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後味の悪い話 その165
- 696 :2/2@\(^o^)/:2016/08/31(水) 16:16:15.19 ID:qt/I4ikS0.net
- 魔王(息子)によると、人類は邪悪で愚かな存在であり、いずれこの世界を滅ぼしてしまう存在であり、魔族はこの世界を救うために人類を滅ぼさなければならない
しかし、魔王となった息子には死期が近付いていた
魔王は主人公に提案する
「魔王の座を引き継ぎ、人類を滅ぼしてこの世界を救ってほしい」と
主人公は【魔族を滅ぼす】か、【人類を滅ぼす】かの選択を迫られる
【魔族を滅ぼす】場合
主人公は、旅のなかで出会ってきた信頼できる仲間たちと共に魔王の城に突撃し、魔王の城を跡形もなく破壊し、魔王も魔族も何もかもを滅ぼした
その際、魔王(息子)が創造した半人半魔の幼い子供が主人公に助けを求めてくる
子供は魔王(息子)が書いた主人公に宛ての手紙を持っていた
手紙には「この子供だけでも生かしてほしい。この世界の未来を共に生きるチャンスを与えてほしい」という魔王の最後の願いが記されていた
【人類を滅ぼす場合】
主人公は新しい魔王と成り、人類に反旗を翻す
これまでの旅の中で出会ってきた人々、かつての仲間たたな、戦友たち、親友たち、恋人たち…
主人公はそれら全てを裏切り、戦い、滅ぼした
主人公が魔王の城に帰還すると、息子は既に今際の際だった
息子は、「主人公と会えて嬉しかった」「短い間だったが共に過ごせて幸せだった」
「息子の夢を叶えてくれてありがとう、お父さん」と涙ながらに言い、安らかに息を引き取った
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