方に、仕事が済んだら子猫たちを捨てて来るように言われたそうです。
嫌な役が回ってきたと思いましたが、親方には逆らえません。
閉店後、後片付けや明日の準備などを終わらせると、夜の十一時頃になっていたそうです。
早速、猫たちをバスケットに入れ、配達用のバイクの荷台にゴム紐で括り付け、出発しました。
どこに捨てようかと考えながら、いつも配達で通る道を走っていたそうです。
しばらく走ると、大きなため池の前に出ました。
いつもの走りなれている道なので、気を抜いて走っていたそうですが、
突然、目の前に大きな石が見えました。
慌ててブレーキをかけたのですが、バランスを崩し転倒してしまいました。
すると、バスケットの中から「ぎゃーっ!!」という猫の悲鳴が聞こえました。
倒れたバイクを起こし、「猫たち死んでないかな、大丈夫かな。」
と思いながら、紐をほどき、バスケットを開けると・・
猫たちは一匹残らず綺麗に消えていたそうです。

【了】

210 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:03:37.04 ID:W3Qnqdi40.net
五十五本目の蝋燭が消えました・・・


                      γ
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くらね ◆dKK.cBPcFU さん、第五十六話をお願いします
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211 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:03:59.46 ID:d+jFkzTK0.net
【第五十六話】くらね ◆dKK.cBPcFU 様
『夜警』

取引先の警備員のおじさんに聞いた話。
おじさんはたまに病院の夜警などもするそうなのだか、そこはいわゆる終末期の患者が多い病院だそうで、
霊にまつわる噂が多い。曰く、地下の職員トイレに夜中小学生ぐらいの女の子がいたとか、病棟のカウンターの上に
生首がのっているのを何人もの患者が見ただとか、またよくありがちな誰もいない病室からナースコールがするだとか。
しかしおじさん達夜警の警備員からすると、巡回ルートにある院長室が一番怖いらしい。
ある日、いつものように深夜の巡回をしていたときのこと。
おじさんは各病棟の巡回を終え、最上階にある院長室前の廊下に向かった。院長室の前に立ち、ドアの鍵が開いていない
か確認しようとドアノブを握ると、しゃりぃん、と鈴のような音が聞こえた。何か物が落ちたのかなと音のする方に
向かったが、なにもない。懐中電灯に浮かぶのはリノリウムで出きた薄汚れた床のみ。
異常がないので巡回に戻ろうとしたおじさんのすぐ後ろで、今度ははっきり、しゃらぁん!と金属音がした。
固まるおじさん。そのまましゃらんっ、しゃりぃん、しゃらんっ、しゃりぃん、とゆっくり歩くように、
その音はおじさんの後ろを通っていった。おじさんは恐怖で動けなかったそうだが、なぜだか後ろの音の主は
着物の女性で、身につけた金属の装飾品がこすれたりぶつかったりして音を立てているのがわかったという。
おじさんは今でもその病院に夜警に行っているそうだ。

【了】

212 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:05:35.84 ID:W3Qnqdi40.net
五十六本目の蝋燭が消えました・・・


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ヘカテー さん、第五十七話をお願いします
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213 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:06:45.75 ID:d+jFkzTK0.net
【第五十七話】ヘカテー 様
『塾』

小学生の頃、親が自営業で多少金があってなおかつ受験塾が近かったため、自分は某有名中学受験塾に通っていた。
元々普段は生徒がいて賑やかなんだけど三階は六年生しか使わない。
六年生の授業のある日と五年生の授業のある日が違ったから五年生の頃馬鹿だった自分は
生徒が使う階段の他に先生が使う奥の方にある暗い階段で三階に行こうとしたわけ。
元々先生用の暗い階段を使うのもちょっと怖いくらい。まぁ三階まで行くのは何にも無くてただ薄暗いだけ。
三階を真っ暗のなか探検したわけ。特に三階は理科室もあったしホラーな感じ何だけど。
それで帰ろうとしたら登りの階段を見つけたのさ。自分も何かホラーっぽいなとか思いつつもノリで行ってしまった。
四階は殆んどダンボールだらけ。周りの奴等はそのダンボールとかを見てるわけ。でさ、一人が奥の方まで行ったのよ、
そしたら何故か人形が入ったダンボールがあったわけさ。塾に人形なんて普通ないからほんとにホラー感が
でて来ちゃって怖くて一旦退散したわけ。そいで次の塾がある日に持ち越し。
その日は土曜で昼からだったから窓があって明るいなか四階を探ってもあの日の人形は無かったって訳。
元々トイレに何かしらの幽霊が出てたらしい。そして色々調べた(って言うか親に聞いた)ら
前は葬儀屋があったらしい。しかもその隣の土地は桜の大きな木があったのに特に何もせずに切ってしまったらしく
土地的には多少の心霊現象はおかしく無いらしい。
っても書いてみるとそこまで怖くないのな。臨場感って凄いね。
これでも何年間も覚えているのだから凄いよな

【了】

214 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:08:12.76 ID:W3Qnqdi40.net
五十七本目の蝋燭が消えました・・・


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るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj さん、第五十八話をお願いします
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215 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:08:31.30 ID:nYWX0wbh0.net
【第五十八話】るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj
『あなたは? あなたも…。』

(1/3)

それは「百物語2016」の開催中に起こった。そう、本スレ再開の直後である。
8月21日午前2時23分、受付スレの116レス目を書き込んでいる最中、パソコンの画面が突然揺らぎ、
一瞬消えたかと思うと入力途中のレスが反映。もちろん、どこにも触れていない。
取り急ぎ117レス目を書き込んだが、受付スレは消えたり点いたりと不安定で、勝手にSkypeに切り替わる。
そして、一旦両方の画面を閉じ再度開こうとするが、オカルト板は「存在しません」と表示されるばかり。
この先どうしようかと焦りスマホで対処しようと試みるも、何故かこちらも接続できない。
パソコンの光回線を使用したWi-Fiモードだからかと思い、LTE通信に切り替えたが繋がらなかった。

このままだとどうにもならないので、他の運営陣に一度シャットダウンし再起動する旨を伝え一時退席。
何事も起こらないよう祈りながら、再起動中に仏壇に線香をあげた。仏様は24時間営業だというし…。
私は昔から丑三つ時になると訳もなく恐怖感を感じたり、突然身体がビクッと反応することがある。
だから、この時間帯はなるだけ眠るようにしているのだ。

余談だが、手相占いによると私は霊感が強いという。両手のますかけ線、両手親指の仏眼、珍しいらしい。
でも、幽霊を見たこともUFOを見たこともない。金縛りや離脱現象は昔から多いが…。

216 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:09:52.98 ID:nYWX0wbh0.net
(2/3)

何とかパソコンは無事に再起動したが、まだ画面は少し不安定だ。時折ゆらっと揺れるというか…。
オカルト板に接続するのに4回やり直した。「存在しない」って何なのか?しかも肩凝りがひどい。
ずっとパソコンに向っているからだと言い聞かせた。凝るというより重くて痛みを感じていた。
仕事でもけっこう長時間パソコンを使う時が多いが、こんなにひどい肩凝りなど記憶にない。
とりあえず家中の照明を点けて再び参加した。

そしてスマホも再起動をかけて動作を確認、とりあえず放っておいた。
何も音がないのは不気味なので、コンポでCDを流していたのだが、突然CDに収録されていない曲がかかった。
驚いてコンポに目をやるとBluetoothモードに切り替わっている。スマホ側で接続設定していないのに…。
恐る恐るスマホを確認して更に驚いた。メディアプレイヤーは起動していない!Bluetoothもオフラインだ。
コンポ側だけがBluetoothの青いLEDランプが点灯し曲が流れている。しかも中途半端に収録リストの途中の曲。
気持ち悪いのでコンポからCDを取り出し電源を切った。そしてもう一度、仏壇に線香をあげた。
更に気分転換も兼ねて、お気に入りの香水カルバン・クラインのエタニティを纏い、臭覚的にも気を逸らした。

217 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:11:22.57 ID:nYWX0wbh0.net
(3/3)

こういう状況の中、何とか丑三つ時を乗り切った。Skypeの画面が二重になったりしながらも…。
夜明けになると少しホッとし、次週に続きを行うことも決まり、ひとまず運営も解散。
休むためにパソコンをシャットダウン……、できない!「プログラムが終了していません」の表示が…。
確認しても全てのプログラムは終了している。仕方なく強制終了!
スマホから雑談スレに…と思いリンクを踏むも接続できない。「何なんだ!?」不可解なまま一旦諦めた。
とりあえず忘れて休もう。腰痛もひどいから、一寝入りしたら近くの温泉へ行こう。こうして何とか落ち着いた。

開催中、エアコンが一時停止したり、ブラウザが落ちたり、雑談スレに繋がらなかった方もおられたようだが、
今は大丈夫だろうか? 人為的ミス? サーバートラブル? プラズマ? ……やはり霊障?
理由は分からないが、今夜あなた方に不可解な現象が起きないという保障はない。いや、気付かぬ内に既に…?
あなた方が無事であることを、ただただ祈るだけである。

[了]

218 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:12:54.61 ID:W3Qnqdi40.net
五十八本目の蝋燭が消えました・・・


                      γ
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ふらんく ◆WiTrmMMqSY さん、第五十九話をお願いします
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219 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:14:08.44 ID:d+jFkzTK0.net
【第五十九話】 ふらんく ◆WiTrmMMqSY 様
『噂話に気をつけて』

(1/2)
今から10年以上前のこと。職場で休憩中に経験した話です。
その時の職場の近くには高層マンションがあって、子どもが誤ってベランダから転落死したばかりでした。
同僚が、実はね、子どもが落ちたベランダの事で、嫌な噂を聞いたのよ、偶然だと思うんだけど、と話し始めたのです。
嫌な話、という前置きと気の毒な事故とが結びつかなかったのですか、そこはオバさん、何々?と聞くとこんな話でした。

実はお子さんを亡くしたお母さんは、少し前に同じマンションからの飛び降り自殺を見てしまったそうです。その時目があった気がする、お子さんも一緒に見てしまったみたいだ、ととても気にしていたそうです。

でもまあ、すぐ家に入ったし、その話は子どもの前でしないようにして、忘れるともなく忘れた時に事故は起こったそうです。

220 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:16:59.44 ID:d+jFkzTK0.net
(2/2)
でもね、おかしいのよ。ベランダって大人の胸くらいまで高さがあるし、エアコンの室外機も置いてないし、
柵は縦の棒で足もかけられないし。どうやってもよじ登れない高さがあるのに、ほんの少し目を離した隙に柵を自分で乗り越えて落ちた原因がどうしてもわからなかったそうです。

多分育児ノイローゼで発作的に…と疑われたのかもしれませんが、そんな人じゃないそうです。

それってさ?もしかしたら引っ張られたのかな…と無責任に言った途端、2人とも同時に物凄い寒気を感じ、
ゾワ?ッと鳥肌が立ちました。後にも先にもあんな嫌な感じの寒気は経験したことがないくらいでした。

ちなみにその時は真夏でエアコンもなく、室温は軽く30度を超えていました。

まずい??となんの脈絡もなく2人同時に感じたのでしょう。すぐに話を変え、それから一回もこの事について話したことはありません。

興味本位で怖い話をすると、どんなモノが近くに寄ってきているか、わかったものではありません。作り話ではなくてホントの話の場合ですけどね。
これ、ホントの話ですから気をつけてくださいね。書いててもビクビクしてます。またあの寒気がするんじゃないかと思って…

【了】

221 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:18:55.10 ID:W3Qnqdi40.net
五十九本目の蝋燭が消えました・・・


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はちじゅういち ◆HGrtNHC8S6 さん、第六十話をお願いします
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雑談、感想は【雑談スレ:したらば】でお願いします

222 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:20:12.95 ID:d+jFkzTK0.net
【第六十話】はちじゅういち ◆HGrtNHC8S6 様
『金縛り』

中学生の頃、しょっちゅう金縛りにあっていました。
その日も金縛りで目覚めたのですが、なにかいつもと違うと感じ、目を閉じたままでした。
すると頭をわしづかみにされたような感覚と共に、グイと引っ張られたのです。
ずりずり…布団から体が出て、畳の上を引きずられていきます。
ちょうど季節は夏。窓が開いていて外の川の流れる音がハッキリと聞こえてきました。
「このままでは連れて行かれる」と思った私は、心の中で「とまれ」と念じました。
すると引きずられていた体が止まり、一瞬で布団の中に戻ったのです。
ホッとした瞬間、それは起こりました。
無数の平手が私の体を打ち始めたのです。痛みがリアルに伝わりました。
この痛さは夢ではない、目を開けるのはやばいと思い、そのまま耐えていました。

おそらく時間にして1分程度だったと思いますが、感覚的にはかなり長く続きました。
途中で強く閉じていたはずの目が薄く開いてしまい、その瞬間
「鬼」と私は認識しています。それがほんの一瞬だけ視界に入りました。
だめだ、これは見てはいけない。再び強く目をつぶりました。
それからの記憶はありません。

今ではほとんどそういった現象は起こらなくなりましたが、
あの平手打ちの痛みを忘れることはできません。

【了】

223 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:22:14.83 ID:W3Qnqdi40.net
六十本目の蝋燭が消えました・・・


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くらね ◆dKK.cBPcFU さん、第六十一話をお願いします
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224 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:23:21.34 ID:d+jFkzTK0.net
【第六十一話】くらね ◆dKK.cBPcFU 様
『笑う闇』

飲み友達に聞いた話。

詳細は話せないようだが、学生時代に彼はとある施設に数日間泊まり込んで、施設管理のアルバイトをしていたそうだ。
その建物の裏手には、今はもう閉鎖した廃病院が、建物だけ残っていた。元々は精神科の病院だったそうだが、とある不正が明るみに出て閉鎖してしまったらしい。特に人死にが出たわけではないとのことなので、そちらは割愛しておく。
建物裏の廃病院に関連してかは知らないが、彼は奇妙な体験をしたそうだ。

ある日の夜、彼はもう寝ようとシャワーを浴び、電気を消して、布団に横になって目を瞑っていた。寝る前にビールをあおっていたこともあり、すっと眠りについたはいいのだが、夜中にふと目が覚めた。
その時彼の顔の前15cmほどに、黒いもやのようなものが浮かんでいたのが見えた。暗闇の中でもはっきり見えるほど、それは黒く、暗かったという。
寝ぼけているのかなと思い、そのままぼーっとしていると、確かにその影がニヤッ、と笑ったような気がした。
かと思うと、白い細い腕が二本、にゅっと飛び出し、彼の首をぐっと絞め始めたそうだ。
必死で振りほどこうともがいたが、まるでゴムのように腕がしなって振りほどけない。咄嗟に掴んだ枕元の目覚まし時計を掴んで、思いっきり腕に叩きつけると、腕が離れた。
彼はそのまますっと脱力し、眠っていたのか気絶していたのか、気がついたら朝になっていた。
薄れゆく意識の中、まるで錆び付いた車イスを漕ぐような音が、ぎぃーこ、ぎぃーこ、とベッドから遠ざかっていくのが聞こえたという。



あれ以来寝るときは近くに必ず武器になるようなものを置いてるんだ、と、彼はビール片手に笑っていた。

【了】

225 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:26:46.49 ID:W3Qnqdi40.net
六十一本目の蝋燭が消えました・・・


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 ふらんく ◆WiTrmMMqSY さん、第六十二話をお願いします
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226 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:27:50.97 ID:d+jFkzTK0.net
【第六十二話】ふらんく ◆WiTrmMMqSY 様
『家鳴り』

子どもの頃からいつも家鳴りがしていた。バキッ ボキッと毎日毎日。
それが普通なんだと思っていた。

祖父がホームに入って亡くなるまで、むやみやたらと家鳴りがしていたが、丁度引っ越したばかりで新しい家だからなのかと思っていた。

祖父が亡くなる前後、柱でも壊れてるのかと思うくらいバキバキすごい音がしていた。

その祖父も亡くなって暫く経ったころ、やたらと静かな事に気がついた。

アレ?家鳴りってしないの?前の家も古い家だったから家が落ち着いたからだとは思えない。
そういえば昔、幽霊が見えるとかちょっと聞いたことがあったけど、病気で死にかけた時からだとも聞いたけど、聞き流してた。

前の家に女の人が居てね、くっついちゃったからいつも灯りをつけて寝るんだって本当に煌々と毎日電気をつけたままで寝ていたっけ。
またまたー冗談をと思ってた。

あれ?じゃあその人が居るから鳴ってたの?祖父と一緒に行っちゃったの?それともどっかに行っちゃったの?

霊感ゼロのお墨付きを霊感持ちの人から保障されている私の周りでずっと起きていたことでした。 ちなみに、周りで霊がどんちゃん騒ぎしてもあなたには何にもわからないと思うよ、との言葉が残念なようなホッとしたような。
でも絶対霊スポットなどには行かない私です。連れてきて誰かにつけても悪いしね。

【了】

227 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:29:03.92 ID:W3Qnqdi40.net
六十二本目の蝋燭が消えました・・・


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50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX さん、第六十三話をお願いします
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228 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:31:32.66 ID:W3Qnqdi40.net
【第六十三話】『古戦場』


霊感持ちの友人Aと出かけた時の話。
以前、Aと関ヶ原まで出かけたことがあった。

合戦関係のイベント最終日のことだった。
出かけるのが遅くなってしまい、到着したのはイベントが終わる直前の夕方。
とりあえず古戦場を一通り周り、最後に行き着いたのは石田三成の陣跡、笹尾山だった。
ここには、小高い山の上にまで登ると古戦場一体を俯瞰できる展望台がある。
夕暮れでだんだん足元の見えにくくなる中、Aと僕は展望台のある場所まで登りきり、夕闇の中に消えて行こうとする古戦場を見下ろしてしばらく沈黙した。
お互い、かつてそこで繰り広げられたのであろう戦に思いを馳せていたのだが、いつになってもAが話す気配はない。
何気なしに隣のAを見てギョッとした。
Aは泣いていた。
どうしたのかと聞いても、首を振るだけ。
理由はわからず、ただただ悲しいのだという。
僕は泣きじゃくるAを引っ張って山を降り、そのまま帰路についた。

後日、その時のことについて尋ねたが、本当にいきなり何かが襲ってきたように悲しくなり、無性になきたくなったのだという。
Aはその日のそのあとのことをあまり覚えていなかった。

古戦場に残る数多の感情たちが、Aに何かを伝えたかったのかもしれない。

【了】

229 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:33:39.42 ID:W3Qnqdi40.net
六十三本目の蝋燭が消えました・・・


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ほうらい ◆o37Skt5OUw さん、第六十四話をお願いします
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230 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:34:18.79 ID:d+jFkzTK0.net
【第六十四話】 ほうらい ◆o37Skt5OUw 様
『沖縄の友人の話1』

サトウキビ畑で普通に耕運機で、骨がでるような沖縄で育った友人の話。

つぶれたけど、U市にあった
夜の船着き場で先輩らとビーチパーティーを7人でやってたそうだが、先輩の2人が海の3?4mあたりで
溺れてる子供がいるって!!って言いだして、飛び込もうとした。
7人のうち先輩2人しか見えないようで、友人含めた他の5人はみえない。
波を跳ねる音とも違う、でも誰かが溺れてる音はきこえる。先輩は助けて?って声も聞こえた。

残り5人のうち1人は近くの民家に110番の電話を借りにいった。
友人含めた4人は、何も見えないんでぼーっとしてた。
その民家のオッサンがきて、「子供が溺れて死にそうなんだ!」って叫んでる先輩らに

「見ろ、あの顔を見てそう言えるのか」って

ライト当てたら子供の助けて、助けてって表情が笑ってる。
そうやって年に何人も、溺れさすのがいるからってオッサンの話を聞いた。

【了】

231 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:37:16.91 ID:W3Qnqdi40.net
六十四本目の蝋燭が消えました・・・


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引き続きほうらい ◆o37Skt5OUw さん、第六十五話をお願いします
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232 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:37:49.97 ID:d+jFkzTK0.net
【第六十五話】ほうらい ◆o37Skt5OUw 様
『沖縄の友人の話2』

有名な廃病院に、中2の夏休みに行ったそうだ。
昼の2時くらいのときに探索してて、、一時間くらいでラクガキとかゴミがあって、何もないし帰ろうかって、
5階建てのとこで、正面玄関を出て30メートルくらいで、
5人のうちの一人が、「なんかいる」って言いだした。

女の人が30m 20m 5m もう目の前にいるって、「あと50cmって…」まじビビったとか。
4人は何も見えないが、そいつのネックレスが浮いてる。
「お前からかってんだろっ」て言ったら、そいつのネックレスが3秒くらい浮いてた。
浮いててちぎれた。脱兎のごとく逃げたそうだ。

そのあとに、持ち主が「そのネックレスは大事なものだ。探してくれ」って
10分後くらいにソレを拾いにいこうとしたら、どこにもなかった。

一人が樹の上に引っかかってる「…あのネックレスってお前のじゃね?」
そしたら、もう帰ろうって帰ったそうだが、全く違う時期に全く違う肝試しの連中がその場所で白骨死体をみつけた。
死後3年だったらしい。

【了】

233 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:42:17.08 ID:W3Qnqdi40.net
六十五本目の蝋燭が消えました・・・


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引き続きほうらい ◆o37Skt5OUw さん、第六十六話をお願いします
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234 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:43:48.19 ID:d+jFkzTK0.net
【第六十六話】 ほうらい ◆o37Skt5OUw 様
『食文化~沖縄の友人の話3~』

(1/2)
友人の弟が動物を飼う喜びを、お爺が食べる喜びを感じていた。
弟が小学4,5年のとき、猫を向かい入れる。 いつも弟が下校するときは300メートル先から待っていて、
寝るときはいつも弟のお腹が好き。とてもいい子だった。

ある日、猫のフズが居なくなって、友人は弟と探したが見つからなかった。
家庭の事情で、お爺の家にやっかいになってた2人はお腹空いたって夕飯を食べてた。

「フズはどこだろっ?探したんだけどお爺みた?」って聞いたら、
お爺は「いまお前が食ってる野菜炒めの肉がフズだぞ」
弟はキッチンで肉だけ泣きながら取って、せめて畑の隅っこに埋めようと裏庭に行ったら真っ黒に焼け焦げたフズの頭部があった。
埋めてお線香立てたけど、弟はショックで一週間くらい学校を休んだ。

ある日、お爺が裏の畑を耕すからってまとめて耕運機で耕したら骨が散らばって、どこにいったのか分からなくなった。
弟は落ち込んで家に居るより、学校がいいって通うようになった。

そのあと弟はウサギを飼いだした。
「アルプスの少女ハイジ」から名付けた「ユキ」ってウサギだった。
ウサギは迎えに来れないし、檻の中だし随分と警戒しながら飼ってた。

235 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:46:22.22 ID:d+jFkzTK0.net
(2/2)

ある日、夕飯のメニューはスープだった。
ユキはスープになっていた。
友人がなにかの用事で裏庭で、真っ黒に焼け焦げたユキらしき頭部があったのを見たから、「もしやこのスープの肉は」って思ってた。
脇にバーナーが置いてあったそうだ。

お爺は「ユキ美味いな。ユキ、美味いだろ?」弟はキッチンで肉だけ泣きながら取ってた。
弟はショックで一週間くらい学校を休んだ。

6年たったころ、お爺が危篤状態になった。3か月入院してて、親戚みんなでお見舞いに行った帰りに、
弟が忘れ物したって姿を消したあと、看護婦さんが慌てて来て、聞けば弟がお爺の人工呼吸機のチューブを抜いていた。
食べ物の恨みがあったとはいえ、医療費の関係もあってそのままでも半年持たなかったから許された。

かつて沖縄では割りとポピュラーに赤犬(茶色い毛の犬)を食べてたらしい。
(一世代前くらいだと戦後の食糧難のだからかな?と思ったが、少なくとも彼の集落ではよく食べてた)
彼曰く、熊を食うのと同じ感覚らしい。でもお爺は何でも食べた。

【了】

236 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:48:35.45 ID:W3Qnqdi40.net
六十六本目の蝋燭が消えました・・・


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豚神アキラ ◆yaUIO7WTug さん、第六十七話をお願いします
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237 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:49:51.80 ID:d1a7lOxG0.net
第六十七話「屋根の上の飛行機」

僕が小学2年生の時。夏休み前の学校で体験した話。
給食を食べ終えた昼休み。
二階の校舎の廊下から何気なく外を眺めていた。すると民家の屋根の20メートルほど上空を、強く輝く飛行物体がゆっくりと旋回しているのが見えた。
ゆ、UFOが、真っ昼間にこんなに堂々と空を飛んでいる?
驚いて見ていると、太陽光線の反射から抜け出した飛行物体が、本当の姿を現した。

それはただの飛行機だった。そう、ただのジャンボ旅客機。
でもオカシイ。そのジャンボ旅客機は、セスナ機ほどの大きさしかない。

小さなジャンボ旅客機が、民家の屋根に着陸するかのように、低くゆっくりと旋回している。
奇妙なことに、エンジン音が全く聞こえない。
セスナ機ほどの大きさで、エンジン音がしないということは、これはハングライダーだ、そうに違いない。
そう思いよく観察して見ることにした。

しかしその飛行機は、どう見てもジャンボ旅客機にしか見えない。
ジャンボ旅客機そっくりのハングライダーが開発されて、それの試験飛行なのか?
それにしても、こんなに低いところを飛んで、法律に違反してないのか?
墜落したらどうするんだろう?
小学2年生ながら、いろいろな不安が頭をよぎり、見ている僕のほうが怖くなってしまった。

僕の心配をよそに、小さなジャンボ旅客機は、あっという間に雲の中へ消え…たりはしなかった。
その小さなジャンボ旅客機は、低い高度を保ったまま、悠然と飛び去っていったのだった。
―――「終」―――

238 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:52:24.92 ID:gRNkBr9A0.net
六十七本目の蝋燭が消えました・・・


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239 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 21:59:19.90 ID:gRNkBr9A0.net
途中送信失礼致しました

六十七本目の蝋燭が消えました・・・


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先程のお話は豚神アキラ ◆yaUIO7WTug様でした。ありがとうございました。
もち ◆m2nIThBwKQさん、第六十八話をお願いします
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240 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 22:00:32.28 ID:d+jFkzTK0.net
【第六十八話】 もち ◆m2nIThBwKQ 様
『すれ違った』

(1/3)
学生時代の友人のKは早朝のジョギングを日課にしていました。
当時住んでいたアパートから1kmほど離れたところにある公園。
まずは公園までゆるいジョグで向かい、公園内にあるちょっとした池の周りを
周回します。5周ほどすると大体トータルで5kmくらいになるので
そのノルマを終えたらまた自宅まで戻る、というのが彼の定番ジョギングコースでした。

時間は早朝。早ければ5時過ぎには起床して身支度を調えて出ていました。
池の周回コースは路面に100mごとのラインが書かれていて
しっかりアスファルト舗装もしてあるので、早朝の公園には彼と同じように
ジョギングを楽しむ人達がそれなりにいたのですが、さすがに5時台には数は少なく
彼がノルマを終える頃に、ジョギングウエア姿の人が集まってくる
といった感じだったそうです。


その日、Kが目を覚まして時計を見ると時刻は午前4時を過ぎたところでした。
「走るのにはまだ早いよなぁ」と考えたそうですが、結局は支度をして出かけました。
外はまだ薄暗く、街灯も点いているような中を公園に向かってのんびりとジョグ。
公園に入るといつもの池の周回コースを走り出しました。

一周目、さすがにこの時間はまだ誰も走っていません。
二周目、そろそろ明るくなりつつある空を見上げながら、コースを文字通り独走。
そして三周目に差し掛かったところで、彼の先を歩く男性の背中を見つけました。

241 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 22:02:08.75 ID:d+jFkzTK0.net
(2/3)

男性はのんびりと歩いているので、軽いジョグのスピードでもすぐに追いつきます。
Kは男性を追い抜き様に、いつもそうしているように「おはようございまーす」と
挨拶をしながら男性を追い抜いて走り続けました。
男性から挨拶は帰ってきませんでしたが、特に気にすることはありませんでした。

三周目を終えて四周目、何事もなく周回を終えます。
汗をタオルでぬぐいつつ五周目に入って直線に入り間もなくすると、
先程挨拶をしたと思しき男性がこちらに向かって歩いてくるのが見えました。

六十歳過ぎくらいの帽子を被った、Yシャツに灰色のスラックス姿の男性は
Kに気がついたのか、軽く手を挙げて会釈したそうです。
そして距離が近づき、すれ違う手前でKも会釈をしたのですが、すれ違うその瞬間。


「はやくみつけてくださいね」


その男性は穏やかな声でKにそう言ったそうです。
当然Kは「なんのことだ?」と思ったのですが、5周目は少しペースをあげて
走っていたので、そのまま走って行きました。

242 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 22:05:13.83 ID:d+jFkzTK0.net
(3/3)

Kが五周目を終えて深呼吸を繰り返しながら公園出口へと向かう道すがら
公園の風景を眺めているとふと妙な物が視界に入りました。

太い枝ぶりの大きな木がいくつもあるのですが
そのうちの一本の木の下に「人が浮いて」いたのです。

Kは「最初、なにがそこにあるのか理解が追いつかなかった」と私に話しましたが
歩きながら木の方へ近づくと、「それ」に気づいてしまったそうです。

それは「浮いている」のではなく枝に結んだロープに吊られた人間だったのです。
Kは動揺しながらも、携帯電話で119と110に通報したのですが
警察と救急車が到着するまで現場を立ち去るわけにもいかず、
しばらくその場にいたそうです。


「すれ違ったあのおじさんだったよ」

「俺にみつけてくれって頼んだときには、もう亡くなっていたんだろうなぁ」


Kは第一発見者になってしまったので、その後色々面倒もあったそうなのですが

「ひょっとしたら、止めることもできたのかなぁ……」

そう語ったKの、なんともいえない沈痛な表情は今でも忘れることができません――。



【了】

243 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 22:07:42.49 ID:gRNkBr9A0.net
六十八本目の蝋燭が消えました・・・


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もち ◆m2nIThBwKQさん、第六十九話をお願いします
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244 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 22:09:39.77 ID:d+jFkzTK0.net
【第六十九話】 もち ◆m2nIThBwKQ 様
『喫煙所にて』

(1/3)
私自身の体験です。怪談と呼べるかどうかは疑問なのですが……。

まだJRの各在来線のホームに喫煙所があった頃の話です。
一応スタンド灰皿が用意されているとはいえ
それでもスモーカーは文字通り煙たがられていましたので
ホームの両端に白線で囲まれたスタンド灰皿が設置されていて
そこが喫煙所になっていました。

飲み会の帰りだった私は最寄り駅で降車して、すぐに喫煙所に向かいました。
煙草飲みは酒が入ると喫煙量が増えるものでして「早く一服したい」という一心で
冷たい風が吹き込むホームをまだ火をつけていないタバコを咥えたまま
改札へ向かう人の中を逆走しながら早足で歩いたことをよく覚えています。

喫煙所につくと、握りしめていた百円ライターでタバコに火をつけ深呼吸。
「ようやく落ち着いた」などと考えながら、スタンド灰皿に灰を落としました。
喫煙所には他に人はおらず、何の気なしに見上げた電光掲示板には
10分後の快速がこの駅を通過することを報せていました。

245 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 22:11:04.51 ID:d+jFkzTK0.net
(2/3)

タバコも短くなり、さて行くかと改札へ向かう階段に足を向けようとしたとき

「すみません、火を貸していただけませんか?」

と声をかけられました。

声の主はスーツ姿の初老の男性。」申し訳なさそうな表情を浮かべて
指に火のついていないタバコを挟んだ右手で、私を拝むような姿勢で立っていました。
私は「あ、どうぞ」と百円ライターを渡したのですがなかなか火がつきません。

ホームに吹き込む風のせいもあるのかと、男性はライターを左手で覆うようにして
何度もドラムを回していましたが、それでも火はつきません。
まだガスは十分に残っていたので、使えないことはないはずです。

男性は諦めたのか「さいごに一服したかったんですが」と苦笑しながら
ライターを差し出して来たのですが、同じスモーカーのよしみとでもいいますか
こちらも申し訳なく思って「差し上げますよ。ガスはまだありますし」と返しました。

男性は「すみません、ありがとうございます。ありがとうございます」と
かえってこちらが恐縮してしまうほど深々と頭を下げてきたのですが
明らかに年上の男性にそこまで頭を下げられては、こちらも複雑な気分になります。
私は「いえいえ、それじゃ」などと言いながら、喫煙所を後にしました。

246 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 22:13:29.18 ID:d+jFkzTK0.net
(3/3)

改札へ向かう階段をのぼり、自動改札に切符を流し込んだ直後でしょうか。
チャイムの後に「お客様におしらせします」と男性駅員のアナウンスが流れ
私がさっきまでいたホームを通過する予定だった快速が
人身事故により緊急停車したことを告げました。

私は「え……」と足を止めて、繰り返されるアナウンスを確認しました。
そして「『さいご』に一服したかったんですが」と苦笑した男性の顔を思い浮かべ
まさか、とは思いつつも、薄暗い気分になり、逃げるように駅から離れました。


あの男性が快速を止めてしまったのか、『さいご』に一服できたのか。
それらを確認する術はありません。

ただ、その後私はホームの喫煙所に立ち寄ることはなくなり
今ではホームの喫煙所自体が無くなりました。

今から十年ほど前の出来事です――。



【了】

247 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 22:15:42.85 ID:gRNkBr9A0.net
六十九本目の蝋燭が消えました・・・


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もち ◆m2nIThBwKQさん、第七十話をお願いします
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248 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 22:21:02.01 ID:d+jFkzTK0.net
【第七十話】 もち ◆m2nIThBwKQ 様
『見つけて』

(1/4)

ある事件に関わる話になるかも知れないので
幾分ボカして書きます。ご容赦下さい。


当時、私は中学生になったばかりでした。
小学三年生の時に転校してきたF君とは、仲が良く二人でよく遊んでいました。
歳がバレてしまいますが、当時の遊びといえばファミコンがナンバーワン。
ですが、私とF君は、当時ちょっとしたオカルトブームだったこともあって
二人とも「怖い話」が大好きで、宜保愛子さんの解説付きの心霊写真本や
怪談集を読み漁ったり、仕入れた怪談や怖い話を披露したり
他に何人か集めてはコックリさんをしたり(私の地域では「星の王子様」でした)
という、いわば『オカルト友達』といった関係でした。

私自身は興味はあっても全くの0感人間なのですが、F君は時々「変な夢を見た」と
夢の内容を話してくれることがあり、それが予知夢のようなものであったり
自分のものではない誰かの視点の夢であったり、ということがあり
その夢の内容について子どもなりに色々考えたり話し合ったりすることがありました。

249 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 22:24:13.79 ID:d+jFkzTK0.net
(2/4)

小学校を卒業し、同じ中学に上がってからもF君との交友関係は続いていましたが
クラスも部活も別になったので、以前ほど頻繁に遊ぶ機会はなくなりました。

中学生活にも次第になれてきて、待望の夏休み。当時はまだ昼の時間帯に
心霊特集を放送していたりしたので、F君と私はそれを楽しみにしていました。
ただF君は「夏休み中は祖父母のところに行くから、テレビは観られないかも」と
ボヤいていたので、その分は私がしっかりチェックして後で教えるよと話しました。

ですが、夏休み中にF君から遊びの誘いはなく、私も父の実家に帰省したり
部活の練習があったりとすれ違いが続き、その夏は一度も遊ばないまま
二学期になってしまいました。しかもF君は始業式に姿を見せず
彼のクラスを覗きに行っても出席している様子はなく
始業式から一週間ほどして、ようやく登校してきました。

その日の放課後、部活を終えて帰り支度を済ませ下駄箱に向かうと
F君が待っていて、話しかけてきました。

「休んでたみたいだけど、入院でもしてたの?」
「いや、そういうわけじゃないんだけど、ちょっと……」

なにかを言い淀んでから、F君は

「二人だけで話がしたいんだけど、ちょっといい?」

と、思い詰めたような表情で言うので、とりあえず近くの公園へと向かいました。

250 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 22:26:33.19 ID:d+jFkzTK0.net
(3/4)


道すがら色々話したのですが、F君は上の空といった感じの相づちを繰り返すだけで
夏休みに放送された心霊特集番組の話にもあまり興味がないようでした。

小学生の頃からよく集まっていた公園にある東屋のベンチについても
F君はまだしばらく悩んでいた様子でしたが、ようやく口を開くと
「僕、おかしくなったかもしれない」と話し出しました。
なんでも夏休みの終わり頃から、毎日のように同じ夢を見ると言うのです。

「どんな夢なの?」
「小さい女の子が、話しかけて来るんだ」
「知ってる子?」
「いや、全然知らない子。親戚でも近所の子でもない」
「なんて話しかけて来るの?」
「『見つけて欲しい』って。そればっかり。いつも泣いてる。泣きながら頼んでくる」

それまでもF君の夢の話は聞いていましたが、確かに奇妙な夢です。

「眠ると、泣き声がして『見つけて、見つけて。川と山にいるの』って言ってくる」
「なんで川と山なの?」

そう訊ねるとF君は半泣きになりながら

「その女の子、バラバラなんだ。誰かにバラバラにされちゃったんだよ」

251 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 22:28:16.24 ID:d+jFkzTK0.net
(4/4)


そう言ってF君は、涙をぼろぼろ流しながら休んでいた理由を話し始めました。
自分には何もできないから、と何度も女の子に話すのだけれど泣き声がやまないこと。
眠るのが怖くなって、ずっと起きているようになって体調を崩したこと。
何度も家族に話そうと思ったけれど、頭がおかしくなったと思われたら
困るから言えなかったこと。そんなことを泣きじゃくりながら話しました。

F君の取り乱しように私も混乱しましたが「バラバラにされた」という女の子が
眠る度に「見つけて」と頼んでくるなどという怪奇に背筋が凍る思いをしました。

私に打ち明けたことで落ち着いたのか、または別の何かがあったのかはわかりませんが
その後F君は普通に登校するようになりました。が、夢の話は一切しなくなりました。


F君が夏休みに帰省した先は東京都西多摩郡。1988年の出来事です――。



【了】

252 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/27(土) 22:29:01.52 ID:W3Qnqdi40.net
七十本目の蝋燭が消えました・・・


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さて、どうやら皆さまにお寛ぎ頂いていた場所が怪異に
遭っているようでございます。
皆さまご無事でいらっしゃいますでしょうか?
どうぞ、受付スレにてご歓談もいただければと思います。
何が起こるかわからないのがこの百物語の夜でございます。

さて、怪談を続けてまいりましょう。
私 50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX が第七十一話を語らせていただきます。
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253 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/27(土) 22:32:27.55 ID:W3Qnqdi40.net
【第七十一話】『パワーストーン後日談』

(1/2)
以前語った、友達と危険なドライブをして一週間。
僕は大好きだった車の運転が嫌いになっていた。
何故か。まず乗る時に「事故りそう、怖いな」と無意識に思うこと。
そして、左側からやってくる車がぶつかる本当にギリギリまで見えなくなってしまったからだ。注意散漫なだけかとも思ったが本当に見えてなかった。

そんな状態が続き、あまりにマズいと感じたので、以前から依頼していたパワーストーンのブレスレット製作の予約を早め、天然石をもらったお店へ顔をだした。
順調にブレスレットを作ってもらったあと、最後にそのブレスレットが自分に合っているかのチェックをするのだけど、僕の石に対する反応が真逆(拒否)をしているのを見て、鉱物鑑定士の先生が首を傾げている。
「何かあった?」と聞かれて事情を話し、変化してしまった石を先生に見せると更に険しい顔をされた。
あらゆるチェックをしたあと、先生は言った。
「だめ、入ってるね」

入ってるって何が??!
っと思いたかったが、思うよりも早く僕に憑いた何かの除霊が始まった。
ぶっちゃけオカルトや怖い話が好きだとしても、自分の身に起こるなんて思わないじゃないか。いくら思い当たる節があったといったってね?
自分の身にあんなことが起こってしまったら、もう信じざるをえないし

除霊してもらった結果、僕に憑いていたのは女性の生き霊だった。
それを聞いてゾッとした。
それは、あの日一緒に行った友達からこんな話を聞いていたからだ。

254 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/27(土) 22:34:40.55 ID:W3Qnqdi40.net
(2/2)
友達はK子という。
K子は家庭のある男性と付き合っていた。つまり不倫だ。
僕が彼女と会わなくなったのは、まぁ不倫だけど付き合ってる相手がいるから、というのと、正直不倫するという感覚がわからなくて距離を置いていたからだ。
まぁ、僕が誘って遊びに行く、というのが通例だったので僕が連絡をしない限り彼女から誘われることはなく、そのまま疎遠になっていた、
そんな彼女から珍しく誘いを受け、遊びに行ったのがあの日だった。
あの日、僕はK子から嫌な話をされていた。
僕に会う前日、彼女は例のごとく不倫相手と会っていた。で、まぁホテルに行ったらしい。
が、部屋に入った時に見てしまったというのだ。
不倫相手の奥さんに背格好が似た女性の姿を。
入った時しか見ていない。バレてないからそんなのありえない。
そう彼女は笑っていたが、結局憑いてきていたようだ。
それが僕に移ってきていたらしい。
先生には「その子が珍しく誘ってきたっていうのは、無意識にあなたに憑けに来てたのね。峠を通ったって話も呼ばれたとしか思えない」
と言われる始末。

亡くなった霊よりも生きている人間の方が怖いと改めて思った出来事だった。
生きている人間の憎しみは、他人を容易に傷付ける。
あ、除霊後は運転も視力も無事元に戻っています。

【了】

255 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 22:37:01.81 ID:gRNkBr9A0.net
七十一本目の蝋燭が消えました・・・


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さん、第七十二話をお願いします
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256 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 22:38:29.06 ID:gRNkBr9A0.net
またもやミス失礼致しました
上京区堀川 ◆tOdrgMGQIwさん、七十二話、よろしくお願いします

257 :上京区堀川 ◆tOdrgMGQIw @\(^o^)/:2016/08/27(土) 22:40:37.36 ID:gw9wxgkg0.net
−変人の幽霊−

20年近く前の話です
小学6年のとき、友人である同級生A君の父親が亡くなった。
この父親はいわゆる変人で、夜中にラジカセ?から演歌を大音量で流しつつバイクで
町内を走り回ったりするので近所では有名人だった。

その頃からA君が、連日青い顔をしていたので俺たちは心配し、尋ねたら・・・
父親が死んで以来、A君が寝ようとするとどこからともなくバイクの音と演歌が聞こえ、
そして枕元に父親の霊が現れ、よくわからない理由でA君を殴ってくるのだという。
俺たちは思わず笑ってしまったが、A君はマジで半泣きになっていた。
その後A君は、墓に穴があると幽霊が現れるという話を聞き、父親の墓を見に行くと
はたして墓の脇に小さな深い穴が開いていた。
ここで素直に穴を埋めてしまえばよかったのかもしれないが、毎晩殴られていた事を
思い出したA君は腹が立って、穴に小便を流し込んできてしまったのだった。

その晩A君が寝床に入ってウトウトしていたら、急に耳元でバイクの轟音が響いた、
そして川中美幸の『ふたり酒』が大音量で流れる中、怒りの形相の父親の霊が出現し、
A君はボッコボコに殴られてしまったんだそうだ。
翌日A君と俺ら仲間は一緒に墓に詫びに行き、穴もふさいだ。
するとその晩、仲間のリーダー格だったB君に元にA君の父親が現れた、そして
「あんたら、いつもうちの子と遊んでくれてありがとうな」と言って消えたそうだ。
以来、A君の元にも父親が現れることはなくなったらしい。
【了】

258 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 22:42:42.66 ID:gRNkBr9A0.net
七十二本目の蝋燭が消えました・・・


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グース ◆lMmotZvPVYさん、第七十三話をお願いします
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雑談、感想は【雑談スレ:したらば】でお願いします

259 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 22:45:05.13 ID:d+jFkzTK0.net
【第七十三話】 グース ◆lMmotZvPVY 様
『独身寮にて』

先輩に聞いた話です。
当時、うちの会社の独身寮は二人一部屋の相部屋でした。K先輩と後輩のXさんの二人で住んでいましたが、勤務シフトが違う為、月に数度しか顔を合わせることがなかったそうです。
K先輩が1人で部屋にいると、壁や天井が、ミシミシ、ミシミシと鳴っていたそうです。コンクリート作りの建物がミシミシ鳴るなんておかしいな、と思っていたそうです。

ある日、久しぶりに顔を合わせたKさんとXさん、酒を飲みながらとりとめもない話をしていました。

K先輩「そうそう、そういえば、この部屋なんかおかしくないか?」
Xさん「そうでしょ。僕、先輩が怖がるといけないと思って黙ってたんですが、、1人で寝てたとき、、押入れの中から小さい女がこっちに向かって走ってきたんですよ!!」

それを聞いたKさん「あほかっ!!俺のゆーてるおかしいっちゅーのはそーいうこととちゃうわっ!!」と恐怖のあまりブチ切れてしまったそうです。

【了】

260 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 22:48:33.28 ID:gRNkBr9A0.net
七十三本目の蝋燭が消えました・・・


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ずんちゃ虫 ◆7vU/OMinzsさん、第七十四話をお願いします
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261 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 22:50:14.74 ID:d+jFkzTK0.net
【第七十四話】  ずんちゃ虫 ◆7vU/OMinzs 様
『いじめ除霊』

(1/3)
子供の頃の知りあいにNという男がいた
こいつは幼稚園時代から粗暴な性格で、意味も見境もなく、男女も問わず、周りに
いるやつに殴り掛かったり暴力を振るうので非常に嫌がられていた。
小学校に上がったころ、Nの母親が心配して有名な霊能者にNを見せて相談したら
霊能者は「息子さんには悪い霊が取りついてるためて猛々しい性格になっている、
除霊が必要だが大変な荒行になります」と言ったそうだ。
その荒行というのが狐落しみたいな方法で、大人数で滅多打ちにして霊を叩きだす
もので、うまく霊が離れればいいが失敗すると死んでしまう可能性もあると言われ
Nの親は躊躇してしまった。
そんなわけでNの暴力的な性格は小学校でも相変わらず、いやますます酷くなって
高学年になると学校で誰も相手にしまくなった。
Nの体格や腕力は平凡で、その上こんな性格だから友達なんか一人もいなかったが
地区の小学校は、おとなしい生徒が多くてNみたいなやつでもしゃあしゃあと卒業
できたわけだ、しかし中学に入るとそうはいかなかった。

262 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 22:53:49.60 ID:d+jFkzTK0.net
(2/3)
中一の時にNと同じクラスだったが、Nはクラスの不良生徒に早々に目をつけられ
休み時間のたびに嫌がらせを受けるようになった。
クラスには学年でも有名な不良のボスみたいなのがいて、このボスが特にNを嫌い
Nにとっては地獄のような状況だったと思う。
体育の時間前とか昼休みには決まってNが不良集団に捕まってフクロにされてたり
大勢で上に乗っかかって白目をむくまでボディプレスとか、かなり悲惨だった。
もっともNのほうもひどい、不良生徒の持ち物を窓から中庭に投げたり、ゴミ箱の
ゴミを不良生徒に投げつけたりと下らない報復をしてた。
一度、球技大会で不良のボスへの当てつけにわざと相手のクラスにパスしまくった
時は、試合後クラスの男子総出のリンチとなったがNは最後まで懲りなかった。

翌年からクラスが変わってNとは別になったからNのことは忘れていたが、中三に
なって学校で久しぶりにNに出会った。
Nは雰囲気が全然変わっており、とても快活でまじめな感じになっていた。
しゃべり方も態度も変わっていて以前のNとはあまりに違うので驚いてしまった。

263 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 22:55:41.60 ID:d+jFkzTK0.net
(3/3)
家で母にその話をするとN母から聞いた話として、先の霊能者が最近のNを見て
「霊がとれています、よほど精進したのでしょうか」と言ってたという話を聞いた。
N君はまじめに頑張ったんやねえ、と母は言うが、そんなタマじゃないはずだ。
中一の時の散々ないじめというか暴力のせいで霊が叩きだされたんじゃないかと
俺は思っている。
あれは心身にとって荒行よりも酷いものだったから。

いまではNは親の店を継いで仕事をしている。
とても愛想のいい店主だが、昔のままのNの性格だったら商売なんか絶対に上手く
いかなかったろうから、人間なにが幸いするかわからないものだ。


【了】

264 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 22:57:36.14 ID:gRNkBr9A0.net
七十四本目の蝋燭が消えました・・・


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くらね ◆dKK.cBPcFUさん、第七十五話をお願いします
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265 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 22:59:23.64 ID:d+jFkzTK0.net
【第七十五話】くらね ◆dKK.cBPcFU 様
『衣服に潜むモノ』

後輩から聞いた話。

後輩の母方の一族は元々霊感が強く、後輩の姉と母には霊が見え、また後輩の祖母には霊を払う力があるそうだ。
ある日のこと、後輩の姉が古着屋でショートパンツを購入した。サイズも合っていない上にボロボロで、
後輩から見てもどうしてそれを買ってきたのかわからないような代物だったという。
後輩の姉も、店で見た時はすごく欲しくなったと言うばかりで、自分でもどうしてそれを買ったのかわからないらしい。ただ後輩の母だけは、そのショートパンツを見て、しきりに嫌だ嫌だと呟いていたそうだ。

それからおかしなことが起きるようになった。
洗濯する旅に、後輩の母の服に穴が開く。それもどれも同じ場所に、同じような大きさで。
最初は洗濯機の故障を疑ったそうだが、どれだけ点検しても特に異常はない。
そこでふと、後輩の母はショートパンツのことを思い出した。よくよく考えたら、姉がショートパンツを購入してから
服に穴が開くようになっている。見たときに感じた気持ち悪さといい、原因はそこにあるのではないか、と。
早速ショートパンツを捨てようとしたそうだが、後輩の姉が捨てないと言って聞かない。
捨てる捨てないの押し問答をしている内に、後輩の祖母がやってきた。後輩は祖母を居間に案内し、
お茶を飲んでいたそうだが、会話の合間合間にちらちらとショートパンツが置いてある部屋に目をやっていた。
後輩が訊くと、なんでもないよ、と笑ってはぐらかされたそうだが、そのやり取りを見ていた姉と母は
ぞっとしたようで、そのままショートパンツをゴミとして捨てた。

それから母の服に穴が開くこともなくなったそうだ。

【了】

266 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 23:03:23.02 ID:gRNkBr9A0.net
七十五本目の蝋燭が消えました・・・

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だんだんと夜も更け、怪しい気配も色濃くなってきてまいりました。
皆様はご無事でいらっしゃいますでしょうか?
怪異に魅せられた者には怪異が集まるというもの。
ここからしばらく怪談から目を離し、ゆるりとくつろいでみませんか?
こちらのお席(http://jbbs.shitarab...22553/1471681846/l50)で語らうも良し、
怪異に見舞われた方はこちら(http://hayabusa6.2ch...ccult/1471682124/l50)から語っていただくというのも歓迎ですよ。

15分後の世界でまたお会いいたしましょう。
どうぞ皆様それまでお気をつけて。
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267 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/27(土) 23:12:51.10 ID:nYWX0wbh0.net
先程、したらば復活のご案内をいたしましたが、再びアクセスできなくなりました。
こちらのスレをご利用くださいませ。

ほんの一瞬でした。。。

268 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/27(土) 23:13:40.32 ID:nYWX0wbh0.net
誤爆!すみません。。。

269 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/27(土) 23:14:57.01 ID:9FA/TOuS0.net
ワロスちゅんなぁ

270 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/27(土) 23:23:20.26 ID:W3Qnqdi40.net
皆さまおくつろぎいただけましたでしょうか?
怪しに誘われてしまった方はいませんか?
ご無事でお会いできて何よりでございます。

さぁさ、改めて怪談を語っていただきましょう。
ここから先は人も怪しも混じり合う時間。
ひょっとしてあなたのお隣の方はこの世の方ではないのかも…
お気をつけてお進みください。

では ○抱き柏 ◆vA43rq198k9Nさん【第七十五話】をお願いします。

271 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/27(土) 23:24:23.32 ID:W3Qnqdi40.net
失礼いたしました。
【七十六話】お願いいたします。

272 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 23:25:13.98 ID:d+jFkzTK0.net
【第七十六話】〇抱き柏 ◆vA43rq198k9N 様
『鏡に映る男児』

(1/2)
大学2年の夏。俺は夏期の特別授業を受講するため
キャンパスの1号館に足を運んだ。
この1号館は洋館の造りになっていて、学部では最も歴史のある建物だ。
内部には講義室のほか、1Fは受験生からの相談に応じる入学センター、
2Fには学生の就職活動を支援する就職指導課の窓口がある。
日中は活気で溢れているが、夜になると1号館の雰囲気は一変する。

たとえば、学園祭実行委員会に所属していると、学祭期間中の校舎の見回りを
当番制で任されたりする。先輩に依れば、この洋館は明治か大正に
建てられたとのことで、講義室の扉を開けると「ギギィー・・・」と嫌な音がするのである。
洋館の廊下には蛍光灯が設置されていないので、実行委員は例年、懐中電灯を片手に
たった一人で、震えながら真っ暗な洋館の講義室を一つひとつ見回るのだ。

これは、そんな1号館に、閑散としている時期に足を踏み入れたときの話だ。


特別授業の受講後、正午過ぎに俺は1階のトイレに立ち寄った。
人の気配が無くなり、辺りはシンと静まりかえっていた。手を洗い、
ふと顔を上げ鏡を見ると、目を疑いたくなるものが映っていた。

273 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/27(土) 23:26:50.98 ID:nYWX0wbh0.net
お待たせいたしました。
おくつろぎいただけましたでしょうか?
夜も更けてまいりました。更なる怪現象とともに最後までお付き合いください。

ほうらい ◆o37Skt5OUw さん、第七十六話をお願いします
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274 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 23:28:38.70 ID:d+jFkzTK0.net
(2/2)
俺の背後にある3番目のトイレのドアの後ろに、7歳くらいの
Tシャツ短パン姿の無色の男児が立っている・・・。
姿かたちの輪郭は明瞭なのに、透けていて個室の奥の壁が見えているのだ。
男児は無表情で、鏡に映る俺の顔を静かに見つめていた。


暑さと前日のバイト疲れのせいで、俺はとうとう幻覚を見てしまったのだろうか。
後ろを振り向いて確認しようか考えたが、何しろ幽霊との対面は初めてなので、
しっかりと目に焼き付けておこうと思い、このまま男児を凝視することにした。

鏡越しにお互い見つめ合うこと30秒。
男児の輪郭はやがてぼやけ始め、スーッ・・・と拡散するように消えていった。

「(消えた・・・なんだったんだ今のは・・・。)」

後から鳥肌が立ってきたので、急いでその場を離れて
そのまま実行委員会のサークル室に向かった。


このときの出来事は、家族以外には誰にも話していない。

【了】

275 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/27(土) 23:35:05.14 ID:W3Qnqdi40.net
七十六本目の蝋燭が消えました・・・


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どうやらあちらこちらに次元の穴が出来ているようです。
語りの途中で失礼いたしました。
皆さまどうぞお気を付けを。。

さて、改めまして ほうらい ◆o37Skt5OUw さん、第七十七話をお願いします
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276 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 23:37:35.28 ID:d+jFkzTK0.net
【第七十七話】ほうらい ◆o37Skt5OUw 様
「甲山」


兵庫県に甲山って有名な山がある。
高校3年の課外授業の帰りに、同じグループの友人宅でゲームしようって話になった。

誰かが途中下車して、甲山経由で歩いて行こうって言いだした。適当に行けば着くだろうみたいなノリで、
ちょっとした探検ごっこ気分で浮かれつつ、列をなして池がある脇の獣道を抜けたら大きめな道に出た。
普段は誰も通らないような道にみえたけど、畑があったので農道だったと思う。
なんだかホッとした気分になった。
そのまま左手に畑を眺めながら歩いて、右手には雑木林があって
突き進んだらようやく、最寄り駅に出ることができた。

次の日、友人から電話で「お前ニュース見たか?」って言われて、知らんって答えたら
「いまTVやってるから見てみ!」ってTV付けたら、まさに
「幼女遺体遺棄事件」の速報ニュースをやってた。
「男は遺体を雑木林に隠し…発見者は近くの農家の・・発見場所は」 
そのニュースで流れた発見場所の映像は、前の日に通った道の脇にあった雑木林だった。

【了】

277 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/27(土) 23:43:07.13 ID:W3Qnqdi40.net
七十七本目の蝋燭が消えました・・・


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モヒート ◆KicDEug6lI さん、第七十八話をお願いします
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278 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 23:45:56.84 ID:d+jFkzTK0.net
【第七十八話】 モヒート◆KicDEug6lI 様
『真冬の公園に狼男を見た!』

(1/2)
小学校中学年の頃は探検ごっこに夢中だった。
怪しげな噂を仕入れては、友人達と真相を探るべく現地に突撃を繰り返す。
大抵は徒労に終わるのだが、いくつか不思議な体験があった。

ある冬の日、「冬場は雪で埋もれているT公園に狼男が潜んでいる」
との噂を入手した我々探検隊は、早速調査に乗り出した。
クラスの物知り君から「狼男の弱点は金色の物」という心強い情報を得て
(今にして思えば銀の弾丸の間違いだったのかも)
画鋲の針部分を折り曲げた即席バッジを作成し、上着の胸元に付けて探索に臨む事にした。
隊員随一のお調子者・Iはスタッズか星条旗かってくらい画鋲を付けて、ドヤ顔してたのを覚えている。

噂のT公園は結構広い上に中央に小さな丘があるため、入り口から全体の様子は窺えない。
とりあえず丘の上を目指し公園に足を踏み入れた。
北国の人なら分かると思うが、冬の公園は雪かきする人もなく、降った雪がそのまま積み重なっているので
雪はかなりの高さになっている。この時も自分達の膝近くまで積もっていた。
雪を漕ぎながら黙々と歩いていると、隊員の誰かがあれ見ろ!と叫んだ。
足元ばかり見ていたので気付かなかったが、いつの間にか丘の上に女性がいる。
長袖シャツにジーンズという普通の格好だが、雪上に立ち遠くを見ている様子は只者ではない感じがした。
「おい、女の人いるぞ」「狼男じゃないのかよ」「それはきっとあれだ……狼女なんだよ」
「「「スゲー!!!」」」
我々は女性=狼女と確信した。が、話し合うとか写真を撮るとか捕獲するとか、
遭遇後のビジョンを全く持ち合わせていなかったため、問答無用で攻撃の流れになってしまった。
武器はもちろん画鋲バッジ。
「狼女めー!これでも喰らえー!!」
喰らえと言っても投げつける訳ではなく、金色に輝くバッジを見せつけるのみ。
Iはジャンパーを脱ぎ、誇らしげに高々と掲げた。
しかし女性は反応しない。こちらすら見ていない。両手をぶらつかせながら左右にゆらゆらと揺れているだけだ。
金色のバッジにびくともしない狼女に焦りを覚えるも、根気よく懇切丁寧に呼びかけ続けるしか道はない。

279 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 23:48:40.89 ID:d+jFkzTK0.net
(2/2)
「狼女めーこれはお前の嫌いな金色の物だー」「そうだぞー狼女は金色が弱点なんだぞー知らないのかー」
「金色怖かったらこの公園から出ていけー」
一方的に押しかけて追い出すとかどうなんだ、とか
人気のない公園から住宅街に狼女が出て行ったらパニックホラーになるだろ、とか今なら思うが
当時の自分達はお構いなしだった。それでも女性は黙って揺れ続けるだけ。
どうすんだよこれ…な空気が漂いだした頃事態が動いた。突撃女性が後ろ向きに倒れたのだ。
「!!!」
狼女を倒したぞ!と色めき立ち、深い雪に足を取られながらも丘の上まで駆け上がった。
しかし息を弾ませたどり着いたそこに、倒れているはずの狼女の姿がない。倒れた跡すらない。
丘の上から見渡しても人影はなく、足跡のないまっさらな雪原が広がるだけだった。
「逃げられたかな」「でも足跡ないぞ」「それはきっとあれだ……超人的ジャンプで公園の外まで跳んだんだよ」
「「「スゲー!!!」」」

この結果に満足した我々は、翌日朝一でクラスメートに報告したが、
浪漫を解さない皆の反応は「普通の女の人だったんだろ」という冷ややかなものだった。
女性の服装が夏服ほどではないにせよ、真冬の公園には有り得ない軽装だった事、
小学校の自分達でも雪に埋まっていたのに、女性は雪の上に立ち足跡も残さなかった事を上げて
狼女に違いない!と主張したが全く受け入れられない。
すると級友の一人がこんな事を言い出した。

「お姉ちゃんから聞いた事あるんだけど…あの公園って昔、女の人の首吊りがあったんだって…」

途端にクラスは騒然となった。悲鳴を上げ涙ぐむ女子、テンション上がって吠える男子、
静かにしろ!席につけ!と怒鳴る担任の前に反論はかき消され
結局、女性の幽霊を見た話として記憶される事となってしまった。

探検が不本意な形で幕を閉じ、落ち込む我々だったが
ジャンパーを画鋲の穴だらけにしたIは母ちゃんにこっぴどく叱られ、小遣い減額の憂き目にあい更に落ち込んでいた。

【了】

280 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/27(土) 23:51:58.99 ID:W3Qnqdi40.net
七十八本目の蝋燭が消えました・・・


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○抱き柏 ◆vA43rq198k9N さん、第七十九話をお願いします
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281 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/27(土) 23:55:10.65 ID:d+jFkzTK0.net
【第七十九話】〇抱き柏 ◆vA43rq198k9N 様
『母方の祖父』

俺の母方の家系は代々、勘の鋭い人が多い。
とりわけ、若くして他界した祖父は霊感が強かったそうで、
夜に人魂を何度も見ることがあったらしい。

そんな彼が亡くなる数日前、親戚の家の奥さんが
幼い娘と家の表に出ていると、目の前の電柱の横に
祖父が立っているのを見たという。

娘さん「おじちゃんが立ってる!」
奥さん「変ねぇ。危篤で病院から出られるはずがないんだけど。」

奥さんが祖父の名前を呼ぼうとすると、祖父は忽然と消えてしまった。

この話は俺の母が20歳のとき、祖父の葬儀後に親戚の奥さんから聞いたのだそうだ。
彼は幽体離脱して、お世話になった人たちに最期の挨拶に来たのかもしれない。

【了】

282 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/27(土) 23:59:21.30 ID:W3Qnqdi40.net
七十九本目の蝋燭が消えました・・・


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50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX さん、第八十話をお願いします
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283 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 00:04:02.88 ID:vaYQJzIh0.net
【第八十話】『対向車線』

僕は仕事やら諸々の都合上、夜間に車で出かけることが多い。
車で通る道の中で、通勤でもそれ以外でもしょっちゅう通る道がある。
田舎にある、ごく普通の田舎道だ。
ある日の帰り、夜になって職場からの家路を急いでいたところ、
ヘッドライトの先、対向車線に動物の轢死体らしきものが見えた。
イタチやらタヌキやら猫やら、死体を見るのは珍しくないので「ああ、かわいそうだなぁ」と思いながらも、死んでいたのが対向車線でよかったな、などと思いながら通り過ごした。
次の日、出勤しようとその道を通ると、死体は綺麗に片付けられていた。

その日の帰り、遠目の効かなくなりだした薄暗い時間に帰宅中、その道を通ると、昨日と同じところらへんにまた轢かれたであろう動物が転がって見えた。
その時は、「かわいそうに、また轢かれてるなんて」としか思わなかった。
しかしその夜、たまたま用事で再びその場所を職場方面に向かって走っていったところ、すでに死体は無かった。
しかし10分後、再びその道を通った時には、また轢かれた死体が転がっていた。

いくら最近よく轢死体を見ると言っても、さすがに同じ場所で3回とは偶然が重なりすぎている。
僕は死体を見るのは嫌だなぁ、と思いながらも気になって、500m先の交差点からUターンし、もう一度その道を通ってみた。
死体らしきものは何も無かった。
さすがにその日のうちにもう一度その道を通る気にはなれず、別の道を迂回して家にたどり着いた。
あの死体は僕が見た幻覚だったのだろうか。
それともあそこで轢かれた何かが、訴えたいことでもあってあの場にとどまっていたのだろうか。

【了】

284 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 00:09:28.54 ID:vaYQJzIh0.net
八十本目の蝋燭が消えました・・・


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 グース ◆Og5mxsGgtM さん、第八十一話をお願いします
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285 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/28(日) 00:10:11.63 ID:bn23ONW10.net
【第八十一話】グース ◆Og5mxsGgtM 様
『無題』

これも職場の先輩に聞いた話です。
20年程前、当時、先輩のNさんは、6畳一間のアパートで独り暮らしをしていました。
ある日、部屋で一人で寝ていると、何やら枕元で人の気配がしたそうです。
そっと目を開けてみると、枕元に置いてあるミニコンポの上に、小さな女の人が座っており、
Nさんの顔を覗き込みながらニコニコと笑っていたそうです。
慌てて飛び起きると、小さな女の人は消えていたそうです。 
「その女の人な、会社の人やねん。俺、それ以来その人としゃべられなくなったわ。。」とおっしゃっていました。
その女性は、まだ会社にいるそうですが、どなたかは決して教えてくれません。
Nさんは仲代達也似のイケメンさんなので、その女性は生霊になって会いに来てたのかもしれませんね。

【了】

286 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 00:14:28.83 ID:vaYQJzIh0.net
八十一本目の蝋燭が消えました・・・


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 わいと ◆JAcqDEcOkfoM さん、第八十二話をお願いします
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287 :わいと ◆JAcqDEcOkfoM @\(^o^)/:2016/08/28(日) 00:16:11.94 ID:/70W9qeK0.net
【第八十二話】『窓外を駆ける…』


 その日、俺を含む3人(俺以外を仮にS木、N山としておこう)は、とあるマンションの一室で前日繁華街で騒いだ酔いを覚ますべく、休日午前の怠惰な時間を貪っていた。
 その部屋の主であるS木はもともとはN山の古くからの友人であり、つい最近俺ともつるむ間柄となった一人暮らしの気さくな法学部生だ。

「…なあ、腹も減ったし近くのコンビニへ買出しでにでも行かないか?」
「そうしようかあ」
 日曜日の朝っぱらから騒がしいTVのバラエティー番組を横目で眺めつつ、ゴロゴロしながらそうしたダルな会話を展開していた何とも親不孝な学生たちである。

 トトトトトト…

 表で何やら軽い足音がした。
 ふと俺が見やった窓の外では、レースのカーテン越しに赤いスカートを履いた幼児と思しき人影が、視界の右手から左手へと小走りで通り過ぎていく。

「危ないなあ、あんな子供をベランダで遊ばせるなんて。親御さんも注意してあげればいいのにね」
 誰に言うともなくそう呟く俺に、その窓に背を向けたS木が仕方なさ気な口調で返す。

「あ、あれね。俺も最初はそう思ったんだけど、いいんだよ放っておいても」
 その言葉が終わらぬうちに、今度は逆に窓外の左手から右手へと先ほど同様の軽い足音を響かせて走り抜ける女の子の影。

「放っておいても、って…。ここ5階だよ?万が一の事があったらまずいでしょ」
「いや、いいんだ。だってさ…」
 おもむろに立ち上がったS木は、勢いよくそのカーテンと擦りガラス窓とを開け放つ。
 同時に正午に近づきつつある無駄に健康的な陽光が、部屋全体に容赦なく降り注いだ。 その眩しさに一瞬目を細めながらも、ベランダからひょいと頭を覗かせる俺。

「ん…?」
 つい今しがた女の子が駆け抜けたはずのベランダは、両隣の部屋との間が避難用のパーテーションでびっちりと仕切られている。
「ちょ、これって…」

288 :わいと ◆JAcqDEcOkfoM @\(^o^)/:2016/08/28(日) 00:18:23.11 ID:/70W9qeK0.net
 二日酔いの覚めやらぬ気だるげな表情でN山が口を開いた。
「そうなんだよね、お前はゆんべがここの初宿泊だから知らないのも無理ないなあ…。俺も最初はびっくりしたもんだったけどさ」
 それに呼応するかの如く涼しい顔で語るS木。
「うん。初めて泊まった人はたいてい引くよね。でも走るばっかでこっちにゃ別に実害は無いし、今回は昼間だからあんまり怖くないでしょ」

 そうは言われても、こちとらつい先日の五輪閉会式で某国総理が突如マ○オのコスプレで現れるのを目の当たりにした数十倍以上ものサプライズである。

「…あんたら、意外に肝が据わってるねえ」
 あっという間に二日酔いも覚め、いきなり脳内から帰宅命令の鞭が入った俺を尻目に、彼らは意地悪げに笑ったものだった。

 それから数ヶ月したある日の学食、N山との何気ない会話の中で俺はS木の近況を彼の口からから語られる事となる。

「そう言えば、例の『もののけマンション』に住んでるS木な、ついに引越ししたって」
「ほう。彼曰く『アレが出る以外は居心地のいいトコ』だったんじゃなかったの?」
「それそれ。アレがただベランダ走ってるうちはまだ良かったらしいんだけどな…」
 そこから急に声を潜めるN山。

「最近、アレが奴の部屋の前でピタッと立ち止まるんだと。それと同時に部屋の明かりが点いたり消えたり、PC電源は勝手に落ちたり…ってなカオスな事になってるらしい」

「ふーん。さすがのS木も怖気づいたってわけか」
 そこでニヤリと笑うN山いわく、

「いや。怖いってよりもむしろ、PCで纏めてた結構な量のレポートが何度かおじゃんにされたってのが直接の原因らしいよ。『オートバックアップ機能も無い古いテキストソフト
だってのに、毎度毎度抜き打ちでこんなイタズラされちゃ作業にならん!』ってS木の奴、そっちの方にアタマ来てたなあ」

 もう昔の話だけど、あの少女はまだあのベランダをトトトト走り回りながらからかう相手を探しているのかな?って、今でもちょっと思い出す。


【了】

289 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 00:23:16.48 ID:vaYQJzIh0.net
八十二本目の蝋燭が消えました・・・


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 紬 ◆FQIVcLi0Jc さん、第八十三話をお願いします
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290 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/28(日) 00:23:31.90 ID:bn23ONW10.net
【第八十三話】 紬 ◆FQIVcLi0Jc 様
『病棟の夜』

婦人科に入院したときのこと。
内視鏡手術を受けて大部屋に入った。
六人部屋に入院していたのだけれど、同室の方々は続々と退院していきほぼ一人部屋だった。
おかげで乱れてるベッドは私のところだけ。
他は布団もシーツもカーテンも。
規則通りにシワひとつなくきちんと整えられていた。
古い病院ではあったけれど、ナースステーションもすぐ側だし、三次救急病院だけれど隣は産婦人科だったので、どちらかと言えばほのぼのとした入院生活だった。
その病院では無痛分娩が基本で出産のメインは昼間。
夜に生まれることはまずない。だから赤ちゃんの産声が聞こえたのは最後の夜だけだった。
 その最後の夜。部屋の外から聞こえてくるナースシューズで走る音。「先生は」「……が」等、ドアを開けたままの病室に微かに響く。
(気の早い赤ちゃんがいたんだな)と思いつつ、早すぎる病院の消灯時間に寝付くこともできずスマホをいじっていると、ナースシューズではない足音が聞こえた。
ベッド周りのカーテンはガッチリ閉めていたので見えないが誰かが部屋に入ってきた気配がする。
なんとなく(赤ちゃんの家族かな?)と思い込んで耳を澄ませていると、その気配は入り口近くのベッドに横になったようだ。病院のベッド独特の軋む音とカーテンを閉める音がした。どうやら寝転んでいるらしい。
(慌ててきて疲れたから休憩かな?)
そんなことを思いつつ、私も遠くに聞こえる赤ちゃんの声とナースシューズの音を聴きながら眠りについた。

翌朝6時。日が登り始めた頃目覚めた私はお手洗いにいこうとカーテンを開けた。
部屋は昨日と同じ、整えられたベッドが並んでいる。欠伸をしながら部屋を出たところで気がつく。
昨日、私は確かにベッドの軋む音を聞いた。ため息も、何より足音を聞いた。
この病院でシーツを整えるのは真昼のパートのおばさんたちだ。

けれど、振り向いた部屋の中は昨日となにも変わらない。

どのベッドも規則通り整えられ、人の寝転んだ形跡はどこにもなかった。 

【了】

291 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 00:27:36.57 ID:vaYQJzIh0.net
八十三本目の蝋燭が消えました・・・


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 グース ◆Og5mxsGgtM さん、第八十四話をお願いします
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292 :わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @\(^o^)/:2016/08/28(日) 00:29:36.55 ID:bn23ONW10.net
【第八十四話】 グース ◆Og5mxsGgtM 様
『無題』

職場で私が体験した話です。
とある施設の維持管理を24時間勤務でしております。18時に出入り口の門を閉め、7時にまた門を開けます。
門は、工場の出入り口にあるような大きな門です。22時に設備の点検に行くのですが、私が行くと、
門が開いていることがよくありました。丁度、人一人通れる程、開いているんです。
門にはセンサーがついているので、人が侵入すれば警報が鳴るのですが、警報は鳴っていませんでした。
開いているのは私が行った時だけで、他の人の時はそんなことはなかったようです。
ある日、門を閉めた後歩き出すと、後ろでカチャーン、と音がしました。振り向くと、門が開いていました。
「なんで開くかなぁ」と思いながらもう一度閉め、事務所に戻りました。その夜、仮眠室で一人で寝ていると、
左足に何やら違和感が。見てみると、左足が勝手に動いていました。誰かが踵とふくらはぎを持って、
左足を曲げ伸ばししている感じです。ピクピク動いているというレベルではなく、最早、屈伸運動です。
しかし、不思議と怖くはありませんでした。しばらく眺めていましたが、面倒になったので寝返りを打ちましたが、
足はまだ動いています。動く足を見ながら「なんだか、かえるみたいだな」と思いながら眠りにつきました。勝手に開く門と勝手に動く足、何か関係があるのでしょうか。

(終)

293 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 00:33:37.32 ID:vaYQJzIh0.net
八十四本目の蝋燭が消えました・・・


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 hiromin ◆W85zSxaa1glz さん、第八十五話をお願いします
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294 :hiromin ◆W85zSxaa1glz @\(^o^)/:2016/08/28(日) 00:36:19.04 ID:HXesn6+00.net
[第八十五話] 『トン、トン・・・』

昭和40年代の古ぼけた心霊現象の本・・・
子どもの頃、親戚の家で見つけて読んだ事がある。
子ども心に、ただただ怖かった。
それに載っていた、一番怖くてトラウマ的な話を・・・


ある酒好きのおじさんがいた。
迷惑になるような酒グセはないが、飲むと気が大きくなる。
住んでいる所は寂しい住宅地。公園があったり、空き地があったり、
普通に住宅がちらほら建っている。
おじさん、少し離れた友人の家でたっぷりとお酒や料理をごちそうになって、
良い気分で、一人で夜の家路についた。
徒歩で寂しい住宅地を、酔ったまましばらく歩いていた。
すると急に「大」をもよおしてきた。急いで公園の公衆便所に向かった。
(当時はコンビニというものは存在していない)
その頃は「怖い・汚い・臭い」で「個室は和式」が公衆便所の常識だった。
でも、おじさん、緊急事態だし酒で気が大きくなっているし、
かまわず個室に駆け込んで腰を下ろした。
すると、
「よせ(止めろ)、よせ(止めろ)」と声がして、背中をトン、トンと軽くつつかれた。
おじさん、誰か別の酔っ払いが自分をからかってきたと思って無視した。
酒で冷静な判断は出来なかった。
再び「よせ、よせ・・・」とトン、トンと背中をつつかれた。
おじさん「うるせえなッ!!」と後ろを振り返った。

おじさんの背中をつついていたものは・・・・・・・・
首からロープで下がって揺れている人の爪先だった・・・・・・・・

[了]
             

295 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/28(日) 00:40:24.44 ID:5V/oE6Yl0.net
八十五本目の蝋燭が消えました・・・


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 もち ◆m2nIThBwKQ さん、第八十六話をお願いします
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296 :ななほし@代理投稿 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 00:44:59.04 ID:vaYQJzIh0.net
【第八十六話】 もち ◆m2nIThBwKQ 様
『鎮守の森で』

(1/4)

日本の信仰は実にさまざまですが、そこそこ馴染みの深いものに
「お稲荷さま」があります。同じ狐を祀っているダキニ天と
勘違いされることもありますが、全国各地で見られる信仰の一つではないでしょうか。
これはそんな「お稲荷さま」にまつわる話です。

友人のYさんは福岡の出身で、海にとても近い都市部で育ちました。
彼女が小学生の時に社会科の授業の一環として「近所の史跡を調べる」
といった課題があったそうです。

Yさんと友達のグループが選んだのは、地元のそこそこ大きな神社。
ノートに筆記用具を用意して、神社に出向き、ご神職に案内してもらって
色々とお話を聞いたそうです。

ところがその神社は元は古城跡だったそうで、境内には城を建てたときに
犠牲になった人柱を祀った石碑があったりと、小学生にはショッキングな
話もあったそうです。

297 :ななほし@代理投稿 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 00:47:27.91 ID:vaYQJzIh0.net
(2/4)

色々説明を受けてから「あとは自由に見てまわって下さい」と言われたYさん達は
祭神について説明されている看板を調べたりしていたのですが
せっかく古い歴史のある神社にきたのだから広い境内に沢山ある木々も調べようと
本殿から離れて鎮守の森の方へと足を伸ばしました。

しばらく大きな木々を見たり落ち葉を集めてノートに挟んだりしていたのですが
分け入った先にさほど大きくない鳥居が続いている場所をみつけました。

「今思えばおかしいんだよね。あんなに立派な神社なのに」
「鳥居に向かう道も、そこから先も草ぼうぼうに荒れていて獣道みたいなんだもん」

これはこの話をしてくれた現在の彼女の弁ですが小学生だった当時は
特に不思議に思うことはなく友達と連れ立って鳥居をくぐって進んでいったそうです。

いくつかの鳥居をくぐり抜けた先にあったのは、小さなお社でした。
ですが、そこに辿り着く前に、Yさん達は悲鳴を上げそうになったそうです。

298 :ななほし@代理投稿 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 00:48:46.23 ID:vaYQJzIh0.net
(3/4)

「高さは3メートルもなかったと思う。そんな小さな鳥居をいくつか抜けたらね、
 石畳の参道にでて、道の左右に赤い前掛けをつけたお稲荷さんがあったのよ」

「でもさ、そのお稲荷さんね。首がないの。二つとも」

「わー! って思ったんだけど、そのまま進んでいったの。
 もう怖くてイヤだったんだけど、ここまできたらお参りしておかないと
 あとで逆に怖いめに遭うんじゃないかって思っちゃって」

「でもさ、参道進んでいったら、参道の左側に、なんだろう、絵馬の代わりなのかな
 白い陶器かなんかっぽい小さいお稲荷さんがずらーって並べられてたんだけどね」

「それも全部首がないの。全部だよ。全部。おかしくない?」

299 :ななほし@代理投稿 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 00:50:31.68 ID:vaYQJzIh0.net
(4/4)

それを見た一同は、悲鳴を上げて全速力で逃げ出したそうです。
そして「なんか見ちゃいかないものを見たんじゃない?」ということで意見が一致し
課題のノートでは一切そのことには触れずに提出したとのことでした。

この話をYさんから聞いた私は気になって「首なし稲荷」で検索をしてみました。
するといくつもヒットして、中には「神仏像に対する宗教的犯罪」として
全国の寺社に油性の液体が撒かれたりした最近の事件と併記される形で
稲荷像の首を折られたり倒されたりという事件があったことを知りました。

私は「なるほど、そういうものもあるのか」と納得しかけたのですが
彼女が小学生だった頃、となると、もう二十年以上前になります。
その当時にそんなことがあったのでしょうか?
しかもお稲荷さんの石像だけではなく、奉納された(?)人形まで執拗に?

この話を聞いてから、何年かして彼女と話す機会があったので、そういえばと思い
「あの首なし稲荷の神社って、その後行った?」と訊ねました。

「あ、うん。行ったよ。去年帰省したときに」


「でも、全部なくなってた。鳥居とお社は残っていたけど。狐は一切なかったよ」


Yさん達が見た大量の「首なし稲荷」。それは一体なんだったのでしょうか――。



【了】

300 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/28(日) 00:53:26.84 ID:5V/oE6Yl0.net
八十六本目の蝋燭が消えました・・・


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わいと◆JAcqDEcOkfoMさん、第八十七話をお願いします
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301 :わいと ◆JAcqDEcOkfoM @\(^o^)/:2016/08/28(日) 00:57:06.60 ID:/70W9qeK0.net
【第八十七話】『紫陽花の祠』


 この話、うちの母親から聞いたものだから『〜だそうだ』『〜との事』ってな伝聞系の言い回しが多少目障りに思われるかも知れないけれど、
そう長くもない話なので何とか御容赦頂ければ…。

 彼女がまだ幼かった高度成長期、実家では犬を飼っていたそうだ。
 その犬ってのが、当時の品評会で数多の賞を獲得した精悍ながらも人懐っこい秋田犬だったとの事。

 しかしある日の真夜中、近所でも有名なちょっとおかしい若者に撲殺されてしまったそうだ。
 悲痛な鳴き声を聞いて家人が慌てて表に出て見るも時すでに遅し、屋外の犬舎前には何度も頭部を打ち砕かれて息も絶え絶えの秋田犬が
血まみれで横たわっているだけだったとか。

 幸い翌朝、血に濡れた木刀を手にして多少噛まれた腕もそのままに辺りをフラフラしてたそいつを見た新聞配達員が警察に通報してその線から簡
単にお縄になったものの、そいつの家が日銭を稼ぐのもままならない経済状態だったそうで、警察曰く
「これじゃあ賠償も期待できないですねえ。もうしょうがないですよお」
という事で結局こちらは泣き寝入り。

 数日間目を真っ赤に腫らしていた当時の母だったそうだが、ある日を境に主無き犬舎から夜な夜な「キューン、キューン…」と、かの犬そっくりの
甘えた鳴き声が聞こえてきたそう。
 それが何日も続き、いたたまれなくなった母がその犬舎の前に餌とお水をやったら鳴き声は聞こえなくなったという事だ。

302 :わいと ◆JAcqDEcOkfoM @\(^o^)/:2016/08/28(日) 00:59:18.27 ID:/70W9qeK0.net
『襲撃の際、大人しい犬とは言えさすがにに吠えるだろ』
『そんな大事な犬なら、せめて犬舎周りをケージで囲っておけよな』
『キューンキューンって、お前の彼はパイロットかよ』

 …いろいろ突っ込みどころはあれど、今では気の強い婆さんと化した母が、その時ばかりは目にうっすら涙を浮かべて語っていた辺り、
あながち嘘ではあるまいと思う。

 思えば、母の実家の庭に咲く紫陽花(あじさい)の脇には俺が生まれるはるか前からのものと思しき、何を祀っているのか考えた事も無い
古ぼけた小さな祠があったっけなあ…。


【了】

303 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/28(日) 01:03:15.85 ID:5V/oE6Yl0.net
八十七本目の蝋燭が消えました・・・


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もち ◆m2nIThBwKQさん、第八十八話をお願いします
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語り部希望・雑談、感想は【受付スレ:2ch.net】でお願いします

304 :ななほし@代理投稿 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 01:05:24.91 ID:vaYQJzIh0.net
【第八十八話】もち ◆m2nIThBwKQ 様
『雑踏の気配』

(1/4)

私は学生時代に、とある古流武術を習っていました。
これはその道場の師匠の話です。

格闘技をある程度身につけてくると「視線」や「気配」を
空気で感じることができるようになります。
スポーツでも同じかも知れませんが「相手の動きを予測する」
そして「それをいなす」という練習を繰り返す内に身につくものです。

当時師匠は六十台でしたが、実に快活で若々しく、いつでも陽気な人でした。
あるとき、師匠とお酒を飲んでいたときに、ふとこんなことを話だしました。

「S君(私です)は、都内に飲みに行ったりもしますか?」
「はい、時々。新宿が多いですね」
「歌舞伎町界隈ですか?」
「そうですね。あとは区役所通りの方のカラオケとか……」
「そうですか。人が多いときのああいう繁華街は実に面白いです」

305 :ななほし@代理投稿 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 01:09:22.80 ID:vaYQJzIh0.net
(2/4)

歌舞伎町といえば怪しげなぼったくり店から、有名なチェーン系列の飲み屋まで
あらゆるものがありますし、色々な人が様々な目的で雑踏を作る場所です。
確かに面白いといえば面白いのですが。師匠は「そうではなく」と続きを語りました。

「ああいう場所は、実に色々なものが見えるんです」
「酔客、客引き、私服警官、ヤクザ、風俗に行く人、色々な目的をもった女性」
「ああいうところに行くと、その人の纏う気配で、どういう人なのかがわかるんです」

そう言ってから師匠は梅割り焼酎を飲み干して

「大体の方は『なにかしらの目的』を持って行動しています」
「でも、『そうではない人』が何種類かいるんですよ」

「繁華街ですし、なんの目的もなくブラブラしている人もいるんじゃないですか?」

「ああ、そういう人は『ブラブラしている』という気配があります」
「そうではない人達というの多くは、自分がどこにいるかわかっていない人ですね」

「ひどく曖昧な気配を出しています。意識がないとでもいえばいいのか……」
「大体はクスリとかで譫妄になっている人ですね。そういうのは表情でわかります」

師匠は笑いながら続けました。

306 :ななほし@代理投稿 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 01:11:39.00 ID:vaYQJzIh0.net
(3/4)

「先生は何種類かと仰いましたが、他にもいるんですか?」
「うん、いますね。なにかというと、まぁこれは『生きてはいない人』なんですよ」

師匠はとんでもないことを平然と言いました。

「例えばこんなことがありました」


歌舞伎町に向かうアーケード前の大きな横断歩道。
信号待ちしている人達は「行く」か「帰る」かなので気配もわかりやすい。
ところが、信号が変わっても横断歩道を渡ろうとしない女性がいる。
なんとなく奇妙に感じて意識を向けてみると、ふっと横断歩道を渡り始めた。
ところが信号が変わると、またこちらに渡ってくる。

「ああ、これは……」と思ったものの、関わるのも面倒なので
そのまま待ち合わせの店に向かった。

明け方まで痛飲して店を出て歌舞伎町を歩く。
当然ながら人の気配は少なく、そもそも人通りすらまばら。
ところが件の横断歩道に行くと、昨夜と同じ女性が横断歩道で信号待ちをしていた。

「こちらを気取られるのも面倒だ」と思った師匠はそこを離れて
別のルートから新宿駅へと向かったそうです。

307 :ななほし@代理投稿 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 01:13:46.42 ID:vaYQJzIh0.net
(4/4)

「私はもう行かなくなりましたが――」
「N君も気づかない内に出遭っているかもしれませんよ?」

そんな風にからかってくる師匠に「勘弁してください」と苦笑しか返せませんでした。

「寂しい人は賑やかな場所に引き寄せられるというじゃないですか」
「視界に入っている人達全てが生きている人とは限らないですからね」

「しかし肝の座った先生がそういうものを怖がるなんて、ちょっと面白いですね」

師匠にからかわれた意趣返しに少しだけ皮肉をこめて私はそう言いました。

「――そりゃあねえ。生きている人は素手でも殺すことはできますけれど

「もう生きてはいない人は、私が知っている術では殺せませんから」

ちょっとした間をおいて、そう応えた師匠の表情は、何かの真に迫ったもので
私は虎の尾を軽く踏んだような気持ちになって炭酸の抜けたビールを飲み干しました。

ひょっとしたらこれを読んでいる皆さんも、繁華街の雑踏で『生きてはいない人』と
擦れ違っているのかも知れません。



【了】

308 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/28(日) 01:16:51.19 ID:5V/oE6Yl0.net
八十八本目の蝋燭が消えました・・・


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紬 ◆FQIVcLi0Jcさん、第八十九話をお願いします
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309 :ななほし@代理投稿 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 01:21:22.45 ID:vaYQJzIh0.net
【第八十九話】 紬 ◆FQIVcLi0Jc 様
『友人の話』

友人家が家を建て直すとき、一時的にアパートタイプのレ○パレスに住んでいた。
大黒柱たる友人父のお眼鏡にかなったのがそこだったらしい。
「なんか気味悪いんだよね」
仮住まい中にお茶をしたとき、友人が暗い顔で言った。
「建て方のせいか日が入らなくて昼間も薄暗いし、あとやたらと猫がいる。母さんが嫌がってお経ばっか仏壇にあげてる」
そんなこともあるさ、すぐに綺麗な新しい家が建つよ!と励まし別れた。
その後友人一家は建て直した家に戻ったが、友人父も仕事をやめ、友人母はメンタルの病を発症し入院してしまった。
友人自身は何とかやっているようだが、引きずり込まれるような未来への絶望を頻繁に口にするようになった。

最近なんとなく見た大島てるに、友人一家が仮住まいしたアパートが載っていた。『心理的瑕疵物件』の文字が友人の住んでいた部屋と他2部屋についていた。

【了】

310 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/28(日) 01:26:51.61 ID:5V/oE6Yl0.net
八十九本目の蝋燭が消えました・・・


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モヒート ◆KicDEug6lIさん、第九十話をお願いします
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311 :モヒート ◆KicDEug6lI @\(^o^)/:2016/08/28(日) 01:29:14.77 ID:nEYsEHHZO.net
【第90話】
『そこのピンク』

(1/2)
小学校中学年の頃は探検ごっこに夢中で、
怪しげな噂の真相を探るべく、友人達と現場に突撃を繰り返していた。
大抵は徒労に終わるのだが、ごく稀に不思議な体験をする事もあった。

早春のある日、「隣に石の十字架が立っているサイロがあり、その中に吸血鬼が封じ込められている」
との情報を入手した我々探検隊は、早速調査に乗り出した。
現地に着くと噂通り、2階建て程の高さの小型サイロと、同じぐらいの大きさで石作りの、少し歪な十字架があった。
まさに血沸き肉躍る光景だった…が、どう見てもそこは私有地で、勝手に入り込める感じではない。
泣く泣くサイロの調査を諦めた我々は、吸血鬼の痕跡があるかも知れないと周辺探索に切り替えた。
幸いこの敷地の周りは自然が豊富で、実に探検しがいがある。
少し歩くと、白樺林と小川、そして切り出し途中のような岩がゴロゴロ転がる場所に出た。
(今にして思えば、ここもサイロ所有者の私有地だったのかも知れない。不法侵入してごめんなさい)不気味な噂の現場近くのため、恐らくは誰も知らないであろう手付かずの遊び場。
我々は宝物を発見したような興奮で、本来の目的を忘れ遊び始めてしまった。

この時期は白樺の断面から流れ出る樹液が飲めた。もう少し暖かくなれば野の草で遊び花の蜜も楽しめる。
夏は白樺の木陰で涼みながら川遊びだ。木々の間を駆け巡る鬼ごっこはスリル満点だろう。

妄想は膨らむ一方で、ここを秘密基地にしよう!などとはしゃいでいた所、急に岩陰から人が現れ声を掛けて来た。

312 :モヒート ◆KicDEug6lI @\(^o^)/:2016/08/28(日) 01:32:05.54 ID:nEYsEHHZO.net
(2/2)
「あのー、俺達R中生なんだけど」
男子中学生2人は近所の中学校の名前を口にした。
「俺達がタバコ吸ってた事、学校には言わないでくれるかな」
え?タバコ? 秘密基地に夢中で人がいる事すら気付かなかった皆は、何の話か分からずキョトンとするばかり。
そんな鈍い反応に、余計な事を喋ったらしいと気付いた中学生は切れ気味になって続けた。
「そこのピンク、お前が悪いんだぞ!」
は?ピンク?
「あ!?何処行った!ピンクの奴!」
「そこの木の上からこっち見て、ニヤニヤしてた奴いたろ!上下ピンクの奴!!」
そう言われても、自分達の中にピンクを着てる奴はいなかったし、誰も木に登っていない。
そいつが見てたんだ!何処に行ったんだ!と騒ぐ中学生にこちらは戸惑うばかり。
「ピンクの奴!隠れないで出て来い!!」
そう中学生が叫んだ途端、白樺の一枝だけが、激しく揺れ出した。
風もないし、まだ葉のない季節だから、枝に人や動物が乗っていない事は目に見えて明らかなのに。
ザザザザザザ…と音を立てる枝は凄い勢いで上下し、もう折れるんじゃないかという程。
「うわあああああああ!!!!!??」
情けない叫び声を上げながら、全員がその場から逃げ出した。
走って走って、動けなくなるまで走った自分達は、残雪の上にへたり込みようやく人心地ついた。

「何もいないのに枝動いてたな」「大体上下ピンクの奴って何だよ」「それはきっとあれだ……吸血鬼なんだよ」
「「「スゲー!!!」」」

あの中学生の事はめんどいので放っておいたが、何で自ら中学校名までバラしたのか、未だ理解に苦しむ。
秘密基地の方は、ビビりの自分達が躊躇している間に周辺に有刺鉄線が張られてしまい、結局遊ぶ事は出来ずじまい。

本題の吸血鬼の件は、クラスメートに自信満々で報告するも、
「吸血鬼が昼間出るわけないじゃん」という至極真っ当な一言で終了してしまったのだった。

【了】

313 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/28(日) 01:37:03.75 ID:5V/oE6Yl0.net
九十本目の蝋燭が消えました・・・

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だんだんと夜も更け、怪しい気配も色濃くなってきてまいりました。
皆様はご無事でいらっしゃいますでしょうか?
怪異に魅せられた者には怪異が集まるというもの。
ここからしばらく怪談から目を離し、ゆるりとくつろいでみませんか?
こちらのお席(http://jbbs.shitarab...22553/1471681846/l50)で語らうも良し、
怪異に見舞われた方はこちら(http://hayabusa6.2ch...ccult/1471682124/l50)から語っていただくというのも歓迎ですよ。

10分後の世界でまたお会いいたしましょう。
どうぞ皆様それまでお気をつけて。
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語り部希望・雑談、感想は【受付スレ:http://hayabusa6.2ch...ccult/1471682124/l50】でお願いします。

314 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/28(日) 01:52:54.97 ID:5V/oE6Yl0.net
皆さまおくつろぎいただけましたでしょうか?
怪しに誘われてしまった方はいませんか?
ご無事でお会いできて何よりでございます。

さぁさ、改めて怪談を語っていただきましょう。
ここから先は人も怪しも混じり合う時間。
ひょっとしてあなたのお隣の方はこの世の方ではないのかも…
お気をつけてお進みください。

ではずんちゃ虫 ◆7vU/OMinzsさん【第九十一話】をお願いします。

315 :ずんちゃ虫 ◆7vU/OMinzs @\(^o^)/:2016/08/28(日) 01:59:47.61 ID:vBXlS9a+0.net
−神社の前の長い坂−

《1/2》
自分の家の近くには神社がある。
この神社は昔からこの地方の崇敬を集める大きな神社で、昼は参拝客で
賑わっているが、夜は雰囲気が一転、周囲は不気味な闇に包まれる。
神社の鳥居の前にはまっすぐな坂道があって、下りていくと200mほどで
海岸に行きつくが、この坂は江戸時代の頃から幽霊が出ることで有名で、
近所の年寄りには「むかし坂で火の玉を見た」と言う人もいた。
高校の夏休みのある日、俺はあまりにもヒマだったので肝試しと称して
友達と二人で夜にこの坂へ行ってみることにした。
21時すぎに坂の下の海岸で待ち合わせし、波打ち際で石を投げたりして
しばらく遊んだ後、懐中電灯だけ持って神社まで坂を上っていった。
怖さを紛らわそうとはじめは二人ともよくしゃべっていたが、途中から
疲れで二人とも黙ってしまってふらふらに疲れ果てた有様で神社まで
到着した。
しかし幽霊にも火の玉にも幸か不幸か出会うことは無かった。

316 :ずんちゃ虫 ◆7vU/OMinzs @\(^o^)/:2016/08/28(日) 02:01:55.48 ID:vBXlS9a+0.net
《2/2》
俺たちは神社に着くなり急に強気になり、門が閉まってたにも関わらず
門の横から侵入し、神社の奥の森まで突撃した。
俺たちはハイになって森の中で木を揺すったり枝を突いたりしてふざけ
ていたら、急に体が楽になって元気を取り戻し、そのあとは友人の家で
テレビ見てワイワイやって帰った。

後日、本でその神社のことを偶然読んだ。
そして坂道の幽霊についても七不思議のひとつとして書いてあったが
その幽霊は海岸から坂を上がってくる落ち武者の霊で
神社に入り込んで森の木を揺らしたり枝を突いたりするらしかった。
思い出してみるとあの日の俺たちは、
坂を上る途中からの無言の疲れ果てた姿といい、神社での行動といい、
幽霊と本当によく似てた行動をとっていたいたのだった。
坂道とはいえあの程度の距離で疲れるのも変だと思っていたが、実は
疲れたのではなく憑かれていたのかもしれない。

そうだとすると神社の森を揺らし、木の上に集まる「気」を浴びると
幽霊はパワーを補充して喜ぶのかも、と、そのとき思った。

−終−

317 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/28(日) 02:07:11.48 ID:5V/oE6Yl0.net
九十一本目の蝋燭が消えました・・・


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グース ◆Og5mxsGgtMさん、第九十二話をお願いします
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語り部希望・雑談、感想は【受付スレ:2ch.net】でお願いします

318 :ななほし@代理投稿 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 02:09:55.30 ID:vaYQJzIh0.net
【第九十二話】グース ◆Og5mxsGgtM 様
『誰かいる』

5年ほど前の話です。
6月の雨上がりでした。
朝起きると、家内はすでに仕事に出かけていました。
2階の寝室から1階に下り、なんとなくインターホンのカメラをチェックしました。
すると、カメラの前に誰かが立っています。 6月だというのに、長袖シャツにダウンのベスト、
ハットを被った男に見えましたが、 レンズに水滴がついており、顔だけがはっきり見えません。
不審者だと思い、二階に上がり窓からそっと覗いてみると、男はいなくなっていました。
一安心して、もう一度インターホンのカメラを見ると、また同じ場所に立っているんです。
少し怖くなり、タバコを一服し、もう一度カメラを見ると、男はいなくなっていました。
外に出て、家の周りを調べてみましたが、特に異常はありませんでした。
あの男は、いったいなんだったんでしょう。

【了】

319 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/28(日) 02:15:20.08 ID:5V/oE6Yl0.net
九十二本目の蝋燭が消えました・・・


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50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOXさん、第九十三話をお願いします
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語り部希望・雑談、感想は【受付スレ:2ch.net】でお願いします

320 :ななほし@代理投稿 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 02:18:42.14 ID:vaYQJzIh0.net
【第九十三話】『傷だらけの伊勢参り』

霊感持ちのAとAの友人のB、そして僕の3人で、念願の伊勢参りへと遠出した時のこと。
その数ヶ月前から、Aは耳元で聞こえるザワザワ(街中の人の話し声のようなもの)に悩まされており、
一時は一緒にいた僕まで影響を受けたほどの酷さだった。
その時期には収まってはいたものの、一刻も早く神域に行きたい、という喫緊の思いから実現した旅。
伊勢に着いた僕らは、伊勢参拝のお約束としてまず外宮に向かった。
とりあえずここは普通だった。
そのあと内宮へ向かうにはバスまたは徒歩となる。僕らはせっかく来たのだからと内宮まで歩くことにした。

3人で談笑しながらの歩き道、半分ほど過ぎた時、急にAが消えた。
あまりにいきなりの出来事で僕とBが驚いて振り返ると、Aが何もない場所で思いっきり転んでいた。
大の大人が子どものように転んでいるので最初こそ僕ら2人は爆笑していたが、そこから内宮までの道中、
Aが何度も何度も転ぶ。まるで内宮へ行きたく無いとでも言うように。
やっと五十鈴川の桟橋前にたどり着いた頃には、冬で分厚いズボンを履いていたにも関わらずAの脚は
血まみれになっていた。Aの脚の惨事を見て、さすがに僕らも閉口した。

何とかたどり着いた内宮へ参拝後はAが転ぶことも無かったし、
とりあえずそれに関してはもう大丈夫なのかなと思っている。

【了】

321 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/28(日) 02:23:12.87 ID:5V/oE6Yl0.net
九十三本目の蝋燭が消えました・・・


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浪人 ◆0pencm0MhYさん、第九十四話をお願いします
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322 :浪人 ◆0pencm0MhY @\(^o^)/:2016/08/28(日) 02:26:06.60 ID:MupsQmgy0.net
【第九十四話】 『赤 白 黄色』

ある日の下校時間、薄暗い教室にいると
どこからか、わらべうたを歌うような少女の声が聞こえてきた。
「あーかー、しーろー、きーいーろー」
僕は心臓がキュッとなってしゃがみこみ、耳をふさいだ。
「あーかー、しーろー、きーいーろー」
「…どの色がいい?」
僕は恐怖で声が出ない。

しばらくの沈黙が続き、ふと我に返った僕は
水の中を歩くように重い体を引きずりながら必死に逃げ帰った。

次の日、学校でこんな噂を聞いた。
「ねえ知ってる?赤、白、黄色って歌のあと
どの色がいい?って質問する幽霊がいるんだってさ」
「答えたらどうなるの?」

「赤は血を全部抜かれて死ぬ」
「白は骨を全部抜かれて死ぬ」
「黄色は肉を全部抜かれて死ぬんだよ」

あの時もし声が出て、いずれかの色を選んでいたら…。

【了】

323 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/28(日) 02:28:27.35 ID:5V/oE6Yl0.net
九十四本目の蝋燭が消えました・・・


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お蕎麦 ◆FuTq7EgZCQさん、第九十五話をお願いします
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324 :お蕎麦 ◆FuTq7EgZCQ @\(^o^)/:2016/08/28(日) 02:31:02.47 ID:dyWSMHBr0.net
【第九十五話】『消えた友人』

小学生の頃、夏休みに体験した話です。

夕方、友人と二人して、誰もいない学校のグラウンドで遊んでいると、さっきまで晴れていたのに、突然、雨が降ってきました。

慌てて校舎に入ったのですが、
ふと気がつくと、一緒に校舎まで走った友人がいなくなっていました。

校舎の軒下で、友人を呼びましたが、
返事がありません。
私は怖くなってその場でしゃがみ込んでしまいました。

しばらくすると、さっきまで激しく降っていた雨が止んだことに気がつきました。

雨が止んだことにも驚きましたが
消えた友人が私の横に立っていたことに
もっと驚きました。

(1/2)

325 :お蕎麦 ◆FuTq7EgZCQ @\(^o^)/:2016/08/28(日) 02:33:26.16 ID:dyWSMHBr0.net
友人にどこに行っていたのか、いつから横にいたのか問いただしたところ、
「ずっと横にいた」とのこと。
さらに友人が言うには、一緒に校舎に着いてから私が急にしゃがみ込み、何を言っても反応しなくなっていたそうです。

私が、友人が消えて、名前を呼んでいたことを話しても信じてくれません。
お互いに主張を譲らず、その日は喧嘩別れになってしまいました。

その後、不思議な体験はしませんでしたが、
オカルト分野に関心を持った今思うと
友人が消えたわけではなく、
私の意識だけが異世界に迷い込んでしまったのかも知れません。

あの世界は何だったのでしょう。

【了】

326 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/28(日) 02:36:25.85 ID:5V/oE6Yl0.net
九十五本目の蝋燭が消えました・・・


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もち ◆m2nIThBwKQさん、第九十六話をお願いします
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327 :ななほし@代理投稿 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 02:39:32.19 ID:l/IPK0LS0.net
【第九十六話】もち ◆m2nIThBwKQ 様
『黒電話』

(1/3)

学生時代のことです。
大学近くのアパートで一人暮らしをしている友人から突然電話がありました。
同じ大学に通う友人からの電話に「突然」とつけるのには理由がありまして
時間が深夜3時を過ぎた頃だったんです。

私はオンラインゲームに夢中になっていて、その時間もまだ起きていたのですが
いくら個人の携帯電話に、とはいえこんな時間にかかってくることはありません。
充電ケーブルに繋がれたケータイが突然バイブと共に着信音を鳴らしたもんですから
私は飛び上がるくらいびっくりしました。

折り畳まれたガラケーの外側液晶に表示された「着信 O(友人の名前です)」に
「え、なんかあったんか」と、Oが事故かなにかに巻き込まれたのかもしれない
という不安を感じつつガラケーを開いて通話を始めました。

「もしもし、どした?」
「すまん、俺。寝てたよな?」
「いや、起きてたよ。どうした? なんかトラブル?」
「いや、その、そういうわけじゃないんだが」

328 :ななほし@代理投稿 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 02:41:18.84 ID:l/IPK0LS0.net
(2/3)

どうにも歯切れがよくありません。私はOが寝ぼけているんじゃないかと思いました。

「なんだ。寝ぼけてんの?」
「いや、違う。違うんだが。あー……。すまん変なこと聞くが、昔の黒電話あるじゃん
 あのリリリーンっていう着信音って、赤ん坊の泣き声と似ているよな?」

意味がわかりません。ダイヤル式の黒電話なんて小学生の時に実家にあったのを
覚えている程度です。かといって着信音の記憶も定かではありません。

「んーよくわからんが、似ているっちゃ似ているかもしれない……かな」
「だよな。そうだよな。似てるよな?」

Oは何故か同意を急かして求めるようにそう言いました。

「なに、そんなことで電話してきたんか」
「あー。うん。ま――ぁそうだな。すま――ん」

「起きていたからいいけど、寝ていたら明日学食おごらせてたわ」
「すまんすまん。ほん――とごめんな。んじ――ゃ明日」
「お−。俺ももう寝るわ。おやすみ」

そう言うと私達は通話を終えました。

329 :ななほし@代理投稿 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 02:43:05.13 ID:l/IPK0LS0.net
(3/3)

パソコンの電源を落として部屋の灯りを消してベッドに潜り込んだところで
私はふとOの声に混ざって『なにか甲高い音』が聞こえたような気がしました。

Oのアパートには何度も遊びに行ったことがあります。
ケータイがあるので、彼の部屋には据え置き電話はありません。
もちろん黒電話なんて古いものがあるわけもありません。当然赤ん坊もいません。


そしてOの住むアパートは築二十年以上の2階建て。

彼の部屋は2階の角部屋。

玄関から向かって右は在来線の線路。

左は空き部屋です。


Oが深夜3時過ぎに聞き、そして私がケータイ越しに聞いたような気がした
あの『甲高い音』は、一体どこから聞こえた、なんの音だったのでしょうか――。



【了】

330 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/28(日) 02:45:30.95 ID:5V/oE6Yl0.net
九十六本目の蝋燭が消えました・・・


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50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOXさん、第九十七話をお願いします
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331 :ななほし@代理投稿 ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 02:46:57.32 ID:l/IPK0LS0.net
【第九十七話】『峠のトンネル』

(1/2)
先日後輩と旅行に出かけた。
旅行といっても、峠を越えた隣の県だ。
昼過ぎに峠のトンネルを越え、近くの神社や城周辺を巡る旅。
僕が夜仕事だったこともあって、その日は夕方には帰ることにした。
峠道を地元に向かってひたすら走っていると、人里離れた場所にポツンと
小さな神社があった。
若干怖いような気もしたが、道から見える限り境内が荒れている様子もなく、
西日も美しかったので後輩に断ってその神社に寄ることにした。
神社はその近くを流れる川を守る神様の社で、そのいわれも何とも郷土史好きの心をくすぐる内容だった。

充分に滞在した後、帰路に改めて着く。
すると、トンネル前最後の道路情報板に 峠の入り口では無かった通行止の文字が表示されている。
国道のくせに超が付くローカル道路のせいで情報も何もない。
とりあえずトンネル前まで行けば何かわかるだろうとそのまま進んだ。

332 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 02:48:15.27 ID:l/IPK0LS0.net
(2/2)

トンネル前まで行くと、既に数台の車が立ち往生していた。
列にとりあえず並んでギアをパーキングにしてすぐくらいに、後方からサイレンが聞こえた。
どうやら事故が発生してそんなに経っていないらしい。
緊急車両を見送った後、外に出て他のドライバーと話していると、10分ほどして消防士が状況説明にやってきた。
中央分離のある片側一車線のトンネル両側にまたがる大事故だった。

結局すぐの復旧は無理ということで、その日は一旦峠を下まで降り、別の峠に迂回して帰宅した。
後日、新聞に載った事故の発生時間を見て絶句した。
その時間は本来、僕らがトンネルを通過する時間だった。
巻き込まれていたかはわからないが、少なくともきっと、トンネル内で事故に遭遇していただろう。

今度、その日に寄った神社へは改めて行ってこようと思っている。

【了】

333 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/28(日) 02:51:11.03 ID:5V/oE6Yl0.net
九十七本目の蝋燭が消えました・・・


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hiromin ◆W85zSxaa1glzさん、第九十八話をお願いします
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334 :hiromin ◆W85zSxaa1glz @\(^o^)/:2016/08/28(日) 02:52:44.92 ID:HXesn6+00.net
第九十八話『命』

畑と田んぼに囲まれて住宅が点々と建っているような田舎での話です。
そこに、とある企業の出張所みたいな事務所兼作業所の建物がありました。
知人の知人がそこに勤務していました。その人をAさんとします。
Aさんは元々地元の人ではなく、その出張所に住み込みで赴任してきた人です。
そこは、普段はAさんが一人だけで勤務していて、
極たまに他の職員が短時間仕事をしに来るだけで、のんびりした職場のようでした。
田舎で、人と交流する時間もほとんどないAさんは、
その出張所で近所をうろついていた野良犬を飼い始めました。
田舎で十分な広さもある環境ですが、動物飼育は禁止でした。
何カ月かの間は、他の職員は見て見ぬふりをしてくれて過ごせました。
しかし、そうはいかない職員が仕事に来てしまい、厳しく注意を受けた結果、
Aさんは新しい飼い主を見つけられず、保健所で犬を処分することになりました。
犬は妊娠していたそうです。
母犬とお腹の子犬の命は守れませんでした。

それからAさんは、また一人になった出張所の中で仕事と生活を続けました。
しばらくすると、
Aさんの様子が徐々におかしくなり、仕事が出来なくなりました。
精神が飛んでしまい、身体的にも社会生活が難しいような状況になり、
退職するしかなくなりました。

知人によると、Aさんは視線が泳ぎっぱなしの表情で、
椅子に背筋を伸ばして座っていられないような全くの別人になってしまったそうです。

[了]

335 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/28(日) 02:54:46.37 ID:5V/oE6Yl0.net
九十八本目の蝋燭が消えました・・・


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マモノ ◆100mD2jqicさん、第九十九話をお願いします
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336 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 02:55:39.04 ID:l/IPK0LS0.net
【第九十九話】マモノ ◆100mD2jqic 様
『自己主張』

(1/2)

夕方職場で1人、作業室内にある別の作業室でガチャガチャと掃除をしていた時の事。
シンクで洗浄をしていると、視界の端で台車が前後にフラフラ何度も動いているのが見えた。
さっきまでここで作業していた人が戻って来て、台車が邪魔だから動かそうと
苦労してるのかな?と思い、振り返ったものの誰もいない。
めまいでも起こしてたんだろうか、ヤダね〜。と気にせずそのまま作業続行。

作業室内作業室から出て作業室の(ややこしいな…)他の作業に従事していた時
別の作業をしていた人から「チーフいる?」と訊ねられた。
「ずっと見てないから事務所にいるんじゃないかな」
「さっきまで表にいたんだけど、もういない?」
「ホント?じゃあ…」
窓の外に視線をやって探していると…
6〜7mほど離れた、入り口近くの作業台からガサガサガサガサッという音が聞こえてきた。
2人で顔を見合わせ「チーフ、作業台の所にいたんだねw」「さっき横通った時
誰もいなかったから、てっきりいないと思ってたw」などと笑い合い、しかし
聞こえてたら(別に悪い事は言ってないけど)微妙に気まずいかなと思い、チーフの
作業を手伝ってごまかそうとwそちらへ向かった。

337 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 02:57:02.74 ID:l/IPK0LS0.net
(2/2)

入り口近くの作業台は奥まった場所にあり真横に行かないと見えないので近付いて
声を掛けようと覗き込むが…誰もいない。
いかにも作業してる音が聞こえたから2人で納得したはず。
先程の場所に戻って「今、ガサガサ聞こえたからチーフいると思いましたよね?」
と確認、やはり「うん」との返事。
「誰もいなかったです…」
「えっ、だってハッキリ聞こえたじゃん!」
「私もハッキリ聞こえました…」
「…やめてー!」

そこでさっきの作業室内作業室での出来事を思い出した。
「じつはさっき…」
「ええええええ!」

聞く所によると以前、山伏の修行をした事があるとかいう人が(マジかよ)うちで
働いていた時、作業室内作業室の横の通路に霊がいる!とよく言っていたらしい。
その霊がその日は絶好調だったとか、何か突然思い立ったとかで色々アピール
してみたって事だったのかな…と思ってみたりしているが…
そんな自己主張はおやめ下さい。
山伏さんみたいな人がいなくて寂しいのかもしれないけど、こっちは仕事中なんで。
霊感ある人が働きに来るまでおとなしく待っててね。

【了】

338 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/28(日) 03:00:12.36 ID:5V/oE6Yl0.net
九十九本目の蝋燭が消えました・・・


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るしふぁー ◆CS/orwC/9AZjさん、第百話をお願いします
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語り部希望・雑談、感想は【受付スレ:2ch.net】でお願いします

339 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/28(日) 03:01:06.41 ID:WswBOqP00.net
【第 百 話】るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj
『おかえり』


(1/4)





私は今、親父とその親兄弟がかつて生まれ育った土地で暮らしている。
そして今年の七月下旬に叔父(親父の兄)が他界した。6人兄弟だった親父の最後の兄弟だった。
親世代は短命で20代から50代で亡くなっているが、叔父だけは79歳まで生きた。ほぼ平均寿命だ。
ちなみに祖父母世代、特に母方の親世代は長寿で、90代から100歳越えである。
この人は本当に頑固で気難しく、私もこの血を引いたのか常々衝突していた。
ただ、私は子供の頃に両親と死別し、叔父が後見人になって学費を出してくれていたので、
感謝の気持ちは持っていた。

葬儀は近年にしては珍しい大きなもので、3人の和尚さんを呼び派手にやっていた。
木魚に銅鑼とポクポク・ドンドン・シャンシャンと2時間近い読経、派手好きな叔父は喜んだだろう。
先週、継母との確執については書いたが、やっぱり通夜に何食わぬ顔をして来ていて、久々にご対面!
事情を知っている親族はハラハラ…。私の親族は今まで継母とその男、娘を大切にしてきていた。
本家の血を一番濃く受け継ぐ私は悔しいやら惨めやら、複雑な気持ちでいつも二歩も三歩も退いていた。
だから、直面した継母に一言放った、「まだ生きとったん?あんたも一緒に焼いてもろたら?」と…。
不謹慎だとは解っていたが、ついつい口が滑ってしまった。

340 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/28(日) 03:02:27.95 ID:WswBOqP00.net
(2/4)

従妹は「あんたは本家やから堂々としとったらええねん!なんで他人にデカイ顔されなアカンの?」
…とズバッ!継母はおずおずと引き下がった。翌日の葬儀は「身体の具合が悪くなって…」とドタキャン。
親族は驚きあたふたしていたが、従妹は平然と「これで元のさやに収まったな。おっちゃんのギフトや!」
と言った。満面の笑みを浮かべて…。

それから火葬、初七日法要、三十五日法要、四十九日法要、精進落としと順調に進み、葬儀は終了。
私はこの叔父の家に泊まり、叔母と語り合うことにした。継母はこの叔母にいつも接近し私の悪口を言っていた。
理由は判っている。叔父は不動産業を営んでいて、けっこうな財産があったから"おこぼれ"を狙っていたのだ。
「お葬式に出たら"お年玉"がもらえる!」と、通夜の日に継母が口にしたらしい。
従妹が近くにいて聞いたと言っていた、。叔父の子は自分の家に帰って独りになりたいとのこと。なんだかなぁ…。
「ゆっくり話せるのは、○○(私)君の高校以来やねぇ…」と叔母。
従妹:「おっちゃんからの最後のギフトやで!ゆっくり話しや…。あんたの親もここに来てるで。」
私:「うん。なんか全員来てる感じ。お経の時にフワフワして靄がかかってたもん…。」
こうして叔母と私はタクシーで家へと向った。
家ではお骨を前にして懐かしい話しをし、これまでの私の人生の真実を語った。まさか、こんな日が来るとは!

341 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/28(日) 03:03:44.55 ID:WswBOqP00.net
(3/4)

叔母は涙を浮かべて「苦労ばかりかけて…」と言った。祖母が亡くなる前の言葉と全く同じだった。
私は、目の前にいるのが叔母というより、祖母が還ってきてるように感じていた。
いや、この温もりは祖母以外の何者でもない。
その後シャワーを浴びたのだが、ずっと背後に何かの気配を感じていた。時折ゾクッとする感じのアレだ。
身体を拭きながら無意識に「ばあちゃん…」と呟いた。
葬儀というものは本当に疲れる。深夜になったので布団に入った。特に何を起こらなかった。
次の日も、そしてまたその後も不思議な現象は起こらず、珍しいな…とさえ感じていた。

数日後、私は自宅へ帰り我が家の仏壇に御供えをして、この数日の出来事に感謝して手を合わせた。
帰宅した日の夜中、突然金縛りに遭い誰かの気配を感じた。いつもなら「ばあちゃん!」となる瞬間。
この日は違う。「誰?」といった感じ。いつも私は南枕で寝ている。目を開けたら北枕になっていた。
同時に祖母ではなく母親でもなく、親父でもないことも感じた。目を閉じるととても明るく感じた。
そして視界の外から誰かがやってきて姿を現した。叔父だ。「何故ここに?」…慣れているはずの金縛り、
今回はちょっとパニックになりかけていた。叔母に自分のことを話したことに怒っているのかと思った。
でも、いつもと様子というか表情が違う。しかめっ面じゃなくて穏やかな顔。決して笑顔じゃないが…。

342 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/08/28(日) 03:05:07.68 ID:WswBOqP00.net
(4/4)

「よう家を守ってくれとる。大丈夫や。」と言い残して何処かへ行った。やっぱり笑顔は見せずに…。
次の日の夜、南枕にすると目が冴えて眠れず、故意に北枕に変えてみたらすぐにウトウトし始めた。
すると金縛りこそないが半分夢の中で叔父が現れ、また安堵した顔でしばらく見つめ、何も言わずに消えた。
そして、その次の日も…。この状況で祖母が来ないなんて未だかつてないことだ。

私は昨年から年明けにかけて、再発予防のための抗がん剤治療を受け、その副作用と後遺症に悩まされていた。
この冬は低温状態における手足の痺れと突発的に起こる麻痺、味覚の完全喪失等、とても不便な生活をしていたが、
暖かくなりだんだん症状が和らいできて、何とか事務的な仕事から再開していた。しかしまだ完全ではなかった。
夏になっても冷房の風に当たると足が痺れ、歩きにくさを感じていた。だが叔父が現れるようになってから、
この症状がほとんど消えた。そしてある朝、味噌汁を飲んだら「しょっぱ〜い!」…鈍くなっていた味覚が復活!
病院側に話すと「あり得ない。前に説明した通り、完全に戻るのは奇跡でも起きない限り無理だと…。」と…。

今、まさにこういう現象が現在進行形で起きている。素人のくせに百物語の語り部や運営をしたいと思ったのは、
不自由になった身体でも何か楽しい思い出づくりに…という気持ちからだった。〜もしかして来年は…?〜
でもね、今は違うんだ。もっともっと話が上手くなって、来年も語り部やりたいと思ってる。ではまた来年…。

【おしまい】

343 :進行(仮) ◆omhwczk6HQ @\(^o^)/:2016/08/28(日) 03:08:15.72 ID:5V/oE6Yl0.net
百本目の蝋燭が消えました・・・

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これにて今年のお話は全て語られました……

今宵の宴に、幕が降ろされようとしています。

344 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 03:08:37.31 ID:l/IPK0LS0.net
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:::::::::  宵闇迎えて誰そ彼 . . . . . . . . .
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:;.:. .: .: . . .  綴り連ねた百連と
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             消える姿と紛れる姿  
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                 晩蝉告げる暁に  
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                      現す姿は真か虚か
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                 . . . . . .現す私は虚か真か  .:.:.:.:.:::::::::
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345 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 03:10:04.13 ID:l/IPK0LS0.net
             ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                   一夜人世の物語 
          
                 一夜非人世の物語
             ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

346 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 03:11:13.49 ID:l/IPK0LS0.net
 
            ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                   去るか否かはいざ知らぬ 
      
                  出逢うが最後のこの縁
            ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 
            ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                   忘るか否かはいざ知らぬ 
      
                  結んだ縁は消えるとも消えぬ
            ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)


347 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 03:12:14.17 ID:l/IPK0LS0.net
 
 
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                       宴と縁の結び目に 

                   再び灯火燈す日まで
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348 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/28(日) 10:06:52.57 ID:GRtk+iL/0.net
おつおつ

349 :竹龍目@\(^o^)/:2016/08/28(日) 10:23:27.35 ID:Rj4JTeZi0.net
取り急ぎ連絡致します。
この文章は日月神示等、予言書等を考察した結果必ず起こる天災を予言する物で、けしていい加減で無責任な予言ではありません。
この予言に書かれている内容は確実に起こります、この内容で避難が必要な方 自身で判断をお願いします。
避難場所は本州の安全性の高い、山です。
2016年9月8日午前中 大嵐後一旦平穏になり、その後 南海トラフ大地震3連続、大津波、ポールシフトとなります。
津波被害は甚大です太平洋沿岸部、原発の破壊、中央構造線より南側の地域は本州であっても危険です自分自身の身は他の誰からの意見よりも自分自身が納得出来た判断が
あなたの本来の判断ですのでそれに従って下さい。
ポールシフト時の無重力状態を回避する方法は、申し訳ありませんが自分が拘束され、解放され家に帰ってから書き込みます。

2016年9月7日夜アメリカ合衆国にて隕石落下、空中爆発火の雨がアメリカ合衆国に降り注ぎます。

日本は、2016年9月8日午前中、アメリカ合衆国は、2016年9月7日夜 大災害が発生致します。

これによる前兆現象で、近い将来 富士登山が出来なくなる、9月1日午前5時30分北朝鮮ミサイル乱発射これらは当たらない、
皇族の方々が2016年9月6日までの予定を変更し5日に切り上げ移動する、マスコミ報道は無し、2016年9月7日 日没後、中国政府より日本国へ宣戦布告があります。

以上の内容に限り、2ch 心と宗教 一二三神示 一の宮 スレ主 二十二→四↑五が全て責任を負います、
2016年9月8日午前中に大震災が発生しなければ終身刑になっても仕方ない程の重大問題行為であると認識しています、大震災が無ければ終身刑にして下さい。
この大震災は必ず起こります、小難に換えて下さいと神神様にお願いして下さい。

350 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/28(日) 10:38:45.04 ID:5HfkR9uz0.net
また来年か…

351 :竹龍目@\(^o^)/:2016/08/28(日) 17:13:36.66 ID:Rj4JTeZi0.net
>>350
今年2016年9月8日です。

352 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/28(日) 17:19:18.13 ID:BxSL9xgq0.net
>>351
俺がここにカキコしたから震災は起こりません
とっとと責任とって一生刑務所で暮らしてください
つーか終身刑とかこの国に定められてない刑罰だし元々から責任とる気ないだろカス

353 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/28(日) 20:21:47.71 ID:jdmyYKGM0.net
駄作のオンパレード

354 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/28(日) 20:30:47.99 ID:uRy4UefJ0.net
>>353
ホラッ、レス付けてあげるよ
だから少し黙っててねレス乞食

355 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/28(日) 20:48:57.94 ID:0kf9tVWl0.net
w

356 :50(ななほし) ◆YJf7AjT32aOX @\(^o^)/:2016/08/28(日) 20:53:55.34 ID:QQyac0IM0.net
遅くなりましたがエンドロールです。
ご参加いただきました皆さまありがとうございました。
https://youtu.be/KJe7bL335R0

357 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/28(日) 21:12:53.93 ID:5bxonh0j0.net
そんなんより朗読動画ほしいな

358 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/28(日) 21:52:01.46 ID:l6RdmZjc0.net
楽しかったありがとう

359 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/08/28(日) 23:27:08.90 ID:tBa5BR8C0.net
    △
  (´・ω・)こんばんは、田中です
   ( x)
   )ノ
   (
   )

c⌒っ。ω。)っ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


  フワーリ △
    (´・ω・)それでは寸評を始めます
     ( ∪∪
     )ノ

360 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/08/28(日) 23:31:57.35 ID:tBa5BR8C0.net
第1話「部屋をのぞく母」
実家に帰省した夜
部屋で寝ていると、母がドアの隙間から中を覗いていた。
それは母ではなく、見知らぬ霊だった。錯覚かと思ったが、弟も同じ霊を見たという…

(´・ω・`)まずまずの怖さ★★

第2話「修学旅行」
高校の修学旅行で行く防空壕跡の洞窟のひとつには、霊が出るという噂があった。
防空壕の見学を終えた女子生徒がホテルへ戻ると、蛍光灯が突然切れた。
女子生徒は怖くて泣いた…

(´・ω・`)やや怖★

第3話「世の境目」
去年の今頃、私は病院へ救急搬送された。
検査を受けると、小腸癌という難病の末期であるこが判明、手術を受けた。
手術が成功したという医師の声が聞こえたと思うと、幽体離脱をした…

幽体が砂になり御先祖様のお墓に吸い込まれる。墓に弾かれてまた幽体にもどる、というのが非常に珍しいですね

(´・ω・`)★★

361 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/08/29(月) 01:38:27.82 ID:1CL0NEcO0.net
第4話「ゴミ出し」
去年自宅で。朝ゴミを出しに行くと、外には誰も居ない
それどころか、鳥の鳴き声も、車の走る音もまるで聞こえない。
部屋に戻り、ドアの覗き穴から外を見ると、大勢の人で道が埋っていた。
出勤のため、意を決して外へでると、大勢の人々は姿を消していて、日常に戻っていた…

(´・ω・`)不思議な話に★★

第5話「音楽室」
中学校で音楽の教師をしている先輩と酒を飲んだ時、先輩から音楽室に幽霊が出るという話を聞いた…
幽霊が顔を覗き込んでニタッと笑うのを見たということは、幽霊の顔をハッキリ見ていないと不自然では?

(´・ω・`)★

第6話「呼ぶ電話」
先日の夜、コンビニ帰りの道路で、私と娘の間の空間から、電話をかける音が響いた…

(´・ω・`)不思議話に★

第7話「呼ぶ電話後日談」
数日後、娘が自宅で留守番をしていると電話がかかってきた。
電話に出ると、電話をかける時の音が受話器から聞こえてきた。
謎の電話が3回目の時、騒音と女の声が聞こえた…
6話と7話をひとつにまとめて、文章を整えたら★★★になる可能性がありました。

(´・ω・`)★★

362 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/08/29(月) 01:42:28.90 ID:1CL0NEcO0.net
第8話「人を呪わば」
幼稚園の時に両親が離婚。父親に引きとられた私は継母にイジメられた…

(´・ω・`)これは怖い話じゃなくて、嫌な話

第9話「Grandmom's Cake」
亡くなった祖母が作りかけていた、ブランデー入りケーキ
それを発見した途端、体が硬直して死にかけた…

ケーキの生地ってブランデーに浸けると、1年間腐らないんですか?

(´・ω・`)ひとつ勉強になった★


第10話「無題」
小学校5年の時、友人のK 君がアオダイショウを棒で痛めつけた。
次の日、K 君の体から生臭い匂いがするようになった…

(´・ω・`)★

363 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/29(月) 04:00:11.54 ID:0zRqpEuu0.net
なんや知らんかったんか。
イギリスのクリスマスプディングなんか1年どころじゃない、何年でも寝かしよるで。

364 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/08/29(月) 17:15:05.44 ID:IJTdBlJO0.net
第11話「仏事と神事」
秋祭りで御輿を担ぐ予定だった私は、その4日前に知人の葬儀を手伝うことになった。
疲れて自宅に戻り、寝ようとすると幽体離脱をした。
幽体が仏壇に吸い込まれそうになったが、弾かれた。
葬儀を手伝ってあげなさいという、亡き祖母の声がした……

長い前フリ→不思議体験(幽体離脱)→後フリで構成されている。前フリを短くして、後フリを省略すれば、更に良くなる

(´・ω・`)★

365 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/08/29(月) 17:24:19.96 ID:IJTdBlJO0.net
第12話「風呂の上」
トイレに入っていると、風呂場の天井の蓋が開く音がした。
風呂場から台所に向かう足音が聞こえた……

蓋が開く音が聞こえても、足音が聞こえても、まったく気にしない語り部が奇妙。

(´・ω・`)★

366 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/08/29(月) 17:35:50.24 ID:IJTdBlJO0.net
第13話「入院患者」
入院している祖父のお見舞いに行った
同室に入院していた小学生の少年と遊んであげた
後で病院へ行くと、看護師から小学生の入院患者など居ませんと言われた……

余分な後フリを省略して「看護師から、小学生の入院患者など居ませんと言われた」で完にすると、更に良くなる

(´・ω・`)★★

367 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/08/29(月) 17:54:18.72 ID:zpbqrE4b0.net
第14話「パワーストーン」
夜、友人を乗せてドライブをしていると、間違って悪路に入ってしまった。
何とか事故を起こさず走り抜けることができた。
パワーストーンのお陰かなと言って石を取り出すと
助手席の友人が、手がピリピリするから石をしまってくれと言った……

悪路に入ってしまったのは、友人に取り憑いていたモノのせいだったのか?

(´・ω・`)★

368 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/08/29(月) 18:01:54.51 ID:zpbqrE4b0.net
第15話「パワハラ上司と猫」
会社の上司は暴言を吐く嫌な奴だった。上司は猫が苦手な男だった
上司は脳梗塞で41で退職した……

(´・ω・`)これは怪談じゃなくて、嫌な話

369 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/29(月) 20:20:09.55 ID:0eTQeVG50.net

変質者が覗いている話

霊の影響で蛍光灯がパチパチする話

全身麻酔であの世に片足突っ込んだ話

ゴミ出し行ったら雰囲気が違った。家に戻って確認したら人が大勢いた

合唱の練習をしていたら人影が生徒の顔を覗いていた

何もないのにすぐ近くから電話の呼出音が聞こえた話

6の続き。電話がかかったのでとると女の声

370 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/29(月) 20:23:35.10 ID:0eTQeVG50.net

優しかった継母が豹変したので呪ったらあらぬ方向へ行った話

金縛りにあったのをキッカケに忘れていた祖母のケーキを作る
10
蛇を傷つけたら体中が臭くなった話
11
祭りと葬儀が重なって慌ただしいところ金縛りにあい祖母に大丈夫と言われる。雨が降って祭り中止になる
12
風呂の天井の蓋がたまに開いている。うんこ中に蓋が開いて走る音がしたがスルーした
13
入院中の祖父に言われて遊んだ同室の子供が祖父の死とともに消えた話
14
久方の友人とドライブがてら帰路につく。偶然通った心霊スポットらしき場所で携帯していたお守りのパワーストーンにヒビが

371 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/29(月) 20:44:43.43 ID:0eTQeVG50.net
15
過去に猫を虐待していた猫嫌いのパワハラ上司。野良猫に告げ口したらパワハラ上司は障害者になった
16
英語教室の先生の宅に招待されたら怪奇現象が続出。オチは魔除けの植物が枯れる
17
飼い犬を草刈機で誤って殺してしまう。月日は流れたある日、母親が行方不明に。沖合の海に死体で浮かんでいた
18
山を探検してたら廃墟発見。2年後、再度廃墟を訪れると何十年も前から崩れていたように見えた。先輩いわくずっと前からこうだったらしい

372 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/08/29(月) 23:29:23.02 ID:B80O2jaH0.net
第16話「無題」
英語を習うためにアメリカ人女性宅を訪れた
その家ではポルターガイスト現象が起きていた…

見ず知らずの男性を、自宅に呼ぶアメリカ人女性は、無用心ですね。

(´・ω・`)★

第17話「犬と母」
飼っていた犬が、草刈り機に巻き込まれて死んだ。
母親は海に落ちて事故死してしまった。

(´・ω・`)これは怪談じゃなくて、悲しい話。

第18話「山の廃墟」
友人と山道を歩いていると、今にも崩れそうな廃墟を見つけた
2年後に再び訪れたら、完全に崩れていた。そこは何十年も前に崩れていたことを教えられた……

(´・ω・`)★

373 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/08/29(月) 23:32:04.55 ID:B80O2jaH0.net
第19話「振り向く猫」
丑三つ時まで娘と怖い話についてお喋りをしていると、玄関で足音がする
飼い猫の10匹が玄関に向かって唸り出した……

娘に夜更かしさせるのは、健康に悪いと思います

(´・ω・`)★

第20話「夜の田んぼに」
ある夏の夜、田んぼに幽霊が出ると弟が言い出した。
二階から見張っていると、白い人影のようなものが出現。
何故か明かりの点いている民家のほうに向かって消えてしまった……

(´・ω・`)生身の人間が1番怖いという話★★

374 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/08/30(火) 19:14:19.25 ID:+5POE7IG0.net
第21話「誰が悪い」
向かいに住む気難しい男に、私の猫が殺されてしまった。
男ではなく、奥さんに猫の祟りがあったらしく、奥さんは事故で片腕を失った……

(´・ω・`)これは怪談じゃなくて、嫌な話。

第22話「お客さん、カンバンです」

転落した乗客たちは口々に「お客さん、カンバンです」と何者かに声を掛けられたと証言しているという。完。にしたほうが怖い

(´・ω・`)★★

第23話「誰もいない部屋」

怖がらせたいのか、笑わせたいのかをハッキリさせれば、更に良くなると思いますが
笑わせるのが最も難しいので
怖がらせることに専念したほうが無難

(´・ω・`)★

375 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/08/30(火) 19:16:24.79 ID:+5POE7IG0.net
第24話「幽霊自転車」
@タイトルが幽霊自転車
A小学校の時、幽霊自転車という怖い噂があった。
B友人が幽霊自転車に出会った
3回もネタバレしている
タイトルを「自転車」にして
「小学校の時、友人が自転車を漕いでいると…」という書き出しにしたほうが、怖くなります

(´・ω・`)★

第25話「無題」
作り話丸出しでシラケル

(´・ω・`)ぬ

第26話「忘れたい話」
最初に自殺した女の怨念で、6軒並ぶ家が次々に不幸に見舞われてたのかな?
自殺した女は5軒の住人から嫌がらせを受けたせいで自殺したのかな?
そこら辺の説明が欲しかった

(´・ω・`)★

第27話「謎の視線」
犬が吠えた方向を反射的に見るのが自然では?もしも熊だったら危なかったね。

(´・ω・`)★

376 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/08/30(火) 19:19:19.27 ID:+5POE7IG0.net
第28話「交差点と男の子」
人に仇なす望みでなければ叶うッ!という台詞にインパクトがありました。

(´・ω・`)★★★

第29話「県立球場の怪異」
長い解説を省略すれば、もっと良くなると思われ

(´・ω・`)★

第30話「行進」
触手漫画の読みすぎ

(´・ω・`)ぬ

377 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/08/31(水) 23:07:34.92 ID:aBwKjk7I0.net
第31話「糸」
ほのぼのとした不思議な話

(´・ω・`)★★

第32話「敷地内の木」
怖いというより、嫌な話になってる。ただの説明文になってる。主人公を一人に絞りましょう。

(´・ω・`)★


第33話「しがみつくおばあさん」
末尾が全て【た】で終わってる。末尾が同じにならないように、工夫しましょう

(´・ω・`)★

第34話「居眠り」
最初の段階で先生に怒られるんじゃね?
(´・ω・`)★

378 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/08/31(水) 23:09:01.10 ID:aBwKjk7I0.net
第35話「画面の中のぺっと」
まさか画面の中のペットが、警告してくれるとは思わなかったというのは、読者が感じることなので、語り部が書いてしまうとシラケてしまう

(´・ω・`)★+
第36話「ぬいぐるみ」
娘の体が空中に浮くというのは、とてつもないポルターガイスト現象なので
1歩間違うと、作り話丸出しになる危険があります。

(´・ω・`)★
第37話「教祖さま」
中学生が異世界ごっこをやるものでしょうか?
中学時代の話から急に数十年後の話になり、また中学時代の話に戻っている。
時系列を狂わせないで語りましょう。
(´・ω・`)★
第38話「もやもや」
今年の百物語に投稿するために、去年PC に保存しておいた自分で書いた怖い話を開いてみると、全く心当たりのない話が出てきた……としたほうが怖いと思われ

(´・ω・`)★
第39話「クラシック喫茶と友人の話」
喫茶店の中に堂々と幽霊が出現して、自分にも友人にも見えたというのは
とてつもないポルターガイスト現象なので、下手をすると作り話丸出しになってシラケル危険性があります

(´・ω・`)★

第40話「ポケモンGo」

(´・ω・`)★

379 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/31(水) 23:25:39.82 ID:BcGSWhAY0.net
総評書いてる奴ウザい
(´・ω・`)滅

380 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/01(木) 03:19:34.71 ID:LD8/J0xl0.net
総評書くより怪談書いて参加しろや(´・ω・`)★★★マイナス

381 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/01(木) 05:32:54.06 ID:D2g2RQAh0.net
触手漫画ってどういうの?
読んだことないですw

382 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/01(木) 07:13:49.39 ID:xeZofGpz0.net
もう今年の百物語は終わったしいいんじゃね

383 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/01(木) 12:42:40.58 ID:rpiShtRT0.net
俺が大学生の時の話
文系Fランで暇を持て余した三年の夏休み、よくある自分探し的なノリでバイクで一人旅をする事にした
野宿したりたまに安宿に泊まったりしながら半月程旅を続けたある日、俺は九州の片田舎を走ってた
当時はスマホも無くて地図を片手に気ままに走ってたんだが、連日の暑さにやられ
まだ日も高い内からグダってしまい、今日はその村で休むことにした
疲労が溜まってたので今日は奮発してどっかの宿に泊まろうと村の婆さんに尋ねると親切に教えてくれた
やっぱり田舎の人は優しいなあなんて思いながら宿に行きチェックイン
この時俺は全く警戒なんてしていなかった
かなり古びた旅館だったが、女将のおばさんも愛想良く部屋もなかなか綺麗だった
露天風呂(温泉ではない)があるらしいので早速浸かり旅の疲れを癒やすことにした
1時間程湯船に浸かって浴場から出ると廊下で女将と出会った
軽く世間話をして部屋に戻りクーラーの効いた部屋でくつろぐ
さっき女将から聞いた話では、最近は客もめっきり減って今日も飛び込みで来た俺だけらしい
逆にこんな何も無い田舎に来る奴がいるのかと思ったが、昔は賑わっていたのだろう
テレビを見ながらくつろいでいると夕食が運ばれてきた
家庭料理中心の地味目な料理だったが一人暮らしと旅行中節約していた俺にとってはご馳走だった
程良い味付けでどれも美味しかった
そして満腹になると眠気が襲ってきてそのまま寝てしまった
何時間経っただろうか、目を覚ますと既に日付が変わっていた
寝ぼけ眼で部屋をぼーっと眺めていると何か違和感を感じる
何がおかしいのか分からないがさっきまで居た部屋と景色が違って見える
不意に尿意を催しトイレへ向かう
廊下は薄明かりで照らされている
急に怖くなり急いで用を足して部屋に戻る
部屋の扉を開けた瞬間また先程とは違う違和感覚えた
この宿は何かがおかしい
違和感の手掛かりを掴もうと記憶を辿る
女将の話を思い出す、が不自然な点は見当たらない
そして村で会った老婆、こちらも同様だ
謎が解けず悶々としたまま俺は布団に潜りそのまま眠り込んでしまった
夜が明け目を覚ますと、俺は急いで荷物をまとめ宿を出た
できる限りバイクを飛ばしその村から離れた

384 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/01(木) 17:22:10.08 ID:H620QB670.net
第41話「バードマン」
バードマンの正体が不明なまま終わるのイイ感じ
文章力があれば★★★の可能性がありました。来年の投稿を期待しております。

(´・ω・`)★★

第42話「恩がえし」
玄関の扉が開いていると、無用心です

(´・ω・`)★+

第43話「アンコントロール」
腕時計が逆回転するというのは、とてつもないポルターガイスト現象なので、作り話丸出しでシラケル危険性があります。
文章力があれば、とてつもなく怖い怪談にもなり得ます。

(´・ω・`)★
第44話「でかーい」
自分の倍の身長なら約2メートル40センチでしょう。
そんな日本人は存在しません。
(´・ω・`)ぬ

第45話「マンションで」
覗き穴から外を見ると誰もいない。でもドアノブはガチャガチャ回転しているのです…
こんな感じにすると、更に怖くなると思われ

(´・ω・`)★

385 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/01(木) 17:24:52.64 ID:H620QB670.net
第46話「だがあえてスルー」
人が死んでいるのに、「死んでるっぽい」と表現するのは不謹慎でシラケル。 

第47話「神隠し」
模範的な怪談
(´・ω・`)★★

第48話「緑色」
話が短かすぎる。もうちょっと膨らませて欲しい。
(´・ω・`)★+

第49話「参ろうか」
みんな死んだとしても、それはそれでかまわないというのは、不謹慎でシラケル。

第50話「平成の恐怖」
これは怪談ではなく、元号・平成に関するトリビア

386 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/01(木) 18:28:52.87 ID:5NZ3c9mK0.net
寸評野郎って毎年湧いてるの?
つまんない事しか書けないくせに偉そう(´・ω・`)

387 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/01(木) 19:04:55.25 ID:nlJOToj90.net
語り部としては割とありがたいとオモタ
俺だけかもしれないがw

388 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/01(木) 20:19:18.44 ID:iraTtUrd0.net
能無しの寸評なんかおよびじゃない。イラネ。

389 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/01(木) 20:36:07.21 ID:R1yM/hdP0.net
>>387
いや、俺も楽しみにしているw

390 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/01(木) 20:43:14.76 ID:H620QB670.net
語りっぱなしで終了してしまうと、語られた物語達が不憫なので
物語供養のために、寸評を書いてます
百話しっかり読むことが、語り部達への恩がえしにもなると思います

不愉快な人はスルーして下さい
そんなに的外れなことは、書いてないと思いますけどね


   △
  (´・ω・) ねッ!
   ( x)
   )ノ
   (
   )

391 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/01(木) 20:50:08.57 ID:AAJGNdmG0.net
点数もつけろ
低いのは読まん

392 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/01(木) 20:50:11.92 ID:vgJyh+0l0.net
本スレじゃなくてお前の日記か何かに書いとけよ

393 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/01(木) 20:51:09.64 ID:nLtomK/C0.net
>>339
お父さんのお兄さんは、叔父ではなくて、伯父ですよ。

こういうミスがあると白けてしまうので来年は入念な推敲をお願いします。
つーか俺も来年こそは入念な推敲の上で書き込みたい。

394 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/01(木) 20:58:27.30 ID:dETKpf9uO.net
俺は自分の投稿が寸評されてるの読んで苦笑した

395 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/01(木) 21:08:32.22 ID:cUw6TXzI0.net
意外と楽しみ
自分のがどんな評価かw

396 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/01(木) 21:18:45.10 ID:EX0ZjhPU0.net
>そんなに的外れなことは、書いてないと思いますけどね
思いっきり的外れというか話のツボを理解してない頓珍漢な感想があってしらけます
喜んでる人もいるけど自分は不愉快

397 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/01(木) 21:45:21.89 ID:mpComIqi0.net
ぶっちゃけこのスレもう終わってるしね?
寸評ぐらいいいと思うが
不愉快なら田中星人をNGすりゃいいし
ぶっちゃけ俺もこの話怖い話か?ってなる話がいくつかある
どれとは言わないが

398 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/01(木) 21:48:16.07 ID:363z26/a0.net
今年は参加人数も少なくて好意で頑張ってくれた人も多かったはずなのに、それに勝手な点数つけるのはいかがなものかと
少なくとも自分はいい感じはしませんね
ここ見なきゃイイじゃんってこととは違うと思えるので

399 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/01(木) 22:10:50.92 ID:pZ+HN61p0.net
寸評やること自体、上から目線で思い上がった行為に感じます。
他人の褌に乗って偉そうに何言ってるのかと。

400 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/02(金) 02:54:25.87 ID:4qzvVlkt0.net
第51話「女」 
女の身元が謎のまま終わるのがイイ感じ

(´・ω・`)★+

第52話「暑がりのばばあ」
コンビニに誰もいないと、レジのお金を盗まれてしまう。
影の無い人外のお婆さんに遭遇したのに、語り部が全く怖がらないのは不自然。
人外の声をハッキリ聞き取れるということは、語り部は霊能力者ということになるが、その記述が無いのも不自然。

第53話「無題」
話が短か過ぎるので、どこで怖がってイイのか分からない

第53話「山のなにか」
余分な前フリも後フリもなく、怪異と遭遇した場面を詳しく描写している。
この人は怪談を書くコツを知っている。
来年も期待しています。

(´・ω・`)★★+

第55話「子猫が」
文章が読みやすい

(´・ω・`)★+

401 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/02(金) 02:58:12.43 ID:4qzvVlkt0.net
第56話「夜警」
そういえば明石家サンマが、壁から幽霊の手が出ると評判のホテルに泊まったら
本当に手が出てきて、自分の顔の前を何度も往復してビックリしたと語ってた。

(´・ω・`)★+

402 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/02(金) 02:59:12.76 ID:a6aANwU20.net
叩かれた途端に媚び出すとかカッコ悪いね評論家センセイwwwwww

403 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/02(金) 03:01:05.15 ID:4qzvVlkt0.net
第57話「塾」
小学生の時、通っていた塾の3階で、ダンボールに入った人形を発見した。
数日後、塾の3階にも4階にも人形はなかった。
オバケはいつ出てくるのかな?

第58話「あなたは?あなたも」
百物語怪催中に運営に起きた怪現象。
生々しくて怖い

(´・ω・`)★★

第59話「噂話に気をつけて」
怖くて嫌な話。最後に、これは本当にあった話です…と書くのは蛇足。

(´・ω・`)★

第60話「金縛り」
怪談の見本のような話

(´・ω・`)★★

404 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/02(金) 03:02:33.27 ID:4qzvVlkt0.net
   .. △
  (´・ω・)ふぅ〜あと40話か…
   ( x)
   )ノ
   (
   )

405 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/02(金) 03:13:36.07 ID:4qzvVlkt0.net
 
  ……〜〜〜〜〜〜〜〜△
  (´・ω・)秘技ッ!三角巾飛ばしッ!
   ( x)
   )ノ
   (
   )


   …△〜〜〜〜〜〜〜""
  (´・ω・)秘奥義ッ!三角巾もどしッ!
   ( x)
   )ノ
   (
   )

406 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/02(金) 10:12:35.38 ID:G833N0l/0.net
読み手の感想なんて、常に上からになるんじゃね?
それを公表するかしないかの違いで嫌な人は嫌なんだろうけど、一話一話全てに対しての感謝の気持ちがあると思うよ
くさすためにやりたい訳じゃないみたいだし

体験談なのに「物語として」どうか、って言われるとカチンとくるかもしれないけど、「下手で上等!だって怖かったんだもん!」の気持ちをみんなに分けたい、読みたい、ってのが百物語の醍醐味だと思う
創作なら創作で、次の参考になりゃいいじゃん
そんなわけで続き頑張ってほしい
長文スマソ

407 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/02(金) 11:55:37.09 ID:IA2Ls5jg0.net
寸評つけるなら
安価いれて欲しい

408 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/02(金) 11:59:02.91 ID:f24r8PC40.net
でもやっぱり星でランク付はどうかなあ(´・ω・`)
自分は褒められたほうだけど、やっぱり他者と比べられるようなのは企画の意図と比べても如何なものかと

感想だけならまだよかったんじゃないですかね?

409 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/02(金) 13:02:28.71 ID:78NuSC7F0.net
ランクなんざ気にするなよ
あくまでそいつの評価であって公的なものではないだろ?

410 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/02(金) 14:09:53.04 ID:vVLSvWg00.net
>>409
それでも★1とか無しとかつけられたら気持ちは良くないんじゃないですか?
誰だって読んでもらって楽しんでくれたらって気持ちがあると思います
それを思うとね・・・

411 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/02(金) 14:10:55.23 ID:vVLSvWg00.net
あ、ID変わっちゃった
408です

412 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/02(金) 14:12:53.81 ID:vVLSvWg00.net
評価低いならもう自分はいいやって思う人がいないといいんですが・・・

413 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/02(金) 15:24:08.21 ID:I24j0lUU0.net
本スレを乗っ取る形でやってることが一番問題
自分で感想用のスレ立てるなりしたらばの雑談スレで発言するならまだしも

414 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/02(金) 19:02:51.57 ID:46ER4yRw0.net
第61話「笑う闇」
白い手は闇人間の体から伸びてきたのでしょうか?
目覚まし時計をブツケられて退散したということは、肉体を持っていたのかな?
イマイチ状況がよく分からない
(´・ω・`)★

第62話「家鳴り」
猫鳴りという、怖い小説があります。参考に読んでみたら?
(´・ω・`)★


第63話「古戦場」
Aさんは男でしょうか?女でしょうか?
霊の影響で女が泣き出すというのはよくある話だが
男が泣き出すというのは聞いたことがないし、なんだか情けない感じがする。
(´・ω・`)★

415 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/02(金) 19:06:22.16 ID:46ER4yRw0.net
第64話「沖縄の友人の話」
笑いながら助けを呼ぶ子供の霊を、その場に居た全員が見たというのは
とんでもないポルターガイスト現象だから、作り話丸出しになる危険性があります。
(´・ω・`)★

第65話「沖縄の友人の話2」
女の人とは、女子中学生のことだから、女子でいいのでは?
全く違うグループが白骨を発見したことを、なんで沖縄の友人は知っているのかな?
千切れたネックレスが樹に引っ掛かってたという部分は怖い。
(´・ω・`)★

第66話「沖縄の友人の話3」
これは怪談じゃなくて、殺人事件

416 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/02(金) 19:12:36.06 ID:46ER4yRw0.net
第67話「屋根の上の飛行機」

(´・ω・`)不思議な話に★★

第68話「すれ違った」
止めようにも、すでにその男性は霊になってた訳だから無理ですね
(´・ω・`)★+

第69話「喫煙所にて」
怪談というより、悲しい話
でも文章は読みやすい
(´・ω・`)★++

第70話「見つけて」
前フリ長過ぎ、女の子が可哀想過ぎ。
(´・ω・`)★

第71話「パワーストーン後日談」
余分な説明が長い。コンパクトにまとめて欲しい
(´・ω・`)★

417 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/02(金) 19:15:58.57 ID:46ER4yRw0.net
第72話「変人の霊」
死んだ父親が夢の中に現れて、息子を殴ったんだよね?
つまり、息子は父親に殴られる夢を毎晩見て苦しんでいたんだよね?
なんか紛らわしい表現になってる。
(´・ω・`)★

第73話「独身寮にて」
どう考えても部屋がミシミシ鳴ってたのは、押し入れから出て来た小さい女のせいなのに
そういうことじゃないと否定する先輩は、ちょっと不自然
(´・ω・`)★+

第74話「いじめ徐霊」
N 君のド根性に★をひとつ

第75話「衣服にひそむモノ」
平均的な怪談(´・ω・`)★+

418 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/02(金) 19:22:33.24 ID:46ER4yRw0.net
第76話「鏡に映る男児」
タイトルを見ただけで、男の子の幽霊が鏡に映った話なんだなと思いきや、その通りでした。
ネタバレしないようにタイトルを付けましょう。
(´・ω・`)★

第77話「甲山」
新耳袋に、甲山で件を目撃した話と、武庫川の土手を日本兵の集団が歩いているのを、目撃した話が載ってましたね

第78話「真冬の公園に狼男を見た」
真冬の公園で、UMA でも見た話かと思ったら、ぜんぜん違ってた。
タイトルの付け方に(´・ω・`)★★★
話の内容に(´・ω・`)★

第79話「母方の祖父」
怪談のお手本
(´・ω・`)★★

第80話「対向車線」
怪談のお手本
(´・ω・`)★★

419 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/02(金) 19:40:01.23 ID:46ER4yRw0.net
   △
  (=゚ω゚)ノ田中星人ガンガレ
   ( x)
   )ノ
   (
   )

c⌒っ。ω。)っ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


  、、  △
    (´・ω・)相手は百話だが
     ( ∪∪
     )ノ
 <⌒/ヽ-、__
/<_/____/

420 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/02(金) 19:44:21.85 ID:46ER4yRw0.net
( ´థ౪థ)モマエには得体の知れないモノ達が憑いている

421 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/02(金) 19:48:58.67 ID:EPTqbMo/0.net
田中星人の評価が本人の好み丸出しでうっとおしい、チラ裏でやれよ
こいつの評価が高い(星2つ以上)話を読んでみたけどほとんど面白いのがない

422 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/02(金) 19:52:44.56 ID:a6aANwU20.net
本来本スレでやるべきじゃない私情の垂れ流しでお粗末な批評ごっこをしてる田中星人は点数評価外のゴミ
見る価値なし

423 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/02(金) 19:54:27.84 ID:I24j0lUU0.net
自分で話すネタがないから他人を腐してちょっと叩かれたら媚びる田中星人はクズ以下

424 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/02(金) 20:21:12.57 ID:G5sCMUJu0.net
成仏出来ない田中さんを誘導してあげて

425 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/02(金) 20:38:35.02 ID:46ER4yRw0.net
誰よりも怪談を愛しているのは

、、  △
    (´・ω・)この私だというのに
     ( ∪∪
     )ノ
 

426 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/02(金) 20:41:55.91 ID:46ER4yRw0.net
俺は趣味で怪談の寸評をしている田中という者だ
お前達は誰だ?

すまんが、俺は弟子を取らない主義なんだ

427 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/02(金) 20:45:29.89 ID:qdLEJFxA0.net
押しつけがましい愛なんてニセモノです

428 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/02(金) 20:46:39.71 ID:46ER4yRw0.net
心配しなくてもイイぞ 
 
あと20話で俺は消えるから

429 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/02(金) 20:49:39.09 ID:EPTqbMo/0.net
お前の好きな『コンパクトにまとまった感じの不思議系の話』は
万人受けするかもしれないが面白くない

430 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/02(金) 21:13:02.10 ID:RRHaEsQp0.net
>>415
ポルターガイスト現象の何たるかも知らずに寸評とは
ヘソが茶を沸かすわ
ちなみにオレも田中だ

431 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/02(金) 22:07:00.00 ID:46ER4yRw0.net
最近、田中が増えて

、、  、△
    (´・ω・) 困る
     ( ∪∪
     )ノ
 

432 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/02(金) 22:38:45.12 ID:tIbW5co90.net
>>415
クラシック喫茶の話でも?と思ったけど、やっぱりポルターガイスト現象を誤解してない?

433 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/02(金) 22:39:51.76 ID:AhKGq21B0.net
>>430
んじゃ続きを頼む

434 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/02(金) 22:40:04.69 ID:tIbW5co90.net
霊が現れる事自体をポルターガイストって言うの?
皿が飛ぶとか机が動くとかラップ音がなるとかそういう現象のことだと思ってたが

435 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/02(金) 22:58:57.89 ID:vVLSvWg00.net
ケツマンコ

436 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/02(金) 23:18:28.22 ID:1KvXuFb30.net
俺はケツマンコのことだと思ってたけど

437 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/02(金) 23:27:05.03 ID:1KvXuFb30.net
>>432

細かいことは気にすなよ
        ( ゜∀゜)ノ彡
        <(   )
        ノωヽ

438 :戸林@\(^o^)/:2016/09/03(土) 00:09:27.24 ID:8H6phRzQ0.net
俺も勝手に評価していいかな
いま読んでるところだけど田中星人が終わった後で始めるよ

439 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/03(土) 00:57:21.38 ID:bcyUxpbe0.net
百物語寸評会×百人
あと98人!頼んだぞw

440 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/03(土) 01:21:26.35 ID:149e2AYeO.net
評価って本スレでやるものなの?
なんで雑談スレ使わないの?

441 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/03(土) 03:20:57.98 ID:gPi7EiMh0.net
>>440
自分で披露するようなネタも話術もないけどみんなに見てもらいたい露出狂
善意や楽しみで集まった人達を上から目線で扱き下ろして悦に入ってるゴミだよ

442 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/03(土) 08:03:40.91 ID:XlMlJWHC0.net
もう来年から百物語終わったらスレストしたら?
どうやったらスレストップできるかわからんけど

443 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/03(土) 23:19:42.22 ID:3ifGy2v60.net
第81話「無題」
生霊になって会いにきたのかも知れません…と、答えを書かない。
答えは読者の創造力に任せて終わるのがイイ。
ニコニコ笑ってたのなら、ほのぼの系の怪談として仕上げて欲しい。
(´・ω・`)★★

444 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/03(土) 23:26:38.47 ID:3ifGy2v60.net
第81話『無題【改】』グース ◆Og5mxsGgtM 様

職場の先輩から聞いた話。
20年程前、Nさんが部屋で寝ていると、枕元で何か気配がした。
そっと目を開けてみると、枕元に置いてあるミニコンポの上に、小さな女性が座っていた。
Nさんの顔を覗き込みながら、ニコニコと笑っている。
N さんが慌てて飛び起きると、小人の女性は消えていた。 
その小人は、会社の同僚のA子さんにソックリだった。もしや、A子さんの身に不幸でもあったのだろうか?
翌日、恐る恐る出勤すると、A子さんも普通に出勤していた。
近いうちに、A子さんの身に何か悪いことが起きるのではないかと思い 
1ケ月ほど気にかけながら働いていたが、特に何も起きなかった。
暫くして、N さんは他県の支社へ転勤することが決まった。
送別会の時、A子さんがとても寂しそうな顔をしていたのが、今でも印象に残っているという。【了】

445 :はちじゅういち ◆HGrtNHC8S6 @\(^o^)/:2016/09/04(日) 01:47:05.57 ID:bQVSc7eG0.net
仰るとおりです。
私の書いたのは怪談ではなくて説明文。
もっとふくらませるべきでした。
霊的な部分が少なくて人間の嫌な話になってしまいました。
反省します。

446 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/04(日) 01:54:44.30 ID:YSwFV5/N0.net
今コンビニ行ってきたら心霊スポットに行ったと思われる若者達の車に手形がついていたらしく騒いでたでもイタズラかもね

447 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/04(日) 02:26:40.15 ID:Tn31vDCn0.net
番外『田中星人』
読む価値なし
(´・ω・`)塵芥ほどの意義もない

448 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/04(日) 02:35:23.84 ID:4u4k0sf+0.net
>>447
ヾ(@゜▽゜@) うわっ!ビックリした

なに、とてつもない恐ろしいことを書いてんだ
たかが2チャンなのに

俺の心は綿菓子よりも脆いんだから、まるで母親が幼子をあやすように
優しく優しくレスして下さい

、、 、 △
    (´・ω・) ねッ!
     ( ∪∪
     )ノ
 

449 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/04(日) 02:59:11.37 ID:aYTdGBad0.net
採点だの星だの付けるなよ
自分は物語をひとつも投稿せずに
偉そうに人の話の評価なんかすんな。

450 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/04(日) 04:04:50.90 ID:6XglYBmB0.net
>>448
採点は優しいレスではないと思うの
自分だけでなく他人に優しくしてください
他の人の心も綿菓子です

451 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/04(日) 05:17:42.97 ID:KozsFQ2G0.net
第82話「窓外を駆ける」
ベランダが共用になってるマンションってあるのかな?
登場人物のN 君は必要なし。
すべてS 君に語らせればイイ。
(´・ω・`)★

第83話「病棟の夜」
怪談のお手本(´・ω・`)★★

第84「無題」
タイトルを付けるとしたら『屈伸運動』かな?
(´・ω・`)★

第85話「トントン」
似たような話をどこかで読んだ気がする

452 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/04(日) 05:22:56.25 ID:KozsFQ2G0.net
第86話「鎮守の森」
何かオバケを出して欲しい。
(´・ω・`)+

第87話「紫陽花の祠」
漫才師じゃないから、突っ込まなくてイイです
(´・ω・`)★+

第88話「雑踏の気配」
最後に答えを書かないように
(´・ω・`)★+

第89話「友人の話」
どうせ呪い系の話を書くなら、超ド級の怖い話を書いて欲しい。

453 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/04(日) 06:56:38.22 ID:9lIMQCvs0.net
雑談スレでかなり批判されてるけど気づいてないんだろうなあ(´・ω・`)

454 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/04(日) 12:01:41.90 ID:lZp9+yVz0.net
第90話「ピンク」
怪談というより、トホホな冒険レポートかな

455 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/04(日) 12:57:51.60 ID:8pEM1IPp0.net
(´・ω・`) あと10話か…

456 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/04(日) 15:52:09.62 ID:Tn31vDCn0.net
>>448
荒らしの分際で誰が優しくしてくれると思うの?
消えて

457 :ずんちゃ虫 ◆7vU/OMinzs @\(^o^)/:2016/09/04(日) 16:26:11.02 ID:WPy0JK4G0.net
おい、田中星人
おれの話を評価するな〜

458 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/04(日) 16:37:46.02 ID:br37dQHL0.net
田中星人は明らかに思い込みや読み間違いでおかしな感想をつけており批評や評価などおは言えない
ましてその自身の不明のままに採点紛いのことをするのは見苦しいとしか言いようがない
個人的な感想ならばしたらばに立っている雑談スレで話すべき
本スレを占拠する形でさも読者代表のような体で何日もに渡ってダラダラと勝手なことをしているのはただの荒らし行為
本来のスレの使用目的に沿って百物語に参加された話者の方が田中星人の思い違いで低い扱いをされたからといって恥じるべき道理は何ひとつありません
恥じるべきなのは田中星人の行いと延いては田中星人がこの世に生まれ存在することであると思います
長文失礼

459 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/04(日) 16:43:11.63 ID:FIg7C99R0.net
>>458

生まれてきてスイマセンm(__)m

460 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/04(日) 16:45:19.64 ID:FIg7C99R0.net
ほとんどの語り部が、怪談の書き方を知らないようなので
指導してあげてるだけ

1年に1回のボランティアです

461 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/04(日) 16:46:59.45 ID:Tn31vDCn0.net
>>460
それが思い違いだって言われてるんじゃないの
内容読みちがえて変な言いがかりつけてるだけのがいくつあるんだよ

462 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/04(日) 16:47:52.66 ID:iMGO2Vn60.net
ボランティアとは自分のエゴを押し付けることではない
コイツはアスペかサイコパスだな

463 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/04(日) 17:07:05.07 ID:PC1iA6QV0.net
田中星人に好評価の話のほとんどが
おもしろくないorありきたりすぎ、な件について

464 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/04(日) 17:07:24.05 ID:FIg7C99R0.net
>>462
(´・ω・`)安心しなさい

(´・ω・`)無料だから

465 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/04(日) 17:10:28.25 ID:FIg7C99R0.net
>>463
だったら、あんたは第何話がお気に入りなの?

466 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/04(日) 17:11:45.20 ID:PC1iA6QV0.net
ねえ、お前の評価する話がつまんない事はどう思ってるの

467 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/04(日) 17:29:32.49 ID:z1zWnm130.net
百話全て読んだ上で全ての話に一言レスを付けるというのは、その内容が正しいか正しく
ないかは置いておいても結構な労力の要ることだとは思う

けれど百物語は巧拙にこだわらず怪談を語りましょう、というイベントなので、語りの上手さ
についてどうこう言うのは趣旨に外れているのでは
語り部に「こんなこと言われるくらいなら話出さなきゃ良かった」と思われてしまっては来年
以降の百物語にも差し支えるし

468 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/04(日) 17:54:23.61 ID:fB2cdV5zO.net
つまり田中星人のやってることはお節介、余計なお世話であるということだな

469 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/04(日) 18:04:36.39 ID:nFT3vW5Z0.net
こんなん荒れるんやったらそもそも書き込みできないようにすればいいのにね

470 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/04(日) 18:39:09.87 ID:NhDvgpEG0.net
でも、いいじゃん。
世の中には何故か上から目線の奴っているし。
2chでいても不思議じゃない。

田中君、さっさと終わりにしな。

471 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/04(日) 18:52:04.77 ID:oykbuFsW0.net
田中星人が評価しそうな話くらいいくらでも書けるぞ

472 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/04(日) 19:36:10.07 ID:BDXOblzk0.net
>>471

是非、お願い申し上げますm(__)m

473 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/04(日) 20:21:00.25 ID:oykbuFsW0.net
>>472
ここで書いたら101話目になるでしょ

474 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/04(日) 20:29:03.01 ID:BDXOblzk0.net
>>473
ならないから、早く書いてね

475 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/04(日) 20:40:41.13 ID:/XhJSs2L0.net
田中星人失せろ

476 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/04(日) 20:52:49.28 ID:oykbuFsW0.net
>>474
それじゃ短いのだけど雑談スレの方に書いておいたし
寸評してくだしあ

477 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/04(日) 21:13:30.24 ID:R71c3U1F0.net
>>476
ジュースだけ飲んで、水を飲まないのは不自然
喫茶店では、アイスコーヒーを飲む人が多いのに
ジュースを頼むとは珍しい
バナナジュースかな?

478 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/04(日) 21:16:12.93 ID:oykbuFsW0.net
ジュース飲んだら水いらないでしょ
なんで不自然なんだろ

479 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/04(日) 21:28:04.85 ID:Tn31vDCn0.net
>>477
暗に雑談スレへ誘導してくれてるのも分からないのか
もう何処にも行かなくていいから今すぐ消えろ

480 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/04(日) 21:29:36.56 ID:A3SNxipa0.net
>>477
いい加減にしろ
消えてどうぞ

481 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/04(日) 22:34:24.11 ID:fB2cdV5zO.net
>>461
そう、ミスリードが多いんで、田中星人の書き物は
とても指導と言えるものではない

こんな読解力でよくドヤ顔ができるよな
厚顔無恥とはまさにこのこと

482 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/04(日) 23:39:21.51 ID:nnKi4zde0.net
いや 田中星人の評価も一理あるぞ
まったく 怪談になってない話もいくつかあるしな

483 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/04(日) 23:42:22.33 ID:nnKi4zde0.net
あっ 自演じゃないよ

484 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/04(日) 23:42:45.35 ID:qSPraoe5O.net
『ポルターガイスト』も『人外の声が聞こえるなら霊能者』もトンチンカンだけど
何より話を別物に作り変えろって『指導』が勘違いも甚だしいと思うよ
ここは創作怪談板じゃない
何を勘違いしているのか

485 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/04(日) 23:49:18.88 ID:1EN6cceO0.net
朝起きて夜寝る。
こんな生活が一生続くと思ったら気が狂いそうにならないかい?

486 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/05(月) 02:39:37.75 ID:EOGRVGuS0.net
指導する気なら自分でひとつ書いてみりゃいいのに
書けもしない人が指導とか笑わせる

487 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/05(月) 10:09:27.52 ID:uRvmQtwj0.net
笑いながら田中の評価を評価してやればいーじゃんね

488 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/05(月) 10:43:56.33 ID:F77Sr6oIO.net
【評価の評価】
田中星人の評価は極めて本人の好みに左右される傾向を持つ

1.ホラー系よりも不思議系の話を好む
2.尖った話を嫌い、無難にうまくまとまった話を好む
実際に高い評価をつけた話はほぼこの傾向がみられる(例外は第一話くらい)

本人は無自覚なのかもしれないが画一的な基準で勝手に点数までつけられる語り部がかわいそう

489 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/05(月) 11:59:50.26 ID:1lNcL7C30.net
語り部さん、まだこのスレ見てんのかな
七十話って、ひょっとしてM崎事件のことなんじゃと思ったんだが

490 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/05(月) 12:26:46.16 ID:8IGqEFGy0.net
>>476
その友達と喫茶店に行ったのは、初めてなのかどうなのか?
その友達は昔からそういう体験をしたのか、最近起きるようになったのか?
何も語られてない

コップがひとつ余分に配られたというのは、怪談ではよくある話で
前フリに過ぎない

前フリだけで本編がない
怪談というより、ただの説明文

怪談と説明文の違いを理解してない
怪談の書き方をまるで知らないということ

491 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/05(月) 12:29:36.96 ID:8IGqEFGy0.net
>>489
新耳袋に宮崎事件を扱った「たちけて」という話が載ってる

492 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/05(月) 12:32:06.98 ID:8IGqEFGy0.net
被害者の遺族がまだ健在だから
実際に起きた事件をネタにするのは、止めておいたほうがイイと思う
怪談を通り越して、嫌な話になってしまうから

493 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/05(月) 12:35:25.95 ID:8IGqEFGy0.net
今回投稿されたどの話も、文章力があれば
充分に怖い怪談になります
ただみんな怪談の書き方を知らないので、怖さが半減しているのです

494 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/05(月) 12:40:20.96 ID:8IGqEFGy0.net
怪談っていうのは、徐々に雰囲気を盛り上げていって
クライマックスでドカンと怖がらせるもの

雰囲気を盛り上げないで、同じ文体で状況を語るのが説明文

495 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/05(月) 13:03:44.77 ID:GWlNKqW30.net
総評「田中星人」
田中星人の評価は極めて本人の好みに左右される傾向を持つ

1.ホラー系よりも不思議系の話を好む
2.尖った話を嫌い、無難にうまくまとまった話を好む
実際に高い評価をつけた話はほぼこの傾向がみられる(例外は第一話くらい)

本人は無自覚なのかもしれないが画一的な基準で勝手に点数までつけられる語り部がかわいそう
(´ ・ω・ `)ぬ

496 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/05(月) 13:44:16.25 ID:BVjjx/KG0.net
ほんと語り部がかわいそう(´・ω・`)
特に今回は好意で参加してくれた人が多いのに
しかも基本実話という前提だから、田中はその時点から評価を間違えてる

497 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/05(月) 16:45:26.94 ID:8zWeYPbQ0.net
田中星人は創作怪談板に行けよ
板違いも甚だしいし善意好意イベント参加を楽しみにしてくれた語り部を踏み台にしてウエメセでこき下ろして公開0721とかクズにも程があるだろ
しかもそれぞれが話してくれたことの内容をちゃんと理解も出来ずに誤読したまま否定するとかゴミ以下

498 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/05(月) 17:09:32.59 ID:8IGqEFGy0.net
語り部の自己満足のために、百物語を開催されたら困る
あくまでも読み手を楽しませるのが目的
駄作を連発していると、誰も読まなくなって、2チャンの百物語スレは消滅してしまう

499 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/05(月) 17:17:30.67 ID:IdULOenJ0.net
>>498
ブーメランもここまで来るとひどいな
お前が自己満足のために参加者を腐してるだけだ

500 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/05(月) 17:23:42.36 ID:DOv879jd0.net
>>498
本スレを荒らして読み手を心底不快な気持ちにさせているお前が一番問題
カン違いでスレの趣旨に全く沿わない主張をして自己満足さぞ楽しいだろうがここは丘板だ創作怪談板に行って添削して欲しい人を添削してやれよ屑が

501 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/05(月) 19:16:17.54 ID:7B5fJNMs0.net
>>498
どう見たら今年の百物語が語り部の自己満足のために使われたと思えるのか謎だわ

自己満足がひどいのは、どう見たってお前でしょ

502 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/05(月) 19:25:38.96 ID:3yk7xKeo0.net
おい田中星人、もう一つ書いたから評価してくれよ
今度こそ気に入ると思うよ
雑談スレの方に書いたから★の数で評価してね

503 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/05(月) 22:35:05.80 ID:Fz9JS0Fl0.net
やっと読み終えた
いろんな怖い話しがつまってて楽しかったよ!
0感だけど、百物語だし読んでる間の怪奇現象をwktkしてたけど結局何もなかったw

504 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/05(月) 22:35:31.42 ID:7cYzeRlEO.net
>>493,498
だから創作怪談板に行きなさいって
怖がらせるために体験を作り替えろなんてご指導は要らんのよ

「これぞまさにポルターガイストだと思って私達は震え上がりました」とか
「どこかから聞こえる謎の声、私には霊能者の素質があると確信しました!」
とかなら満足するの?
なんでもポルターガイスト、人外の声が聞こえる人は霊能者のはずだなんて
不思議かつ自分勝手な基準持ってる人を満足させられるのは普通の人には無理だし
そんな人の自己満足に付き合わされるこっちの身になってくれ

505 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/06(火) 00:15:31.01 ID:vprZ1Kzi0.net
参加者全員で時間を共有し、不安定で落ち着かない時間を過ごすのが百物語の醍醐味だ。それも分からず評論家気取りとは、実に不出来な事か。まあ、誰の目にも映らない文章には僅かの価値もないのだから、別に気にする事もないだろう。

506 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/06(火) 04:49:12.13 ID:IDvN1du6O.net
一斉に批判食らったら「語り部が駄目だから教えてやってる」って言い訳連投
おや?百物語の供養じゃなかったの?

本心はそれっぽい理由をつけて大勢に上から物を言いたかっただけだからこそ
残りの供養(笑)より「お前らが悪い」の連投が優先されたんだろうな
馬脚を露わしたというか化けの皮が剥がれたというか
まぁそもそも百物語の供養と言った所で、それぞれの話を霊に置き換えて考えたら
「お前の人生おかしいだろ」「お前、生き方変えれば人生良くなったのに」
なんて勝手な言い草が供養になるのかって話だわな

心霊現象はポルターガイストという基準の持ち主にとって、供養というのも
我々が思い付かないような行為を指しているのかもしれんが
素人の除霊が危険と言われる事もあるように、知ったかぶって自己顕示欲から
トンチンカンな供養をしても逆効果という事だな

507 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/06(火) 21:34:35.22 ID:r+aadmiJ0.net
いまざっと見たんだけど
>>444みたいなのってダメじゃねえの?
むしろ81話の本文のほうが独特で面白いよ。しょせんは2番煎じとしか思わなかったw
つかこんなんアウトだろ?
なんで誇らしげに中味作り変えてんだよww
綺麗事を言ってるようだが、ていよく手前勝手に都合押し付けてるだけだろ

来年度の百物語のテンプレに「田中星人は禁止事項」入れとけよな
あらゆる面において禁止致しますって。

508 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/06(火) 21:47:14.25 ID:cCff833y0.net
何人も百物語が終わったら書き込ませないほうがいいような

509 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/06(火) 21:55:13.86 ID:xMYbs3VU0.net
百物語スレは次回から創作怪談板に立てたほうがいいと思うな
なんせ、ほとんど実話じゃないから

510 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/06(火) 21:55:18.40 ID:OlaeLrUa0.net
普段は終わると書き込む輩もいなくて自然に落ちるんだよ
今回は田中星人とかいうクソ野郎が荒らしたせいでこの有様
でも半分以上残ってる時は埋め立てるのも難しい

511 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/06(火) 21:56:04.56 ID:OlaeLrUa0.net
>>509
それはあなたが個人的に企画してあちらで進めて実行してください

512 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/06(火) 21:58:04.73 ID:4kZHW7TQ0.net
>>507
ほんとだ、元のほうが面白いわ
田中のはただのテンプレになってる

513 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/06(火) 21:59:30.75 ID:xMYbs3VU0.net
>>503
>いろんな怖い話しがつまってて楽しかったよ!

これが一般的な意見だ
楽しかったってことは、本当の出来事とは思ってないということ

514 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/06(火) 22:02:56.02 ID:xMYbs3VU0.net
それに一人で三話四話と投稿していて、どう見ても作り話

マジな話として、過疎ってる創作怪談板を盛り上げるためにも次回から
百物語スレは創作怪談板に立てたほうがいいだろう
俺は普通にそう思うが
スレ立て人がどうしてもオカルト板じゃないと嫌だという価値観が理解できない

515 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/06(火) 22:04:08.36 ID:V0CPqwKh0.net
一人で創作怪談板に行けよ田中

516 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/06(火) 22:04:56.01 ID:xMYbs3VU0.net
なので次回からはこの手のスレ立ては下記でやってくれることを希望する
創作怪談@2ch掲示板
http://karma.2ch.net/kaidan/

517 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/06(火) 22:07:17.03 ID:xMYbs3VU0.net
>>515
俺は田中ではない
2ちゃんの各板のことを真面目に考えて意見を言ってるだけ
お前のような単細胞とは違う

518 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/06(火) 22:08:18.23 ID:l+1Cvnmm0.net
この流れからして来年はもっとひどくなるだろうな

519 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/06(火) 22:11:43.86 ID:0PmlCTAz0.net
創作お断りで「体験談を集めた」百物語スレならオカルト板でもいいけど
準備板の流れも毎回見てても
「ボクも二つ、三つ、怖い話を考えたから今年も投稿するわ」
「百物語スレ今年もやるのか、じゃあまたなんかネタ考えて書いてみる」

そんな話は、どうみても創作でしょうね

520 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/06(火) 22:14:58.94 ID:1AHyKvvC0.net
>>518
創作じゃない実話を投稿すればいいだけの話じゃないのか?
そういう体験が急に百話も集まるととは思えないが

521 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/06(火) 22:35:02.58 ID:OlaeLrUa0.net
そういうの雑談スレでやった方がいいんじゃないかな…
埋めるか…

522 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/06(火) 22:37:09.24 ID:OlaeLrUa0.net
dat落ち待ちたかったけどだめならそっと埋め…

523 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/06(火) 22:40:42.03 ID:U3l6UHBQ0.net
何本も書いてる人は霊視してたりもするから割と心霊現象は日常茶飯事なんだろうなぁと思ってる
それはそうと来年は百物語に参加してみたいな。あんまり怖くないけど人生初のオカルト体験したし

524 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/06(火) 22:57:11.73 ID:IDvN1du6O.net
>>519
具体的にそのレスURL貼ってみ

525 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/06(火) 23:19:28.89 ID:OlaeLrUa0.net
>>523
自分は微感だから稀にしかないけど見える人はそうなんだろうなと思う
来年も恙無く実施されることを祈って梅

526 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/06(火) 23:52:33.44 ID:bWrJEAuP0.net
鵜目

527 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/06(火) 23:54:36.07 ID:apZNUyMj0.net
私も年齢とともに見えるようになりました
昔は怖がってるだけで見えなかった

528 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/07(水) 01:11:15.17 ID:Ebc9UxLO0.net
怪談なんて、作り事かもしれない、けど本当のことも入ってるかも
くらいのところで怖さを楽しむものだろうに
頭から創作でございなんて語るものなんて面白くもなんともないわ

創作怪談はあくまで小説なりの怖さを模索すればよろし
だが百物語の怖さ、楽しみ方とは違う

529 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/07(水) 04:59:14.77 ID:R4llZjph0.net
>>528
それな

ゆるやかに梅

530 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/07(水) 07:21:25.35 ID:vy5RcLqs0.net
創作でも楽しいいいいみたいな人おるだろうに

531 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/07(水) 08:49:38.83 ID:TdkI16sb0.net
>>530
そういう人はそういう人が集まって創作怪談板で創作怪談百物語をやって思う存分怖がり怖がらせるのがいいね
実話か創作か分からない見える人なら或いは見えるタイミングならばもしかしたらそんなこともあるだろうという曖昧さそのあわいをも楽しむのなら今のスタイルで行く方がいい
そこは好みの問題じゃないのかね
うめ

532 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/07(水) 14:44:15.18 ID:DtfgQg760.net
まさかと思うが本人からクレーム来てるのに>>457の評価しないよな?
田中星人が述べてることと真逆な事になるぞ

533 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/07(水) 15:37:28.25 ID:DtfgQg760.net
知らなかったですーwで笑って済ますつもりなら言っとくが91話な

534 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/07(水) 17:17:17.51 ID:muS/8kkE0.net
ゆる梅

535 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/07(水) 18:49:44.75 ID:hG/93d6o0.net
第91話「神社の長い坂」
疲れたのではなく、憑かれた…というのは、なかなか上手い
全体的に説明文になってるので、臨場感を入れましょう

(´・ω・`)★

第92話「誰かいる」
平均的な怪談(´・ω・`)★+

第93話「傷だらけの伊勢参り」
A君を神様を信じないバチ当たりな人物に設定したほうがイイのでは?
(´・ω・`)★

第94話「赤、白、黄色」
作り話丸出しだが、不気味なので良しとしよう
(´・ω・`)★

第95話「消えた友人」
山口敏太郎の「失われた友達」という怪談を読んでみたら?
(´・ω・`)★★

536 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/07(水) 18:50:50.08 ID:hG/93d6o0.net
第96話「黒電話」
黒電話の鳴る音と、赤ちゃんの泣き声って似てるのか?

第97話「峠のトンネル」
神社で寄り道をしたお陰で、トンネル事故に巻き込まれずにすんだ…これって怪談?

第98話「命」
怪談というより、嫌な話

537 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/07(水) 18:53:02.35 ID:eXstS2Iz0.net
ウメ

538 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/07(水) 18:54:00.19 ID:hG/93d6o0.net
第99話「自己主張」
ガチャガチャと掃除…フラフラ動いた…ガサガサという音が…
他にも、犬がワンワン、猫がニャー、カラスがカァーと鳴いたとかは使わないほうがイイ
大きな桃が、ドンブラコ、ドンブラコと流れて来ましたというふうに
単純な擬音を使用すると、日本昔話みたいになってしまうからです。

539 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/07(水) 18:57:00.51 ID:XFWKVG1/0.net
まーた来おった(´・ω・`)

540 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/07(水) 19:16:00.75 ID:0v9849QnO.net
まーた「設定」しろとか書いてやがるよ

>>535
創作怪談板でやれ

541 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/07(水) 19:32:06.20 ID:df8Qa7pD0.net
田中は怪談小説が好きなのであって怪談が好きなのではない
スレチ

542 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/07(水) 19:54:32.83 ID:uTn4fm750.net
創作か実話かは、関係ないんです
面白いかどうかです
読み手を楽しませる(怖がらせる)ために百物語は存在します
語り部のオナニーのために存在するのではありません
オナニーは布団の中でやりましょう

543 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/07(水) 19:56:12.49 ID:R4llZjph0.net
>>538
お前は一人で創作怪談板へ行け
向こうでも歓迎されるとは思えないけど創作怪談板へ行け
創作怪談板でも追い出されるだろうけど二度とオカルト板に戻って来るな
消え失せろ

田中星人を埋め

544 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/07(水) 19:57:33.53 ID:zvWFkDsO0.net
>>538
田中星人は存在自体が板違い
消えてどうぞ
埋め

545 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/07(水) 20:05:59.68 ID:R4llZjph0.net
粛々と埋め

546 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/07(水) 20:08:46.77 ID:pG495t5G0.net
>>538

.         彡⌒ ミ、   ポロロン ポロロン
          , ( _ _ )`l
       ______ | f _____U_  〜♪
     l`l`l= ” ===`l`l
       ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     スッ   ∩彡⌒ ミ
        |l | L( _ _ )`l 
       ______`ー、_____U_
     l`l`l=====`l`l
       ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           彡 ⌒ ミ
         iレ(´・ω・`)  お琴割りします
      .__ |l | f _____U_
     l`l`ξ レ ζ==`l`l
       `⌒)宀宀(⌒  ̄ ̄
       バキーンッ !!

547 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/07(水) 20:19:53.85 ID:EjNlZ8lE0.net
>>546
AA可愛いな

うめ

548 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/07(水) 20:23:07.87 ID:uTn4fm750.net
来年は全百話が★★★になるように期待しております

549 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/07(水) 20:36:41.16 ID:IHAY7sVd0.net
>>548
 _________________________
 |Windows                          [−][口][×]|
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 |  ハ,,ハ                                    |
 | ( ゚ω゚) 田中星人をお断りしますが、よろしいですか? .|
 | ───                             |
 |    ______  ______   ______   |
 |    | はい(Y) || はい(Y)  ||  はい(Y)  |  |
 |     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   | 

550 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/07(水) 20:52:03.09 ID:0v9849QnO.net
>>542
この企画では創作はお断りしているので、実話か創作かは大いに関係ある
関係無い百物語がいいならそういう企画を自分でやれ

はい論破

551 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/07(水) 22:08:03.78 ID:R4llZjph0.net
>>548
来年は田中星人が出入り出来ないように期待します

埋め

552 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/08(木) 01:15:16.31 ID:ml6zJutz0.net


553 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/08(木) 01:43:15.07 ID:kKnCmS5V0.net
実話しか投稿しなかったけどな〜

554 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/08(木) 02:30:05.81 ID:D1fYdBmv0.net
>>550
それだったら、実話だと思わせるように
上手に書いてね

555 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/08(木) 04:07:43.99 ID:U4fJzl2p0.net
>>542
自分だってここでオナニーしとるが

556 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/08(木) 05:03:30.81 ID:9ykRxmdk0.net
>>554
お前にとっての上手は普遍的なものではない
目線が狭すぎて逆につまんねーよ解説読んでても

557 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/08(木) 08:50:28.30 ID:ybOiAlyxO.net
>>554
お前が「実話に見えないもん!」って言い張ればいくらでも動く基準なんて
反論になる訳無いだろ、どんだけ必死だよ

「ポルターガイスト」といい「人外の声をハッキリ聞き取れるということは
霊能者ということになる」といい、聞いた事無いオリジナル基準を持ち出す人間が
実話と感じる基準なんて誰もわからんだろうしそんな特殊な人間に応える義務も無い

自分が満足する一人百物語でもやってろで終わり

558 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/08(木) 14:53:51.60 ID:ZFBx+lJY0.net
百物語2017と別に来年あるの?

田中星人一人百物語
凄く怖くてドキドキするんだろうなぁ
お布団から出られなくなるんだろうなぁ
楽しみだなぁ

うめ

559 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/08(木) 15:20:52.66 ID:uMAnv6hc0.net
ウメー

560 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/08(木) 16:10:33.69 ID:hnpjPaWWO.net
田中埋め

561 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/08(木) 21:18:36.21 ID:jZgTN7q80.net
今年も田中の評価が終わったか。
夏の終わりを感じるな。

562 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/08(木) 21:27:55.53 ID:8ogcRfpA0.net
終業式の校長の独白と同じだな

563 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/08(木) 21:35:58.09 ID:BfGVD0L10.net
田中星人を埋め

564 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/09(金) 01:39:51.23 ID:lz+JyZ4B0.net
梅は咲いたか桜は梅

565 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/09(金) 03:29:35.79 ID:iuA+Wmhv0.net
第100話 るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj『おかえり』

百物語の企画、運営、ありがとうございましたm(__)m
来年の夏もお元気で

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

566 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/09(金) 12:32:17.05 ID:+yPbZ3nP0.net
るしふぁーさんは参加者の皆さんに感謝されている立場ですから
田中星人の行動に感心はしないのではないでしょうかね

そこだけ星いっぱいにして媚びますか
あなたのせいで来年も人が減るかもしれませんね
星の数よりそっちが問題でしょうね

567 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/09(金) 12:42:44.15 ID:BJDOedWA0.net
途中参加協力少しでもしてるんならともかく、全て終わってからしゃしゃり出てきて感想だけならともかく上から目線で格付けと勘違いアドバイス
自分だけは特別な立場にいたい完全な自己愛性人格障害でしょ

これなんとかしないと来年の運営も厳しいと思うよ
非力ながらまた運営には協力したいけど、こいつを見るのはちょっと嫌だな・・・

568 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/09(金) 19:30:48.30 ID:fPwpYS4I0.net
田中星人だけをアク禁したい
楽しく読ませて貰った語り部に対してこの言い草本当に何様のつもりだ

569 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/09(金) 21:50:55.52 ID:OStx2biaO.net
百物語終了と同時にsageるか、終了1週間以内に
1000まで埋める方法を考えた方がいいんじゃね
語り部から参加した感想書いてもらうとか

570 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/09(金) 22:43:41.15 ID:D49LcAyj0.net
【総評】
全体的に怪談というより、嫌な話や悲しい話や説明文になっている場合が
多々見受けられました。
そんな中でも印象に残ったのは、幽体が砂になって墓に吸い込まれるという>>14「世の境目」。
人も音も消え去るという、まるで時空のオッサンを彷彿とさせる>>17「ゴミ出し」です。

私の独断と偏見で選んだ大賞は、>>105「交差点と男の子」でした。
唯一の欠点が、タイトルでネタバレしていることなので、タイトルを「願い」にして
『人に仇なす願いでなければ叶う』というセリフにすれば
新耳袋に収録してもおかしくない傑作でありました。

571 :田中星人 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/09(金) 23:05:20.39 ID:D49LcAyj0.net
これにて、寸評百物語を終了いたします

語られた物語たち
語られなかった物語たち
苦ッ!集ッ!滅ッ!道ッ!涅槃で響け

(―人―) ボーウジソワカァ〜


                      γ
                      (
                      _ノ

                   /
.                __
             ,、'"   .  `' 、
             i`ー  _    ',
.             l| !|      i""!|
                 }: }i    |{  !j
               〈| 'J |!   }j  :}
            _ノ;し  i}  {J  |
         ,、-,、'         ハ- 、
         ( .( '、_    _ ,ノ  ノ:i   )
        ,、'""`ー---‐'"フ、 - ,、' -'"
        (  _   ,、'"    ̄
         `ー--─'"

572 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/09(金) 23:10:02.81 ID:lz+JyZ4B0.net
はい、梅

573 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/09(金) 23:29:13.26 ID:ya4PmsB90.net
やっと終わった

574 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/10(土) 00:04:38.88 ID:zrpRlihz0.net
>>571
煩いわ、誰にも望まれてないんだから来年は来るな!
お前が涅槃に消えろ

575 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/10(土) 03:03:08.99 ID:WoXkU/7g0.net
・第101話

「田中星人」

お盆のお話です。
『2chオカルト板百物語2016』なる神事がありました。
これは降臨した『神々の予言・伝説』という『神話』の類と呼べる内容でした。そして…
「田中星人」なる凡庸な人物がいました。
田中星人は、降臨された人々に「文化」を教えようと考えました。
ですが『神々は彼をdisり』ました。スイマセンと贖罪をしました。
所詮は人なりの「点数」を付けますと。しかし既に遅く天に居る『神々』は何も答えませんでした。
「百の神々の●り…」いつか訪れるでしょう。
まさに百物語のラストを飾るにふさわしい話。

【了】

576 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/10(土) 03:05:15.28 ID:WoXkU/7g0.net
田中星人 ◆iYifA31XjIさん
お つ か れ さ ま でした。



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577 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/10(土) 04:27:47.06 ID:zrpRlihz0.net
田中みたいなのを粋じゃない人っていうのよ(´・ω・`)

578 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/10(土) 11:07:11.32 ID:gIOuv8GZ0.net
怪談と称して、駄文を百話も読まされるのは
拷問と同じだわな

579 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/10(土) 12:16:29.10 ID:qbI0dNII0.net
強制じゃないんだから読まなきゃイイじゃんwww
それとも田中さんかな?

580 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/10(土) 14:35:38.47 ID:aR0qEeXr0.net
皆さんそんなこと言うけど田中星人さんは友達のいない引きこもりなんです
一日中ヒマだから百の話を残らず読んで感想まで書いてるんです

581 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/10(土) 14:58:43.93 ID:Nyg4wjoZ0.net
なら一人で読んで一人で感想書いてりゃいいじゃない
本スレに書きこまなくてもいいじゃない

582 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/10(土) 15:08:03.44 ID:B9ygTMfd0.net
昼間の梅

583 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/10(土) 20:09:47.24 ID:bhkK6aZg0.net
晩夏の梅

ぽるたあがいすと
http://d2dcan0armyq93.cloudfront.net/photo/odai/400/5678bf967cfce87507af64474e1e160a_400.jpg

584 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/11(日) 01:00:20.87 ID:jWmLgRee0.net
深夜の梅

585 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/11(日) 17:53:05.62 ID:mvBkWKo70.net
うめ

586 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/11(日) 23:40:34.85 ID:jWmLgRee0.net
深夜前の梅

587 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/12(月) 02:32:30.23 ID:eFvnjpWA0.net
田中星人は毎日見知らぬ人から難癖をつけられるようになる

588 :田中 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/12(月) 20:42:42.56 ID:gTF7KltB0.net
番外編第101話「祈り」@
明日9月13日火曜日午後9時より
るしふぇるサンの病が癒えるように、祈願したいと思います

明日、合図したら、るしふぇるサンの為に1分間祈祷して下さい

では明日、このスレでお待ちしていますm(__)m

589 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/12(月) 22:22:54.22 ID:tLlIZ4NJ0.net
るしふぇるさんがダシにされてお気の毒(´・ω・`)
こちらはこちらでちゃんとお祈りしますんで

590 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/12(月) 22:41:45.54 ID:vb0EKWhy0.net
ume

591 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/12(月) 23:47:42.72 ID:bByAls8e0.net
わーえらいことになってるな
お気の毒としか言いようがない

592 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/12(月) 23:56:52.75 ID:tlRV7ZmV0.net
何があったの?詳細はどこスレ?

593 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/13(火) 00:48:20.28 ID:3vCbYxhR0.net
祈り、願いは神々には届きません(´・ω・`)ノシ
あえて百の◎いを身に受けることを。南無妙法蓮華経
いつも見ているよ、その時刻、右腕が痺れるだろう?それが合図。ソレを返すことを考えない方が身の為と警告。

594 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/13(火) 09:40:47.77 ID:oh9J7o3L0.net
いやマジでるしふぇるさん何があったの?心配

595 :るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj @\(^o^)/:2016/09/13(火) 10:25:02.08 ID:aCokQE5j0.net
るしふぁーです。ご無沙汰しております。
このスレがこういう状況であることは知っていましたが、本年度の百物語の運営であるということで現段階では様子を伺っておりました。

ただ、私の病気についてここまで話が膨らんでいることに関しましては、これ以上ご心配なさる方が増えてはいけないと判断し、状況説明させていただきます。

まず、病気に関するお話しは第3話と第100話で取り上げており、全て事実です。手術は昨年の秋、抗がん剤治療は12月から8クール(24週間)受けました。
現在は重い副作用の症状もなくセーブしながらですが職場復帰しており元気です。
元気でなければ2週に渡り徹夜で運営などできませんので、体力もあり検査結果も問題ありません。
どうかご心配なさらないようお願い申し上げます。

百物語終了後は、準備スレでの反省会と私宛ての読後のメッセージに対する返信以外、私は何も書き込みをしておりません。
ですから、こういう状況になってきていることに驚きと戸惑いがあります。

更にややこしくなるといけませんので申し上げておきますが、私の身には何一つ問題は起きておらず、病気も再発しておりません。
病気の特性上、5年経たないと完治或いは寛解の判断はおりませんが、これは決まりですので仕方ないことです。

励ましのお言葉をいただいたり、ご心配していただいていることには心から感謝しております。ありがとうございます。
そして今年、百物語に参加させていただき楽しかったですし、成功へと導いていただいた皆さまには本当に感謝しております。
私は元気ですので、どうぞご安心くださいませ。
ありがとうございました。

596 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/13(火) 12:27:13.89 ID:LXkGPAem0.net
>>595
るしふぁーさんありがとうございます
どうぞお体に無理の無いよう御自愛ください

そしてお仕事頑張ってください(*´∀`*)丿
るしふぁーさんに良いことがたくさんありますように

597 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/13(火) 12:37:46.49 ID:LXkGPAem0.net
つか、るしふぁーさんに心労かけないためにもこれ以上のツッコミは止めるべきとは思うんだけど
我慢できないんだが




田中星人って百話読んだくせに、話し手、しかも運営さんの名前まで間違えてるって事ですかね?
それが怪談に対する愛の限界なわけですかね?
実際に動いてくれた人たちに対する敬意なんてカケラも無さそうですよね

こんな失礼な人に批評だの格付けだのされたくないのですが(´・ω・`)
しかもそんな状態で祈願を取りまとめようとか腹が立って仕方無いんですが
あー罵倒の言葉が出てきそうでもう・・・

598 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/13(火) 13:13:56.24 ID:f+Z69HoQO.net
今回の百物語で何が怖いって、るしふぁー氏の実人生がまじツラすぎて怖い

599 :田中 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/13(火) 21:05:46.84 ID:BYRQallI0.net
番外編第101話「祈り」A
今年の百物語の企画運営者である、るしふぁー ◆CS/orwC/9AZjサンの
完治祈願のために
1分間だけ精神集中して祈願をお願い申し上げますm(__)m

(*`Д´)ノはじめッ!

るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj サンの病が完治しますように
るしふぁー ◆CS/orwC/9AZj サンの命が幸せでありますように
人の命もオバケの命も幸せでありますように
生きとし生ける者の全ての命が幸せでありますように

(―人―)ナム……

600 :田中 ◆iYifA31XjI @\(^o^)/:2016/09/13(火) 21:09:01.14 ID:BYRQallI0.net
みなさま、御協力ありがとうございましたm(__)m

>>595
来年の夏もお元気で

601 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/13(火) 21:29:37.67 ID:ePyjnEqY0.net
るしふぁーさん…まじ応援します!

602 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/13(火) 22:46:17.30 ID:apIUL29H0.net
田中星人は洒落怖スレで同じように講評採点やったらどうだ?
きっとみんなの人気者だよ

603 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/15(木) 08:05:26.21 ID:aHOA+WRV0.net
少しずつ埋め

604 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/17(土) 01:10:16.50 ID:Zywqk27o0.net
さりげなく埋め

605 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/17(土) 18:48:33.43 ID:d0YH5tJw0.net
誰からも感謝されず
ただ、罵倒されるのみ

これが呪われた寸評者の運命なのだ


    △
  (=゚ω゚)ノシ
   ( x)
   )ノ
   (
   )

606 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/09/17(土) 19:01:11.65 ID:672kFtsY0.net
保守で1000まで埋めるのと
dat落ちまで待ってるのではどっちが早い?

総レス数 606
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